2004-06-04 君はとても熱い。
2004-06-04 なにもかも新鮮。
2004-05-28 トラックに乗ろう。
2004-05-28 使いきれ。
2004-05-20 いいお酒を飲もう。
2004-05-20 引っ越したり、卒業したり。
2004-05-10 箱に入れる時、その２。
2004-05-10 箱につめる時、その１。
2004-05-05 箱入り娘。
2004-04-30 もうすぐお引越し。

つづき。



しゃどうはここが気に入ると思うんだけど・・・と、連れてこられた場所。ちょっと隠れていて外から見えなくて、うるさくなさそうなとこ・・・。あたり。コの字型の机、ＰＣデスク、本用のキャビネットが二つついて、自分ようの椅子と、来客用の椅子、巨大なファイルキャビネットと、小さなキャビネットが二つ。おまけのファイルキャビネットと、ホワイトボードまでついて・・・なかなか立派だ。・・・居眠りしないようにしないと。


午後は、しゃどうの雇用のための手続きをしにキャンパスへ。全米で一番、気温の高いキャンパスなんじゃないだろうか・・・車を停めたところ、１２４Ｆもありました。熱い、というか、溶鉱炉の横を歩いている感じで、直射日光に当たると、目眩がする・・・平気で歩いている学生さん、すごいな・・・と感動。今までいた大学も、似たように熱いけど、まだ、この時期は１０４Ｆくらいまでしか上がらない。


幸い、キャンパスには事務手続きと図書館以外、利用する予定はないので、涼しい時間だけを狙って訪れることにしよう。研究所のあたりは、１１３Ｆ、やっぱり暑いけれど、駐車場から建物の間だけだから、まぁ、大丈夫さ。


トマトにくっついて歩いていると、いろんな人に紹介される。トマトは、当然のように、「ドクターしゃどう」と、わたしを紹介してくれる。今まで、半分冗談まじりにしか呼ばれていなかったので、なんだか、照れてしまうのだ。つい、にやにやして、気味の悪いポスドク・・・いや、スマイル・・・？ 初対面の事務の人も、「ドクター」付きでとりあえず呼んでくれるのだけど・・・メイルに Dr.がついていると、まだまだ嬉しくて誰かに見せて歩きたくなってしまう。むふふっ。


やることはいっぱいあるのに、いろんな手続きが遅れているため、なかなか進んでいないのが現状。今日は、午前中から数時間かけて、実験室の測量と、机や椅子の導入を考えた。二つある実験室のうち、ひとつが、今の所しゃどう専用、で、好きなようにデザインしていい事になっている。もちろん、基本はトマトラボなので、トマトの意見は最優先だけどね。


研究所にはまだインターネットケーブルが導入されていないので、主な仕事は自宅に持ち帰っている。まだ部屋には引越し荷物が散かりまくっているのだけど・・・のんびり片付けるとしよう。



３８ 旅行中、何を着て寝てる？

部屋着兼、パジャマになるような柔らかい服を着て寝ています。



しゃどう。

先頭 表紙

６月になった。卒業論文も大学院に提出し、論文を製本する手続きもし、正式に学位もついた。研究室からも物を全部引き払い、箱に詰め、大学に通うのもこれで最後になる。やーっと実感が湧いてきた。

片づけをしている間、すでに、自分のオフィスを引き払っているトマトが、しゃどうのデスクをずーっと占領していた。仕事をしながらも、しゃどうの動向が気になるのか、一挙一動、届いたダンボール箱を開けるたびに、何をやってるんだ？ なにが届いたんだ？ あぁ、落ちるぞ落ちるぞ・・・と、質問攻め。メイルを書きながら、ぶつぶつと、文句ばかりいっている・・・数時間、部屋をシェアしただけなのだけど・・・ほんとうにうるさ〜い。


ともあれ、大学最後の日。日も暮れる頃、荷造りも終わり、今日がここで働くラストデイだよ、っと話し掛けると、満面の笑顔になって、おめでとう！ と握手をしてくれた。



少しだけ感動しながら、夕日の沈む中、１００マイル先の我が家に向かう。あたらしいアパートメント、わたしはとっても気に入っているのだけど、しゃどう猫はまだまだ、馴染んでいない。ずーっとベッドの下に隠れているし、出てきても、しゃどうの足元にくっついて離れない。


オフィス部屋に合うような、小さ目のコーナー机を新調した。モニターを置くと、位置的にも手触り的にもぴったりと馴染む。インターネットもケーブルを繋いだので、快適。今まで、ダイヤルアップで我慢していたので、この違いはすごい。机の横に、猫用の椅子を置くと、しゃどう猫が叫びながら走ってきて、乗っかった。しっぽを揺らしながら気持ち良さそうに寝ている。


翌日に、新しい仕事場へ向かう。建物は入れ替わったりで、まだちゃんと稼動していない。文句無しに動いているのは、エアコンだけである。少数の人が、ぽつりぽつりと、入ってきて仕事をしているだけ。鍵さえ導入されていないので、建物の入り口はドアマンが管理し、他の部屋は開けっ放し。中に入ると、トマトがだだっ広いオフィスにぽつんと座っていた。


もともとが大学の建物ではないので、ドア付きのオフィスがもてるのは、教授クラスのみ。それ以下の人々は cubicle。結構広い cubicle なので、学生は二人でシェア。だけど、ポスドクはひとりで独占。トマトのオフィスの近くにあるスポットのあたりを予約してあったので、さっそくいただきに。



つづく。



37 今まで泊まった宿の中で、最も思い出深い宿は？また、その理由も。

アラスカの海沿いのハイウェイにあった怪しいコッテージ。海の向こうの雪の残った山々が夕日に染まって、胸にずーんっとくるほど美しくて。思わず、一番長めのいい大きな小屋を借りてしまった。５ＢＤの部屋をひとりで占領（でも安かった）。



しゃどう。

先頭 表紙

つづき。



呆気に取られて眺めていたのだけど、運転は結局、メロン君に任せることにした。というのも、学部時代、工事のアルバイトをしていた事があって、扱いには慣れているんだそうだ。先週のラボで借りた更に巨大なトラック、３０か３６フィートあったと思うけど、狭いローディングロックに、バックで見事に乗り付けていた。かなりの腕前である。


・・・それにしても、大型トラックに特殊免許はいらないらしい。たまに思うのだけど・・・ここは、恐ろしい国だ。


荷物を載せ（スペース、余りまくり）、助手席に。日帰りトラックなので、かなりのボロ、だ。走行距離９万５千マイル・・・あっ、窓が・・・ミニ窓がひとつ足りない・・・開かない、とか、閉らない、とかじゃなくて、窓が・・・ないのだ。オーバーヒートが心配だから、ラジオもエアコンもつけないでおこうね、というわけで、窓は全開、熱風の吹き荒れる灼熱のハイウェイを、往復２００マイル。


・・・うーん、普段、快適に過ごしすぎているのね、わたくし。ちょっと辛かったわ。風の音が強くて、叫ばないと会話もできない。ボーっとしているうちに眠くなってきて、行きも帰りも、かなりの時間、眠ってしまいました。文句ひとついわずに運転してくれたメロン君には感謝、しないと。というわけで、お昼に、冷房の効いたグリルで美味しいステーキをご馳走しました。



今週は、何度か往復して、部屋に必要なものを買い込んでおきました。明日は、いよいよしゃどう猫を移して、引越し完了、の予定。少しなにかが違うのに感ずいている猫、いつも以上にはしゃいだり、甘えたりしています・・・しゃどう猫がドライブぎらいなのはわかっている・・・んだけど、許せ、しゃどう猫。



３６ ホテルを選ぶときの基準、注意点は？

数年前までは、安ければ安いほどいい！ って思っていたけど、最近は、快適さも求めるようになってしまいました。少し、年をとったせいかしら？ でも、安全、清潔、は最低ラインです。感じの悪い人がうろちょろしているような所には泊まらないようにしています。

お気に入りは、Best Western、ちょっと安めだと、Red Roof Inn です。



しゃどう＠写真は、２４フィートのトラック。乗り心地はなかなか・・・。

先頭 表紙

お引越し〜はとりあえず住んだのですが、まだ、古い住所の方に住んでいます。フランスに出張中のトマトが、大学でやりのこした仕事を、しゃどうに置いていったのだ。大体のことは夏の間残っている学生に引継ぎ、トマトも旅立ち、二週間週末抜きでの毎日１２時間以上の労働の疲れも溜まってきた、やれやれ、今日は昼過ぎまで寝るぞ〜！ と、二度寝をしながらうつらうつらしていたら、携帯電話がけたたましくなる。空港で退屈しているトマトからのモーニングコールだった・・・。


・・・大学の研究費が数万ドル余っているから、今日中に使い切ってくれ・・・って、お買物の依頼である。必要なモノは、もうすでにほとんど買い揃えてあるし、本当〜に欲しい機械類は、予算の枠内に入らないし（というのも、今回は一回のオーダーで使える金額が決まっているのだ）、どうせなら、しゃどうの給料にしてくれれば、踊りながらどんな仕事でも愚痴ひとついわず頑張るのに〜と思ったものの、そういうわけにもいかず。


結局、今まで、ちょっと欲しいな〜とは思っていたけど我慢して買わなかった、もしくは買ってもらえなかったモノや、補充品、などを注文しても、なかなか使い切れず、しまいには高価な薬品をバカバカと、注文する。他に欲しいものは・・・あと３０分しかないのに、お金が使い切れない・・・という贅沢な悩みに頭を抱えていた。結局、その日のうちには使い切れなかったので、次の週まで延長してもらったのですが。


自分のためなら、欲しいものいっぱいあるんだけどなぁ・・・ぐすん。



ともあれ、月曜日にはトラックを借りて、お引越し！ 毎日ジムでリフティングをして鍛えているメロン君が、快く手伝ってくれることに。ほんとに助かる〜と感謝。しかも、トラックを借りる事務所がメロン家の近くだった事もあってか、ピックアップまで引き受けてもらった。


朝の８時前、まだ涼しい時間、外に出てフラフラしていると、ドドドドぷしゅ〜ん、と、おどろおどろしいトラックのエンジン音。なにこれ、わたし、こんなの借りたの？ 申し込んだのは１４フィートのミニトラックのはずだったのに、直前だったから在庫がなくて、２４フィートのモンスタートラックが・・・。運転席には大きなトランスミッションスティッック・・・うひゃあ・・・こんなのわたしが運転したら、間違いなく、道中で電柱を何本か折ってしまうだろう。



つづく。



35 旅先で出会ったことがきっかけで、いまだに仲良くしている人は何人くらいいる？

残念ながら、いません。



しゃどう＠写真、猫の手も借りたい、とは、君のためにある言葉。

先頭 表紙

卒業式は、土曜日の朝。抜けるような快晴で、すでにもう、じりじりと熱くなりはじめている。ガウンは黒地に三本の太い線が縫い込まれているもの。フードは、黒と大学カラーの赤と青、が混ざったモノを後ろにかける。四角い帽子に金のストリップをつける。卒業式が終わると同時に、ストリップの位置を右から左に替えるのが伝統。


式の始まる前に、音楽と共に入場する。円盤状のトルティアの皮（柔らかいタコスの皮）が空を舞い、ビーチボールが跳ね回る。学部生は大喜びで奇声をあげまくっているが、平均年齢の高い我らが院生は、静かに微笑んであたりを見回しているだけだ。無防備な私達をめがけて、トルティアの皮がバシバシ、飛んでくる。背中に当たるは、顔に当たるは、帽子は落ちまくるし・・・油断ができない。でも、トルティアがぶつかるのは、“ラッキー”な事らしい。５回以上、皮にぶつかったわたしには、きっとこれから、素晴らしい運が巡ってくるのだろう、と信じている。


式は簡潔に終わり（予算削減のためらしい）、外でバチバチ写真を撮ってもらったあと、そのまま研究室に戻る。一仕事して、少し昼寝して、それから、友達の家でのパーティーに参加。冷凍庫に大量に残っていた鳥肉を、少しおすそわけして、自前で持ち込んだお気に入りの日本酒、男山、をちびちび飲み始める。


少〜しいい気分になって来たところで、今夜は運転して帰らない方が良さそうだね、ということで、眠くなることに自宅まで送ってくれそうな人を確保。じゃあ、っというわけで、久しぶりに思い切って飲みはじめ、一升瓶からおちょこでぐいぐいと、飲みながら、ケタケタ笑い転げる。どうしてお酒を飲むと、あんなに楽しくなってしまうのかはわからないけれど・・・笑うことのパワーってすごいと思う。元気になるし、伝染するし。


ちょっと疲れたかなっと、思ったところで、自宅まで送ってもらう。友達に電話して、楽しかったんだよ〜と報告しようと思って電話をしたら、トマトに繋がってしまった。ダイヤルミスである。これではまるで、ワーカホリックではないか。仕方がないので、あぁ、ボス、元気？ と、世間話を始めたら、あんた酔ってるでしょう？ バイバイ！ またね！ と、あっさり切られてしまった。


冷えた日本酒は、まわりが遅い。着替えをはじめたところで、くぃーっと酔っ払い特有の眠気が襲ってきた。電気を消して、ベッドに倒れ込む瞬間が至福・・・しゃどう猫が少しだけ恨めし気に顔を覗き込んでいたけれど・・・。


翌朝、驚いたことに、まったく二日酔いがない！ ちょっと疲れてはいたけれど、気分は爽快だった。鳥肉をしっかり食べたのがよかったのか、りんごとオレンジとバナナを齧っていたのがよかったのか、それとも、お酒の質がよかったのか。


これからは、いいお酒だけを飲むようにしようと思った。


少し、賢くなった？



34 旅の計画を立てるとき、旅行中、パソコンをどのように活用させている？

飛行機の予約、大都市でのホテルの予約は、割引のモノを探しています。情報は、ほとんどインターネットで調べて、あとは現地で適当に決めています。ＰＣは、デジタルカメラのデータを保存したり、メイルを送ったりできるので便利です。



しゃどう＠機械のジョニー君も帽子をかぶってにっこり？

先頭 表紙

時間が跳ぶように過ぎていく。ここ二週間ほどは、週末も休まず、引越し作業と仕事に追われていました。今週の火曜日には、巨大なトラックを借りて、新ラボに荷物のほとんどを移動。さすがに、手も荒れてきたし、箱をみるだけで、うんざりしてくるようになりました。

でもこれで、とりあえず、学校関係の引越しは一段落。次は我が家の引越しだ。もう、ほんっと、面倒くさい〜というか・・・なんというか。あともう一息、頑張りましょう。


で、部屋の片づけにも飽きて、ＰＣの前に座ったら、しゃどう猫が、喉をごろごろ鳴らしながら、膝の上にのって甘えてくる。なでると、とろろんっとした顔で見上げてくるの。しかたがないので、休憩して、ひまじん日記を書くことにしました。


そんななかでも、先週の金曜日は、卒業式の前夜祭、土曜日には卒業式。どうしようかとは迷ったけれど、もう、この先、自分自身の卒業式に出席することはないわけだし、あの服と帽子着て歩きたいし・・・と、いうわけで、参加してきました。


ＵＳに来て、ときどき居心地悪く感じるのは、お祝いの席とか、そういう公式なイベントに、家族を連れず、ひとりで参加する時。こちらは、友達同士で盛り上がる・・・というよりは、家族で！ みたいなところがあって、全国から飛んで参りましたって感じの両親や親戚が、わいわいがやがやと、それはそれは楽しそう。


院生だと、半数以上の人が結婚していて、子どもがなんにんもいる、なんて人の方が多いので、ほんと、お父さんお母さんの集い・・・みたい。


しゃどう家の家族は、残念ながら全員不参加。しゃどう猫も自宅待機。仲のよい友達も、ちょうど旅行中。肝心のトマトも出張中・・・というわけで、仕方なくひとりで参加。元同僚の家族と、インスタント家族契約（？）を結んで、料理を美味しく頂いていました。



33 旅にはどんなカバンで行きますか？

車輪付きのカバンが好きです。持ち運びが楽なら、どんなカバンでもいい。



しゃどう＠後ろ姿。髪の乱れは、大目に見てください。

先頭 表紙

つづき。


ファイナル試験期間中なので、ウィークエンド全部、箱詰めに費やすのも可哀相かな・・・と思って、ローテーションを組んで来るようにしてあげていたんだけど（ん〜優しい？ それとも甘い？）、疲れるとすぐに帰ってしまうので、ひとりで作業している時間も長い。


ドアをあけ放して、ジャズを大音量でかけながら（週末ですから）、作業していると、今まで顔はよく見掛けるんだけど、話をしたことのないような人、までが、少し立ち止まって、声をかけてくれる。入り口の近くのラボなので、夜遅くや週末にしょっちゅう働いている人って、なんとなく顔見知りになるのだ。まったく面識のない人まで、どこいくの〜？ と、普通に話し掛けてくれたりして、それが結構、気分転換になって楽しい。


中には、今、時間あるから・・・と、通りかかりの、トマトラボとはなんの関係もない教授が、箱詰めを手伝ってくれたり。恐縮しながらも、猫の手も・・・の気分だったので、じゃあ、とバンバン、頼んでしまった、猫の手どころか、めっちゃくちゃ手際がよかったので、物凄くはかどりました。


重たい箱を、大量に動かしていたので、夜は、体が火照るほどの筋肉痛と気持ちのよい疲労感。筋肉痛の後には、余分な脂肪が焼けて、新しい筋肉が育ってくると思うと（セクシーボディ）、なんとなく嬉しい気分になる。


ここ三年間、ph.Dを取るまでの間、日夜も週末も過ごした実験室。まだ、もう来週から通う事もなくなるんだな、という実感も湧かず、いろんな想いをたどりながら、箱に詰められた実験道具や機械達、もう、道具っというよりは、気分的には仲間、というか戦友、というか。すっかり愛着が染み込んでしまっている。


だから、次に箱から出す時は、また新しい気分で、新しい場所で。


でも、一番の戦友、機械のジョニー君とは、これでお別れ。それが今はとても悲しい。



32 海外旅行は大好きなんだけど、これがちょっとイヤなんだよねーってことがあればどーぞ。

飛行機に長く乗らなきゃいけないのと、通関での待ち時間、が退屈である。



しゃどう＠写真はネバダ、どんどん南下、していきます。

先頭 表紙

冷凍庫と冷蔵庫の整理中。食べ尽くす、のが目標なので、頑張って自炊を再開している。どういうわけか、自分でちゃんと料理をして食べた日は、翌日まで気分がいい。ちゃんと地に足がついている、という実感がわくのか、気分も安定するんだよね。


今日は、ちょっと疲れていたので、ボリュームのあるリブアイステーキとバター醤油のソース。奇跡的なほど、いい感じのレアに仕上がり、食感の柔らかいこと、といったら・・・ついでに、ポテトも電子レンジのベークモードで調理する。ポテトに無数の穴を楊枝でぶすぶすあけるのと、既定の時間、電子にあてた後、アルミフォイルでしばらく保温しておくのが、中までさっくりとしあげるこつである。


・・・タベスギタ・・・



さて、お引越し。研究室の方は、想像通り、計画通りには進まず、引越しトラックは、１〜２週間、延期になりました。金、土、日曜日は、ずーっとラボに篭もって、パッキング。bubble wrapも、大きなロールをすでに５本、使い果たし、ダンボール箱も、軽く１００箱を超えました。いったい、あの小さな部屋のどこにあんなに隠れていたんだろう・・・と思えるほど。収納能力の良さに感動しています。


・・・でも、まだ、終わってはいない。


あまり広くない部屋で、箱に囲まれてる圧迫感ってすごいもので、飽きないように、部屋を開け放して、陽気なジャズを流しながら作業をする。こういう時の作業って、ものすごく性格がでるのがおもしろい。いつも楽しそうな人は、いつものように、楽しそうに仕事をしている、のだけど、

普段、いつもだるそうにしている人が、嬉々として箱詰めしていたり、普段爽やかで、人当たりのよい人が、ネガティブモード全開になっていたり・・・ちなみに、彼は途中でヒステリーを起こして帰ってしまった（笑）・・・自分の担当が終わったら、いつのまにか消えている人、反して、もっと仕事はないのか、と、積極的に手伝って歩く人。



つづく。



31 本当は人に言いたくないんだけど・・・という旅の裏ワザがあれば教えて。

実は、運転中に写真をとって遊んでいます。もちろん、対向車がいない時のみですが。



しゃどう＠写真は、ネバダのハイウェイより。

先頭 表紙

週末は、アパートメントの下見に。片道、１時間半、しか、かからないのだけど、ガス代を考えると（往復で２００マイル）、ちゃんと住む場所は整えておいた方がいいようだ。

イチバン気に入っていたアパートメントを最初に訪ねてみた。立地と、雰囲気と、外側の建物はとても好きだったんだけど、部屋に入って・・・見てみると、な〜んか、イマイチ。外から丸見えだし、小さなテラスも、ギラギラ日が照り付けていて外に出る気もしないし（真夏の最高気温、５２℃、まであがることもあるらしい。素足ででると火傷します。）・・・しかも、猫のためのレンタル料金が上乗せされて、ちょっと予算オーバー。


あれこれ、街を探索してから、ちょっと離れたところにあるアパートメントを見学。見た目はあんまりセンスのよくないアパートメントなんだけど、中身は結構、しっかりしている。とりあえず部屋を見せてもらったんだけど、思ったよりずーっと素敵。オープンな感じのキッチンに、新品の洗濯機と乾燥機つき、ベッドルームも感じがいいし、おまけの小さな部屋も、居心地がよさそう。

それでも、ちょっと考え込んでいたら、レンタル料を値引きしてくれた。猫レンタルと、リファンドしないデポジットすべてカット・・・管理人のお姉ちゃん、商売が上手い。


学生向けのワンベッドルームに比べると、ちょっと高めだけど、もう学生じゃないし。余裕があるんだったら、ちょっとくらい贅沢していい気分で暮らしてもいいはず。うむ。



ところで、研究室のお引越しも、そろそろ本格的に始めることにした。トマトの予定では、今週、トラックを借りて、引越し第一便を走らせる・・・？ あと、二日しかないのに。急遽、荷造りに力を入れるものの、箱が足りない、bubble wrap がたりない、人手がたりない。（試験中・・とかいって、逃げ出した奴が・・・！）

ダンボール箱も、買うと結構、値が張るもの。その反面、大学では大量のダンボールを廃棄しているのだから、リサイクルしない手はない。夜にリサイクルボックスまで車を乗り付け（というのも、昼間は駐車スペースないし、熱いし）、ダンボール箱を漁る。


ドクターとっての初（？）仕事はダンボール箱集め。

新しい呼び名は、ドクター ホームレス ！？ いやぁ〜！！！



30 なんでこんなもの買ってきちゃったんだろう？という1品を紹介して。

ハワイ島で買った活火山が噴火しているど派手なＴシャツ。ええ、着てますとも。



しゃどう＠写真は４月下旬のネバダ（北の方）。まだ雪が残っています。

先頭 表紙

今日のしゃどう猫の寝姿が、最高に可愛い。ときどきピクピク動くのが、たまらない。

もう４月も終わり。２週間後には卒業式、引越しして、新生活が始まる予定なのだけど、まったく準備ができたいない・・・どころか、住むところさえ決まっていない。新しい職場は、車で１時間半ほど北にある。いざとなったら、通勤できる距離、でもあるので、なんとなく気楽に考えているのだ。今週末、インターネットで見つけたアパートメントを下見に行くことにしよう。


というのも、トマトが他所の大学に引き抜かれたのだ。助教授になってから、わずか３年で教授になったのだから、かなりのスピード出世である。新設の研究所は（施設は買い取ったようだ）キャンパスから少し離れた所（かなり郊外）にあるので、駐車場に困ることはなさそうである。


今の所、目をつけているのは、研究所から車で３分ほど離れたところにあるアパートメント。１ベッドルーム＋デンで約１０００sqf、のスペース、猫ＯＫ、犬駄目、ペットケアサービスつき、だけどそれなりに手ごろな値段なのだ。夢にまでみた、書斎のある生活、が実現するかも。


院生も３人、同じように引越しをする予定だけど、そのうち２人は、マイホームを購入するつもりらしい。頭金を多めに払えば、月々のローンは、家賃なみ。しかも、支払いの（利子？）分は、税金申告の時に控除できるので、ある意味得、である。１５〜３０年のローンだと、利子は５％くらいになるのだとか。３年以上住むことが分かっているのなら、考えてみてもいいプランなのだけどねぇ・・・まだ、先のことは全然、見当がつかない。


ルームメイトと暮らすのが気にならない人なら、大きな家を借りてシェアするという手段もある。３〜４ベッドルームで、大きな居間、プール付きの綺麗な家が、約１．６Ｋ＄。ただ、５年以上も一人暮らしを続けていると、誰かと一緒に住むのって、どうしても気が進まないのだけどね。


個人の引越しだけなら気楽だけど（といってもはじめてのお引越し！）、研究室も丸ごと引っ越さなくてはならない。院生の同僚は相変わらず他人事のようにのほほんとしているし、ボスもやたら忙しくてちゃんと指揮をとりきれていない状態、うえに出張三昧。引越し二週間前を迎え、なにひとつ変るところのない研究室を眺めながら、少し溜め息がでた。



でも、きっと、なんとかなるでしょう。



29 旅先で、これは買ってよかった！と自慢したくなるようなものはある？それは何？

アラスカで買った防寒具。暖かいぞ〜。



しゃどう＠写真はサンフランシスコ。無数のパトカーに包囲された。

先頭 表紙