おっと〜〜!
日記開始二日目にして、書き込みを忘れるところでした。
今日は、ヴァイオリンのレッスンの日。
天気がよく暖かくて気持ちのいい日だったので、
1時間くらい早めに家を出て、近所の喫茶店へ行くことにしました。
その喫茶店の2階はギャラリーになっていて、
いつも何かしらのアーティストの展示をやっています。
今回は陶芸作家さんの展示でした。
暖かみをかんじさせる、丁度いい厚みと質感。
暖色系の白に、オレンジ色のような茶色のような色の焼き物。
こういうのを志野焼っていうそうです。ファンになりそう。
のんびりと回って、茶碗のコーナーへいくと、
オレンジ色の部分が桃色に近い色合いになっていました。
白と桃色とこげ茶の柔らかなグラデーションが美しいのです。
私 「あ、この焼き物の色、先週の展示でやっていた
桜の染物の色ににてますね〜♪」
作家さん「そういっていただけると嬉しいです。
「春や桜をイメージしてつくったので・・」
その陶芸作家さんは、
焼き方や、今回自分がイメージしたもの、粋な器の使い方など
いろいろお話してくださいました。
お話の中でも印象にのこったのが、茶渋の話。
何回も茶飲をつかうと茶渋が染み込みます。
それを、ただの汚れとみずに
景色としてとらえるところに
茶のわびさびの精神があるとか。
帰りがけに、私のもってるバイオリンをみて
陶芸作家さんが質問。
作家さん「それは、特別な楽器ですか?」
私 「え??普通の楽器ですけど?」
なにやらその作家さん、音大生と合コンをしたときに
バイオリン弾きのお嬢様から、
自分の楽器の話をきかされたそう。
自分の持ってる楽器のお値段いくらくらいするか、とか
代々親から受け継いだ由緒正しきバイオリンである、とか
そ〜いう話をきいたらしい。
バイオリンも、
最初に買ったときの価格の差で、質が違ってしまうものだけど
一番大事なのは
焼き物と同じで
どういう風に使い込んで、どういう景色をつくっていくか
なのですよね〜〜。
実際に、弾きこみ方で楽器の音も変わっちゃうみたいですし。
私がバイオリンで和の心やわびさびを表現できるのは
何十年後かしら・・・。
気長にがんばろ〜 と思った一日でした(^▽^)ノ ♪ |