なる番組が深夜に8でやっていた。
もともと最低映画をアカデミー賞前夜に
表彰する、というアメリカのもんなんだけど、
映画でもなんでもない人物に対しての受賞式
だった。
(ゴージャス松野とかそういう系の人々)
やろうとしていることは面白いが、如何せん
本家とは意図が違いすぎなのでラズベリー賞
を知っている人にも知らない人にも意味の
わからないものになったような気がする。
また、あの番組をみて思ったこと。つくづく
日本人は
アメリカ(白人)が好き!
ってことだな。好き!という感情に
コンプレックスというクリームを分厚く
塗りたくった感じ。
司会者やプレゼンター、ナレーションを全部
白人にやらせ、ナレーションはバイリンガル
にするというご丁寧な仕組み。
これは、米系のテレビで「日本が取り上げられ
ている」感を出したかったのかしら?
表層の意図としては、安い白人タレントを使って
「ニセモノっぽさ」を出すことだったんだろうけど、
なんてったって視聴者皆が
本物を知らない
んだからさ、なんだか哀れを誘うよね。もっとも
本家ラズベリー賞とは似ても似つかない構成だった
けどさ。
私だったら、日本アカデミー賞をパクって司会に
岡田真澄や宝田明なんか置いちゃって、大マジメ
に受賞を粛々とすすめていく、っていうほうが面白い
とおもうんだけどな。そっちの方がパロディ感を
出すにはわかりやすい対象でしょ。森繁久弥のソックリ
さんなんかも並べておいたりネ。
その番組の圧巻は、白人男の司会者に
「最後に、私は日本が大好きです」
などと言わせてウインクさせているところだ。
これには参った。
白人に対しての劣等感を常に意識している私だからこそ
アイタタタタタタタタタタ・・・・・・・
って思ってしまったんでしょうけど、普段大して
そういうコンプを意識しない大半の人々にとっては
まったく唐突に、白人のタレントに
「日本が大好きです!」
なんて言わせていることをどう感じるんでしょう。
欧米政府の思想コントロールでも入ってるのかとか。
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日本車のCMは軽以外白人だらけ。
それは白人の持つクラス感・セクシーさを求めるから。
東洋人にはそれがないってこと。日本人がでると一気
に生活臭が漂う。←という風に日本人が考えてるって
こと。
高級外車のCMには日本人がわんさか登場する
高級外車の持つブランドイメージで白人を使うと
「遠い高嶺の花」
になってしまうから。日本人が、高嶺の花を乗り
こなしているという図を見せつけることによって
「オレたちも欧米人並みになれる」
感を出し、購買意欲をそそりたいというのが目的。 |