いや別に私がオタクだからってわけじゃないんだけど、本当にパプリカという映画は素晴らしかった。
観にいったのは去年の暮れ、それでもいまだあの映像を思うとぞくっと興奮する。
映像、絵、動き。絵が動くという「アニメ」の美しさがあの大きなスクリーンにあふれていた。観るものを酔わせる映像。
映像をより美しくさせるために散らばるストーリーラインと音楽。林原めぐみのプロフェッショナルな声あても、突拍子もない物語も、音楽も、巨大なスクリーンさえも、すべてあの映像を際立たせるためのものだ。
パプリカが夢と現実を際限なく行き来し、それを必死に追う観客は現実と虚構の混沌とした流れに飲み込まれる。そのはまり具合さえも快感にさせる絵。物語はとてつもないスピードで進行し、それを形作る(やはり映像から生まれた物語だと思うので、あえて)"images"が作り出す流れは、やはり「アニメ」でしか表現できない突拍子も無い美しさなのだ。
監督が公式ページでイメージのディテイルに言及しているけれど、彼がこだわったのはやはり「イメージからかもし出されるニュアンス」のような気がする。イメージに意味を与え、それを何十に、それこそアニメーションを作るための何百枚の紙の束のように、重ねてゆくことで物語が作られている。そう、たとえば物語は、紙に書かれたイメージの束がパラパラと紙をめくれば動きだすように、「作動する」のだ。イメージを追いながら。
そのような、イメージ先行の物語はアニメを選択するのがやはり一番ふさわしいと思う。
そしてパプリカはこれまで観たアニメの中で一番美しかった。一番美しいイメージの重なりだった。
はあ〜。やっぱいいですよね〜アニメって、萌え〜。もっと、この映画、世界中に放映されないかなあ〜。アニメに萌える人々の気持ちがわかると思うんだ、この映画を観れば・・・。 |