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「短歌日記」

いしざきともこのページENTER

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2007-09-13 自由人。
2007-09-12 古い毛布。
2007-09-11
2007-09-10 孤独ってカンジ
2007-09-09 短歌と俳句
2007-09-07 ネコジャラシ。
2007-09-07 きょうのうた
2007-09-05 人形の夜のこと。
2007-09-04 連歌と返歌
2007-04-22 きょうのうた


2007-09-13 自由人。

わたしはどちらかというと自由気ままな性質で
放浪癖でもあるのか?というくらい、心も体も
アチコチヘ行ってしまう傾向にあったし、
生活態度もそんな感じではあったんですが、
実際には自由を謳歌したことなんてないと思います。

好きにしたら?なんて言われたら、
どこまででも好きにしてしまえる自分もいれば、
どうしたらいいかわからず身動きの取れなくなりそうな自分がいます。

だからというわけでもないけれど、
短歌には定型のルール・若干の縛りがあるので、それが心地良いです。
非定型の自由詩にはない感覚だから、好きなのかもしれません。



■手放せば身軽になると思ってた誰も知らない凧の行き先
■鍋の火を止めればとうに煮崩れてほんとのことが今日も言えない

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そうそう、まとまらない・・・。なんか書いている側から別の思考がやってきて支離滅裂に(;; / 石崎友子 ( 2007-09-15 21:01 )
私も、定型のなかでことばを編む感覚が好きです。非定型だと、まとまりがつかないんですよね・・・。 / 菜種 ( 2007-09-15 00:22 )

2007-09-12 古い毛布。

秋です。秋は好きな季節です。
食べ物も美味しいし・・・・。
しかし寒くなるとどうも人肌恋しくなりゃしませんか。
人肌っていうのは、何にもかえがたく
暖かな毛布でも出せない感触ですよね。



■いま傍にあるものを抱く真夜中に古い毛布はいつもやさしい



愛着と執着の違いってなんでしょうねぇ。

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>まあさん 愛着だと思ってたらいつのまにか執着に変わっていることもあったり。。古い毛布の存在は、新しいどんな高級羽毛布団でもかえられないものですね。 / 石崎友子 ( 2007-09-13 19:26 )
愛着には思いやりがあり、執着には自己満足しかないように思います。…古い毛布ってどうしてあんなに手放しがたいものなんでしょうね。ありのままの自分のなにもかもを包んでくれてきた存在だからでしょうか。 / まあ ( 2007-09-13 03:33 )

2007-09-11 雨

■それぞれの都合や愛を差し出され郵便ポストはどっしりと赤
■羽織るものをください上に掛けるものを下さいいつも次女は寒がり


たまには図書館にでも行き短歌の本でも
借りてこようかと思った矢先に 雨が降ってきてしまった。

きょうは、雨になると思っていた。

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2007-09-10 孤独ってカンジ

世の中の短歌人さんの多くは、

1・短歌会等の何らかの短歌コミュニティに参加しているひと
2・どこにも属さずひとりで短歌をつくっているひと

と、大きく分類して2つのタイプに分けられると思います。

わたしは現在 2・どこにも属さずひとりで短歌をつくっているひと
に分類されますが、
短歌会に入っていたこともありました。
短歌の会の良いところは、自分の作ったものに対する批評がいただけること。
それがいい評価でも厳しい評価でも、やっぱり励みになるのですよね。

短歌を作っていて寂しいなと思うのは
短歌を鑑賞する人の多くが、自分でも短歌を詠む人であって
そうでない方には受け入れられにくいって点です。

でも、今はなんか色々と面倒だったりで、
会に所属していないので、孤独な作業が延々続いていくわけです。

でもマイナーな趣味を持った方ってわりと皆さんそんな感じじゃないのかしら
などと勝手に思い込んでいたりします。

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わたしも他の短歌サイトをまわったりしてましたが、今はもうすっかり遠ざかってしまいました。 / 石崎友子 ( 2007-09-11 19:58 )
数年前までは、ネット上の歌会に参加していました。でも、今は短歌を作ること自体が少なくなっていて、すっかり離れてしまっています。 / 菜種 ( 2007-09-11 19:10 )

2007-09-09 短歌と俳句

■やは肌のあつき血汐にふれも見で さびしからずや道を説く君/与謝野晶子

短歌を作ってはいるものの、短歌の歴史だとか背景なんて
ちっとも知らないわたし。
自分にとって短歌は定型詩でしかなくって、はじまりが
現代短歌だったから余計、和歌には疎い。
与謝野晶子もよく知らないけど、この短歌にはパワーがあると思う。

いい短歌を詠むには?という問いに、恋愛をすることだ、と答える人は多い。
確かに、恋愛って人を詩的にしたりもする気がする。
でもいい短歌を生むのが必ずしも、いい恋愛だとは思えない。

詩をつくっているわりには、羞恥心の強い自分は
実は短歌に向いていないんじゃないかと思ったりもする。

先日思い付きで俳句をつくってみたら思いのほか楽しかった。
短歌より縛りが多い分、凝縮されているし、つくる方も想像力を使うけれど
少ない言葉で受け取り手に想像を委ねてしまえる、という点では
俳句の方が勝るんじゃないかと思う。
短歌人さんと俳句人さん、どちらが多いのだろう?

短歌と俳句はどちらも定型詩なのにまったく違う感じですよね。

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俳句難しいですよねぇ・・・。チョコレート語訳みだれ髪、ぱらぱらめくった程度なんですけど、短歌って文語でも口語でもいくつもの解釈が出来たりしてそれが楽しみだったりします。 / 石崎友子 ( 2007-09-10 20:51 )
私は、俳句では短過ぎてだめですね。ことばが足りなくなってしまって。「燃える肌を抱くこともなく人生を語り続けて寂しくないの」俵万智のチョコレート語訳みだれ髪、より。←初めて読んだ時には感動しましたよ。こんなふうに訳すんだ、って。 / 菜種 ( 2007-09-09 22:32 )

2007-09-07 ネコジャラシ。

帰宅途中に数年ぶりに知り合いと遭遇する。
相変わらずわたしは人見知りでテンションは低いけど
ちょっと微笑ましい偶然だったことが喜ばしかった。




ご馳走様でした。
「街灯に影が浮かんでねこじゃらし」・・・・俳句はやっぱり難しい。

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>まるとさん 世の中って狭いですよね(笑) 俳句ってやっぱり想像力使う〜。でも面白いかも?って感じました。なかなかストイックな作業ですね俳句つくるって。またどこかで遭遇したらよろしく☆ / 石崎友子 ( 2007-09-09 21:18 )
あっけなく遭遇しちゃいましたね。「街灯に影の消ゑゆくねこじゃらし」本歌取り(笑) / まると ( 2007-09-09 00:34 )

2007-09-07 きょうのうた

あちこちに散らばってゆくような思考回路。
それらをまた正しい場所に戻してくれるのは
結局誰かのたった一言なのかもしれない。

ここが広い海でなくて良かった。
どこにでも行ける自由って、なんて不自由なんだろうと思う。




■どの河を渡ってきたの でこぼこの小石を僕の傍らに置く

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2007-09-05 人形の夜のこと。

■性愛の意味も知らぬという顔で飾られており 人形の夜 /いしざきともこ



本体のサイトの表紙の人形画像は、快諾を頂き、
みなみさんのところからお借りしたもの。
みなみさん、どうもありがとう。

表紙に使った画像以外にも、とても素敵なものがたくさんあって
それらの写真を眺めながら、不思議な世界に迷い込むような感覚だった。


写真などの創作物を見て、刺激を受けたり
他の方の短歌から、連想したりは、とても快感だし
自分の飽きっぽさを思えば、2002年〜2005年まで
よく続けたんじゃないかと思う。
今までそんなに継続した趣味ってないし
老後にも続けられる趣味なんじゃないかと思う。
仕事以外でずっと継続できるもの・・・・・・そういうのが欲しい。

なぜ2005年で休止しているのか、といえば
その後の人間関係のアレコレで創作意欲もなくなったんだと思う。
その年の夏には関節リウマチを発症した。

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>菜種さん 短歌の本ってなかなか置いていないですよね。ネットで注文が一番早いのかも・・・。英会話いいですね^^私も習いたいかも。 / 石崎友子 ( 2007-09-05 21:52 )
今日はひさしぶりに本屋さんへ行きました。注文していた本が届いたと連絡があったので。田舎なので、市内でいちばん大きな本屋さんではありますが、短歌の本なんて数冊です・・・。仕事以外で継続できるもの、私が2年前に始めたのは英会話です。ほとんど上達はみられませんが。 / 菜種 ( 2007-09-05 20:35 )

2007-09-04 連歌と返歌

以前は、他の短歌趣味さんと、
いくらかのコミュニケーションがあったから
誰かの短歌に返歌を返したり、ということもしていて、
それがとても楽しかった想い出がある。

本体のサイトを、再開することにして
自作の短歌をぱーっと並べたときに
2002年の「腐敗」をなつかしく読んだ。
確か誰かの短歌の返歌からはじまり
返歌に返歌を返して、というのを繰り返していて、
結局連歌みたいになっているんだけど、
本来は元になっている歌があってこその、返歌だとも思う。
出来不出来より、その時のストーリーを思い出し懐かしくなった。

31文字に物語を閉じ込めることができるようになれたらいい。
それが目標だったし、いつかそんなふうに言葉を扱えるように
なったらいいなと思います。
何かのストーリーを彷彿とさせるもの。そういうのがいいと思う。


だってただ綴るだけなら何も31文字にこだわる必要は
どこにもないんだし。

先頭 表紙

>菜種さん どうもありがとう。短歌は人のものを読むのもすごく楽しいし刺激を受けますよね。詩の交換って、なんだか乙女だなあ。 / 石崎友子 ( 2007-09-05 09:40 )
石崎さんの作品は、とても好きですよ。もちろん自分とは違う世界で、でもどこか似ています。 / 菜種 ( 2007-09-05 04:52 )
短歌でしたことはありませんが、大学の頃は親友と詩の交換をしていました。 / 菜種 ( 2007-09-05 04:47 )

2007-04-22 きょうのうた

ここ数日時間のあるときはぱらぱらと歌集をめくって
目にとまる短歌を探したりしています。
少しずつ少しずつ。体を慣らす感じです。

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