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せんきちの「日々是口実」


24時間、現実逃避!

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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-03-03 なにゆえに
2004-03-02 早くも花粉症らしく
2004-02-28 流されて。。。。
2004-02-24 女、女、女
2004-02-20 せんきちの「青い体験」
2004-02-18 BOBOちゃんとホトちゃん
2004-02-16 先っちょのボッチン
2004-02-14 パイが出てチン謝
2004-02-13 怪獣映画はおふくろの味
2004-02-09 搭錯車


2004-03-03 なにゆえに


さて、少し前の日記にも書きましたが、某議員の学歴詐称問題以来、永田町は与党と野党の敵失リーク合戦に明け暮れているようです。

でも、「なんか変だな」と思うことが。

それは、野党のこんなことあんなことは喜んで報道する大新聞やテレビが、与党のこんなことあんなことに関しては、なぜか及び腰だということ。

すでにして、「国家総動員体制」が始まっているのでせうか。

このぶんじゃ、「メディア規制法」なんていらないかもね。勝手に自粛してくれるんですから。

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↓「自分の誕生日を忘れていた」の意です。 / せんきち ( 2004-03-05 22:00 )
saki様:お祝いの言葉、ありがとうございます。すっかり忘れてました。 / せんきち ( 2004-03-05 22:00 )
saki様:「男心となんとやら(ほんとは女心じゃないのです)」の例えどおり、ミスターが倒れたら今度はその報道一色です。永田町の皆さんは、胸をなでおろしていることでしょう。 / せんきち@次の餌食は誰? ( 2004-03-05 21:59 )
aika様:ありがとうございます。「また一つ年だけとりて大阿呆」。おあとがよろしいようで。 / せんきち ( 2004-03-05 21:57 )
tomohiko様:「赤旗」によると、大新聞はあそこからの広告料にかなり依存しているらしいです。金の力ですか。 / せんきち ( 2004-03-05 21:56 )
お誕生日おめでとうございます!本当にそんなあらさがししてる暇があったら、他にエネルギーと税金つかって欲しいですよねえ。最近どこに投票したらよいやらさっぱりわからなくなってきてしまいます。 / saki ( 2004-03-05 16:44 )
お誕生日おめでとうございます♪良い一年になりますように。素敵なお誕生日をお過ごし下さいね。 / aika ( 2004-03-05 14:42 )
そうそう、孫が詫びても、犯人についてはあんまり触れませんよね〜。自粛しすぎ。 / tomohiko ( 2004-03-04 00:15 )

2004-03-02 早くも花粉症らしく


早くも花粉症が発症したらしく、先週辺りからとても辛い毎日を過ごしております。
鼻炎の薬って、喉がやたらと渇くのよねえ。
眠くなるし。。。。
おまけに、昨日から急に寒さがぶり返してきたため、風邪も引いてしまった模様です。
やる気がでないわ。。。。(もともとないけど)

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しんちゃん様:わたしもここ五年くらいなのですよ。はじめは花粉症だとはわからずに、ただの風邪だと思っていました。気づくのにも時間がかかります。 / せんきち ( 2004-03-04 20:31 )
ぷるぷる様:ありがとうごぜえますだ。今も頭重が。。。。顔がでかいだけかも。 / せんきち ( 2004-03-04 20:30 )
急に花粉症になることってあるんですかね?去年ぐらいからっぽい症状が出て困惑ちぅでございます。 / しんちゃん ( 2004-03-02 22:37 )
どうぞお大事に。無理なさらないよう。。。 / ぷるぷる ( 2004-03-02 22:00 )

2004-02-28 流されて。。。。


今、何かと話題のこの事件

実はかく言うせんきちも、被害者の一人です。
氏名、住所、電話、個人ID、メールアドレス等々、みんな流出しちゃったそうです。
お詫びのしるしに500円分の金券を下さるそうですが、それで済む問題かなあとも思います。
アドレス変えても、またみんなに連絡しなくちゃならないし。
住所もすぐには変えられないし、氏名に至っては変えようがないです。
慌てて結婚でもするしか方法がないな。相手がいないよ。

しばらく様子を見ることにします。

まいったね。

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ぷるぷる様:さらに恐ろしいことに、大手マスコミ(大新聞・テレビ)は、このことをほとんど報じないのですよ。ヤバい兆候です。 / せんきち ( 2004-03-03 21:35 )
読みましたわ!今の今まで「一派遣社員の出来心」というニュースを信じておりました。なんだか複雑そう。恐いよ。ヤフオクのデータも漏れたって噂もあるし。 / ぷる2@離婚して引越さなきゃ( ̄□ ̄;) ( 2004-03-02 21:41 )
ぷるぷる様:しかも、こんな恐ろしい背景があるらしいです(29日の項、ご覧下さい)。もう流れたのかしら、信濃町に。 / せんきち ( 2004-03-01 21:50 )
500えんって…孫め、がっぽり儲けてるくせに! / ぷる2@写真がえっちよ(^ ^) ( 2004-02-29 09:19 )

2004-02-24 女、女、女


ここのところ、立て続けにタイトルに「女」が付く映画を3本観ました。

『女死刑囚の脱獄』『女の園』『残酷・異常・虐待物語 元禄女系図』。

『女死刑囚の脱獄』は、大蔵新東宝における『女○○の××』というタイトルを持つ作品群の中の1本。タイトルがタイトルだけに、ヒロイン(高倉みゆき)がもっと大暴れすると思っていたわたくしにとっては、拍子抜けする映画でした。
主演の高倉みゆきは、大倉貢の「妾発言」の当事者と目されたおかげで、芸能界から葬り去られてしまったらしいです。前田通子のこと(裾まくり事件)といい、その頃の女優さんって、本当に大変だったんですね。

『女の園』は、キネマ旬報ベストテン第2位に選ばれた木下恵介の名作。高峰秀子、久我美子、岸恵子の制服姿が眩しい映画。たしかにすぐれた作品でしたが、ダブル高峰(秀子&三枝子)の演技の息苦しさには、卒倒しそうになりました。ま、そういう息苦しさからの開放を求める映画だったんですけどね。
冷静沈着だがやるときゃやるという女学生役を演じた山本和子(とんちゃん〔毬谷友子〕のお母さん)が、よかったです。『青い山脈』ではいじめ役でしたが。
杉山とく子の女学生姿も貴重かもしれません。今と全く顔が変わっていません。

『残酷・異常・虐待物語 元禄女系図』は、エログロ大爆発の1本。
でも、実を言えば、これが一番面白かったです。特に、第2話(全3話からなるオムニバス映画)なんか、谷崎の『春琴抄』みたいでゾクゾクしてしまいました。

次は何を観るかな。。。。

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ぷるぷる様:賀川雪絵がのた打ち回ったあげくに狆に接触、狆にまで金粉がついてしまったのでした。あの狆は今。。。。 / せんきち ( 2004-03-01 20:23 )
元禄に金粉ショー?めちゃくちゃでござりますがな。 / ぷる2@狆あわれ! ( 2004-02-29 09:17 )
ぷるぷる様:脂粉のついでに、『元禄女系図』の金粉責めをぜひご覧下さい。すごいですよー。近くに狆がいるんだけど、狆にまで金粉が!!! / せんきち ( 2004-02-28 23:54 )
ここを読んだだけで脂粉のかほりが… / ぷる2@おなかいっぱい ( 2004-02-27 15:50 )
『女の園』には、金子信雄も出ています。料理はしていません。 / せんきち ( 2004-02-24 23:31 )

2004-02-20 せんきちの「青い体験」


ヤボ用があって、横浜へ行ってきました。
横浜駅で地下鉄に乗り換え、坂東(阪東だったかも)橋という駅で下車。
駅上の交差点で信号待ちをしていると、国道沿いに大きな建物が見えます。
「ホームセンターか何かかしらん?」と思いつつよく見てみると、ファッションヘルスが3軒入った集合店舗でした。

「イセザキファッションヘルスセンター」だって。
「船橋ヘルスセンター(無責任男で、植木等と団令子がデートしていました)」のつもりかよ。

気を取り直して信号を渡り、少し先の交差点で右折すると、やはりそこにもファッションヘルスが!
おりしも店から出てきたばかりのおっさんが、ズボンの中に手を突っ込んで、あそこの位置を直しています。

手、洗えよ。

どうにか目的地に着き、用事を済ませてさあ帰ろうという段になって、せんきちはふと考えました。
「市営地下鉄でここまで来るのに230円もかかったわ。あそこに京浜急行の高架線が見えるから、京浜急行に乗ればもっと安く横浜までいけるわね。駅を探しましょう」
というわけで、黄金橋という橋を渡り、高架線に沿って歩くことにしました。

橋を渡った後、広い道沿いに行くかそれとも高架線にへばりつくようにして続いている狭い路地を行くかしばし迷いましたが、路地の方に人が吸い込まれていくのを見て、
「なるほど。あそこの道は駅への近道なのね」
と判断したわたくしは、コート姿のおじさんの後について、路地を進みました。

路地へ入ると、右手に赤いテントのかかった小さなスナックが何軒も並んでいます。
場末の飲み屋街によくある光景です。
が、よーく見ると、どの店もドアが開けっ放しで、そこからお姉ちゃんの片足がにょきっと飛び出しています。
「も、もしかして、これは・・・・」
と、思う間もなく、店から顔を出したお姉ちゃん(きわどい衣装にケバ目の化粧)が、
「どうぞー!!!」
と、一斉に声をかけ始めました。
そ、そんな、「どうぞ」と言われても・・・・

そう、ここは、俗に言う「横浜黄金町のちょんの間地帯」だったのです。

小心者のわたくしは、心臓バクバク眩暈でフラフラ、這う這うの体でその路地を通り過ぎたのでした。

それにしても、お姉ちゃん、みんな巻き舌のきつい北京語を話していたなあ。

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ぷるぷる様:M県には、それ関係の業者だらけという島があるらしいですよ。そこは、フィリピンのお姉ちゃんが多いみたいです。 / せんきち ( 2004-02-24 20:25 )
tomohiko様:すぐ手を伸ばせば届きそうなところに「みなとみらい」があるのに、この落差はなんなんだ?と思ってしまいました。 / せんきち ( 2004-02-24 20:19 )
おにぎり様:はい、そうです。高度経済成長期のシンボルのようなレジャー施設でした。レジャーという言葉も、もはや死語ですね。。。。 / せんきち ( 2004-02-24 20:18 )
ひえー、とんだ冒険でしたね。こちらにも飛田新地があるけど、日本姐ばかりだそうです…( ̄□ ̄;) / ぷるぷる ( 2004-02-22 00:12 )
間違えた。伊勢佐木町でした。 / tomohiko ( 2004-02-21 23:25 )
伊勢崎町ブルースの歌碑も近所にあるそうです。 / tomohiko ( 2004-02-21 23:23 )
船橋ヘルスセンターって「ららぽーと」の前身でしたっけ? / おにぎり ( 2004-02-21 21:48 )

2004-02-18 BOBOちゃんとホトちゃん


そして今日もまた、シモネタです。すんませんどす。

このネタを取り上げるのはこれでもう3回目なのですが(おいおい)、知らぬこととは言えこのようなイングリッシュ・ネームを名乗ってしまうのは、どうかなあと心配しております。

が、わたくしには、もっと気がかりなことが。

それは、雨上がり決死隊のホトちゃんのことです。

ホトというのは、ご存知の方も多いと思いますが、『古事記』の昔から使われている由緒ある言葉で、上記のアイドルのイングリッシュ・ネームと同様の意味を持っています。
まあ、苗字が蛍原(ほとはら)さんですから、ホトちゃんと呼ぶのは致し方ないことなのかもしれませんが、『ワンナイR&R』のホトミにいたっては、まさにそのものずばり(名は体を現す?)の名前で、聞くたびにクラクラしてしまいます。

それとも、確信犯的なネーミングなのかしらん。。。。


付記:埼玉の長瀞にある宝登山(ほとさん)神社の名物は、宝登山饅頭。略して「ほとまん」。これもクラクラするネーミングです。

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tomohiko様:テレビを見ながら、「みんな、意味をわかっていて、その上でホトちゃんと言ってるのかなあ」と、ずーっと気にしております。 / せんきち ( 2004-02-20 22:26 )
せんきちさん、これ電波にのせられないってば…といいつつ、うひひひひと馬鹿ウケ。 / tomohiko ( 2004-02-19 02:20 )

2004-02-16 先っちょのボッチン


今日も懲りずに露出ネタです。あしからずご了承下さい。

さて、ジャネットのバストぽろり騒動、飛び出したバストの先端には、ごていねいにも乳首隠しのようなアクセサリーが取り付けられていました。
おそらく、「ま、乳首さえ見えていなければ、脱いだことにはならないわね」という、ジャネット側の甘い思い込みが、そこにはあったのだと思います。

が、そうは問屋がおろさない。

先端は見えなくても、本体が見えていれば立派なヌードになると、観衆は判断してしまったのですね。
残念でした。

ところで、この一件で思い出したのが、『青い山脈』(1949年)のワン・シーン。
池部良と海水浴に出かけた杉葉子が、水着姿で岩場に寝そべっているのですが、両胸の先端のポッチンが丸見えなのです。
わたしはもう、見ていてドキドキハラハラ、映画の内容(ラブレターがどうのこうの)よりも、こっちの方がよっぽどエキサイティング(?)でした。
今でこそ、日本でも先端のポッチンが見えることをタブーとしていますが、少なくともこの頃(昭和20年代)は大丈夫だったようで、いったいいつ頃からアウトになったのか、ちょいと気になっています。

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tomohiko様:ニプレスというのは、日本人の発明なんでしょうか。最近は、吸盤みたいな乳あてもありますが。 / せんきち ( 2004-02-18 22:00 )
ぷるぷる様:たしかにそうですね。おととい見た団地の映画(団地妻じゃなくて)も、いろいろな意味でエロかったです。 / せんきち ( 2004-02-18 21:59 )
いしかわじゅんのマンガ「うえぽん」で日本マニアのイギリス諜報部員が「これはニプレスといって、これを貼っておけば乳首が透けないのだ」と上半身裸でニプレス貼って登場したシーンを思い出しました。「うえぽん」って少女マンガだったはずなんだけど。 / tomohiko ( 2004-02-16 23:43 )
昔の邦画てみょ〜にエロイのありますね。「眠狂四郎」とか親といっしょに観れませんわ〜 / ぷるぷる ( 2004-02-16 23:08 )

2004-02-14 パイが出てチン謝


先日、生放送中にジャネット・ジャクソンの胸が露出するというハプニング(その後に意図的なものであったことが判明しましたが)があり、彼の地ではいまだにその余波が残っているようですが、私は、あんなものの比ではない、もっとすごい生放送のハプニングに遭遇したことがあります。

それは、今から20年ほど前のこと。
日本テレビ系列の朝の情報番組「ズームイン!朝」で、敬老の日の無料入浴サービスで朝湯を楽しむお年寄りの様子(男湯)をレポートしていました。
が、事前の注意が徹底していなかったのか、前をタオルで隠さずにすっぽんぽんの丸出しで画面の中を右往左往するおじいさんが続出。
あせった徳光さんが、

「あー!!後ろ、後ろ!!!あぶない!!カメラさん、どっか別のところ映して!」

と叫びますが、現場のレポーターやスタッフはそ知らぬ顔でそのままレポートを続け、おじいさん方は相変らず丸出しのまま、あちこち歩き回っています。
修羅場のようなレポートがようやく終ったあと、スタジオの徳光さんが一言、

「ムスコさんも、敬老の日でした」

という、フォローにならないフォローをしていたのも、印象に残っています。

もしこれが全米で放送されていたとしたら、どうなっていたでしょうね。。。。

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ぷるぷる様:「もう見えちまったもんは仕方ない。でも、お粗末なもんお見せして」という感じの口調でした。 / せんきち ( 2004-02-17 23:35 )
tomohiko様:この徳さんのコメントがあるため、よけいに忘れられない思い出になっています。 / せんきち ( 2004-02-17 23:34 )
徳さん、謎のフォロー… / ぷるぷる ( 2004-02-16 23:10 )
徳光さんのヒヤヒヤぶりが伝わってきます。しかし…その最後のコメントは(汗) / tomohiko ( 2004-02-14 21:54 )

2004-02-13 怪獣映画はおふくろの味


今月に入って、スカパー!で「ガメラ」特集放送をやっているので、みるとはなしになんとなく観ております。
ここ数日は平成に入ってから作られたハイグレード版の放送で、これもそれなりに面白いのですが、昭和版のような手作りのぬくもりに乏しい気がします。
それはちょうど、レストランの豪華なお食事もよいけれど、やっぱりおふくろの作った芋の煮っ転がしが一番だと思う、そんな気分とよく似ています。
なにより、あのプラモデルみたいなミニチュアのセットに着ぐるみ、という組み合わせが、たまらないんですよねえ。
子供の頃の懐かしい記憶が甦ります。

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おにぎり様:スカパー!いいですよ。昔のテレビ番組や映画を観たい方にはおすすめです。局によってはケーブルテレビでも観られるので、比較対照の上ご加入になることをおすすめします。 / せんきち ( 2004-02-14 21:11 )
ぷるぷる様:ガメラみながら、ガメラやギロンやギャオスに入っていた人たちは、今どうしているのかなあなどと考えておりました。 / せんきち ( 2004-02-14 21:09 )
tomohiko様:ほのぼの、暖かい気持ちになりますです。作り手の情熱と愛情が伝わるんですよね。 / せんきち ( 2004-02-14 21:08 )
スカパーって、いいですか?ちょっと興味アリ。 / おにぎり ( 2004-02-14 14:21 )
うん、後のジッパーが見えそうなのがまたいいんよねぇ。 / ぷる2@w(゜o゜)wキャットファイト! ( 2004-02-13 08:37 )
そーそー、子供の頃テレビで見たガメラ、モスラ、今思えばきっとダッサーイんですけど、でも良い雰囲気なんですよね。 / tomohiko ( 2004-02-13 00:59 )

2004-02-09 搭錯車


昨日、片付けられない女の華麗な(「華麗に汚い」の意)お部屋でビデオを整理していたところ、1983年の台湾映画『搭錯車』のビデオが出てきました。
この映画、1980年代に香港で一世を風靡した映画会社・新藝城(シネマシティ)の台湾支社が作った作品で、スタッフにはおなじみ黄百鳴(レイモンド・ウォン)なんかの名前も見えるため、香港映画と間違えられることもあるのですが、基本的には台湾映画です。
83年の台湾の興行収入ナンバーワンヒットを記録しました。

で、「ひさびさやなあ」と思いつつ、つい観てしまいました。

ストーリーは、どうってことのないお涙頂戴系の話で、聾唖の空き瓶回収業のおっさんと彼の養女、そして父子を見守る隣人たちとの心の交流を描いた作品です。
ラスト、歌の才能を見込まれてレコードデビューし、一躍大スターとなったヒロイン(養女)が、亡き養父への万感の思いを込めて歌い上げる『酒幹(干)[イ尚]賣無』に、またしても号泣してしまいました。

ちなみに、『酒幹(干)[イ尚]賣無(「空き瓶はないですか」の意。空き瓶回収の人が、こう歌いながら回ってきたらしい。「焼いも〜」みたいなもんね)』は1984年の香港電影金像奨の主題歌賞を受賞し、これを歌った蘇〔艸/丙〕(スー・レイ)も人気歌手の仲間入りを果たしましたが、この曲の日本語バージョンを譚詠麟(アラン・タム)が歌っていたのだそうです。
『香港的秘密』(吉田一郎、1997年、アスキー)によると、その歌詞は原詞のモロ直訳で「空き瓶はないですか」。
映画を観ていれば感動が甦る歌も、映画が公開されていない日本では、単なる変な歌にしかなりません。
誰が歌わせたんだか。。。。


付記:この作品の中で露天上映されていた映画が、邵氏の『藍與黒』。林黛主演の抗日映画です(この映画の撮影中に、林黛は自死しました)。
しかし、撮影は皮肉なことに日本人の西本正(賀蘭山)。西本自身は、すごくいやな体験だったと後に語っています。

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阿信様:すいません。レスが遅れました。203040ですね。この間、ホームページ観ました。張艾嘉は、私の敬愛する女優さんです。 / せんきち ( 2004-02-20 21:57 )
そうそう、張艾嘉さん、最近また映画出てます。「203040」というやつです。電話番号ではありませんよ、20代、30代、40代の女性を描いた作品だとか。 / 阿信 ( 2004-02-18 19:52 )
どうもお久しぶりです。今でも廃品回収なんかで「酒幹(干)[イ尚]賣無」流していることありますよ。 / 阿信 ( 2004-02-18 19:50 )
新藝城の台湾支社の番頭さんは張艾嘉(シルヴィア・チャン)が担当していて、この作品のスタッフにも名を連ねています。『海辺の一日』なんかも、新藝城の作品なんですね、たしか。香港ニューシネマと台湾ニューシネマの架け橋だったわけです、張艾嘉は。 / せんきち ( 2004-02-09 22:21 )
空き瓶回収のおっさんの隣人役で出演していたのが、『恐怖〔イ分〕子』や『光陰的故事』等で有名な李立群。彼は途中で溺れ死んだ後、今度は息子役(ヒロインの幼馴染)で再登場。でもやっぱり事故死してしまいます。李立群は二度死ぬ。 / せんきち ( 2004-02-09 22:14 )

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