himajin top
いっちゃんねる

「1チャンネル」でも「いっちゃん寝る」でも
               お好きなように

えぬえちけぇとは無関係です

バナ−><br>
<br>
<a href=






質問・苦情・愛の告白はコチラ

「まぅみ」を知りたい人はコチラ

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-10-17 胎教効果・・・?
2002-10-15 ぷー
2002-10-11 よくある勘違い・・・かも
2002-10-10 食事前と食事中には読まないでくださひ
2002-10-08 おしゃぶりの怪 その2
2002-10-08 おしゃぶりの怪 その1
2002-10-07 キョダイジとオオガタ
2002-10-03 産まれた日 その4
2002-10-03 産まれた日 その3
2002-10-03 産まれた日 その2


2002-10-17 胎教効果・・・?

あぶねーあぶねー あやうく自分で400HIT踏むとこだったさ<398
まぁキリ番プレとか別にないんだけど

午前中グズッたので気分転換に控えめな音量で音楽をかけてみた
童謡とかクラシックとか 子供向けのCDを何一つ持たない私がかけたのは
そう 敬愛するM原N之氏の音楽である(オイ)
・・・自分が聴きたいんじゃねーかって?(汗)

ところが なんだかご機嫌だ

妊娠中 安定期に入る直前頃 妊娠がわかる前にチケットをとっていたM原氏のライブに行った しかもオールスタンディングだ(無謀)
家事の合間にもしょっちゅう曲を聴いていたし一緒に歌ったりもしていた
お腹の中で聴いていたのを覚えているんだろうか?
曲にあわせて手足を動かしてあげるととても御満悦だった
1曲終った途端にまたグズッたのでリピートにして流し 3回目で寝付いた

曲を聴いた途端に大泣きしなくてヨカッターと つくづく思う
さて 胎教は成功の模様なので次はM原氏に関する英才教育を始めねば(ちょっとだけ本気)


先頭 表紙

ちずるんが妊娠中一番よく聞かせてたのはプロジェクターで見てたERのテーマソングかな? いつも、流れるたびお腹ボコボコしてたんだわ。産まれてからは聞かせてないけど、試したいかも〜。 / ちずるん ( 2002-10-18 01:15 )

2002-10-15 ぷー

樹はママである私を筆頭にばぁばと叔母に(私の妹)「いっちゃん」と呼ばれている
産まれる前から名前を「樹」にしようと決めていたので アダナもいろいろ考えていたが いざ呼んでみるとこれが一番呼びやすかったのだ
しかし その後ウラのアダナとして「いっちゃんぷー」と呼ばれている
勿論今もだ


何故「ぷー」??


私がくまのプーさんが好きだってか? 
無職だからか? 

否。
「よくオナラをするから」であった



 赤ん坊はオナラをしないと思っていた・・・わけではないが
思春期の男の子がアイドルはオナラをしないと思っている(思うか今時)のとは違ってまるきりオナラしないと思ってたわけではないけど 想像してたよりプープーと一人前にする しかもそこそこ臭い 特になにか気に入らないことがあると手足をバタバタさせて「ふンぎーーー(唸)!!」と怒りながらする

かくして「いっちゃんぷー」と愛を込めて呼ばれるようになった
 ・・・これを大人になった樹が知ったらどう思うだろうね?( ̄ー ̄)ニヤリ


先頭 表紙

これを大人になって知ったら、手足バタバタしながら当時の3倍ぐらいの臭いのモノをプレゼントすることでしょう(笑) / P氏 ( 2002-10-16 19:15 )

2002-10-11 よくある勘違い・・・かも

その1 へその緒って 赤ん坊と母親のへそを繋ぐもの

その2 「予定日」ってHした日から10ヶ月

その3 ウチの子は世界で一番かわいい 


       ・・・その3は冗談で書いたッス
       これからじぃじとばぁばに会いに行きます 次回更新月曜以降


先頭 表紙

ちずるんは小さい頃お臍から赤ちゃんが産まれるものと信じてました。世界で一番可愛いは勘違い。この世で一番可愛いんだわ!(笑) / ちずるん@はじめまして ( 2002-10-11 09:20 )

2002-10-10 食事前と食事中には読まないでくださひ

おかしい いつもはこうじゃないのだ



我が子はミルクを飲みながらじゃないとウンチしない



・・・食事中もしくは食事前の皆様ゴメンナサイm(_ _)m
赤ん坊はもともと腸が未発達のためウンチを体内に長時間蓄積できないので1日に何回もするのだ ミルクを飲むと刺激されるんだか何だかしらんが飲みながらするのは珍しいことではないのだ
ことに我が子は飲みながらじゃないとしなかった 絶対だ ミルクの最中に突如飲まなくなりしばらく一点を見ていたのち 鼻の穴をぷくっと膨らませて「んぶッ」とうなって放出する 嗚呼 乗せてる膝にも微妙に伝わるその感触 ふはははアンタ健康ねー
そのあと続けて飲む時もあればオムツを換えるまで泣いているときもある まぁ早く換えるにこしたことはない 紙オムツは長時間放置しておくと優秀な高分子吸収体のおかげでウンチの水分だけ吸い取ってしまい おしりに汚れがこびりついて拭くのが大変になるのだ 

今日3回目のミルクの最中 例によって飲みながらウンチをしたためにオムツを換えてミルクを最後まで飲ませた 立派なゲップもしたしさー寝なさいと横にした 
しばらくして泣き出したので寝グズリかと思って抱き上げるとなんだかウンチの匂いがする気がする
なんだーさっきの匂いがまだする気がするのか?それとも残り香か?はっはっは と大して気にせず抱っこしてあやす しかし泣き止まない ウンチの匂いもなんだか気のせいじゃないみたいだ まさか・・・?


してた オムツいっぱいにではないけどそれなりに

何故だ?一回換えたあと飲ませてるときにはしてなかったはずだ

どう考えても横にした時にしたとしか考えられない そうか それで泣いたのか( ̄△ ̄;)
うーむ今まで飲みながらじゃないとしたことないのに 風呂の最中とかにする心配がなくてヨカッタのに
今日を境に飲みながらじゃなくてもランダムにする子になるのか?

・・・・・・・・・・とりあえずこの出来事から数回ミルク飲んでますが まだ2回目は勃発しておりませぬ  様子見様子見


先頭 表紙

うちは通称「菜の花風呂」になった事あるんだわ〜。ちょっとだったけど。 菜の花が数枚散ってることは日常茶飯事でした。今はないけど…。 / ちずるん ( 2002-10-11 09:16 )
食事も済んでおやつの時間なんで大丈夫です(笑)カワイイお子様ですね(*´ー`) 私は来年の春に結婚します!はやく子供がほしいなぁ^^ / P氏@はじめまして^^ ( 2002-10-10 16:01 )

2002-10-08 おしゃぶりの怪 その2

寝付きの悪い時だけでなく やはりミルクをフライングして欲しがったときや外出先で泣きやまなかった時にも使った これでは私が嫌がっていた「黙らせるためのおしゃぶり」ではないか?と心の中で時々思うのだが この便利さを知ってしまった以上もう後戻りはできない 我が子もどうしてもイヤなときはおしゃぶりを吸わずに口から出してしまうので 吸ってるってことはイヤじゃないんだろーと都合のいいように解釈しておしゃぶりに頼りまくった

ある日実家で台所仕事をしているとグズッたのでおしゃぶりを吸わせた 抱っこして欲しそうだったが火を使っている途中なため無理だ ゴメンネあとで抱っこしてあげるからね 口に入れると吸い付いたのでホッとしてまだ火の前に立つ すると1〜2分でまたグズッた 見るとおしゃぶりが口から出ている あぁ口から落ちちゃったんだなと思ってまた入れる するとまた数分後にグズる これを5〜6回繰り返した
たまにおしゃぶりが口から落ちてしまうことはあるものの 一度吸うとその力は結構強くて寝ながらでも離さないほどだ 寝付いてしまったから抜こうとしても抜けないことが多々あった
どうして今日はこんなによく口から出るのだ?吸いたくないなら口に入れた時点で吸い付かないはずだ

フッと我が子を見ると 吸っていたおしゃぶりを口からピュッとほきだしていた

・・・・もしかして これを出すとママが来てくれると思ってわざと出しているのか?
落ちたと思っていちいちおしゃぶりを拾いに行っていた私を 呼ぶ為の行為なのか?

いや まだそんな悪知恵が働くわけないじゃないかーきっと吸う勢い余って出ちゃったのさーと思いつつまたおしゃぶりを口に入れる
そのうち料理はなんとか終ったので抱っこしてあやしてあげたらご機嫌であった

真実は誰にもわからない 
今でも時々 何回も口から飛ばすときがある もしかしたら・・・・・

先頭 表紙

うちは、三人子供がいますが、どの子もおしゃぶりをほとんど使ったことがないです。何度いれても出してしまう。母乳だったからなんでしょうか?歯固めはいくつか使ったことがあるのですが、長い間口に物を入れておくのが嫌いなんでしょうか?ちなみに私はガムとかアメとか好きじゃないもので、それ以上無理できなかったです。 / koeda ( 2002-10-08 13:53 )

2002-10-08 おしゃぶりの怪 その1

私はおしゃぶりが好きではなかった

子供がうるさいのを黙らせようとしてくわえさせられているようにしか見えないのだ 
実際何の為にあるのかもよくわからんし 出産前には買って準備しておかなかった

初めておしゃぶりを使うことになったのは入院中 決まった時間より1時間も早く我が子がミルクが欲しいと泣いてしまったためだ 看護婦さんに相談したら まだ時間より大分早いからこれを吸わせろと言っておしゃぶりを貸してくれた 口に入れてみると最初はすぐ出してしまったが3回目くらいで上手く吸ってそのまま寝てしまった
ふぅむ おしゃぶりってやっぱり黙らせる為にあんのかなと思った 腹減ってんのを誤魔化されてるように見えて我が子がちと不憫であった

実家に帰ってからもたまにミルクの時間よりだいぶ早く泣いた でもおしゃぶりは買わずにひたすらあやして泣き止ませた
ところがある晩 お腹が空いてるんでもなく どこも病気でもないのにずーっと泣き止まない時があった 誰が抱っこしても泣いて暴れている 泣きすぎでちょっと声がかれてしまった 家族全員ホトホト疲れてしまった

そしてその翌日 おしゃぶり御購入と相成った 病院で泣き止んだのを思い出したのである
まぁ やっぱりどうしてもイヤだったら使わなければいーんだ 高いもんじゃないんだし そう思いつつ次に大泣きしたら試してみようと思っていたのだ

何日かしてものすごく寝グズッていたので おしゃぶりを使ってみることにした いつでもOKなように煮沸消毒もしてあった さぁくわえてみよう どぉだぁぁ??
とか密かにかけ声をかけて口に入れた すると勢いよく吸い付いてきた チュッチュチュッチュと音を立てて吸ってる そしてものの5分足らずで寝付いてしまった
すごい・・!こんな効果もあったのか 使い道として正しいか間違っているかはともかく 寝付きの悪い我が子を5分で寝かすなんてタダモノでわない!おそるべしおしゃぶり!と私は1人で興奮していた
そしてその後 おしゃぶり嫌いの私は一変して おしゃぶり支持派に変貌するのである


先頭 表紙

2002-10-07 キョダイジとオオガタ

1ヶ月検診から帰ったときのこと


私「タダイマ− 樹o型だったよ」

妹「へー 巨大児じゃなくて大型っていうんだ?」

私「・・・血液型だけど?」



日記の初日分をご覧の方は御存知でしょうが樹は産まれたとき4160グラムあったのでふ

4000グラム以上を巨大児 4500グラム以上を超巨大児というそうでふ
 
その後 しばらくこの会話は笑い話として実家で語られました


先頭 表紙

2002-10-03 産まれた日 その4

マイベイビーは出産のときに少し呼吸に乱れあったから 念のため一晩だけ保育器に入れると言われていた 新生児室に行くとそのとおり保育器に入っていた

・・・・なんだか保育器に入っているのがすごく妙な光景だ
保育器の中でものすごく手足をよく動かしている すげー元気そうだ

保育器=未熟児 というイメージなのでなんだかすごく変だ しかも体重も身長も大きいのでなんだか保育器狭いんじゃない?保育器の壁叩いちゃうんじゃないの?(焦)
まぁ元気そうでなにより そういえばお腹のなかでもアンタはよく動いていたよねと心の中で話し掛けつつ眺めて 疲れてきたので部屋へ戻った もっとずっと見ていたいなーと思うけど今日は自分を大事にしなきゃね これからずっと一緒に暮らすんだもんね 夜はゆっくり寝ようと思ったがゼンゼン眠れず これからのことをいろいろ考えた 

無事に産まれたことを神様に感謝します

そして こんなにかわいい樹を私にくれてありがとう

長くて短い私の1日でした


先頭 表紙

2002-10-03 産まれた日 その3

子供はおそらく体重測ったりしてるんだろう その間に「縫合」された 
またこれが痛い痛い さっきまでの陣痛とは全く違う痛みだ 陣痛は腰にズシンと来るような痛みだがこっちはまさに切り傷の痛みだ チクチクする 一針一針が「刺さってますよーん」と自己主張をするようにいちいち痛む ク−ッと目をつぶって終るのを待っていると刺さるような痛み5〜6回くらいで終った(ように感じた)
ハァハァと息切れがする ある意味こっちのほうが陣痛より痛いなオイ

「おめでとうございます 4160グラムの大きい赤ちゃんですよ」
と言われて隣に赤ん坊を寝かせてくれた うわーっ可愛い!キョロッとした目でこっちを見ている(見えてないだろうけど)  ほんとにほんとに物凄く可愛い こんな可愛い顔の赤ちゃんハジメテ見た と早くも親バカ第1段を分娩台の上でひそかに思っていた
私のほうをジーッと見ていた赤ちゃんに「これからよろしくね」と手を触って話し掛けた いかん 泣きそうだ ちょっとウルッときた

アッとゆー間に赤ん坊は取り上げられ 家族に見せると言って分娩室の外へ
お腹にアイスノンを乗せてここで1時間様子を見ると言う よくドラマとかで分娩室からストレッチャーで出るカミサンにダンナが駆け寄るシーンを見るけどあれは嘘だなと思った 
衣服をすべて整えてもらい毛布をかけてもらったところへ 家族が入ってきた 「おめでとう」「頑張ったね」と言われなんだかホッとした ダンナと母は嬉しそうで祖母は泣きそうだった 
あんまり分娩室にいられないのでサッサと出される家族 ひとりでボーッとする私 
手際よく片付けをする看護婦さんとポツポツ会話をしてるうちに1時間経った
病室に戻りましょうと言われて出されたのは車椅子であった 

私「これに乗るんですか?」

看護婦「大丈夫なら乗らなくてもいいですよ 立ってみてください」

のそっと起き上がって分娩台から足を下ろすと途端にフラッとした 手足に力を入れるとプルプルと震える 目がまわって一瞬目の前が暗くなった 
寝ているとわからなかったが やっぱり身体は相当マイッていた そりゃそーか あんな頑張ったんだもんな 意識はしっかりしてたので産後をなめてましたスミマセン
おとなしく車椅子に乗り目の前の病室へ入る 乗るのが恥ずかしい距離だけど歩けなかったのだから仕方がない あぁ産まれて初めて車椅子に乗ったなぁと思う間もなく部屋についた 
中で家族が「宴会?」みたいな状態で飲み食いしていた 酒はないけど
「ここに来るために早めに食事してきたからお腹空いちゃった」とのこと
私の食事が病室へ来た そういえば今日はじめての食事だオナカスイターと箸を持つ
ところが やっぱり手の筋肉が震えて思うように箸が持てないのだ ゴハンもおかずもろくにつかめない ううう目の前でイイ匂いなのに(涙)結局ほとんど食べずに下げてしまった 

家族が 家で待っている父親と仕事の終った妹に電話で報告をし 妹が病院へ来た
私は寝たまんまだ みんなはたびたび新生児室に赤ん坊を見に行っているのに いいなぁ私も見たいよーぅ どうしても見たくなって 家族が帰ったあとダンナに引っ張ってってもらってフラフラながらも赤ん坊を見た


先頭 表紙

2002-10-03 産まれた日 その2

1時間おきに促進剤を飲む 飲むたびに痛みが増していくからちょっと飲みたくないけど えーいさっさと産んでしまおうと飲む そこへ実家の母と祖母がやってきた ダンナが連絡したらしいのだ
とりあえず遠いところ来てくれてありがとうと挨拶するものの あんまり話もしたくない状態なのでまた横になって耐える 私は「痛い」と口に出して言うのはイヤなのだ 余計痛くなる気がする うーんうーんと声をださずにうめきつつ3回目の促進剤と共に点滴が始まる ああああもうどんどん痛くなるタスケテオカアサーンとゆー感じだ たびたび診察しに看護婦さんが来る そのたびに家族は病室から出されて終るとまた入ってくる 中でどんな診察してんのかな?とか思っているのだろうなフフフ 
痛みが増すと共に下っ腹に力を入れたくなる これが「いきむ」というやつか でもいきんでいいのかな? 「ヒッヒッフ−」とゆー有名な某呼吸法はいきみたい痛みを逃すためにある 子宮口が開く前にいきまないようにするのだ それはいつやればいいのだ?看護婦さんは何も言わない すげーいきみたいぞ痛いんだもん と思っていると「そろそろいきみたくなってきてるでしょ?」と お腹につけた器具のモニターをジッと見た看護婦さんに言われてハイと返事をする

「じゃぁ立って分娩室に行きましょう」

は?もう産まれるんですか?まだ病院来て4時間くらいだ 早くね?さっき早くても夕方か夜(に産まれるだろう)て言ったジャン!しかも自分で歩くのかよー立てるのかなぁ 少し動いても腰がものすごく痛い んで動きがのろくなりベッドからなかなか立てずにいたら「今からそんなでどうすんの!これから産むのよ!(怒)」と婦長さんから鬼の一括 うう 涙
病室の目の前の分娩室にもかかわらずすごい遠く感じた やっと入ったらこんどは分娩台に自分で上らされた これが分娩室かーとモウロウとしながら眺めてみる看護婦さん2人がテキパキと準備をしているが先生(医者)はいない ふと婦長さんをみるとカミソリ片手に「動くとケガしますよ」と凍るような一言を言う ううう怖いよーぅ そして剃った模様(激泣)あっとゆーまに出産の準備はでき 合図に合わせていきめと言う 
あー産まれるんだ よく分娩室で何時間かかったとか聞くけど私はどうなるのかな あとどれくらいで産まれるんだろう とか思いながら両手両足にものすごい力を入れてふんばる 陣痛の波が消えると力がガクッと抜け 1分くらいしてまた波がきてふんばる 思わずいきみながらウ−ーッと声を出したら「声を出すそっちに力がかかるから声を出すな」と言われた 
どれくらい時間が経ったかわからない そこへ先生がおもむろに登場 よくテレビとかだと手術するようなカッコで来るのに何故かいつもの白衣のまんまだ 腰から下に魚屋みたいな黒い前掛けをしていた
先生が来てなにやらゴソゴソした途端パチン!という音がして 足の付け根のあたりに生温い液体が流れた あーぁやっぱり切られちゃったか(涙)あんまり痛くはないけどな  
もうだんだん手足に力が入らなくなってきた ふんばるたびに顔がすごく熱くなる 脳の血管切れるんじゃねーの?と思うほどだ ハァハァまだ続くのーと思った途端 

身体の中からスルッと抜け落ちる感覚で子供が産まれた 

一瞬の間のあと ホゲーッという産声が聞こえた

あっ 産まれたんだ 


先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)