himajin top
せんきちの「日々是口実」


24時間、現実逃避!

せんきちの超おたくサイト「旅荘 愛のさざなみ」(総本家)にも、ぜひお立ち寄り下さい。

blog、てきとーに稼動中。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-03-11 皇后女優のその後 再び
2004-03-08 この道より
2004-03-07 皇后女優のその後
2004-03-05 バースデー競馬
2004-03-03 なにゆえに
2004-03-02 早くも花粉症らしく
2004-02-28 流されて。。。。
2004-02-24 女、女、女
2004-02-20 せんきちの「青い体験」
2004-02-18 BOBOちゃんとホトちゃん


2004-03-11 皇后女優のその後 再び


橘ますみのことが書いてあるというので古本屋から取り寄せた『朝日のようにさわやかに』(川本三郎、1986年、ちくま文庫。親本は1977年刊)を読んでいたら、『温泉あんま芸者』のことを絶賛しており、中でも例の高倉みゆきがメインの件を激賞していました。
しかし、さしもの川本氏もあれがかつての皇后女優・高倉みゆきだとはわからなかったらしく、「あの女優さんは誰?」と書いていました。
ま、わたくしも、偶然タイトルバックで高倉みゆきの名前を見つけ、注意して観ていたのでそれとわかったという次第で、タイトルで名前を見落としていたら、一生わからなかったでしょう。
この映画、よくよく考えてみると、石井監督と高倉みゆきの他にも、あんま芸者のリーダー格に三原葉子、橘ますみが慕う町医者に吉田輝雄と、元新東宝のメンバーが勢ぞろいで、なんだか新東宝同窓会のような映画です。
そういう意味でも、やっぱり泣ける成人映画です。


付記:この映画、公開当初から良識ある人々には問題視されていたらしく、内閣府の世論調査でも槍玉にあげられています。でも、今観るとなんでこれが成人映画なのか、はっきり言ってよくわかりません。古谷一行の「混浴露天風呂シリーズ」と大差ないですもの、露出度的には。
それにしても、この映画の橘ますみはいいです。三原葉子もね。

先頭 表紙

この文庫本、まだ絶版にはなっていないみたいですが、再版するときにはぜひとも「高倉みゆき」の名前を入れて欲しいものです。 / せんきち ( 2004-03-11 23:22 )

2004-03-08 この道より


この道よりほかに 我を生かす道なし この道を歩く

「白樺派の巨人」武者小路実篤の詩です(「ほかに」がない場合もありますが、ここでは私の記憶どおり、「ほかに」を入れておきます)。

高校時代、せんきちはこの詩を知り、「おお!すんばらしーじゃあーりませんか!!!」と大感激、『武者小路実篤詩集』(新潮文庫)を買い込んでは、繰り返し読みふけったものです。

が、先日、『温泉あんま芸者』を見ていたら、吉田輝雄扮する温泉街の町医者が「ぼくの大好きな言葉を、君に送ろう」と言って、橘ますみ演ずるあんま芸者(千代)に教えるのがなんとこの詩で、せんきちはびっくらこいてしまいました。
しかも映画のラストで、橘ますみは「あたいには、この道(あんま芸者)しかないわ」と、このありがたい言葉を噛み締めつつ、温泉あんま芸者としてスケベオヤジをたらしこんで、もっともっと稼ぎまくろうと決心するのでありました。

なんだかすごすぎます。。。。

そしてもっとすごいのは、この映画が製作された当時(1968年)には、まだ武者小路実篤は生きていたということ。
実篤自身は、自分の詩がこんな使われ方をしていることを知っていたのでしょうか。

よく問題にならなかったな。

石井輝男、おそるべし。

先頭 表紙

↓更にすいません。売防法ですね。売るのか買うのかわからなくなってしまい。。。。 / せんきち ( 2004-03-14 21:03 )
↓すいません。売春法じゃなくて買防法(買春防止法)でした。とほほ。。。。 / せんきち ( 2004-03-14 21:02 )
ぷるぷる様:この元祖『温泉あんま』もかなり問題になったらしいです。当時、温泉場の女性あんまは売春法施行以後、その筋の職から転身した人が多かったのだそうです。 / せんきち ( 2004-03-14 21:01 )
さすがせんきちさん!そうですそうです。半裸でもう必死にマッサージする玉緒がぜんぜんいやらしくなく可愛くて。2話の鉢合わせギャグもおもしろかったわ。3話は憶えてない…。ん〜、もっかい観たくなりました。しかし温泉あんまの方、「秘術をつくしての悩殺戦」ってスゴイですね… / ぷるぷる ( 2004-03-13 17:49 )
ぷるぷる様:この映画ですね。当時のスポーツ新聞にも沢山記事が載っていました。ちなみに、『温泉あんま芸者』のルーツは、この映画らしいです。 / せんきち ( 2004-03-12 22:52 )
もちろん若くてキュートだったころ(今もある意味キュートですが)の玉緒です。そして芸者ではないあんまさん、だったと思いマス。 / ぷるぷる ( 2004-03-12 11:08 )
そういえば、中村玉緒が温泉宿であんまさんをやる映画を見たことがあります。ストーリーはほとんど忘れてしまったのですが「おもしろかった」という記憶があります。浴衣姿で汗だくになってあんまする玉緒がなんとも可愛らしかったのを覚えています。 / ぷるぷる ( 2004-03-12 11:06 )
tomohiko様:追伸 みょーに安っぽい主題歌もサイコーです。あと、覗きの場面でやたらと軽快な音楽がかかったり。 / せんきち ( 2004-03-11 23:35 )
tomohiko様:ぜひ観てください。これはすんばらしー映画です。ひさびさにはまりました。 / せんきち ( 2004-03-11 23:31 )
ぷるぷる様:「人形佐七捕物帳」なんて、ふと思い出してしまいました。人形道もゲーム廃人道もけもの道かと。。。。 / せんきち ( 2004-03-11 23:30 )
この道しかないと覚悟を決めて邁進する姿、感動的ではありませんか(って映画は見てないけど)。私も「この道を歩く」と言える道にたどりつきたいものです。 / tomohiko ( 2004-03-09 23:13 )
「あたいはこの道(人形道)しかないわ」 / ぷるぷる@ゲーム廃人道も見えてきた ( 2004-03-09 00:56 )

2004-03-07 皇后女優のその後


少し前の日記でちらりと触れましたが、今はなき新東宝の女優さんに、高倉みゆきという人がいました。
1958年の映画『天皇皇后と日清戦争』で皇后役を演じ、「皇后女優」の異名をとった女優さんです。

が、新東宝との再契約を拒んでフリーとなったため大蔵貢社長の怨みを買い、

「女優を妾にしたんじゃない。妾を女優にしたんだ」

と、あたかも大蔵社長の愛人であったかのような発言を流されて、映画界から追放されてしまいました。実際には、愛人でもなんでもなく、大蔵社長の一方的な片思いだったそうなのですが。

その後、彼女を映画界に呼び戻そうとした人たちからの出演依頼が入ることもあったものの、そのたびにどこからか横槍が入ってキャンセルになるということが繰り返され、結局、テレビドラマに出演ながら地道に女優生活を続けていたといいます。

が、そんな彼女が8年ぶりに映画出演したのが、東映のお色気コメディー『温泉あんま芸者』
彼女の古巣・新東宝所属の監督だった石井輝男がメガホンをとった作品です。石井監督自身が、彼女に直接出演依頼をしたのかも知れません。
この映画での彼女は、身重の身体を抱えたままあんま芸者となるものの、仲間の芸者のへそくりを奪ったあげくに生まれた赤ん坊も置きざりにして夫と逃走、しかし最後は見つかって吊るし上げを食う、という役どころでした。
金を盗んで逃げたはいいが、赤ん坊可愛さに温泉へ戻って芸者たちに捕まってしまう彼女の姿に、わたくしは彼女の実生活での辛かったであろう日々を重ね合わせ、思わず涙してしまいました。

泣ける成人映画です。

少し訂正:高倉みゆきは、ほされ状態になった後、日本テレビのテレビマンと結婚して一女をもうけ、この当時はほとんど主婦状態にありました。
女優としては不遇でしたが、私生活では幸せを掴んでいたのでした。

先頭 表紙

日本映画データベースによると、1963年の「めくら狼」にも名前がありますが、これはちょっと?です。 / せんきち ( 2004-03-08 22:14 )
おにぎり様:ここ(高倉みゆき)のエピソードは、泣きのパートなのですが、全体としてはお色気満載のコメディー映画です。面白いですよ。なぜか成人指定ですが。 / せんきち ( 2004-03-07 20:27 )
それって「コメディー」なんですか? / おにぎり ( 2004-03-07 17:46 )

2004-03-05 バースデー競馬


誕生日だったので、競馬観戦に行きました。って、何のかんけーもないけど。

「さあ、いっちょ儲けたろかい!」と思いつつ、しかしケツの穴の小さいせんきちのこと(大きくても、物理的にこまりますが)、1レース500円から900円というせこい賭け方で計11レース、差し引き2240円の赤字でした。

実は11レースのうち6レースが当たりだったのですが、突っ込んだ金額よりも配当金の方が少ないという体たらくで、こんなに情けない結果になってしまいました。

植木等の言うとおり、「馬で金儲けしたヤツはないよ」ですね。

ギャンブラーの素質ゼロです。賭神への道は険しい。。。。

先頭 表紙

jing様:おほほ、そうなんですの。浪漫主義者・せんきちです(おいおい)。周恩来ネタは、けっこう中国人に受けるので、中国に行くたびに使っています。 / せんきち ( 2004-03-07 20:31 )
tomohiko様:んー、それはすごいですね。胃に穴が開きそうです。 / せんきち ( 2004-03-07 20:30 )
ぷるぷる様:ありがとうございます。今、親知らずが痛いので、大事にとっておきます。 / せんきち ( 2004-03-07 20:29 )
お誕生日おめでとうございました。ロマンティストなうお座さんですねっ!他にもこんな方々がお誕生日だったようです。周恩来主席と同じなのね / jing ( 2004-03-06 23:29 )
お誕生日おめでとうございます。実は今日一緒に飲んでいた仲間は過去にファイナンシャル担当役員だった人ですが、彼はデリバティブという博打人生をもう 12 年位続けている滅多にいないプロの博徒です。 / tomohiko ( 2004-03-06 01:46 )
せんきちさん、お誕生日おめでとう〜!賭神チョコをあげましょう。ハイ、( ̄ー ̄)ノ■ / ぷるぷる ( 2004-03-05 22:24 )

2004-03-03 なにゆえに


さて、少し前の日記にも書きましたが、某議員の学歴詐称問題以来、永田町は与党と野党の敵失リーク合戦に明け暮れているようです。

でも、「なんか変だな」と思うことが。

それは、野党のこんなことあんなことは喜んで報道する大新聞やテレビが、与党のこんなことあんなことに関しては、なぜか及び腰だということ。

すでにして、「国家総動員体制」が始まっているのでせうか。

このぶんじゃ、「メディア規制法」なんていらないかもね。勝手に自粛してくれるんですから。

先頭 表紙

↓「自分の誕生日を忘れていた」の意です。 / せんきち ( 2004-03-05 22:00 )
saki様:お祝いの言葉、ありがとうございます。すっかり忘れてました。 / せんきち ( 2004-03-05 22:00 )
saki様:「男心となんとやら(ほんとは女心じゃないのです)」の例えどおり、ミスターが倒れたら今度はその報道一色です。永田町の皆さんは、胸をなでおろしていることでしょう。 / せんきち@次の餌食は誰? ( 2004-03-05 21:59 )
aika様:ありがとうございます。「また一つ年だけとりて大阿呆」。おあとがよろしいようで。 / せんきち ( 2004-03-05 21:57 )
tomohiko様:「赤旗」によると、大新聞はあそこからの広告料にかなり依存しているらしいです。金の力ですか。 / せんきち ( 2004-03-05 21:56 )
お誕生日おめでとうございます!本当にそんなあらさがししてる暇があったら、他にエネルギーと税金つかって欲しいですよねえ。最近どこに投票したらよいやらさっぱりわからなくなってきてしまいます。 / saki ( 2004-03-05 16:44 )
お誕生日おめでとうございます♪良い一年になりますように。素敵なお誕生日をお過ごし下さいね。 / aika ( 2004-03-05 14:42 )
そうそう、孫が詫びても、犯人についてはあんまり触れませんよね〜。自粛しすぎ。 / tomohiko ( 2004-03-04 00:15 )

2004-03-02 早くも花粉症らしく


早くも花粉症が発症したらしく、先週辺りからとても辛い毎日を過ごしております。
鼻炎の薬って、喉がやたらと渇くのよねえ。
眠くなるし。。。。
おまけに、昨日から急に寒さがぶり返してきたため、風邪も引いてしまった模様です。
やる気がでないわ。。。。(もともとないけど)

先頭 表紙

しんちゃん様:わたしもここ五年くらいなのですよ。はじめは花粉症だとはわからずに、ただの風邪だと思っていました。気づくのにも時間がかかります。 / せんきち ( 2004-03-04 20:31 )
ぷるぷる様:ありがとうごぜえますだ。今も頭重が。。。。顔がでかいだけかも。 / せんきち ( 2004-03-04 20:30 )
急に花粉症になることってあるんですかね?去年ぐらいからっぽい症状が出て困惑ちぅでございます。 / しんちゃん ( 2004-03-02 22:37 )
どうぞお大事に。無理なさらないよう。。。 / ぷるぷる ( 2004-03-02 22:00 )

2004-02-28 流されて。。。。


今、何かと話題のこの事件

実はかく言うせんきちも、被害者の一人です。
氏名、住所、電話、個人ID、メールアドレス等々、みんな流出しちゃったそうです。
お詫びのしるしに500円分の金券を下さるそうですが、それで済む問題かなあとも思います。
アドレス変えても、またみんなに連絡しなくちゃならないし。
住所もすぐには変えられないし、氏名に至っては変えようがないです。
慌てて結婚でもするしか方法がないな。相手がいないよ。

しばらく様子を見ることにします。

まいったね。

先頭 表紙

ぷるぷる様:さらに恐ろしいことに、大手マスコミ(大新聞・テレビ)は、このことをほとんど報じないのですよ。ヤバい兆候です。 / せんきち ( 2004-03-03 21:35 )
読みましたわ!今の今まで「一派遣社員の出来心」というニュースを信じておりました。なんだか複雑そう。恐いよ。ヤフオクのデータも漏れたって噂もあるし。 / ぷる2@離婚して引越さなきゃ( ̄□ ̄;) ( 2004-03-02 21:41 )
ぷるぷる様:しかも、こんな恐ろしい背景があるらしいです(29日の項、ご覧下さい)。もう流れたのかしら、信濃町に。 / せんきち ( 2004-03-01 21:50 )
500えんって…孫め、がっぽり儲けてるくせに! / ぷる2@写真がえっちよ(^ ^) ( 2004-02-29 09:19 )

2004-02-24 女、女、女


ここのところ、立て続けにタイトルに「女」が付く映画を3本観ました。

『女死刑囚の脱獄』『女の園』『残酷・異常・虐待物語 元禄女系図』。

『女死刑囚の脱獄』は、大蔵新東宝における『女○○の××』というタイトルを持つ作品群の中の1本。タイトルがタイトルだけに、ヒロイン(高倉みゆき)がもっと大暴れすると思っていたわたくしにとっては、拍子抜けする映画でした。
主演の高倉みゆきは、大倉貢の「妾発言」の当事者と目されたおかげで、芸能界から葬り去られてしまったらしいです。前田通子のこと(裾まくり事件)といい、その頃の女優さんって、本当に大変だったんですね。

『女の園』は、キネマ旬報ベストテン第2位に選ばれた木下恵介の名作。高峰秀子、久我美子、岸恵子の制服姿が眩しい映画。たしかにすぐれた作品でしたが、ダブル高峰(秀子&三枝子)の演技の息苦しさには、卒倒しそうになりました。ま、そういう息苦しさからの開放を求める映画だったんですけどね。
冷静沈着だがやるときゃやるという女学生役を演じた山本和子(とんちゃん〔毬谷友子〕のお母さん)が、よかったです。『青い山脈』ではいじめ役でしたが。
杉山とく子の女学生姿も貴重かもしれません。今と全く顔が変わっていません。

『残酷・異常・虐待物語 元禄女系図』は、エログロ大爆発の1本。
でも、実を言えば、これが一番面白かったです。特に、第2話(全3話からなるオムニバス映画)なんか、谷崎の『春琴抄』みたいでゾクゾクしてしまいました。

次は何を観るかな。。。。

先頭 表紙

ぷるぷる様:賀川雪絵がのた打ち回ったあげくに狆に接触、狆にまで金粉がついてしまったのでした。あの狆は今。。。。 / せんきち ( 2004-03-01 20:23 )
元禄に金粉ショー?めちゃくちゃでござりますがな。 / ぷる2@狆あわれ! ( 2004-02-29 09:17 )
ぷるぷる様:脂粉のついでに、『元禄女系図』の金粉責めをぜひご覧下さい。すごいですよー。近くに狆がいるんだけど、狆にまで金粉が!!! / せんきち ( 2004-02-28 23:54 )
ここを読んだだけで脂粉のかほりが… / ぷる2@おなかいっぱい ( 2004-02-27 15:50 )
『女の園』には、金子信雄も出ています。料理はしていません。 / せんきち ( 2004-02-24 23:31 )

2004-02-20 せんきちの「青い体験」


ヤボ用があって、横浜へ行ってきました。
横浜駅で地下鉄に乗り換え、坂東(阪東だったかも)橋という駅で下車。
駅上の交差点で信号待ちをしていると、国道沿いに大きな建物が見えます。
「ホームセンターか何かかしらん?」と思いつつよく見てみると、ファッションヘルスが3軒入った集合店舗でした。

「イセザキファッションヘルスセンター」だって。
「船橋ヘルスセンター(無責任男で、植木等と団令子がデートしていました)」のつもりかよ。

気を取り直して信号を渡り、少し先の交差点で右折すると、やはりそこにもファッションヘルスが!
おりしも店から出てきたばかりのおっさんが、ズボンの中に手を突っ込んで、あそこの位置を直しています。

手、洗えよ。

どうにか目的地に着き、用事を済ませてさあ帰ろうという段になって、せんきちはふと考えました。
「市営地下鉄でここまで来るのに230円もかかったわ。あそこに京浜急行の高架線が見えるから、京浜急行に乗ればもっと安く横浜までいけるわね。駅を探しましょう」
というわけで、黄金橋という橋を渡り、高架線に沿って歩くことにしました。

橋を渡った後、広い道沿いに行くかそれとも高架線にへばりつくようにして続いている狭い路地を行くかしばし迷いましたが、路地の方に人が吸い込まれていくのを見て、
「なるほど。あそこの道は駅への近道なのね」
と判断したわたくしは、コート姿のおじさんの後について、路地を進みました。

路地へ入ると、右手に赤いテントのかかった小さなスナックが何軒も並んでいます。
場末の飲み屋街によくある光景です。
が、よーく見ると、どの店もドアが開けっ放しで、そこからお姉ちゃんの片足がにょきっと飛び出しています。
「も、もしかして、これは・・・・」
と、思う間もなく、店から顔を出したお姉ちゃん(きわどい衣装にケバ目の化粧)が、
「どうぞー!!!」
と、一斉に声をかけ始めました。
そ、そんな、「どうぞ」と言われても・・・・

そう、ここは、俗に言う「横浜黄金町のちょんの間地帯」だったのです。

小心者のわたくしは、心臓バクバク眩暈でフラフラ、這う這うの体でその路地を通り過ぎたのでした。

それにしても、お姉ちゃん、みんな巻き舌のきつい北京語を話していたなあ。

先頭 表紙

ぷるぷる様:M県には、それ関係の業者だらけという島があるらしいですよ。そこは、フィリピンのお姉ちゃんが多いみたいです。 / せんきち ( 2004-02-24 20:25 )
tomohiko様:すぐ手を伸ばせば届きそうなところに「みなとみらい」があるのに、この落差はなんなんだ?と思ってしまいました。 / せんきち ( 2004-02-24 20:19 )
おにぎり様:はい、そうです。高度経済成長期のシンボルのようなレジャー施設でした。レジャーという言葉も、もはや死語ですね。。。。 / せんきち ( 2004-02-24 20:18 )
ひえー、とんだ冒険でしたね。こちらにも飛田新地があるけど、日本姐ばかりだそうです…( ̄□ ̄;) / ぷるぷる ( 2004-02-22 00:12 )
間違えた。伊勢佐木町でした。 / tomohiko ( 2004-02-21 23:25 )
伊勢崎町ブルースの歌碑も近所にあるそうです。 / tomohiko ( 2004-02-21 23:23 )
船橋ヘルスセンターって「ららぽーと」の前身でしたっけ? / おにぎり ( 2004-02-21 21:48 )

2004-02-18 BOBOちゃんとホトちゃん


そして今日もまた、シモネタです。すんませんどす。

このネタを取り上げるのはこれでもう3回目なのですが(おいおい)、知らぬこととは言えこのようなイングリッシュ・ネームを名乗ってしまうのは、どうかなあと心配しております。

が、わたくしには、もっと気がかりなことが。

それは、雨上がり決死隊のホトちゃんのことです。

ホトというのは、ご存知の方も多いと思いますが、『古事記』の昔から使われている由緒ある言葉で、上記のアイドルのイングリッシュ・ネームと同様の意味を持っています。
まあ、苗字が蛍原(ほとはら)さんですから、ホトちゃんと呼ぶのは致し方ないことなのかもしれませんが、『ワンナイR&R』のホトミにいたっては、まさにそのものずばり(名は体を現す?)の名前で、聞くたびにクラクラしてしまいます。

それとも、確信犯的なネーミングなのかしらん。。。。


付記:埼玉の長瀞にある宝登山(ほとさん)神社の名物は、宝登山饅頭。略して「ほとまん」。これもクラクラするネーミングです。

先頭 表紙

tomohiko様:テレビを見ながら、「みんな、意味をわかっていて、その上でホトちゃんと言ってるのかなあ」と、ずーっと気にしております。 / せんきち ( 2004-02-20 22:26 )
せんきちさん、これ電波にのせられないってば…といいつつ、うひひひひと馬鹿ウケ。 / tomohiko ( 2004-02-19 02:20 )

[次の10件を表示] (総目次)