SWエピソード2を観終わって15秒後、劇場内ショップにてジャンゴ・フェットのフィギュアをゲット。愛しのララ・クロフトと並べて飾り、満足度はアップしたが、同時に部屋の乱雑度も上昇した模様。
銀河最高の賞金稼ぎ、ジャンゴ・フェット。「素顔は美男子。しかも天才」なんて設定でなくてよかった。砂にまみれた男が、食うために賞金首を狙う。そんな面構えのジャンゴは、エピソード5・6で活躍するボバ・フェットのイメージへとピッタリつながって、ブラボー!
何より、カッコイイ奴らはみんな、スタイルがええね。やせてるとか太ってるとかでなく、存在感を示すシルエットを持ってるよ。ピンチに臨んでクールでいられる精神のタフさも、そこににじみ出てると思う。俺もその辺、目指さんとアカンね。
それにしてもSW一作目(エピソード4)から25年か。時の流れは油断ならん。
最近はペプシがキャンペーンやっとるけど、一作目はコカ・コーラがやってたはず。当時小学生やった俺はアホ丸出しでコカ・コーラ、がぶ飲みしてたな。
瓶の王冠の裏に、SWの色んなシーンが印刷されてたから、とにかく王冠を集めたかった。でもガキの小遣いじゃ足らんから、ツレどもと一緒に新聞紙を適当に切って、八百屋なんかに売りつけたりしてたね。その頃は大根も白菜も、新聞紙に包んで売ってたからな。
ミカジメ料か賽銭のつもりか、八百屋もガキどもに50円恵んでくれたよ。ありがとう八百屋サン、客商売の足もと見てごめんなさい。もうしませんので、許してちょんまげ。
とにかく、一日数件の営業で5〜600円は稼げたから、元手ナシでもコーラは飲めた。それ以外にもパン屋のオバチャンに頼んで、自販機に備え付けの箱状の栓抜きに溜まった王冠をもらったりもした。そんな苦労もあって、俺は結構な王冠コレクターになったワケや。
「ゴミばっかり拾ってきてからに!」と、オカンに全部捨てられたけどな。
それから25年。世の中は変わったんやろか。劇的に変わったんやろか。
実はそんなことに、ちっとも興味ないね。俺は今、ボトルキャップ欲しさにペプシを飲んでるぞ。やっぱりジャンゴへの道のりは遠いな、コンチキショー。コンコンチキショーコンチキショー。祇園囃子チックに、さようなら。 |