余談で、今だからいうが前の彼のK君はとっても完璧に大人(私の前で怒ったり取り乱したことが記憶の限り存在しない)であったので、私は早く大人っぽくなろう大人っぽくなろうと努力をしていたものだった(無駄だったが)。完璧な大人っぷりに恋焦がれてそこがいい!とめーろめろだったものだけれども、彼は結局彼自身の問題は彼の中で全て完結させていたにすぎなかったのかとも思う。とっても大人だった。結局とっても大人な彼の弱い場所を探し当ててやれる大人っぷりが私に足りなかった。そして彼はだんだんそれに耐えられなくなった。多分それだけだ。
私が留学する旨伝えたとき、今の彼はとっても寂しがった。「一年なんて、長いよー」と小言を言いながら、「でも、しょうがないよね、いい経験だからね」といつも付け加えつつ頭を落としていた。「私の経験から言わせてもらえば一年なんて超!あっというまだよ」と胸はっていた私がだんだん寂しくなってきたのは出発数日前からだ。対して、成田空港まで見送りにきていた彼は、もはや「一年なんてあっというまだよ、いい経験なんだからがんばってきなよ」とか言うようになってしまっていた。出発ゲートに行く階段でぐずっていた私にたいして、ガラス越しにピースしながら笑っていた。つられて私もにやーっと笑ってピースしてしまった。涙も一秒でぬぐってしまった。
相応の恋愛はとっても心地がいい。背伸びする恋愛も忘れられない。でも、「二人」であるということを感じさせてくれる恋愛は、なんかレンアイだと思う。二人とも、お互いから何かを得ては、一緒に笑って、共通の話題でケンカして、反省してお互いの課題を指摘しては変化を続けていくという関係は実に「both of us」って感じで恋愛感がある。二人でできること(相手がいないとできないこと)を徹底的に深めていくというのが、恋愛なんだ、私にとって。
でもどうでもいいけど、次会うときまでにお互いあとずさって驚くほどスリムになってるのが目標です。 |