2005-04-26 勝った！
2005-04-26 運命のいたずら・・・・？
2005-04-24 ご紹介

お薬大嫌いなたくみん。
粉薬がキライならまだわかる。
ヤツは粒もカプセルも飲めません。
「のどにひっかかって吐いちゃうんだよ！！」
・・・・・へたくそなだけじゃん？

というわけで、たくみんは錠剤もゼリーで飲んでます。
「クマさんのゼリーでね〜、ちゅるんってしたの〜！」って、あれです。
最近では、１つだけ粒のまま飲めるようになりました。
１つ飲めたら・・・・・他も飲めるじゃろ？

「ちょっと、これもゼリーなしで飲んでみ〜？」
「や〜だ〜！吐いちゃう！」
「お水いっぱいのめば引っかかんないって。」
「や〜だ〜！じゃ飲まない。こんな薬捨ててやる！」
「いいよ。捨てたら2倍飲んでもらうけど。」
「う・・・・・。」

そんなやりとりもありつつ（脅しじゃね〜か！ってツッコミはなしよ）、３つのうち２つ、ゼリーなしで飲めるようになりました。
残るはカプセル１こ。
ママに「退院までにゼリーなしで飲めるようにしてみせます！」と宣言したあたし。
でもそんなに急に飲めるようになると思ってないので、のんびり構えてましたらば。

今朝、プレイルームにいたたくみんを追いかけて、薬を持っていきました。
「ほれ、飲むよ〜。」
「ねえ、白のおっきいのはゼリーにして。」
「なんで〜！？もう飲めるんだからゼリーは使いませんっ。」
「え〜！やだ〜！！じゃあじゃあ、カプセルは水で飲むから、白のおっきいのはゼリーにして〜。」
「へ？カプセルを水で飲むの？」
「うん。飲む。」
「じゃあ全部ゼリーなしで飲めるじゃ〜ん？はいっ（笑）」
「う゛・・・・・。じゃあ飲んだらベランダ出ていい？」
「おお。今の時間はちょっとだけど、出ていいよ。」
「じゃ、飲む。」

そして、すいすいとゼリーなしで全部飲んでしまいました。
・・・・・・なんだ、飲めんじゃん。
水で飲みたくなかっただけじゃん。
なんでぇ、あたしの苦労はなんだったんだ！！と思いつつも、あっさりクリアしてくれちゃったのでなんか嬉しくて。
みんなに言いふらしてきました（笑）

ただし今日はなんとか飲んでくれましたが、あたし以外の人のときにゼリーなしで飲んでくれるかは疑問なのでして・・・はぁ。

先頭 表紙

昨日夜勤に行ってですね、明日の入院予約のボードをぼけ〜っと見てですね、あたしは顎がはずれるかと思いました。



なぜって。





かっぱくん、入院！





おいおいお〜い！！結局入院かい！？
元の病気の再燃ではなくて、別の病気なんですがね。
前日にかっぱママから電話があって、かっぱの様子は知ってたんですが。
結局入院かよ・・・。
入院期間はそう長くはならないけどね。


ん？待てよ？
・・・・ちょっと！
うちの長男＆次男、揃い踏み？？？？？
なんたる偶然！
主治医のまっき〜も「あはは〜」と笑ってました。

そして夜勤明けの本日、長男：かっぱくんをお出迎えしてきました。
もちろん、担当はあたくし、なながえる。
まさか、またかっぱのことを、しかもたくみんのことと一緒に書くことになろうとは、喜んでいいものやら・・・・よくわかりません（汗）
でもニヤニヤが止まりません。
こんな看護師、いやですね。

先頭 表紙

お久しぶりでございます。なながえるでございます。
今年に入ってから、なながえるに新たな相棒が出来ました。


名前：たくみん
年齢：8歳
性別：男
性格：あきれるほど頑固。意地っ張り。やんちゃ。そして臆病者。


かっぱに負けず劣らず、面白いヤツです。
かっぱとは常に漫才でしたが、たくみんとは日々ケンカです（笑）
「やだっつってんだろ〜！」
「やかましっ！あんたに拒否権はない！黙ってやれ！！」
ぐらいの怒鳴り合いは朝飯前。
って言っても、二人ともすっごいニヤニヤしながら言ってんですけど。
たとえマジで言い合ったとしても、どういうわけか次に顔合わせたときにはケロッとしてるので、ある意味あたしが救われてます（笑）


あたしには悪態つきまくりなので、あたしがいない日には他のスタッフにさぞかし迷惑をかけてんだろうな〜・・・・と心配したんですが。
そんな心配は一切ムダでした。
ある日後輩に言われました。
「え！？たくみん、ななさんと喋るときは全然違う・・・。あんなこと言うんだ・・・。」
「何が？あいつはいつもああでしょ？」
「ちがいますよ〜！！もっと言い方も可愛いですよ〜。あんな悪態ついてるの見たことないですよ。ななさんにだけですって。」

・・・・・こら。猫かぶってるな？お前・・・・。

おかげでこの間、ひどい目にあいました。
便秘にならないようにと、自然排便がなかった日の寝る前に便秘薬を飲むことになっていたのですが。
その日は自然排便があったという記号が書いてなかったので、本人に聞いてみると。

「ね〜ね〜たくみん、今日うんちないの〜？」
「あ？出たよ。」
「・・・ほんと？何時ごろ出たのよ？」
「わかんな〜い。でも夜ご飯前〜。」
「その『わかんな〜い』がすんげ〜嘘くさ〜。あやし〜。腹痛くなるから飲みたくないんでしょ？」
「で〜た〜よぉ〜！」
「え〜？？？？？？？？」
「出たって！！」

すっごいあやしかったんですが、あまりにも強気に言うので、もしこれが嘘で薬飲まなくてもそれほど大きな影響はないので、とりあえず飲まないことにしました。
ただし、あたしが書き込んだ便の記号の下にしっかり『自己申告』と注意書きをしときました。
もしこれが嘘なら、ママがこれを見たとき何か言ってくれるだろうと思いまして。


そして数日後、久々にママと顔合わせたらいきなり
「ななさん！たくみんに聞きました！？」
「へ？何ですか？」
「あいつ、ななさんに嘘ついたんですよ。」
「・・・・・まさか・・・・・。」
「わかります？便秘薬！『看護婦さん騙しちゃった〜』って言うから誰か聞いたら、よりによってななさんだって言うから・・・。『後が怖いんだからね！』って脅しときましたよ（笑）」
予感的中だったよ。
やっぱあの時無理矢理飲ましときゃよかった・・・・と思いつつ、そ〜っと部屋に近寄って、入り口から静かにたくみんを睨んでみました。
ヤツってば、視線に気づいてニヤニヤ・・・。
「・・・・・・ウソツキ〜！！お〜ぼ〜え〜と〜け〜！」
恨めしく捨て台詞言ってみましたが。

たくみんはこれ以外でも、ことあるごとに
「今日もなながえるに勝った！」
とほざいているようです。
ってか、負けたなんて言ってないから。
あたしのほうが圧倒的に勝ってるから。


・・・・なんて、相変わらず低次元の争いしてますが。
お子ちゃま相手は、常に真剣勝負なんですって！
いえいえ、あたしの精神年齢が低すぎるだけ・・・。とほほ。

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