暑いしカネないし、なーんにもええことないね。どっかに金持ちのジイサンでもフラフラしてへんやろかとマジ思うこの頃。
フラフラ…バタッ。倒れるジイサン。まあ気の毒に。
「大丈夫かい、ジイサン」抱き起こして竹筒の水を飲ませる俺。オトコマエやな。
「ああ、サンキュウベロマッチョ。親切にしてくれたお礼に、ワシの遺産をチミにあげる」ジイサン、懐から半紙かなんか知らんけどソレッぽい紙キレ取り出して、スラスラと書きよるワケよ。「ワシの所有する、北海道100コ分の土地、家屋、および100億ユーロの預貯金、その他すべての財産を、このハンサムなガイにやるものなり。拇印ポチッとな。ガクッ」
「おいジイサン、しっかりしろ。そして遺産ありがとう」ユーロ建てが有利かどうかは知らんが、なかなかハイカラやんけ、ジイサン。これからはG−sanって呼ぶぜ、G−san。おお、なんかガンダムっぽいな、バンダイも喜ぶぞ。
そんなG−san見かけたら教えてください。お礼に北海道1コ差し上げます。
気が向いたらまた書かせていただきます。さようなら。 |