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復活! マイケルの「小さなことからコツコツ党宣言」

先ずは自分と周囲の人が幸せになるにはどうすればいいかを考えてみる。

基本的にFacebookに書いたものからエントリーを厳選し、実名やらを編集したり、ひまじんの文字数制限を満たす様に削ったりしてます。Facebookの方に興味がある場合は、コメントなどでお知らせください。でも、後で思いついた小ネタをひまじんの方だけに仕込むこともありますよ。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2007-12-10 【猫】タビー頑張ったね!
2007-12-06 リアル脳内メーカー
2007-11-30 【猫】誰が悪いわけでもないけど、みんなそれぞれちょっとずつ傷ついた
2007-11-29 【猫】タビー三段活用
2007-11-28 なして!? なして相模大野に!?
2007-11-28 【猫】タビーは天才?
2007-11-28 【猫】タビーを飼いはじめてみて
2007-11-27 「かのか」のCM曲は
2007-11-23 タビーを保護した日
2007-11-21 タビー保護に至った理由


2007-12-10 【猫】タビー頑張ったね!


週末に去勢手術と目の瞬膜の手術を受けてきたタビー君。傷口をなめちゃうので、エリザベスカラーつけてます。

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2007-12-06 リアル脳内メーカー


先日脳ドックというものを受診してきました。

うちの母方の家系で脳の血管系の病気で若くして亡くなる人が相次いだので(母はクモ膜下出血、享年56歳)、漠然といつかは受診しようと思ってました。今年は結婚もしたし、40歳の大台に乗ったことで良いタイミングなのではと思い、記念に受けて見ました。

横浜の某脳神経外科にて脳ドックを予約したのですが、実に2ヶ月待ちでした。1日に1組しか取らないみたいなのですが、結構気にされている方が多いのかな?

基本コース35,000円(クレジットカード可ですよ、こんなことでもマイルが貯まる!)に含まれるのは、頭部MRI、頭部MRA、頚部エコー、心電図、血液・尿検査、血圧測定、頚椎X-P。

血液検査以外は即結果が出て、先生の説明を聞いて、なんと1時間で終了。自宅から病院まで1時間程かかったので、あまりの早さに拍子抜けです。

昨日医療画像入りCD-ROMと書面での結果を受け取りましたが、全く異常なし。少なくとも血管の形状的にクモ膜下などが起きやすいとかいう問題はありませんでした。

母さんからそういった弱い部分を引き継がなかったみたいです。

MRIってのは初めて受けてみたんですが、あれは閉所恐怖症の人には耐えられないでしょうね! 一瞬「生きたまま火葬されるのってこんな感じだろうか?」と思いましたが、冷静に考えれば殺されるわけじゃないんだし、似て非なるものですね(笑)。

あの検査されている間、ずっと変な音がしているのは「ホントは機械の異常音なのではないだろうか?」とか「実は今頃病院全体で火事とかが起きていて、僕以外は全員避難しているのではないか?」とかそういう妄想ばかりしてました。

上の写真は僕のMRI画像。これぞリアル脳内メーカー! でも妄想は写りませんので悪しからず。(参考までに本名でトライした脳内メーカー画像は下側です。「マイケル」だと脳内全部「悩」でした)

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僕は狭いところは平気と言うか、むしろ好きなんですが、高所恐怖症なんで、閉所恐怖症の気持も何となくわかります。僕の場合、実際高いところに行かなくても、そういう映像だとか、シチュエーションを想像しただけで眩暈がします。ある意味想像力が豊富なんでしょうか... / マイケル ( 2007-12-07 09:54 )
私ちょっと閉所恐怖症の気があるので、MRIはいやです。気を抜くとパニック起こしそうで。他にもMRIダメって人、けっこう聞きますね。 / みなみ ( 2007-12-07 00:04 )

2007-11-30 【猫】誰が悪いわけでもないけど、みんなそれぞれちょっとずつ傷ついた


この間の日曜日、天気が良かったので洗濯物をベランダで干していた。
乾きも早かったので、取り込もうとした僕。あんまり深く考えずにリビングの窓を開けたままベランダに出たところ、タビーも僕の後をつけてベランダに出てしまった。

ぽかぽか陽気で気持ち良かったし、タビーもたまには外(と言っても部屋はマンションの5階だから庭に出るのとは訳が違うが)に出るのも良いかな、程度に思っていた。

しかし、いつもと違ったのはベランダの排水溝部分に水が溜まっていたこと。
普段はいい子のタビーだけど、この日はこの小さな水溜りで遊んだあと、濡れたままの足でリビングを走り回った!

漫画みたいに黒い足跡が点々とフローリングについてゆく。絶叫する嫁。

タビーを抑えて、雑巾で足の裏を拭こうとした僕ら。だけどタビー激しくそれを拒否。暴れまわったあげく、僕の腕にばっくりタビーの爪痕が残った。

自分の不注意でタビーがベランダに出してしまったことを悔いる僕。
足の裏を拭こうとした結果、タビーが僕を傷つけることになりショックを受ける嫁。
そして、理由も判らず押さえつけられてストレスを爆発させたタビー。

誰が悪いわけでもないけど、みんなそれぞれちょっとずつ傷ついた。

今回は怪我をしたのが嫁の顔ではなく、僕の腕だったのが不幸中の幸いだったのかもしれない。今までもタビーがいたずらしないように部屋の整理整頓を心がけていたが、今後一層気をつけねば。

そして、ちょっとしたいたずらくらいなら受け流すくらいの心の余裕を持ちたいものだと改めて思ったのだった。

写真 
きれいな花には棘があるというがこんな可愛いタビーにも立派な牙と爪はあるのだ

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子育てのいい予行練習にはなってるような気がします。週末留守にしている間にタビーはなぜかキッチンのシンクに入るようになりました。これはキッチリ叱りつけてます。 / マイケル ( 2007-12-03 11:19 )
おお、怒涛の更新。読みながら、猫ちゃんを飼うのも子供を育てるのもまったく同じだなーと思いました(笑)。そう、いたずらを受け流す心の余裕が欲しい……。 / みなみ ( 2007-11-30 11:56 )

2007-11-29 【猫】タビー三段活用


仕事などで家を空けている間、当然だがタビーはお留守番である。

猫は日当たりの良いところで日向ぼっこをするもんだと思っていたが、どうも違うようである。

昼間のタビーはシューズクローゼットにお籠りしていて、夜に備えて体力を温存しているようだ。

とはいえ、野良時代は日が暮れると他の猫たちと身を寄せ合いながら寒さを凌いでいたので、これも家猫になってからの新習慣なんだろう。

リビングの床暖房が夕方6時頃からオンになるようにしているのと、小さな電球を点けたままにしているので、僕ら夫婦が帰ってくる頃までにタビーはリビングに移動して、ソファの背もたれのところに寝そべった状態で待っていることが多い。

そして僕らが帰ってくると、寂しかったのか、足元に絡んできたり、歩く傍からトコトコついてくる。

僕がソファに座って一休みしてると、膝の上に乗っかって、いつもの三段活用が始まる。

1)

ゴロゴロ喉をならしながら、おでこを押しつけてくる。「スリスリ」ではなく、勢いをつけて「ドーン」という感じでくる。湿った鼻をフガフガさせながらすりすりさせてくることもある。

これは野良の頃からやっていた。当時は掌に対してやっていたけど、今はこちらのおでこや鼻に対してやってくるのだ。可愛くって仕方がない。

2)

これは家猫になってからだけど、次は「顎をペロペロ」が始まる。
ザラザラな舌の感覚がこそばゆくて気持ちいいことこの上ない。ここで止めてくれればいいんだけど...

3)

いよいよ最後は恐れていた攻撃が始まる。
「顎をガブリ」である。甘噛みなんだろうけど、結構痛いのよ!
僕の顎は、別に大きくもないし、しゃくれてもいないし、割れてもいない普通の顎だ。

髭の有る無しで違うんだろうか? と思ったことがあるけど、まったく関係なかった。
痛いから止めてくれ! と毎回いうんだけど、効果は今のところない。やりたい放題のタビー君である。

写真 アイドルばりのカメラ目線。こんな顔で見つめられたら大概のことは許します。

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2007-11-28 なして!? なして相模大野に!?

「なして」とは北海道弁で「どうして」という意味である。
いきなり北海道弁で驚いたのは訳がある。

ポップス界最高の巨匠の一人、バート・バカラック(代表作「Arthur's Theme (Best That You Can Do)」「Close to you」「I Say A Little Prayer」「Raindrops Keep Fallin' On My Head」ほかイッパイ)が80歳のメモリアルコンサートをフルオーケストラとともに行うという! これが興奮せずにいられようか!

http://sp.eplus.jp/burt/

来年2月の公演は東京国際フォーラムで2回、大阪フェスティバルホールで1回、そして...なしてかグリーンホール相模大野でも!

ここ、我が家から小田急の急行で一駅です。いいホールだと噂では聞いているのだが、まだ行ったことありません。国際フォーラムの5,000人強に比べれば、1,700人くらいのこじんまりとした所みたいで、近くで御大を見れるかなぁと期待していたら、何と1階10列目でしたっ! (「だって有楽町遠いし」の嫁の一言で、相模大野の公演を見に行くことに)

平日なんで仕事をサクッと上がるようにせねば(会社からは急行で2駅)。

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2007-11-28 【猫】タビーは天才?


最初のうちはとてもナーバスになっていたタビー君。だんだん食欲も出てきて元気になってきた。

でも大事なことを忘れてはいけない。
入るものあれば出るものもある。

そう、家に連れてきてマル24時間以上経ったがまだトイレには行ってなかった。

ケージの中にはしっかり猫用トイレもセットして、食事の後、水を飲んだ後、起きだした後、ニャーニャー泣き出した後などには抱えて、トイレに連れて行ったのだが、全然それらしい気配がない。

ちょっとだけ様子見して、それでもトイレに行かないのなら、月火と休みだった嫁さんに動物病院に連れて行ってもらうつもりだった。まぁ、昨日までノラだったので、緊張しているかもしれないし、ひょっとしたらトイレ以外のところに粗相するかもしれない。慣れるまではココロを広く持って...というつもりでいた。

ところが、月曜日の朝、トイレを見てみると...

ちゃんとオシッコしている! 
朝っぱらから感激して涙流さんばかりの僕ら。

次の日の朝に見た時にはちゃんとウンチもしていた!

1回目からキチンとできるなんてこの子は天才だ! (全くもって親バカ)

採取したウンチを持って再び動物病院へ。
案の上、寄生虫の卵が確認できた。対策のお薬を貰って首の後ろにつける。

それにしても、なぜ塗り薬でお腹の中の虫が撃退できるのか不思議だ...

写真は、猫じゃらしで遊んでいる最中、カメラに気づいて急に覚めてしまったタビー君。一眼レフデジカメのシャッター音ってオフに出来ないのかな?

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2007-11-28 【猫】タビーを飼いはじめてみて


タビーを保護した日(11/17)、とりあえずはケージに入れて様子を見てみた。すごくナーバスになっている模様... 本当に懐いてくれるんだろうか?

翌朝、勤務のために5時起きでリビングに向かった嫁が慌てる。

「タビーがいないよ!」

僕も飛び起きて、家中を探した。タビーはキッチンのラックとゴミ箱の下の隙間にちまっと納まっていた。

考えてみると、ケージを買った時に別売りの屋根をつけていなかった。
お店で見たケージを直観的に購入したのだけれど、後日見た猫用ケージのカタログには全て屋根が付いていた。
小さな猫だから飛び越えることはないんじゃないかと思っていたのだが、全然甘かったのだ。

トイレを覚えるまでは基本的にケージの中で... という戦略は、脆くも崩れた。

昼間のタビーはずっとこのゴミ箱の上に嵌ったままなかなか出てこなかった。
出てきたところで、仲間を探しているのか寂しそうな声を出しながら部屋をウロウロするくらい。餌も遠慮がちに食べるだけで、あまり元気ではなかった。

夜になって、嫁が帰ってきた頃には少し食欲も出てきて、活発に動き出すようになった。試しに猫じゃらしで遊んでみると、さっきまでの大人しさが嘘のようにはしゃぎ出した!

こっちも嬉しくなって、写真を撮りまくってしまった。

写真は屋根なしケージと、野性丸出しのタビー君

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2007-11-27 「かのか」のCM曲は

日曜日に、横浜のBay Quarterに行ってみた。

その前日に「L25」にて「かのか」のCMソングを歌う世理奈さんが出演するとの記事を読んだからだ。特設イベント会場でNewシングル「Like you」の曲を中心に、そして最後に件のCMの曲「風と花と光と」を歌う彼女を見て、事前に薄々感じていたのだが、僕が期待していた「かのか」の歌い手ではなかったことが判明。

みなさん、「かのか」のCMソングって2つあったのはご存じ?
「♪風のように 花のように 光のように かのか香る」ってやつですけど。

ライブを見終わった後でいろいろ調べたんですが(行く前に調べろって?)、最初は上野洋子さんという方が歌ってたらしい。(僕が好きなのはこちらの方)ちなみにこの作曲者は故・井上大輔さん。なんかイメージと違うなぁ...

世理奈さんが歌われているのは、もともとCM用の短い曲だったものを、フルバージョンに作り直した後のものらしい。だからさびのお馴染みのフレーズに移る時にちょっと違和感がある(^_^;

僕は焼酎を全然飲まないので気がつかなかったけど、以前の「かのか」は協和発酵が製造販売していた。今は協和発酵の酒造部門がアサヒビールグループに譲渡され、現在ではアサヒビールグループが製造販売している、とのこと。

だからまた最近CMを見かけるようになったのかな。

世理奈さんのお姉さんもLeyonaという名前でアーティスト活動しているらしい。
誰?と思ったのだけれど、東レのCMで、はっぴいえんどの「風をあつめて」をカヴァーしている人だそうだ。(知ってる!)そういえば、ちょっとソウルを感じさせる歌い方とか通じるものがあるなぁ。

最後に世理奈さんの名誉の為に言っておくと、「Like you」はとてもいい曲だったので、その場でCDをお買い上げしたのでした。

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2007-11-23 タビーを保護した日

11/17(土)、かねてから決めていた野良猫タビー君の保護Xデーである。

本当は朝一番にでも行きたかったのだが、あいにく当日はマンションの下水道設備の点検清掃で、各戸に業者が立ち入る関係で家でスタンバイせざるを得なかった。

作業立会が終わった後、予め借りておいたレンタカーにキャリーを積んで「にゃおにゃお党」へ。

この日も他の仲間猫と無邪気に遊んでいるタビー。
猫の集団生活については知識がないので良く判らないのだけれど、ここにいる猫たちは一つの大きな家族のようにも見える。

同じくらいの月齢と思われる、僕らがバニージャと名付けた白猫とじゃれあって遊んでいるタビーを見ていると、このコミュニティから引き離すことが果たして彼のためになるのかと思い、胸が張り裂けそうになる。1匹だけ選んで連れて行くのって、結局は単なるエゴなんじゃないか?

「にゃおにゃお党」と呼んでいる場所は、単なる空地だが、何らかの利権が絡んでいる場所のようである。それに関してはあんまり知らないし、今のところここで触れるつもりもない。ただ、猫に餌を与えに来る人はいるので、たまたまその日いた、「猫おばさん」にタビーを連れていくことの了解はもらった。

いよいよ捕獲の時。

普段は抱き上げてもビクリともしないタビーも、この日は何かを悟ったのか、抱えると暴れだした。何度目かの挑戦で、とりあえず車の中に入れることに成功したが、持ってきたキャリーに入れようとしても抵抗し、車内を逃げまわった。

でも、しだいに観念したのか、シートの下に入ったまま動かなくなった。車を発進させ、予め連絡を入れておいた動物病院へ向かう。

病院の駐車場に着いてから、タビーを車外に出すのにもエライ時間がかかったが、健康診断の間のタビーはとても大人しく、獣医さんも驚いていた。

耳ダニはなし。耳の中も野良の割にはきれいとのこと。

眼は炎症を起こしていて左目の瞼の内側で上下がくっついている部分がある。目薬を注し、炎症を抑える錠剤も貰ったが、これに関しては手術をする方向で考えている。5分程度で済むのだそうだ。

便は採取できなかったので、寄生虫については後日、便を持って出直すことに。蚤が確認できたので、首の後ろに薬を塗った。

5種のワクチンを注射し、そして血液検査の結果を待つ。

検査の結果、猫エイズも猫白血病も確認できなかった!
今大丈夫ということは、今後、他の管理されていない猫と交流しない限りは大丈夫なのだそうだ。良かった!

去勢は予約が必要だったので、この時はパス。でもそう遠くないうちに実行に移すだろう。

そして家に連れて帰った。

この日はとても神経質になっていたのか、タビーは食事も取らず、水も飲まず、用意していたケージの隅で蹲ったまま、全然動かなかった。

本当に連れてきて良かったんだろうか?

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2007-11-21 タビー保護に至った理由

某市の川沿いの空き地にいた、10匹強の野良猫たち。
その中でもこの夏にお目見えし、さらに明らかに他の猫たちと違って人慣れしていたのが、今回保護した「タビー」。

猫を飼いたいと言っていたのは妻の方だった。
でもまさかいきなり野良を拾ってくることになるとは想像だにしていなかっただろう。

最初は「猫ねぇ...」と思っていた僕だけど、「ポチたま」(テレビ東京系で放送中)だとか、「猫びより」(隔月発行の猫の雑誌、岩合光昭さんの表紙写真が目印)なんかに妻以上に嵌ってしまった。

そして僕にとって野良を保護したいと強烈に思うきっかけになったのは2つの出会い。

一つは最近各種メディアで引っ張りだこの「まこ」。

会社の売店にあった「まこという名の不思議顔の猫」という書籍を見て、そのあまりのラブリーさにやられてしまった。しかもこの子は倒産した動物プロダクションの劣悪な環境から、猫の里親探しのボランティアを経由して現在の飼い主に引き取られた。

愛情を注いであげれば、ちゃんと猫も応えてくれる。そんなまこが僕の野良猫保護への気持ちを後押しした。そういえば「はっちゃん」も元は地域猫だったなぁ。

もう一つの出会いは河原の野良猫軍団、「日本にゃおにゃお党」。
通勤途上の近道にある空地に野良猫がいたのは前から気になっていたのだけれど、ちょっと余裕のあったある日、1匹ずつ顔を見てみると、その中でも特別美形で眼力の強い猫に目が釘付けになった。

それが過去の日記にも登場した「キー坊」である。

休日に妻と一緒に表敬訪問したが、彼女もキー坊が一番のお気に入りだった。
でも、彼の性格の凛々しさは家で飼うのは難しいねぇ、と思っていた頃(その頃は家で飼う、というのはまだギャグだったけど)、同じ赤猫で野良猫とは思えないほど、人懐こい「タビー」が登場した。

そして、この2か月ほど「キー坊」を見かけなくなった。

活動的な猫はよその猫のテリトリーに入って喧嘩して怪我をしたり、交通事故にあったりする可能性も高いのだそうだ。

キー坊に限ってそんなことはあり得ないと僕らは信じている。何といっても僕らの中ではキー坊は伝説の赤猫であり、「広い世界を知るため、川向うの都会(笑)に行って、そこで様々な経験を積んで、またにゃおにゃお党に戻ってくる」という壮大な「ミュージカル」まで構想中なのだ(笑)。

でもススキの猫じゃらしを後先考えずに、道路の反対側から狙って飛びかかってくるようなまだまだ幼いタビーが、事故にあうなんて絶対考えたくない!

そう思って、「タビーを飼う」宣言をした僕。

最初は呆れていた妻だけど、部屋を片付け、猫トイレや餌皿を買いに行ったりと着々と準備を進めていく僕を見て彼女も納得したようだ。

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