2005-05-31 物欲が少ないのか、怠惰なのか。
2005-05-25 トロントは寒かったのに。
2005-05-16 まだまだ、体は鍛えられる。
2005-05-16 やむなく。
2005-05-04 ストレスは燃やしてしまおう。
2005-04-29 灰色の猫がいっぱいいる。
2005-04-04 フロリダはすでに夏、その２。
2005-04-04 フロリダはすでに夏、その1。
2005-04-04 しゃどう猫の孫？
2005-03-20 タメイキ。

先週は、暑さの方も、史上の記録と並ぶほどの勢いで上昇していたようです。気温の変化に体も慣れてきました。といっても、昼間はずーっと空調の聞いた建物の中にいるので、お昼食べに行くときくらいしか、感じることはないのだけど。研究所も、昨年、空調の効かせすぎで、散々苦情がでたためか、今年はマイルドな温度に設定されています。普通に半袖で働いていても寒くないのはありがたい。


週末はモールに買い物に。もともと人込みが嫌いなのと、洋服買いにはあんまり興味がないので、ショッピングは苦手なのだけど、長いこと使っていたベルトの革紐が切れて、面倒くさいのでホッチキスで止めた状態で数週間使っていたのだけど、さすがに嫌気が差してきたので、買いに行くことにしたのだ。ついでに、いろいろと服の在庫を調べて見ると、寿命の近い擦り切れたものが多くなってきた。


仕事がオフィス系で、お洒落しても多少は楽しめるような環境ならいいのだけど、バリバリの実験系エンジニア、安全面からも、実験室は、短パンだめ、スカートだめ、滑り止めのない靴はだめ、サンダルだめ、クリーンルームが仕事場になると、化粧も厳禁（粉が飛ぶから）、ゴーグル越しに目が見えるだけのバニースーツを着る。長い爪も鬱陶しいだけだし、アクセサリーしてても邪魔になるだけだし・・・というわけで、肌の露出しない、汚れても気にならないような、ガッチリした硬派な服装以外、好んでしなくなっちゃうのよね。


アメリカで買い物をしていて、一番頭にくるのは、気に入ったデザインがあっても、まず、サイズが合わないこと！例えば、私の場合、標準サイズだと、ジャケットが４。シャツは、ミディアムか、ラージ。（鍛えてあるので、肩幅は普通の女性より広めです）それが、ダウンになると、０まで下げてもサイズが合わないことが多い。で、仕方なくpetitサイズの売り場に行くと、今度はデザインが気に食わない。でも、大体2Pから4Pの間で試着してみるんだけど、また、微妙にサイズが合わなくて着心地が悪い。そのうちに、好きなデザインを探すんじゃなくて、サイズの合うものを探す、という風に変わってくる。


スカートとかだと、ベルトでぎゅーっと絞れば何とかなるんだけど、パンツだと、キチット体に合うものじゃないと、気持ちが悪いし…で、選んでいるうちに、心底面倒くさくなってくるのだ。もともとの買い物嫌いに拍車がかかります。


とはいえ、最近、仕事でセミフォーマルな軽めのスーツが必要になることが多くなってきた。フォーマルなスーツは、学会用にいくつかあるのだけど、この季節には暑っ苦しいし、買ったものも、貰ったものも、１０年以上前、っというクラシックタイプ。さすがに、流行がどうのこうの！　ということを気にする人は私の身近にひとりもいないけれど、（でも、これだけ経つと、流行もまた一巡りして戻ってきているような気がする）たまには新調するのもいいだろうっと、なんとなく最近（ここ数ヶ月）は売り場に目をやるようにしていた。ところが、今週末、やっと、そこそこの値段で、品のあるジャケットとインナーのトップを１つずつ買うことができました。


ショッピング好きな女の子が、たまに羨ましい気がします。



87 自分の好きな有名人と旅行できるとしたら、誰とどんな旅をしてみたい？

好きな有名人って、いないのだけど…あんまり気の知れない人と、旅行に行くのは気が進まないです。



しゃどう。

先頭 表紙

玄関のポーチに、白い大きな猫が遊びに来ている。彼/彼女は新顔。家の中に入れろ〜！っと網戸に頭をすりすりしながら鳴いている。ガラス戸や網戸越しにうちの仔猫達ともなにか会話をしているみたいだ。しゃどう猫は、知らない猫を見ると、途端に唸り声を上げて喧嘩を始めていたのだけど、今の猫達は、呑気に挨拶しているぐらいで、あんまり気にしていないみたい。


しゃどう猫が居なくなってから、何度か違う猫が、飼って〜！っと玄関先に訪問に来ることが多くなった。猫好きの噂が、猫会議で広まっているのか、それともランダムに訪問しているだけなのか、よくわからないけれど。でも、しゃどう猫は未だに帰ってくる気配はありません。心配を通り越して、もう、諦めの気持ちの方が強いのですが。仔猫たちは、ものすごく可愛いのだけど、しゃどう猫とはやっぱり全然違う猫。また違う形で、ゆっくりと愛情を育てていくことになるのだろう。


先週末に、カナダのトロントから、帰って来ました。写真をアップデートしようとＰＣに取り込んだら、カードがエラーを起こして、すべて消えてしまった。すごくショックだ。企業訪問と、トレーニングの際に取った写真、余った時間に訪れたトロントの町並みや、タワーの上から撮った風景は…私の目の奥にきっちり焼きついて…いるだけです。本当は、ナイアガラの滝も行ってみたかったんだけど（日が沈むまで数時間だけ自由時間があったのです）、今回の出張は、連れがいて、レンタカーの手続き上、運転手が彼女のみ、になっていた為、強行スケジュールは、断念しました。


今回同行したのは、トマトラボの院生。私とはあまり仲良くないのですが、仲良くないなりに、それなりの距離感でもって、うまくやっていたと思う。かなりのお嬢様育ちのようで、ホテルでのモノの頼み方とか、チップの渡し方とか、ワインの選び方とか、この年頃にしては、かなり様になっているなぁと、妙に感心したりしていました。借りた車は、トヨタのカローラだったのですが、メルセデスベンツのＳＵＶを常用しているだけあって、小さい、パワーがないっとひとしきり呟いていました。比べたらカローラが可哀想でしょうに・・・。


出張だから、仕方がないけれど、やっぱり旅は気が会う人と行く方が、数倍楽しいなぁ、と思う。家について心底ほっとした。



カナダを訪れていた一週間の間に、アリゾナには、本格的な夏が訪れていた。空港から外にでた瞬間、熱風が吹き付けてくる。駐車場で、何日も焼かれていた車は、ハンドルも触れないほど、よく温まっている。カナダはまだ春の始まり。夜は摂氏１度に下がるくらいの寒さ、昼間も長袖でちょうどいいくらい。アリゾナに住み着いて今年でちょうど７年目になりますが、これほどダイレクトに暑さを感じたのは久しぶり。ショックで、週末の昼間は外に出る気がしなかった。。。



86 旅先でお世話になった外国人が自分の町へ遊びにきたら、どうやってもてなす？

ステーキとサボテンと、グランドキャニオン、フルコースで。



しゃどう＠猫の写真をカナダの代わりに。

先頭 表紙

つづき。


私に権限があるのなら、即効にしてクビ、なのですが、残念ながら、権利もなく。かといって、ダラダラと仕事させていると、こちらの指導力に問題がある、なんて言われちゃう可能性もある。ときどき、頭の後ろから、スコーンっと殴ってやりたくなるような彼等（いきなり殴ったらさぞかし怒るだろうな〜）と一緒に仕事をしていると、気が滅入るというか、ウガーッと腹を立てたくなることが多いです。これが、世に言う、中間管理職の憤り？


だから、オフィスでウキーッとなる代わりに、週に何回か、徹底的にトレーニングをして発散させる、この頃。重りを入れたサンドバッグを突きと蹴りでババババババっと連打。今までよりも、数倍、集中できるし、トレーニングで息が上がりかけても、これくらい、なんてことはない、うりゃーっと、どこからか力が湧いてくる。自分でも驚くぐらい、ずーっと高く跳べるようになったし、早く蹴れるようになった。おかげで、道場では、私のことを完全に十代だと思っている人も多い。（顔も若く見えるっていうか、アジア人はみんなそうですが・・・というか、スーツを着ているとき以外は、必ず学部の二年生に見られます。なぜ？）


適度な（度を越えてるのかな？）ストレス、というのも、発散方法を間違えなければ、却って体にいいのかもしれない。




85 あなたが外国人だとして、初めて日本に来たら、まず何に驚くでしょう？

トイレが綺麗で、ハイテクなのに驚くでしょう。予断ですが、うちのボスが韓国に出張した時、トマトと、その他のUSからきた教授達が、会場のホテルの男子トイレで、便座が自動で上がるのや、ウォッシュレットのオプションがいろいろあるのが面白くて、大喜びで全部のボタンを押して遊びまくっていたとか…。

そういえば、数年前、母校（学部生の時に通っていた大学）に遊びに行きました。私が卒業して、数年後に、新しい建物が出来上がって、学科の研究室すべてが移動したのです。それまでは、戦前に建てたエレベータすらない古い建物で、広い中庭や、趣のある屋上があったりして、古きよき時代って感じの建物でした。

当時のトイレは、４階建ての建物のうち、２階部分が、元男子トイレを改造した女子トイレ。トイレというよりは、便所、って感じの和式便器。（昔の理工学部ってそんなもんです）

新しい建物は、整然としていて、廊下や使っていない部屋の電気は赤外線で反応してついたり消えたり。トイレは、男子用と女子用と、各フロアにあった。それだけではない。ドアを開けると、センサーが反応して、電気がパチットつく。真冬に訪れた個室では、便座はホカホカと温まり、フル装備付のウォッシュレットが、とても清潔な状態で、居心地よく感じられた。


なにか違う。


最近の大学は、学生を甘やかしすぎだーっと、半分僻み混じりに思ったりしました。



しゃどう＠写真は、ジョージア大学。普通のトイレでした。

先頭 表紙

忙しいんだか、そうでないんだか、あいまいな日々が続いている。先日、テッコンドーの昇級試験を受けてきた。やっとのことで、黄帯（下から３番目）になりました。試験は、毎月やっているんだけど、出張が重なることが多いので、受けられなかった事が多かったのだ。あんまりにのんびりしすぎても、かえって退屈なので、次は、飛び級することにした。次回は、出張が入らないことを祈ります。


今年に入ってから、なんだかんだいって、月に一度のペースで出張している。今週は、火曜日から、カナダのトロントの企業へ、新しい装置の使い方のトレーニングを受けにいく。もともと旅行は好きなのだけど、予定ぎっしりで、飛んで帰ってくるだけって感じの出張が続くと、ちょっと、負担だ。実験していても、調子が狂うというか、なんというか。年に２〜３回、位が理想なんだけどね。贅沢はいってられない。


出張代や、日本で手に入らない製品とか、実験機器とか、やむなく立て替えている金額も、数万円単位なら、鼻歌交じりで過ごせるのだけど、ここしばらく、月平均で２０万円ほど。これを誤差の範囲と言えるほど、私の給料は良くない。素早く手続きをすれば、クレジットカードの支払日までに返ってくるので害はないのですが、たまに遅れる（よく遅れる）と、ちょっと心臓に悪い。月の初めには、オンラインバンキングで残高を睨みつけながら、調整をするのが習慣になってしまいました。


なんとなく癪に障るので、クレジットカードを、キャッシュバックポイント制のものに切り替えた。旅行で、２％、食事が３％、ガソリンが５％、その他が、１％、などなど。これを利子代わりにいただいておくことにして、不満解消。


最近は、仕事も問題なくやっているのだけど、ささやかな不満は、静かに重なっていく。これは、どんな仕事をやっていても、そうだと思う。学生の頃は、自分がなんとか頑張っていれば、なんとなかる、っていうレベルで、自分さえ奮い立たせておければ（これも難しいんだけど）、問題はあまりなかった。最近は、それに加えて、院生や他の部署の人と関わりあうのマネージメント系の仕事も増えている。


仕事が素早くて、的確で、やる気があって、自分からアイデアをどんどんだしていくような、ポジティブタイプの人なら、私も大歓迎で指導するのだけど、口ばっかりで、やる気のあるふりをして、とりあえずいわれたことか、なにかやっているけど、結局自分で何をやっているか理解していないし、頭もまったく使ってない。けど、不平不満を喋る口だけは、絶対に減らない、こちらが怒ると、ミエミエのご機嫌取りをする…ようなタイプの人だと、まったく愛情が湧かないのである。


つづく。



しゃどう＠写真は、フロリダのケネディー宇宙センター。タイルのいくつかが、台風の影響で外れて跳んでいってしまっています。

先頭 表紙

テッコンドーのアドバンスドクラス。二回目のトレーニングが昨日あった。ここのところ休んでいることが多く、授業料がもったいないので、しばらくは週３回、通うことに決めた。週に二回が、上級クラスで、残りの一回は中級クラス。違うインストラクターが教えているのだけど、中級クラスの先生、かなり若くて、かなりキュート。もしかしたら、私よりも若いかも。体はがっしりとしていて引き締まっているのだけど、すっごく素朴な感じで、清々しいというか、可愛い。インストラクターなので、気に入ったからって、ジーっと眺めていても、全然不自然じゃないし。ちょっと得した気分である。


だから、ちょっとだけ、クラス変えるのもったいないかなぁ、なんて思っていたのだけど、なんと、新しく通い始めた上級クラスでは、キュート君が、一緒に練習しているではないか。おー、ラッキー！　と思うと同時に、それだけ手ごわいクラスでもある、ということで、気も体も引き締めていかなければなりません。


体力づくりのトレーニングを含めて、とにかく動きまくる。途中で頭の中の酸素が足りなくなってクラクラしたりすることもあるけど、とりあえず最後まで、思いっきり暴れまわることができるのは嬉しい。


テッコンドーは、蹴りのスポーツ。とにかく、回転しながら、とび蹴りとび蹴りとび蹴り、って感じ。それに比べて、空手は、足技と同じくらい、手わざも使うように訓練される。軽いスパリングの機会があったので、黒帯の人達と少しだけ手合わせしてもらったけど、意外にも、上半身のガードががら空きで、パンチを入れると、決まること、決まること。蹴りのあとの足の戻しもそんなに早くないので、簡単に足も掴めちゃったりして。ちょっと暴れたい気分だったので、調子に乗って、投げつけたりとかしていたら、もうちょっと加減するように、と、注意を受けてしまった。。。うぅ。


自分よりかなり大きな男の人を地面に転がすのって、ものすごく気分がいいものです。たぶん、かなり手加減（サービス？）してくれていたんだとは思うけれど。でも、今まで２年以上続けていた甲斐があって、かなり強くなったんだな〜なんて思うと、感慨もひとしお。


ただ、翌日の筋肉痛の激しさはつらい。太ももは、パンパンに張り、階段を下りるのもつらいほど。体中がポカポカして、歩き方は偉そうになり、しゃがむと、泣きそうなほど痛い。やっぱり、筋力の衰えって年とともに進んでいくんだなぁ、なんて弱気になったりして。でも、まだまだ２８歳、もうひと頑張りすれば、新しい筋肉が育つかな、って思います。筋肉痛に意外に効くのが、EPSOM SALT。夜になっても、かなりの筋肉痛なので、太ももにうすーく伸ばしてすりこんでみたら、かなり効いているみたいで、普通に歩けるようになった。心強い味方である。


子猫達も、順調に育っています。ただ今、約二キロ。二匹とも、キーボードのそばで眠るのが好きなので、日記を書いているときはかなり邪魔です、が、可愛くて、どけられない。シルフ（右）の方が小柄なのだけど、運動神経はピクシー（左）より、発達している。おもちゃのネズミや、細かいメモを書いたポストイットなどを、上手に咥えて持ち歩き、お気に入りの場所に隠しています。ピクシーは、結構呑気な性格です。今日の夜、初めて、キッチンカウンターに飛び乗る事ができたのが嬉しかったようで、何度も何度も繰り返し登っては、得意気な顔して私の目を覗き込んでいました。


一番のお気に入りの遊びは、猫キックと猫パンチと、取っ組み合いの喧嘩。


飼い主に似てきちゃった。



しゃどう。

先頭 表紙

ビサスタンプ切り替えの為に、東京に滞在すること一週間。美味しいものを食べたり、お酒を飲んだりしながら、まったりと過ごしました。ここ最近、無性に温泉卵が食べたくなることが多かったので、温泉卵製造機をお土産に買ってきました。さっそく作ってみたけど、黄身がとろりとしていて美味しい。

仔猫達の面倒は、真ん中の数日間だけ、友達に泊まりに来てもらって、あとはセルフサービスで過ごしてもらいました。大量のカリカリと、水と、自動洗浄つきのトイレを二つ。奮発して買った、大きな猫タワーの上に、ありったけの猫おもちゃをのせて、空気清浄機も近くに添えて。帰ってきてみたら、ゴミ箱は全部ひっくり返っていて、猫玩具は全部、猫タワーの上から、家中のいろんな部屋に散らばっていた。熱心に遊びながら、しっかりと留守を守ってくれたようです。賢い猫！

しゃどう猫の行方は未だに知れず。先日、二件ほど、しゃどう猫発見！という報告が近所の人からあったので、仕事中にも関わらず、大急ぎで見にいったのですが、どちらのケースも、確かに灰色っぽい猫、ただし、しゃどう猫の倍ありそうなほど、でかい。あんた誰？って顔でどどーんと睨みつけられ、すごすごと帰ってきました。


仔猫達の名前は、女の子の方を、シルフ（風の精霊）、男の子の方は、ピクシー（悪戯な妖精）、にしました。ギリシャ神話から取ろうと思ったのですが、ピンッとくるものがなく、日常的なものの名前から取ろうとも思ったのだけど、しゃどう、よりもいい名前が思いつかず。双方とも、ものすごく遊び好きで、起きている間中、走り回ったり、取っ組み合いの喧嘩をしたり、おもちゃを咥えて遊んだり、と、大騒ぎ。寝るときは、私の腕か頭の位置にぴたりっとくっついて気持ち良さそうに眠っています。構ってもらうのも、大好きみたいです。


時差の影響で、半分ぼけた状態で、仕事に入っていたのだけど、今回は見事に、曜日を間違えた。たいした影響はなかったのだけど、いつものようにテッコンドーのクラスに行ったら、何故か、黒帯の人ばっかり…。間違って、上級者クラスに来てしまった。そのまま帰るのももったいないので、腕試しに体験レッスンを受けてみることにした。


いままでの、ちょっとやさしめの中級クラスに比べるとテンポは速いし、思いっきり走って動いて、跳びまくるので、スタミナがもつかちょっと心配だった。けど、案外、最後まで問題なくついていけてしまった。それどころか、他の上級ベルトの人の方が、バテまくっているくらい。運動後の爽快感も、格段に違うし、体中の筋肉ががいい感じで燃えまくっていて、ポカポカしてものすごく気持ちがいい。ぜーったいに、こっちのクラスの方が面白い！というわけで、来週からコースを変更することにした。


実は、仕事が忙しすぎて、なかなか昇級試験を受けるタイミングが合わなくて、未だにしろ帯＋αくらいなんだけど、インストラクターも、まっ、いっかあ、くらいののりで、OK してくれました。こういう適当なところ、結構好きです。



84 １ヶ月あげます。金額は気にせず、自分なりの旅コースを作成してみなさい。

一ヶ月あったら、北アメリカ大陸を車で一周してみたいな。



しゃどう＠写真は、NASAの宇宙開発センターより（展示用）

先頭 表紙

今、部屋で熱心に走り回っている仔猫達を見ていると思うのよね。サイエンティストにとって、一番大事なのは、情熱と好奇心。向上心はもちろん大切だけど、知名度とか、お金とか、政治力とか、そっちの方に気をとらわれすぎると、どこかで思いっきり足をすくわれるような気がするのだ。誰かに、というよりは、自分自身に。もう一度、きちっと初心を思い出して、しっかりと自分の目で見て、自分の足で立って、自分にとっても、相手にとっても、誠実な仕事ができるように。きちっと見直して、考えていきたいと思う。


ともあれ、学会期中の空き時間と、飛行機までの空き時間を存分に使って、あちこち走り回ってきた。最初に行ったのが、アウトレットモール（スーツのパンツが壊れたので早急に必要になったのです、今回は、大き目のジャケットを着ていて助かりました。）Kennedy Space Center、人類最初に月に旅立ったロケットが発射された宇宙基地（観光地化されまくっていましたが、奥の方では、まだ、現役でNASAの方々が働いています。）あとは、ココアビーチで、一時間ほど、アイスティーとクラブケーキサンドウィッチ（ちょっとだけビーチ気分を味わいました。スーツにストッキングだったので、砂の上に降りるのは自粛して写真だけ）あと、チラッとだけ、野生のワニとハゲタカを見ました。


帰りの飛行機は遅れまくり。金曜日の夜なので、ダイレクトフライトが満席で取れず。仕方なくラスベガス経由のフライトを予約したのですが。フロリダから飛行機が飛ばない！不幸中の幸い、遅れながらも、乗り継ぎの飛行機が出発する予定時刻の１０分前にゲートに滑り込み、そのまま次の飛行機の入り口まで滑り込んだ。待ち時間の間、スロットマシンで一儲けしようとたくらんでいたのですが…無駄遣いしないで済んだ、と思うことにしましょう。


朝の３時半に自宅に着く。退屈していたのか、仔猫たちは走ってお出迎えしてくれた。みゃーみゃーいいながら、ずーっとついて歩いている。週末はほとんど外出せず、子猫達と過ごしていたけれど、二匹とも、まったく違う性格で、もちろん、しゃどう猫とも、全然違う。似ているのは、甘えるのが大好き、ということくらい。同じ毛の色だけれど、表情と、顔のつくりが微妙に違うので、思ったよりも簡単に区別がつく。二匹とも、よく喧嘩をしているけれど、とても仲が良い様で、遊ぶときも眠るときも、食べるときも、たいてい、一緒にいる。兄弟で一緒に居る猫って、ことさら幸せに見える。今この瞬間も、女の子はキーボードの前の腕に寄りかかって、男の子はマウスパッドの上に丸くなって、気持ち良さそうに寝ています。


食い意地と、悪戯欲も、なかなかのものである。しゃどうの食べるものはなんでも欲しがる。昨日の朝は、ベーコンエッグにハッシュブラウン（ジャガイモ）をもしゃもしゃと平らげ、そばの麺で遊び、今日はポークソーセージに噛り付き、ホットケーキをおもちゃにして（咥えて歩いて、叩いたり蹴ったりして遊んでいた）、猫缶を食べ、カリカリを少しだけ齧り、夜ご飯に鮭を蒸したものが用意できた頃には、正体不明なほど、ぐっすりと眠り込んでいた。まだ、躾をするのが難しい年頃なので、とりあえずは、私と同じ皿から食べさせない、おなかを壊すほど食べさせない、ように心がけることにします。


しゃどう＠仔猫たちは、触った瞬間、ゴロゴロ、っと鳴いて、頭を摺り寄せてきます。まだまだ、生まれたばっかりで、甘えたい盛りなのに、結構、タフな猫生を送ってます。これからは、しゃどう家でのんびりと育ってください。

先頭 表紙

一週間前に、行って来い！というトマト教授からの突然の命令。学会の招待講演の代講である。いつも思うのだけど、トマトの講演を期待していた人にとっては、さぞかしガッカリ、だろうなぁ、と、心が痛む、けど、キャンセルするよりはマシなので、仕方がない。プレゼンテーションのスキルを上げたいと思うと同時に、最近、全然、いい結果がないなぁ、と少しタメイキがでたり。今週からは、バリバリに実験しようっと。


仔猫たちは、あんまり人見知りをしないようだ。友達にもすぐに懐いて、まとわりついている。後ろ髪を引かれる思いで、空港に向かう。旅行にいくのに気が進まないなんて、珍しいこと。


飛行機に乗ること４時間、フロリダ州、Orlandの空港に到着。Orlandは、フロリダ州の真ん中辺りにある。近くのビーチからは６０マイルほど西に、マイアミからは２２０マイルほど北にある。リゾート地で、かの有名なディズニーワールドがあるのが、この都市。ディズニーランドとは、名前が違うのだ、と、このときに初めて知りました。リゾート地の周りは、飾り立ててあるけれど、他の地域は、あんまり特色のない、ちょっと込み合った感じの小さな街。なにせ、車で１０マイルほど移動するのに３０分近くかかるし（渋滞していなくても！）ハイウェイは、有料だし！ホテルの駐車場は有料だし、これだから観光地は…。


でも、初のフロリダ！気分はトロピカル！郊外に借りたホテルの部屋は、広くて海（湿気）の香りがして、夜遅くまで子供達がプールで遊ぶ歓声が聞こえて、のんびりした気分を味わえました。昼間は、ギラギラと日が照って、一足早く夏の訪れを感じました。アリゾナは、気温的にはいい勝負なんだけど、湿気がない分、暑さをまだ、感じさせてはいないのよね。もちろん、もうすぐ熱夏が始まるのだけど。


講演は、水曜日の午後と、金曜日の午前中。今回の学会は、残念ながら、自分の発表するセッション以外に興味のある分野が見つからず。多くの時間が自由時間となりました。発表は無難にこなした。水曜日の招待講演の方が、まぁまぁ普通で、金曜日の講演は、ちょっといまいち、だった。最近、enthusiasmにかけていると、自分でも思う。しゃどう猫のことも一因だけど、なんとなく慣れて、気持ちがだらけてきてしまっているような気がする。



83 “ここが変だよ外国人”というお題で、好きなことを述べてください。

職場で私用電話掛けすぎ。もうちょっとプライベートとビジネスの区別、つけようよ。あと、ローカットジーンズ、しゃがんだときに、パンツ（下着）が見えまくって不快この上ないんだけど。一緒に作業するとき、同僚のケツの割れ目なんか見たくないのよ。セクシーだとか、勘違いしないで欲しいわ。（特に男！）幸い、教授クラスになると、ちゃんとした服装しているけど。あと、外掃除用のダストクリエーター！落ち葉を取り除いて道（庭）を綺麗にしたいなら、高圧風で吹き飛ばすんじゃなくて、掃除機で吸い込みなさい！



しゃどう＠写真は、フロリダ州、ココアビーチより。

先頭 表紙

しゃどう車も、無事に売れて、第二の車生を共に過ごすパートナーのもとへ、旅立っていきました。しゃどうの手元には、多額のチェックが！こちらの縁談（商談）は、順調に進んだのですが・・・

せっかくの誕生日なのに、トップ記事が、暗い内容になってしまった。更新しようと思っていたのですが、なかなか時間がなく。しゃどう猫が帰ってこなくなってから、約一ヶ月が過ぎました。職場の近くにあるアニマルシェルターに毎日通って、しゃどう猫らしき猫が保護されていないか、確認して歩いていました。先々週の半ば、しゃどう猫にそっくりの仔猫が３匹、保護されるのを見つけた。顔の真ん中の鼻の上辺りから、三角にちょっと白色っぽくなっているところとか、尻尾が薄い縞々模様になっているところとか、ただ、色が同じなんじゃなくて、細かいところとか、仕草までそっくり。


もしかしたら、しゃどう猫の子供か、孫かなんかじゃないのかしら、と思いながら、ケージの前で長い時間を費やして見つめまくってしまった。何日か通っているうちに、毎日、会うのが楽しみになってきて、ケージの前から離れづらくなってきた。


しゃどう猫が居なくなってから、体に穴が空いたみたいで、何をしても味気なく、むなしくて、なんか憂鬱で、仕事もやる気しなくって（というか、しゃどう猫の事を考えていたら泣きすぎて頭が痛くて目が張れまくって仕事一日休んだりした日もあったし）、性格もだんだん暗くなってきたし、なんか考えることも、欝っぽいし。猫が好きだし、猫ならなんでもいいってわけじゃないけど、居なくなった猫を探している一方で、新しい里親を探している宿無しの仔猫もたくさんいる。しゃどう猫が帰ってきたら、帰ってきたで、他に猫の家族が居た方が、喜ぶかもしれないし、なんといっても、この仔猫達の愛らしいことといったら。


しばらく悩んではいたのだけど、誕生日も近いし、しゃどう猫にそっくりな猫が３匹もいて、飼い主を探していて、これもなにかのサインかもしれない、っと思って、えいやっと、アドプトしてしまった。本当は、三匹とも引き取ろうと思っていたのだけど、シェルターの決まりで、ひとり二匹までしか引き取れないとのこと。しばらく迷った末に、元気のいい男の子と、女の子を選んだ。もう一匹の男の子は、誰か違う里親が、すぐに決まったみたいです。


予防接種や避妊/去勢手術をすませて、実際に引き取る日が、私の誕生日、２８日となった。あいにく、翌日から出張の予定があり、猫達だけ家に残すのはものすごく不安。前に住んでいたところにいる、猫好きの友達に頼んで、泊り込んでもらうことにした。手術の後だけに、しばらくはおとなしくしているかな？と思ったのですが、キャーリーバッグに入れてもらった二匹の仔猫は、目の前でもそもそと暴れまくっている。元気そのものの様子に少し安堵。


家に連れて帰り、とりあえず、部屋に慣れさせ、トイレの場所を教えて、猫缶を食べさせた。ものすごい食欲。仔猫がうとうとし始めたころに、友達と極大ステーキを食べに行き、慌しく荷造りをして、翌日、フロリダに向けて飛びました。



しゃどう＠仔猫達の名前、まだ決まっていない。

先頭 表紙

しゃどう猫が家出してから２週間が経つ。探し回っても、気配さえ感じさせないのだから、よほど遠くへ出かけてしまったのか、本当に帰ってこないのか。部屋の中が静か過ぎて、タメイキばかりついてしまう。昼休みに職場を抜け出して、猫の名前を呼びながら、近所を歩いてみたけれど、地元のシェルターにも通って探し回っているのだけど、まったく反応がない。どうしたものか。


アリゾナは、あっという間に春に別れを告げて、すでに初夏に入っている。半袖に衣替えをして、近所をあるいていると、すでに強すぎる日差しと、気持ちのよい風が、同時にあたって、気分がいい。気分がいいけれど、最愛の猫が見つからない気分は、体の真ん中に大きな穴が開いたようで、やっぱり、タメイキしか出ない。


猫は、しゃどうの出張中、しゃどう家を訪れていた友達の隙をついて外に飛び出した。よくあることなので、気にしなくてもすぐに帰ってくるだろうっと思って、余裕で帰宅したのだけれど、呼んでも呼んでも返事が聞こえない。


夢でも幻でも幽霊でも、何でもいいから、もう一度、姿を見せてほしい。４年半、一緒に暮らしてきた。最高の居候で、ルームメイトで、親友で、家族で、とても大事な存在なのだ。こんな形で別れたくない。柔らかい毛皮を撫でて、無防備な寝顔を眺めて、甘えながらゴロゴロいう音を感じて、当たり前に感じていた贅沢を、失ってしまったのだろうか？


明日あたり、なんでもないような顔をして、戻ってきてくれるといいのだけど。



話題転換。



渡米以来、長年乗り続けていた愛車をやっと売ることにした。昨年６月に車を乗り変えてからも、いろいろと事情があって（友達に貸したりしていたりいろいろ）とりあえず手元に置いていた。売れる状態になってからも、とにかくひどく忙しくて、ついつい放ったらかしにしていた。いい状態で売りたかったので、タイヤとバッテリーを新品にして、オイルを換えて、外側と内側を綺麗に磨いて、オンラインの中古車サイトに登録。

マイレージもあんまり多くないし、車自体もものすごくいいコンディションなので、ちょっと値段を高めに設定して、売れなかったら少しずつ値段を下げていけばいいかな、くらいに思っていた。その週のうちに連絡があり、土曜日の午後に、最初の買い手候補が、車を見に来た。

電話での話し方はしっかりしていたけれど、変な人が来たら嫌だな〜なんて思っていたのだけど（だから、高めに設定といたのです、とりあえず見とくか〜程度の人が少なくなるし、交渉次第で、値下げすればお得感が増すし）現れたのは、３０台半ばの人の良さそうなおじさん。ポーランド人でした。仕事用にセカンドカーが必要で、信頼性のある車を探しているのだとか。まず最初に値段の交渉から入り、世間話をしながら、車を見せて試乗して、即決！してくれました。


・・・なんてeasyなんだ・・・と、二人で大満足してしまった。


月曜日に、お金とタイトルを交換して、正式にしゃどう車とはお別れ。大事な車とのお別れ。大縁談で別れても、少し寂しいのに、いきなり居なくなったんじゃ寂しすぎるよ、しゃどう猫ちゃん。早く帰ってきてください。


しゃどう。

先頭 表紙