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2003-02-18 鼻毛
2003-02-17 道具
2003-02-16 キタのクニから××冬
2003-02-16 キタのクニから××冬
2003-02-15 出痔魔亭魔煮丸 演目”墨壷”
2003-02-14 あ くまだ


2003-02-18 鼻毛

鼻毛処理の問題というものがある。

皆さんは、鼻毛をどのくらいの期間をおいて処理してますか?

毎日という人もいるだろう。

一週間毎という人もいるだろう。

床屋さんに行った時してもらうという人もいるだろう。

したことがないという人もいるであろう。

普段、ホコリっぽい所で仕事してる人は伸びるのが早いのではないだろうか。

俺の鼻毛はそりゃあもうスクスクと伸びたい放題である。

水を得た魚である。

それと、どのような方法で処理してますか?

たいていの人は”切る派”と”抜く派”に分かれると思う。

まさか、”燃やす派”などいないであろう。

まして、塩酸だとか硫酸など使う”溶かし派”などもいないと推測する。

俺は、基本的に”抜く時々切る派”である。

処理するタイミングとして、鼻の中がムズムズしだしたらである。

だから、よく外に顔を出してます。

でも、ヒゲでカモフラージュ。

抜く時に気をつけなくちゃならないのは、鼻の内側のムズムズしたところの毛を除去しようとしちゃいけない、ということ。

あくまでも、ムズムズの対面である。

親指と人指し指で伸びたであろう鼻毛をひっつかみ、ブチッ!っといくのだ。

痛さで涙でます。

嘘泣きはこれに限ります。

で、関係無い周りの鼻毛も巻き添えをくらうこともしばしばあるが、悪い芽は早く摘んでおけ、とよく漫画とかで悪者のボスが言っている。(悪者が悪いというのだから正義なのだ)

されど抜いても抜いても、生えてくるのですね。

ゴキブリ以上の生命力があるのではないか、と思ってしまう。

雑草魂が息づいてるね、ありゃあ。



そもそも、鼻毛は気になるものである。

自分のもそうであるが人の”とびでちゃった”君なんか、そりゃあ、気になってしょうがない。

とびでちゃった君のご主人様と会話なんてできなくなる程だ。

曖昧に頷くのが精一杯である。

今まで、いろんな人のとびでちゃった君と出合ったが、以前農家でアルバイトした時、そこの旦那がスゴかった。

両方の鼻の穴から、飛び出まくり。

使い古しの習字の小筆みたいだった。

一本でさえ、曖昧に頷くのが精一杯なのに、とびでちゃった君のお祭り騒ぎを見ちゃった日にゃ、あーた、我慢大会ですよ。

あんなに笑いをこらえるのが大変だとは知らなかった。

家族の人は何も言わないのであろうか・・・。

っていうか、言え!

俺は死にそうだったんだぞ、こんにゃろ!

あと、今まで出会ったとびでちゃった君の中で印象深いのを、もう一つ。

それは、H中のとびでちゃった君である。

これは、詳細は伏せるが、”あ〜、こんな時にこんなとこで・・・・・な、なんで、君がいるの?”ってなっちゃいます。

この時も集中できませんでした。

”あん、あん”と喘いでるおねえちゃんの顔のほぼ中央で、とびでちゃった君がこんにちわしてるのです。

集中できるかっつうの!

以前、紹介した”うでたまごのA”なんて、そういうのに燃えるのかも。

ギャップがいいんですよね、とかって言いそうだ。



鼻毛って、ほんとインパクトある。

存在感薄めの人は伸ばしたほうがいいかも。

あと、ペテン師類も伸ばしたほうがいいね。

相手に鼻毛集中させるのだ。

目は口ほどにモノを言うからね。



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2003-02-17 道具

大工という商売柄、道具に金がかかる。

今日も、インパクト・ドライバーが壊れて、買ってしまったよ。

必要の無い道具はもちろん買わないで済むのだが、とりたてて使うわけでもないのに、あったら便利だなと思うものもある。

で、あったらあったで使いたくなるものである。

米の国さんよ、そこまで必要じゃないだろ?

使いたいだけなんだろ?

お前達が持たなきゃ誰も持たなかったんじゃないか?

俺は、そう思う。


今日は、短め。

おやすみなさい。

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2003-02-16 キタのクニから××冬

近未来、東京・・・・・。

こう始まると、SFの要素がすごく織り交ぜられてる気がします。

ネオンだらけの高層ビルの隙間を縫うようにして、新しい乗り物が飛び交い、かといってダウンタウンでは身なりの貧しい人間達がひしめき、下水溝では追っかけられてる少年と少女が・・・・・。

みたいな想像がどんどん湧き出てきます。

が。

これが、”近未来、富良野”だったらどうであろう・・・・・。

・・・・・。

ヨボヨボの田中邦衛ぐらいしか、思い浮かばねえよ。

ということで、無理矢理”SFキタのクニから”やってみよう。



近未来、フラノ。

ここから物語は始まる。

冬・・・・・。

雪は木々の枝に重くのしかかっていて、まるでそれは木肌に直接、冷気を触れさせないようにも見える。

むしろ暖かささえ感じられる。

ロクゴウの森の中、ゆっくりとした一定のリズムで何かを叩く音が聞こえてくる。

トーン・・・・・・・・・トーン・・・・・・・・・トーン・・・・・

背中の曲がった老人が薪を割っている。

力を入れてるわけでもないのだが、上手に木の目に沿って割られている。

その老人は木を割るコツを熟知していた。

トーン パカッ・・・・・トーン パカッ・・・・・トーン パカッ・・・

老人は少し疲れたのか、薪割台の上へ腰をおろす。

「ふぅ・・・・・。」

額に滲む汗を軍手をした手の甲で拭う。

この老人の名前は、クロイタ ゴロウ。

「これだけへぇ、わればぁ、もぅ、この冬はこせるなはぁ〜。」

そう呟くと、割った薪を粗末なソリに乗せ家の中へと運び込む。

「おとぉーーーさぁーーーん!」

遠くから声が聞こえた。

ゴロウは聞き覚えのあるその声に振り向いた。

超電導スキーに乗った中年の女性が猛スピードでやってくる。

ウィーーーーーーンッ ズバババババーーー!!!

ゴロウの目の前で九十度板を滑らせて止まる。

瞬間、ゴロウの体は板で削り取られた雪に覆われる。

慌てて、顔の部分だけ雪を払うと、怒りもせず、愛嬌のある笑顔で迎える。

「ホォッタルゥ〜〜〜!」

そう呼ばれた女性はゴロウの長女である。

「あっ、ごめん。・・・・・お父さん・・・・・。」

「なんも、なんも、寒かったしょ、は、はやく家にあがってあたたまりなはぁ〜。」

「はい・・・・。」



ゴロウの家の中、二人は湯のみを両手で持ち、薪ストーブにあたっている。

「どうしたんだはぁ〜、な、なんの用事でここまできたんだはぁ〜・・・・・。」

「やだ、父さん。今日は何の日だか忘れちゃったの?」

「・・・・・。」

「今日は父さんの誕生日じゃ・・・ない。」

「・・・こ、この年になりゃぁ、自分がいくつだなんてぇ、数えるのも忘れたはぁ。」

「もうそろそろ、お兄ちゃんもくるよ・・・。」

「ジュンも来るのかはぁ〜。」

・・・・・。

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2003-02-16 キタのクニから××冬

その頃・・・・・ジュンは急いでいた。

前の晩から咳が出てなかなか寝付けないでいた。

その為、寝坊をしてしまった。

だれも、起こしてくれる人はいない。

ジュンは一人で暮らしていた。

前の妻と離婚して、もう数年経つ。

ホタルとの約束の時間まで、あとわずか。

「いそがなきゃ・・・。」

ジュンは着替えると、慌ててアパートを飛び出した。

小型原子力エンジン搭載の四人乗りホバークラフトに乗り込む。

キーを回す。

シュバッ!

目的地を設定して、浮上レンジのスイッチを押した。

機体は浮き、滑り出す。

後は自動制御なので、ジュンは煙草を取り出し、火をつける。

フラノの街を抜け、一気に上空30mまで上がる。

出力全開で、ゴロウの家へと向かう。

・・・・・。

「目的地まで、あと一分。」

自動目的地制御装置が、こう告げる。

煙草を一本吸う時間もなく到着しそうだ。

このアナウンスが流れると、あとはマニュアル操作に切り替わる。

ハンドルを握るジュン。

・・・・・。

ゴロウの家の屋根が見えてくる。

と、その時、ウォーニングランプが点滅し始めた。

ビー!ビー!ビー!

「や、やっべぇ!!!!!」

「過負荷!過負荷!」

制御装置の無機質な声。

慌てていた為に無理がたたった。

フロントガラスに迫る屋根・・・・・。

瞬間、走馬灯の様に、ジュンの頭に懐かしい光景が次から次へと浮かんでくる。

・・・・・。

「お父さん、ホタル。き・・・・・。」

最後の言葉が聞き取れないうちに、機体はゴロウの家へ衝突する。

ボバ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!

キノコ雲が上がる。

爆風で木々は倒され、一瞬にして周りの雪は蒸発してしまった。

核爆発を起こしてしまった。

最期、ジュンが言いたかったことは、なんだったのだろう。

こう言いたかったのだ。

「お父さん、ホタル。機体の無理から・・・・・。」



機体の無理から

キタイのムリから

キタのムリから

キタのクニから

・・・・・。



だいぶ無理ありました?



ジュン:これが、この冬の出来事でした・・・・・。

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2003-02-15 出痔魔亭魔煮丸 演目”墨壷”

右向いて(以下、右):おい、定公、手ぇ休めて一服するかい。

左向いて(以下、左):へぃ、親方。

右:じゃ、茶、入れてくれい。

左:へぃ。

煙管(きせる)に火を付ける親方。

・・・・・。

左:お待たせいたしやした、どぞ・・・・・。

右:おぅ、わりぃな。

左:ズ・ズ・ズ・ズゥ〜・・・・・。

右:あのぅ、親方、ちょっと気にくわねぇことがあるんですよ。

左:おぅ、なんでも言ってみろ。

右:へぃ。あっしはね、この墨壷ってやつが、どうも好きになれねぇ。

左:おぅ、そりゃぁなんでだい?

右:腹黒いって言うか、長いものを巻いてるっていうかぁ・・・・・・偉そうじゃないですか。

左:ばっけやろぃ!たとえ、それが偉そうでもなぁ、そういう事は使いこなして一端の腕を持ってから言うもんでぃ。

右:はぁ、おっしゃる通りですが・・・。

左:がぁ?   が、なんでぃ。

右:へぃ。・・・・ですがね、こいつは、墨を入れないと使えない。

左:あたりめぇだ、墨壷って言うくらいだからな。

右:仮にですよ、仮にぃ・・・・・。

左:おぅ。

右:墨でなく小便を入れて使ってみたら、どうなるのかと思ったんですよ。

左:ケッ!ずいぶんと汚ねぇ想像をするもんだねぇ、墨でなく小便とは。

右:で、昨夜、仕事終わってから実際やってみたんです。

左:職人の風上にもおけない野郎だな、おめぇは。

右:・・・・・親方ので。

左:うんうん、なんだか今日は、ずいぶん滲むなぁ・・・・・って、わしのでか!!!

右:へい、すいません。

左:ま、まあいい。そのくらいのことじゃぁ、わしゃぁビクともしねえ・・・。

右:ところがですよ、小便は出だしたら、止まるものじゃありません。

左:うむ、わしは最近、残尿感があるけどな。

右:こんな小さなものじゃ、収まりきれません。

左:そりゃ、そうだろ。

右:で、あっしは、何か入れ物はないか、桶でもないかと、探したんです。

左:まさか、おめぇ・・・・・墨に桶ない、とかっていうオチじゃあるめぇな・・・。

右:あっ・・・・・。

バキッ!!!!!

題:定、親方に殴られるの図   作:りゅ〜ぢ



絵オチかよ!

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2003-02-14 あ くまだ

あ〜、よくわかった、おまいらの気持ちは、よぉ〜〜〜〜〜く、わかった。

・・・・・。

ケッ!

義理チョコさえねえ。

いつも世話になってるからとの、義理メールさえねえ。

・・・・・。

俺は決めたぞ。

悪魔に魂を売ってやる・・・・・。

魂を売ったお金で来年のバレンタインデー前に世の中のチョコレートというチョコレートを買い占めてやる。

カカオもだ!

包装用紙もだ!

リボンもだ!

伊藤家の食卓のバレンタインデー前に必ずといっていいほど放送する裏技だって、買い占めてやる!

・・・・・。

・・・・・。

・・・・・。

ホントは、あれだよねえ。

はじかしいんだよねえ。

全然、当日でなくていいんだよ。

年中、受け付けしてるからねえ!

頭脳明晰な貴女方、もう一度、ひつこいようだけど言う。

まぁ〜いぃ〜にぃ〜ちぃ〜、うぅ〜けぇ〜つぅ〜けぇ〜、しております!!!!!

俺のことを、これから、こう呼んでほしい。

”ミスター万年バレンタインデー”、と・・・。



か、かなしすぎる・・・・・。



フッ、所詮、俺は道化師さ。

道化師は笑顔じゃいけないんだよね。

幸せじゃ、いけないんだよねぇ〜〜〜〜〜!!!!!

先頭 表紙


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