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アーシャの「モスクワ生活 & イギリス大学院留学日記」

バーミンガムから今度はロシアのモスクワへ大移動です。
大学院での奮闘日記は2003−2004年分をご覧下さい。

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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-12-05 解放感のない週末
2003-12-01 12月突入
2003-11-29 リベンジパーティ
2003-11-28 Tutorial状態
2003-11-26 Fucking ・・・
2003-11-25 いつものセリフ
2003-11-24 ロシア語と英語
2003-11-21 BACON CABBAGE
2003-11-20 遅刻
2003-11-17 ちょっと前向き


2003-12-05 解放感のない週末


やっと、一週間が終わった。 
でも、今週はまったく解放感なし。

エッセイの締め切りが15日(月)なのに、その前の月曜日に
セミナーのプレゼンがあり、更に、その日が締め切りのロシア語
のサマリーの宿題と火曜日のTutorialの為の翻訳がある。
エッセイの為に読まなきゃいけない文献が山ほどあるのに、
そんなこんなで全然Readingに取り掛かれない。

今回のプレゼンのテーマは
"How is the socialist past discursively constructed and
articulated in Eastern Europe?"
このプレゼンの準備の為にも4冊くらい本を読まなきゃならない。
今日、ロシア語クラスの後図書館でReadingと格闘するも睡魔に負けた。
金曜日はいつもぐったり疲れちゃうんだよね。
今夜は頑張ろうとさっきコーヒーを飲んだけど、カフェインが効いてくる
気配はなし。 やっぱ寝ないとだめかねぇ。 
今夜はあきらめて、土日に頑張ろう。 

エッセイの方はEricに文法ミスをチェックして貰うから
遅くとも11日(木)迄には形にしないとまずい。
はぁ〜、来週は徹夜してでも何とかしないと。
 

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2003-12-01 12月突入


早いもので今日から12月だ。
あっという間の2ヶ月だったなぁ。

しかし天気が安定しない国だよ、ここは。
朝晴れていても夕方雨が降ることはしょっちゅう。
今日は朝からずっと雨。 雨の日は寒いし好きじゃない。 

月曜日はロシア語・セミナー・ロシア語とクラスが3つあり
一週間のうち一番きつい日。 一日が終わるとぐったりして
何もやる気が起こらない。 あ〜、でも明日持って行く翻訳を
今夜やらないと。 あと、15日提出のエッセイにも取り掛からないと。
何かが終われば何かが始まる。 エンドレス状態だよ。

 

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てるてる坊主さま、はじめまして。 大学院留学の準備頑張って下さいね。 この日記が少しでもお役に立てればうれしいです。  / アーシャ ( 2003-12-03 03:42 )
アーシャさんはじめまして。いつも楽しく日記を拝見しています。私は今日本の学部4年なのですが、来年秋からの院留学に向けて準備中です。ここで勇気とやる気をいただくこともしばしば・・・(笑)それではまたちょくちょく覗かせていただきます!! / てるてる坊主 ( 2003-12-03 00:37 )
幽鬼さま、はじめまして。 「牛のように眠りたい」がまさにアーシャの今の心境です。 / アーシャ ( 2003-12-02 16:38 )
僕もエッセイとか抱えすぎです、そしてルームメィトとの問題とか多々あります。たまには牛のように眠りたいです。 / 幽鬼 ( 2003-12-02 11:01 )

2003-11-29 リベンジパーティ


昨晩は、予定通りリベンジパーティを決行。 
リカルドがメキシカンの友達を連れてきたり、ゆーこや
リンダも来たし、すごい盛り上がって楽しかった。
音楽をがんがんかけ踊るは飲むはで、12時ごろまで盛り上がり
お開きになった。

例の中国人達はおとなしいもので、文句も言わず部屋にこもってた。
特にいつも鼻っ柱の強いRoom1の女は、まるで人が変わったよう。
Room5に入り浸り、一度も部屋から出てこなかった。 いい気味。
友達も少しはすっきりしたよう。 

今日は朝から引越し作業。 お手伝いしたけど、同じ敷地内の
引越とはいえ、やっぱり引越は大変だ。 彼女の場合、4月から
来てるので荷物も増えているし。 でも15時には無事引越完了して
落ち着いた。 

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2003-11-28 Tutorial状態


今日のロシア語翻訳のクラスにはアーシャ以外誰もこなかった。
オリガとショーンはQualitative/Quantitative methodのエッセイだか
テストだかあるのでお休みで、他の人はサボりらしい。
人数少ないんだから、さぼんなよ〜。 

てなわけで、Mike Berryとマンツーマン。まるで火曜日の
チュートリアルのよう。 最悪。 疲れた。 

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2003-11-26 Fucking ・・・


下品なタイトルで失礼。

実は、韓国人の友達が中国人達のいじめにあい、同じ寮の中にある
違うフラットに引っ越すことになった。
彼女のいたフラットは、彼女以外の4人が全て中国本土から来た
中国人というSmall China状態。ある日、友達の電話の声が大きいと
Room1が文句を言いにきた。しかもrudeな態度で。 その2日後に
友達は寮のレセプションから呼び出され、「あなたのフラットメイト
の殆どがあなたをことをクレームしているんだけど」と言われた。
問題はそのクレームの内容。 奴らが持ってきた手紙には
3人の名前が明記してあり、騒音だけでなく、男を毎日連れ込んで
音を立てているとか、毎週くる男が違うとか嘘八百が
書かれていたそうだ。 レセプションのマネージャーはクレームしている
人達の名前はいえないというので、彼女は一旦部屋に帰り、フラットメイトに
「何か問題があるなら自分に直接言って」といったら、やつら口を揃えて
"We have no idea. We did not go to reception."と回答。
怒ったとも友達は、もう一度レセプションに行き、事情を説明し
誰が来たか名前をチェックした。 そしたら手紙にはRoom 1,3,5の名前が
しっかり明記してあり、彼女の怒りは頂点に。 
「とりあえず、部屋に来てと」いわれ、彼女の部屋に行った時には
もう手のつけられない状態で、友達がRoom3の女に噛み付いていた。
そこに、Room1が戻ってきて、フラットはもう戦争状態。 
怒鳴りあい、最後には友達が「Fucking Chinese!」と叫んでしまった。
マネージャーが来て仲裁し、首謀者(手紙を書いた)のRoom1と
友達両方ともフラットを移るように言った。 公平をきすといっても
友達に罪はないが、彼女としては気分悪くてこのフラットに住みたく
ないというので心良くそれを承諾した。  

しかし、皆が組んで陥れるなんて最低だ! 聞いてみると
他にも同じようなケース(中国人にいびられ追い出される)が多発
しているらしい。 中国人達は、ここがUKであるにもかかわらず
中国人の常識を押し付け、中国語で押し通す。大学にこれだけ
中国人が多くなってくるとこういう弊害も出て来るよね。 
決して、中国人全員が悪い人だとは思わないし、リンダのように
いい人で本当の友達になれる人もいるけど。 リンダにこの話を
したら、「恥ずかしい、でも、すべての中国人がそうだとは思わないで」
と言っていた。 これだけ、問題が多発しているのだから、大学側も
何か対応策を考えて欲しいと思う。 

今回、電話の声が大きいと言われた友達は、引越す前日の28日(金)に
さよなら(別名リベンジ)パーティを催すことを決意。 やつらに
本当のノイズというものを教えてやるんだそうだ。(笑)
最高のパーティにしてやろうじゃん。

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ゆーこちゃん、いやぁ本当に大変だったよ。 でも、イタリア人のお友達の言うとおりだと思う。 イタリアも大変なのね。 / アーシャ ( 2003-12-01 09:09 )
イタリア人の友達(ミラノ在住)は「They hate anyone anywere in abroad because the place is not China, the local people are not Chinese. I don't understand why they want to immigrant to Italy! They never respect anyone but Chinese! 」ってキッパリ(笑) イタリアでもこの手の問題は山のようにあるそうです。この話をしたら電話で2時間愚痴られたよ。自分からかけた電話じゃなくてよかった!(笑)  全部の中国人がリンダみたいだったらいいのにねぇ・・・。 / ゆーこ ( 2003-12-01 07:33 )

2003-11-25 いつものセリフ


"You know everything in Russian. You should improve your English."
へいへい分かってますって、Mike Berry様。

毎回毎回Tutorialの度に聞かされるこのセリフ。
耳にタコが出来たかもしれない。

頑張ってるんだから、もう少し気長に見てくださいよぉ〜。

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2003-11-24 ロシア語と英語


日本は今日は祭日、でもUKは普通の日なので、いつもどおり学校に。
ここにいると、日本は祭日が多い国だなと思う。 今使っているカレンダーは
日本から持ってきたやつなので、祭日に赤丸がついている。 見てみると
11月は2回も3連休がある。 うらやましい〜。

今日の3限目のロシア語(Advanced Oral)は面白かった。
うちの現役PhDのロシア人が来て、ロシア語で自分の研究について
話をしてくれ、その後質疑応答。 彼は南ロシア(クラスノダールとか)
に多く住む移民ギリシア人マイノリティーの問題を研究している。 
恥ずかしながら、アーシャはこの問題についてまったく知識がなく
ロシアにはこんな問題もあったんだとびっくり。 18世紀にトルコ人が
ギリシア人をグルジアとかアルメニアに連れてきたのが移民の始まり等々
歴史的なことから彼が説明してくれたので、すごく分かりやすかった。

でも、驚いた。久々にロシア語のレクチャーを聞いてみて、
なんてロシア語は楽なんだろう。 UKに来てから少しは
ロシア語と英語の差が埋まったかなと思っていたけど全然違う。
ロシア語の場合聞いていてほぼ100%理解が出来る。 あと決定的に
英語と違うのは、何か質問するときに、躊躇しないし、「さぁ質問するぞ」
と意識しないで日本のように自然に質問が出来る。 これが英語だと
さあ大変、いまだに「質問しようかな、どうしようかな」と考えてしまう。
自分の英語に自信がないからなんだろうけど。 ロシア語だって間違え
ながら話しているし、自信なんてないけど、なんでだろう。
話し慣れているせいなのか、日本語同じように意識をしないで口に出てくる
んだよね。 結構Terribleなロシア語喋っているなと自分でも時々
笑っちゃうけど、あまり気にならなくなったし。 

今日、クラスメートのドイツ人のオリガに「最近気付いたけど、
アーシャってロシア語の方が得意でしょ?」と言われた。 
彼女がロシア語で話をしたいというので、暫くロシア語で御喋りした。
セミナーだとそんなに喋り倒さないのに、ロシア語の会話の授業とだと
超早口でTalkativeなアーシャにびっくりしたんだそうだ。 そりゃそうだよ
英語で喋り倒せたら、そんなに今苦労してないって。(笑)

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2003-11-21 BACON CABBAGE


学校に行く途中で水を買うため大学の中にあるスーパーに寄った。
何を買おうかなとドリンクコーナーを見ていると、BACON CABBAGEと
書いてあるドリンクを発見。 げっまじ、ベーコンにキャベツなんて
どんな味がするんだろうと思ってたら、良く見るとそれはなんと単なるNatural
mineral waterでBRECON CARREGという名前だった。(爆笑)
そりゃそうだよ、そんなドリンクさすがのUKにもあるわけ無いじゃん。
あ〜、相当やばいね私、こんな見間違いするなんて。 
ロシア語のボキャテストの前で、頭も目もおかしくなっているよ。

自分の馬鹿さ加減にうんざりしながら図書館に向かい、ボキャ暗記に励む。
ラストスパートかけるも、550個もそう簡単に覚えられるわけが無い。
あっという間に一時間半すぎ、教室に入り、テスト開始。
問題を見た瞬間、げっげ〜、Mike Berryめ、550個のうち250問出しやがった。
結果は、前回よりは良かったものの、またクラスでビリ。
しかも、いつもビリを競うマークが今日はいなかったから尚更出来の悪さが
目立つ。他のクラスメートはネイティブだから、英語の方は覚えなくて
いいけどこっちは英語もロシア語も覚えなきゃいけないから、
やっぱり不利だ。 それでも今回は頑張って200問くらいは正解したんだけど、
彼らは240問とか満点に近い点数を取るからかなわない。 
でもめげないで、今度は満点を目指して頑張ろう。 

例のベーコンキャベツの写真。一瞬でもBACON CABBAGEに見えてしまった
そこのあなた、相当疲れていますよ。 気をつけましょう。  

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のぶりん、出口まで’1メートル’ですか。かなり疲れがたまってますね。秋学期もあと少し、お互い頑張りましょう。 / アーシャ ( 2003-12-01 01:48 )
ゆーこちゃん、かなり疲れてるね。 私もエッセイの締めが・・・。ヤバイよ。 / アーシャ ( 2003-12-01 01:47 )
私もやっていました。それプラス、高速で’出口まで1m’を’1メートル’と読み、大慌て。相当疲れているのか、単なる天然ボケなのかわからないけど、お互い休息の日を求めて、頑張りましょ。 / のぶりん ( 2003-11-30 04:38 )
今日同じものを買いました。 私疲れてるのかも・・ベーコンキャベツに見えたよ(涙) プレゼン終わったから今日は寝る・・そしてエッセイにむかって前進だ! / ゆーこ ( 2003-11-28 01:58 )

2003-11-20 遅刻


12時からのロシア語の授業の前にちょっと図書館に寄ろうかなと思い11時過ぎに
寮を出た。 途中で、「あれ?おかしいな、今日は2コマ目が13:00に
終わるはずだよな」と思い、時計をもう一度見て、「っていうことは
授業もう始まってるじゃん」、11時に始まるはずの授業の時間をすっかり
一時間間違えていた。 気付いた時にはもう11時15分で、多分教室に
着くのは25分くらい。 半分もたってから遅れてはいるのもなぁ
と思ったが、せっかく前向きになったことだし、30分でも貴重だから授業に
遅れて出席した。 終わってから、レーナ先生に
「遅れてごめんなさい」とロシア語で言ったら、
「Поздно лучше чем никогда.(遅くても来ないよりはいい)」
と言ってくれたので、来て良かったとちょっとホッ。
ロシア人はよくこの諺を使う。 モスクワ大に留学していた時に
Lazyなアーシャは授業に良く遅刻して、先生によくこの台詞を言われた。
今日は別にLazyで遅れたわけじゃないけど、昔と同じことを繰り返して
いるようで、成長しないな自分とちょっと反省。

13時にもう一つのロシア語のクラスが終わったあと、Ericとの待ち合わせの
時間まで図書館で勉強。 その後、Ericのロシア語の質問に答え
また、図書館で勉強して、17時半頃寮に戻ってきた。 
Ericとは、私がEricのロシア語の分からない所を教え、Ericは私の
英語を直してくれるという相互ヘルプの関係。 12月頭に提出する
エッセイのネイティブチェックもやってくれることになっている。
でも、12月中旬から1月中旬までロシアで、その後、PhDのReseachの
為ドイツに行くというので、1月提出分のエッセイはチェックして貰えない。
Westmereに行くしかないかな。 何か考えないと。

明日はロシア語の2回目のボキャテスト。 今度こそいい点とるぞ。
というわけで、これから勉強に励みます。

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2003-11-17 ちょっと前向き


無事にセミナーのプレゼンが終わった。
プレゼンと言っても、少人数のセミナーなので
Power pointやOHPを使うわけでもなくhand outを配って
説明する小プレゼン。 それでも、いつも超緊張して
説明がしどろもどろになってしまう。 大体、日本語でも
人の前でスピーチするのが大の苦手なアーシャが英語で
上手にプレゼンが出来るわけ無い。 これも訓練だとは
思うが、何回やってもなかなか慣れないものだ。

今日の説明もしどろもどろ。 ちゃんとコメントも準備したのに
うまく話せなかった。 「Messyな説明で御免なさい」とプレゼンの
最後に言ったら、教授から「このトピックは非常にcomplecatedだから
うまく説明出来ないのは理解できる。でも、そのcomplecatedなissueを
うまく整理したと思う。Good introduction for today's discussion。」
と言われた。 全然満足できる説明ではなかったので、励ましてくれた
のかもしれない。 

いつもは、セミナーが終わると敗北感にまみれるのだけど、今日は不思議と
そうでもない。 教授の言葉のせいもあるし、ディスカッションに
かなり参加出来たせいかもしれない。 でも何より、気持ちがNegativeから
Positiveに変わったせいかもしれない。 日曜日にプレゼンの準備をしながら
いろいろ考えた。 何故今ここにいるのか。 そして、仕事もせず
自分の好きな勉強だけすればいいこの一年がいかに貴重であるか。
こんな贅沢なことは自分の人生に二度とないかもしれないと思ったら
落ち込んでいる時間さえ勿体無く感じた。 ここにいる間に、一分でも
多く英語を話そう、一行でもたくさん英語を読もう、出来るだけ知識を
詰め込もうと。 勿論、ロシア語の翻訳もうまくなってやる。
ここに来る時に同じことを誓ったのに、あまりに打ちのめされてすっかり戦意を
失い、いつのまにか、逃げること、うまくごまかすこと、少しでも楽をする
ことを考えてた。 どんなに落ち込んでもすぐ立ち直って前向きなれるのが
私の取り柄だったのに。 

自分が今ここいる意味を再確認して、やっと気持ちがまた前向きになった。

   

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