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み・ぽぽぽぽぽ

ときどきおもったことをかいています

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2006-12-12 たろさん
2006-12-11 ううーっぷす
2006-12-09 謙虚に、謙虚に・・・
2006-12-09 無理しないで
2006-12-09 結婚式その延長
2006-12-08 NYにきて・・・
2006-12-08 結婚式
2006-12-08 オタク産業・・・
2006-12-08 流れにのるのではなく、流れを作れ
2006-12-07 これオフレコじゃないよね


2006-12-12 たろさん

二年前だったか、SFCの今はサブウェイとなっているラウンジで、松村太郎さんというケータイとかモバイルとかマックとかそういう界隈では有名な先輩に会って話に花をさかせていた。ついでにアルファブロガーという「社会をちょっと動かす風を起こすことができるブロガー」的カテゴライズが本当にあれば、彼はアルファブロガーである。そのときうちらが何を話し込んだのかといえば

当時何も無かったラウンジに何か飲食店を招致するんだったらどこがいい?そりゃ吉牛でしょう

というアホらしいけど真剣な話だった。
吉牛というのは正にSFCらしいブランドである。24時間開店(うちのキャンパスは一応24時間開いていて、試験期間中は学校に寝泊りする「残留者」がわらわら現れる)という点、客はなぜか一人が多い(このキャンパスにはいい意味でも悪い意味でも個人主義者が多い)という点、牛丼というシュールなプロダクツ(キャンパスの雰囲気はあんまり洗練されているとはいえない)、そして不健康な雰囲気(なんてったって学校に寝泊りする人間が多いのだ)・・・・

吉牛というSFCの鏡をSFCキャンパス内に置くことで、SFC生が自らを律する機会を与えることができる・・・!!それぞ、学内のモットーである「問題発見、問題解決」ではないか!という壮大な妄想プロジェクトだった。

しかし、面白みのないことに、うちらが吉牛吉牛と熱弁していた場所には、ファストフードにしてはヘルシー路線なサブウェイが入ってしまった。

という思い出がある松村さん通称たろさん、彼のブログで「位置が価値を持ってくる」というような文章を読んだ。

位置って言えば私の中ではGPSである。というのも、2005年の春、なぜかコンピュータプログラミング系の研究会にいた私は、GPS情報を携帯のアプリに簡単に反映できるプログラムを使って、何をできるかな的なテーマを与えられていたからだ。GPS、自分が今いる位置情報を反映したプログラム・・・といえば、やっぱ位置情報を反映させた情報提供しかないと思い、微妙に提案したらそれが本当に研究テーマになった。

いや、たとえば渋谷の109界隈にいけば、自分が立ってるその位置から半径100メートル以内の飲食店とか銀行とかを自動的にぽっと出してくれるプログラミング。その店の目の前を通れば「今しがたあなたが通り過ぎた店で半額セールやってるってよ」とかいう情報もするりと手にはいるとか。

今はあるのかもしれないけど当時は微妙に無かった。移り変わる「今の自分の位置」、それに価値を置くことができる技術こそGPS・・・。この技術があるからこそ、「流動するもの」にたいしていちいち価値を置くことができる。自分がただ通り過ぎるだけの道に実は前々からほしかった情報があったとか、そういう価値。GPS技術を使ったアイデアってもっとでると思うなあ〜。

そう思うと、案外この研究会にもーちょっとはいってもよかった気がする・・・。こんな自分の属性と違う研究会に入って、色々な技術がアップデートされるのを(というか、あの研究会は技術をアップデートする側だった)リアルタイムで見れたのは、やっぱよかったなあ。新しいアイデアって、やっぱ新しい技術から生まれてくるときが多いし、これから生まれる新しい技術の開発過程の中にいることで、流れを先読みできるし。そういう意味ではとてもいい場所でした。

ついでにたろさんもこの研究会とは縁のある研究会に所属しておりましたとさ。

という、話題があっちにとんでこっちにとんでという何言いたいのかわかんない的エントリー・・・。

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2006-12-11 ううーっぷす

I did it again

ブリトニースピアーズじゃないですが。
ついでにこの歌のモノローグ?っていうんですか?なんか男の人と女の人が話している部分。私あれ得意です。

Britney, before you go, there is something I want you to have,,,

ってとこ。一人二役(さみしい)



ウウーップスっていえば、今さっき(ここ学校の院の図書館)
思わず日課となっているアキバブログのウェブサイトを開いてしまった

orz

このウェブサイトは、ちょっと公共の場で見るにはとってもいただけないです。
エックスレート的な画像もあるっちゃーあるです。

はあ。エックスレート・・・ってヲタが群がるものすべてえろりというわけじゃなく、むしろヲタが群がるものは妄想を刺激してくれる健全なアニメであったりゲームであったりマンガであります。こー彼ら(含む自分)は、妄想をむっくむっくふくらませるトリガーをいつも無意識のうちに求めているのでありまして、ヲタの中で人気なこんてんつはほぼそのトリガー役となってくれる健全ものです。

そのトリガー役が元からえろる(エロゲーとか、、、)だったら妄想しなくても完結してしまうので、むしろ同人誌とかにはなりにくいです。人気が全国レベルになりません。(Fateとかは、元がエックスレート作品なのにこんなに人気になりました、が、別にえろる要素は薄いですし(まだまだ見る側に妄想の余地を与えてくれる)、その他の色んなキャラ設定とかストーリーラインに妄想くすぐる要素があったりしまつ)

ただ、中学1年のころからのアニメヲッチャーの自分が偉そうに言ってみますと、このごろ新しいアニメの人気の広がり方ができあがってきた予感がします。そのアニメの名前と人気の広がり方は待て次号(だって今日は日曜日だし図書館早くしまるし明日までにこの宿題終わらせなければいけないししかも今日は夜に超・本格派とんこつラーメンの店につれてってもらう予定が・・・なので勉強に帰ります)

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2006-12-09 謙虚に、謙虚に・・・

人生、謙虚に・・・

実るほど頭を垂れる稲穂かな

母の実家は農家で、私は米の収穫期の真っ只中に生まれたそうだ

新潟では、高いビルに登ればどこからでも田園風景を見つけることができる

季節ごとに色が変わるあの平野、私たちを養う土壌

母は、病院の窓から見た田園風景を見てあの俳句を思い出したらしい

謙虚な子になってほしい、

そう願いあの俳句の「穂」という文字をとり、美穂子、と名づけたらしい

頭をさげ、風に揺れる稲穂、なびく金色の波

思えば、心が迷うときフと眼の奥にみるみる心象風景は田園が多い

自分の名前と重なるからだろうか

名前にこめられた母の願いと彼女が病院の窓から見たであろう風景

それは私の根底にあるであろうことだまのようなもの、

どんな場面にあっても、どんな立場になっても謙虚であれ

自分を素直に見つめる謙虚さを持て・・・



私は一生この名前と金色に揺れる稲穂の風景を胸に抱えて生きてゆくのだろう、

ずっと、自分を素直に見つめる謙虚さをもたせるように

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2006-12-09 無理しないで

ピルを服用しているのにくる生理痛。

とある飲み会の席で、下腹部にくる鈍い痛みに耐えながら周りの大学院生と学校の話をする。食べ物に手がつけられない。友人がいたので一時的に座った席の向かいに日本人女性がいた。

話が合わない。私が痛みに耐えてるから会話を運べないのか、彼女がクールすぎるから言葉が出てくれないのか。肉の奥にある臓器がズン、としずむ感覚を覚えた。耐えられなくなり幹事に10ドルを渡して皆に挨拶をすることなくそのまま外にでた。イヤホンをバックの中から探り、音楽を流す。痛みを忘れたい。

今日のNYはマイナス3度が最高気温だったらしく、顔に当たる風は痛みを誘う。タクシーを捕まえようかともおもった。でも、私の財布には家に帰るまでに必要な金額の現金がない。あのとき10ドルをわたして、それで残ったのは数枚の一ドル札だけだった。

フィフスアベニュー。車はすべてダウンタウンに向かって走る。目の前でみつけたATMで100ドルをおろした。それでも客がいないタクシーは、ダウンタウンの方向に消える。隣のアベニューまで歩いてタクシーをつかまえ、15ドルを払って家まで行くのか。15ドル。

高層ビルの谷間をぬう風は私をス、と横切り痛みを残す。下腹部の痛みは変わらない。

財布にある五枚の20ドル札を見る。フィフスアベニュー、真冬の格好をした人々は早足に横切る。ipodできく曲は、アンジェラアキのHOMEに変わっていた。歩くたびに痛みは響く。ただこの曲で両親を思い出し、15ドルと天秤にかけてしまった。その結果を受け入れ地下鉄の構内に入る。

58th Street、人が入れ替わり、駅のホームに消えてはすぐ人が入る。立っていた私の目の前には二つ席があき、大柄の黒人女性がその一つにゆっくりと腰掛けた。彼女はそして首を上げ、私を見、座りなさいよ、と声をかける。ありがとう、と言って座った席は少し窮屈だった。

逆隣に座っていた女性が足取りもおぼつかないおじいさんに席を譲った。実は私は彼が電車に入るのを見ていた。でも彼のためにまた立ち上がりたくなかったのだ。おなかが、痛い。この言葉だけで自分を正当化しようとしたのに、顔を上げることができなかった。

薬局で飴を買う。レジの女の子、私が渡した一ドル札を数える手が震えていた。ほんと、さむいのよ、彼女は言った。半そでのシャツしか着ていない。大丈夫?セーターはおったらいいと思うよ、無理しないで・・・。ありがと、と笑った彼女から離れ、薬局を出る。

無理しないで。

凍えそうな寒さで道路を見つめながら歩く。水溜りは凍っている。独りだ、そう感じた。痛みに耐えながら血を垂れ流し続ける自分、この寒さの中外に出て手袋をはめずポケットに両手を突っ込みながら歩く自分、

自分をささえられない、倒れてしまいそうだ。無理しないで、なんて誰が私に言ってくれるのだろうか、誰かが言ってくれたとしても、それは私に届くのだろうか。痛みに耐えながら歩くので精一杯で、その声を逃してしまうのではないだろうか。

誰かを欲しても、それを受け入れることができない。独りにはなりたくないのに独りだ。

痛い、誰か支えてほしい。でも、ここで助けを求めてあげる名前は、結局空を切って消えてしまった。

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2006-12-09 結婚式その延長

結婚式前SNSとかね。

作ったら面白いかもね。こー、新郎新婦の友達ってやっぱ高校生のとき、大学生のとき、社会人になってから、とクラスタ分けされちゃって、結婚式に突然ばったり会っても結局は「新郎新婦の友人」ということでそれ以外の共通点が無いわけで・・・。

友人たちがひとさまの結婚式で楽しめる要素といったら、やっぱ
新しい人と知り合う
ってのが大きいと思うからこのような要素をもっと生かせる演出とかがあったらいいでつよね。
せっかく結婚式って事前に通達されるんなら、結婚式招待状が結婚式前SNS招待状になったりとかしてさ・・・。

結婚式に来る友人たちがぞろぞろSNSに登録して、
「新郎の笑った行動」
「二次会でやりたいこと」
「幹事からのおしらせ」
「新婦のイタい発言」
とかコミュニティとかつくり、皆さんで事前に親交を深めていただきたいものです。で、結婚式当日がOFF会みたいな感じで楽しんでいただければ、と・・・。

別にこの結婚式SNSをけっこんしき会社がパッケージングしちゃってもいいかと思います。これで友人たちからも知らぬ間に(orz)お金を取れる(orz)しくみがみつかるかとおもいます。


ところで
この日記を時々不意打ちで見ている彼氏は
「じゃーおれダースベーダーの格好するからみほこナタリーポートマンのあの衣装でばーじんろーどあるいてきてね」
とか言ってました。ダースベーダー、不吉・・・。神父はアナキンスカイウォーカーか。参列者みんなスターウォーズのコスプレとか(それこそ婚前SNSでコスプレのネタをみんなで話あっていただきたい)。こういうネタ婚はラスベガスがいいらしいです。

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2006-12-08 NYにきて・・・

NYでダウンタウンのお笑いのくだらなさとすばらしさに感動した・・・

ていうか

自称「アメ人」のアメリカ人の友人と

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで

をこのごろ見てたりするんだけど、


くだらなさすぎて笑える・・・。
まじ笑える・・・。


日本にいたとき、彼氏が
ガキの使いをよく見ており、それをくだらね〜とさめた目で見ていたものですが
ここにきて、なぜかこのよさに気づきました・・・。



ともかく松本人志は天才だと思いました。

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2006-12-08 結婚式

別に結婚式系業界を斜めに見ている気はないのだが、なんで結婚式は新婦だけの者なのだろうか。心から疑問に思うのだが。いや、まー、日本の結婚式って概して98%は新婦の満足のためだと思うのだがどうだろうか・・・

新郎
親戚
友人

ってほとんどイベントの一員に勘案されないのはなぜ?
たとえば友人の立場になってみたら、

はあ、三十路に差し掛かりそうなこの年になって、立て続けに3人の友人から結婚式の招待が・・・。そりゃー20代前半は友人の幸せを心から願ったものだけれども、もうこの年にきて結婚式ラッシュともなると、いい友人たちのものでもさすがに辟易するわ〜・・・

とかかわいそうなことこの上ない。

ていうかなんで式場は潜在的な未来のカスタマーである親戚・友人を考慮に入れないのか不思議でしょーーーーがない。友人や親戚にとって「ともだちの結婚式」は、将来自分がここで式場をあげたいかどうか見に行くようなもんだ。それなのに友人親戚の対応ずさんすぎ。

こー、みんながハピーになれる結婚式というのはないのでしょうかねえ・・・。私が自分の結婚式やるんだったら普通にエンターテイン方向に走ってしまいそうですが・・・。バージンロードの音楽がスターウォーズとか・・・。ていうか、バージンロードって・・・なんでこんな名前なんでしょうか。ばーじんもへったくれもない気がするんですが・・・。ていうか、ばーじんろーどといえばキリスト教婚ですが、なぜみんなキリスト教婚なの?自分のイメージとしては、こー、日本語がつたないどっかの外国から来た神父が「チカイマスカ?」とか言ってる雰囲気・・・。

それは・・・。ちょいと・・・。消費化された結婚式なんていやだああ・・・。やはり、神前婚とかしぶくてよさげっすよね。新郎新婦の両親だけ呼んで・・・ってやつ。それか本当にエンターテイン側にまわって、みんな、せっかく両方の友人集まったんだから、たのしもーぜー、みたいな・・・。(オタク色いっしきになりそうだ)

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おおー、日本昔話にでてくるけっこんしきチック☆いいかんじですねえこれは・・・。日本って案外探せば面白そうな結婚式プランだしてるところ、ありそうですねえ〜。 / みほ@ネタ婚マンセー ( 2006-12-09 06:31 )
私、美容室で衣装選びをしたとき、新郎の衣装の少なさには唖然としますたよ。特に私がお世話になったのは「町の美容室」って感じのとこだったので、もともとの数も少なく、ほとんど選ぶ余地なしでした。で、消費化された式がいやなみほちゃんには、こんな式はいかが。ちょっと面白そうでしょ? http://www6.ocn.ne.jp/~koan.2/ / みなみ@神前式マンセー ( 2006-12-09 02:01 )

2006-12-08 オタク産業・・・

ちっくしょー・・・
マッキン○ーにとられるのか私の夢は・・・

ぶにゃ

とか悶々とした日々が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。日本が華麗に誇るべき、オタク産業。ローゼン麻生さんもおっしゃっているように、「アキハバラは世界を救う」です(言ってない)。このような潜在的能力を保持するオタク産業、よりにもよってアメ人(ていうかアメリカ人の友人に自らを「アメ人」よばわりする子がいるんですがどうしましょう)資本の○ッキンゼー(もはやバレバレ)が目をつけやがりました。

金に目ざとい方々だけあり、このような巨大なポテンシャルを抱える産業に目をつけるなんて、いい目利きしてるじゃないのとほめてやりたい所ですが、まず、それ、私の夢(のうちの一つ)だから・・・・・・・・・・・・。

石沢さん、土地勘をはじめとしてこー、動物的嗅覚を発揮する場面がたびたびありまして、その中の一つがオタク産業・・・。自分の中で売れるモノ、売れないモノをかぎ分けることが出来てしまい、しかも的中率は自分で言うのもなんだがマジで高く、同人誌に関してはむしろ同人誌投資ができるほどですよ。(売れるかも〜と思った同人誌を買って、その後、その作家の人気が急上昇して中古同人誌価格が上がったところで売りつける)まさに愛、愛からくる動物的嗅覚プラス、世界の動向、なぜ今オタク産業が世界にどわああ〜と広まりきれていないのか、その理由をここアメリカにきてやっとわかり始めてきたところに

マッキンゼーめ(隠すのやめた)。

アニメ・マンガ・ゲームがこのごろ世界で人気☆なんて記事をよく見ます、がー。あれで「人気」とか言ったらまじでプゲラです。私はアメリカに来てアメリカ人ヲタが「どんなに作品がすきでもアクセスが限られてしまう」不遇を垣間見てきたし、むしろアクセスが限られてしまう状況は「マニアだけのもの」という位置づけを生んでしまい、小さいマーケットをより小さくせてしまいまつ・・・。アメリカでは、日本のオタク産業関連製品はほっとんど正規のルートを通ってませんorzアニメエキスポがLAであるよ、世界で日本のオタク産業は人気だよー☆なんて騒いでいて喜んでるんじゃなくて、「あれだけアクセスが限られてるのにあんな騒ぎようだったら、インフラととのえたらどんだけ大きな産業になるんだ」と思っといたほうがいいかと思われ。

さえない日本のオタク産業の皆さんは、自分の作品をどのように世界に売ったらいいのかわかってらっしゃらないようです。どこを見てるんですかオタク産業の皆さん、世界には潜在的なマーケットがあんなにたくさんあるというのにちょっと半歩出してみたのはゴンゾだけですか。

うわああ〜ん。もーさー。さえなさすぎ。オタク産業は市場原理がまかり通らない産業ですよね。もー、金なくても趣味には莫大な量を費やすひとが多いのがヲタたちです。私がいつも「もーかりそうな産業ってどこかにゃー」と思うときはいつも「市場原理がまかり通らない分野」を探しますが、日本から世界に発展できそうなソレ系の産業は私が見た限りは、ウラハラ文化発祥の日本の服飾業界とオタク産業でつ・・・。たしかにこんなおいしい産業をマッキンゼーは見逃さないかも。。。

アキハバラはオタク産業におけるハリウッド☆みたいな・・・。まーそんなこんなで色々オタク産業を世界に☆みたいなことが私の夢でございました。はあ。でもあきらめたわけではとーてーないので、みてろよ〜的な。そんな感じです。

・・・アメリカに来てよかったことその3・・・アメリカにいるオタク産業の現状をしることができた・・・

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2006-12-08 流れにのるのではなく、流れを作れ

つい一日前まではやはり微妙にへこんでいて、彼氏に「うおおお〜ん、この留学は人をやつれさせるよお〜〜(実際やせたよ〜)(いいことだけどさあ)」と電話越し(というかスカイプ越し)に半べそかいていたものだが、

簡単に立ち直れる単純さというのが私のよいところなもので、今はけろりとしていたりする。けろりとなったきっかけ:授業

今日はJapanese Politics の最終講義だった。アメリカにきて、やっぱこの留学は意味がある、と思えるようになったのはこの講義があるからかもしれない。日本では絶対に受けることができない日本政治の授業。

日本政治の構造を深く分析し、そして未来に対する示唆を与えるこの講義は、まさに私たち日本人、が、受けるべきだ。実際にこの講義はSIPAという国際関係系の大学院との合同授業で、この大学院には日本の官僚の皆様がこぞって留学に来ている。その彼らが、このような講義の知識を持って日本の政策にかかわっていくと思うと未来もちょっと希望が見える。

この講義は、日本の外交政策のインプリケーションで終わる。

日本の外交政策はどのように、流れに乗るだけの対応志向ではなく、流れを作る方向に持っていけるのだろうね。どう思う、ここにいる日本からの生徒たちは。

そのような言葉で締めくくられたこの講義。
この言葉の背景はこうだ。明治時代からずっと、日本の外交政策はほかのどこかの国が作り出した政策やまたは時流にどのように対応するか、が焦点となっている。「対応する」という言葉が外交政策になってしまっていることからもわかるとおり、日本が作り出すべき「外交の展望」は存在しない。流れをどうやって作り出すか、ではなく流れにどうやって乗るか、がいつも重要なのだ。

別にそこで、「あー、日本てやっぱなさけないなあ」と肩を落とすのは「流れをいつも作り出す側であるアメリカ」にいる自分にとってはもはやオプションではなくなっていた。いや、本当にワクワクした。日本はやはりまだまだ私たちの世代が作り出すべきものがたくさんあるのだ。政策を真剣に分析したり発案したりする本格的なシンクタンクをつくってインフラを整えたり、どのように日本が展望をもった外交政策が行えるか、考えるべき世代は私たちだ。

ここに留学してよかったことのもうひとつ、「何かを作り出すクセ」が出来たこと。何か新しいものを作り出す、という考え方がこんなに習慣づけられるような国もそうそうないだろう。フロンティア精神を持って作り上げられた国というのは本当に影響を与える。

世界はいつもアップデートされなければ続かないし、それは日本も一緒だ。どうにかして新しい体制や新しい考え方を作り上げなければそこで国の動きが止まってしまう。動き続けるのは私たちだ。動き続けて、新しい何かを作り出さなければ。何を作るべきかを教えてくれたのはこの日本政治の授業であるし、作り出すモチベーションをくれたのはこの国だ。

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2006-12-07 これオフレコじゃないよね

某外資系戦略コンサル最大手(バレバレ)が

日 本 の オ タ ク 産 業 に 目 を つ け た 



オフレコなのかわからないけれども、SFCの皆さんはみんな日記に書いているし、ていうか、講師が講義中にばくろったのが発端なのでいいっかー。もしかしたら今頃日本ではみんなしってるのかもしれません。


日本のオタク産業は世界中にある潜在的な需要を引き出しきれてない
から俺たち手ーつけちまおうぜ


という魂胆らしいが



うれしいけど微妙。
何で、そもそーも日系コンサルでないのにゃ・・・

でも彼らが本気でかかったらそりゃーもーオタク文化が世界で花開く可能性は高いわけで・・・

ていうか全くおんなじことを「将来やりたいことー」と言って面接ですけこまして、某日系戦略コンサル会社の面接通った自分としてはとても身が狭いです。次の面接では「あー、じつはもーおんなじことをマッキ○ゼーさんが手つけちゃってー」とか言われたりしてとか・・・

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