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あかふじの独り言

退屈しのぎに日々の思いを綴ります。退屈している人は暇つぶしにのぞいてみてね。
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2005-08-06 朝の続き・怒涛の後編その1
2005-08-06 怒涛の後編その2
2005-08-06 こんな夢をみた
2005-08-05 本日のランチ
2005-08-04 酔っ払いの独り言
2005-08-02 わが青春の
2005-07-31 祝・習字教室開講20周年
2005-07-28 杉浦日向子さん死去
2005-07-27 内容のない長話
2005-07-27 更新停滞の言い訳などなど


2005-08-06 朝の続き・怒涛の後編その1

忘れないうちにと、朝一番に書いた日記(2つ下のスレッド)の怒涛の後編。長文なので2つに分割。

それを考える余裕もなかったのは、やはりマムシに咬まれることの恐怖心が強かったのだろう。
僕が幼い頃、父はマムシを良く捕ってはマムシ焼酎にしていた。僕はその捕獲の瞬間を見たことはないのだが、傍で見ていた母に言わせると、細い針金の先を曲げ、かま首を持ち上げたときにその首に針金の先の曲がったところをからませて捕まえるそうである。捕まえたらすぐ一升瓶の中に入れて瓶の口いっぱいまで水を張る。蛇の雑味を一旦水に吐かせて吐ききったところで水を抜き焼酎に入れ替える。驚くことに瓶一杯に水が入っているのだから全く呼吸できない状態なのに、マムシはそれでも1週間経っても死なないそうだ。何と言う生命力。だからこそマムシ焼酎と言うのは強い薬になるのだろう。こうして作られたマムシ焼酎は食あたりや切り傷、虫刺されの特効薬として我が家で活躍した。マムシ焼酎の効能はそれだけに留まらず、歯の痛みや歯茎の腫れなどにも即効性があった。
朝5時半頃、マムシの夢から覚醒した僕は、すぐにそのことを思い出した。
そうだ!こういう時こそマムシ焼酎を塗れば良かったんだ!我が家には、父が最後に作ったというマムシ焼酎がまだ倉庫に残されていたはずだ。朝起きて一番に母にそのことを尋ねると、ワンカップ清酒の空きコップに少し取り分けてきてくれたので、食後早速塗ってみると、驚くことに10分ほどで痛みは治まった。さすが家伝のマムシ焼酎。今日は土曜日で仕事も暇だろうから、昔からお世話になっている天神の歯医者さんに朝から出かけようと思っていたのだが、痛みも治まったことだし、もう少し様子を見てみることにした。

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2005-08-06 怒涛の後編その2

さて、皮一枚で繋がった首をだらりと左に垂れたマムシ変身のお嬢さんの話に戻るが、僕を咬もうと跳びかかったその瞬間、かろうじて繋がっていた首がぷっつり切れてごろりと地面に落ちた。それでも、気丈にも僕に跳びかかってはきたのだが、僕を咬もうとして、咬むべき牙を持つはずの口が体から離れ、咬もうにも咬めないことに気付いた。跳びかかりはしたものの咬むことが出来ない己が姿に、あれれ?と数秒戸惑っていたのだが、すぐに自分の置かれている状況を察したらしく、急にだらりと横に倒れてしまった。自分の状況をはかなむ独り言を傍で聞いていた僕は、しばらく躊躇したが、いまわのきわの言葉くらい聞いてやろうと優しい心持になり、横たわった女性を抱き起こした。ここが夢の夢たるゆえんで、抱き起こしたそのときは切れていたはずの首がなぜか繋がっており、寂しげに最後の言葉を口にしようとしていた。
最後の言葉を耳にしたその瞬間、僕は夢から覚めた。
最後にいくつかの言葉を聞いたように思うのだが、お嬢さんが何を言ったのか僕は残念ながらまったく憶えていない。
夢から覚めた僕が起きてしばらくして思いついたのは、痛む歯にマムシ焼酎を塗ろうということであり、やがて夢がそのことを知らせてくれたという不思議に驚いた。夢うつつの中で痛む歯が原因でマムシ焼酎を思い出し、その結果としてマムシ事件の夢を見ていたのなら、起きてすぐマムシ焼酎を塗ることを考えるはずである。不思議な夢だったと、覚醒した頭で女性の顔や最後の言葉を思い出そうとして、初めてマムシ焼酎を思い出し、夢がマムシ焼酎を告げてくれたのではないか?と思い至ったのである。
何とも不思議で、ありがたい夢だったのだが、今こうして書いていて思うのは、歯の痛みが治まったことに対する感謝より、仲良くなろうと話をする余裕もなく、スコップで首をはねてしまい、変身お嬢さんの命を絶った事への懺悔の念である。
もしかするとこのことが、今後縁があるはずべきの一生の女性運を断ち切ってしまったかも知れないと思うと至極無念である。

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2005-08-06 こんな夢をみた

深夜の1時半頃、右の奥歯のモーレツな痛みで目が覚めた。どうしたのだろうと思って、洗面所に行き鏡を見たのだが、日頃から歯だけが自慢の僕なので虫歯のようでもない。歯茎が特に腫れている様子もない。見たところ何とも様子が分からないのに、じっと鏡を見ていても痛みが治まるわけでもないから、今夜はとりあえず寝ようと布団に戻ったのだけど痛みで寝付けないので、パソコンのスイッチを入れて小一時間ネット徘徊していると、次第に眠気がきたので布団に入ったところで不思議な夢を見た。
家の駐車場に一匹の大きなマムシと普通の蛇がたむろしている夢だった。
普通の蛇はともかく、マムシは危険なので退治しようということになり、傍にあったスコップで切りつけようとしたのだが、敵もじっとはしていない。スコップを探しているうちにどこへ行ったのか見えなくなったので、みんなで探すと車の下に逃げ込んでいた。箒を持ってきて車の下から外へ出そうとすると、車の反対側に出て、大きくかま首を持ち上げた。持ち上げたかま首の高さが50cm以上もある大きなマムシである。そのまま飛び掛ってきて咬まれたらたまらないので、こちらも必死になってそのマムシの首を横から払い、スコップで切断しようとしたのだが、大きなマムシにはてんで応えない。まるで自動車のタイヤにスコップを切りつけたかのようにぼよんと跳ね返されてしまった。僕のスコップ横払いなどまるで平気なマムシが僕を小ばかにして笑っているように思えたその次の瞬間、大きく立ち上がったかと思ったら、キレイなお嬢さんに変身したではないか。キレイなお嬢さんでもマムシに変わりはない。隙を与えたらすぐさま飛び掛ってきて咬まれそうである。そんな僕の殺意を感じて、敵がかかってこようとした刹那、再び渾身の力を込めて首の一番細いあたりを目がけて横から切りつけたら首は皮一枚残した状態でぶらりと横に垂れた。不思議なことに血の一滴も出ない。不思議でも何でもない、これは夢なのだ。首は切れて横に垂れたのだが、敵は死にはせず僕に飛び掛ってこようとする。今考えると、キレイなお嬢さんだったのだからスコップで切ろうなどとせずそのまま勢いに任せて飛び掛って来て貰った方が嬉しかったかも知れない。もしくはそのまま何とかなだめて仲良くなった方が正解だったような気もする。敵も僕が喜びそうな女性の姿に変身したくらいだから、僕に気があったのかも知れない。なんとももったいないことをしたものだが、今更悔しがっても後の祭りである。

****話は怒涛の後編に続く。
・・かも知れない。

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2005-08-05 本日のランチ

思いっきり上あごをヤケドした。
上あごヤケドと言えば・・そう!これはもう熱いスープかラーメンか、はたまたうどんかそのあたりですよね。今日ヤケドしたのは熱いスープ。常日頃御用達の某ファミレスで、日替わりランチをライス大盛りで注文し、スープとアイスコーヒーを取りにいって、主室・・ってなんだこの変換は!今更おバカIMEに目くじらを立てていても仕方ないので気を取り直して・・「おもむろ」にスープをすすったらいきなりヤケド。いえ、もともと猫舌なので、警戒しつつ少しずつ飲む性質だし、そんなグビっと大量に飲んだわけではないんですが、ちびっとヒトすすりで思いっきり上あごをヤケドしたというわけです。
このところ胃が思わしくないせいもあってか、あんなに好きだったラーメンを食する気にならず、昼食はトーストか某ファミレスの日替わりランチ。暑さしのぎにけだるい午後の一休みをかねて入るのですが、いやあ、コストパフォーマンスが高いです。今更ながら。
ご飯大盛りでドリンクバーまで付けて478円。アイスコーヒーを3杯、ホットコーヒーを一杯は大体いつも飲むので、それを考えると安い安い。先日などは最近好んで読んでいる(見ている)鬼兵犯科帳の漫画版を持ち込み、食後にコーヒーなど頂きつつ、漫画をじっくり読んでの一休み。
クーラーは効いているしタバコの煙はこないし、快適なモンです。
今日は上あごをヤケドしたので、ひりひり感を感じつつも開き直ってスープを3杯もお替わりしてしまいました。
それでも478円(税込み)、いやあ、安い安い。

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2005-08-04 酔っ払いの独り言

ゆれる心をもて余しながら日々が過ぎてゆく。
いや、そんな大仰なことではないのだが、最近使わなくなっているD1Xについて思いを馳せた。デジタル機器は日進月歩ならぬ秒進分歩というが、カメラについてもやはりそうなのだろうか?とふと思った。思った理由は他でもない、このところ主に使っているカメラの描写性能についてはなはだ疑問を感じたからである。先日撮った画像についてレタッチ作業をしていて一番気になったのが偽色。コントラスト差が著しく激しいシーンで主に発生しているようなのだけど、それはカメラとして許されて良いのか。デジタルカメラは名機足りえないと先の独り言で書いたけど、果たしてそうなのか。D1Xを産み出した技術者が僕の発言をもし聞いていたらかなりの剣幕で怒られたに違いない。例によって、直情型の人間だから、感じたらすぐその場で言葉にしてしまう悪い癖があるのだが、そんなことを感じながら、酒に酔った勢いで、このところ撮影に持ち出していないD1Xを持ち出し、シャッターを切ってみた。撮った結果はこれからレタッチをしてみて出るのだが、その結果を待たずにこうして独り言を書いている。結果を待っていたのでは直情型人間の名が廃る。
恐らく、撮った画像は僕の期待に応えていてくれるはずである。
色んな意味でデジタル世界に埋没しかかっている自分を見直すために、この数回のRAW撮影はかなり意味があったかも知れない。

久しぶりに持ってみたD1Xは思いのほか重く、手にずしりときた。
その昔、PENTAX SPを使っていた僕がNikon Fを手にした時の感触とあるいは同じかも知れない。重さがスローシャッター時の手ブレを防いでくれるというのが僕の持論だが、24mmレンズ使用時で1/6秒のシャッターを切っていても不安感を全く感じさせない安心感がD1Xにはある。
先日からの撮影で85mmレンズを使用して1/15秒のシャッター撮影時、3枚ともブレていたD70とはやはり違う安心感がある。いくつかの課題をクリアしないといけないけど、もう一度D1Xに戻ろうかと真剣に考え始めている。

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僕の記憶に間違いがなければ、CanonはNikonの技術者が分離独立して興した会社だったように思います。CanonがF-1を開発したときNikon Fを凌ぐものを作ろうという意気込みがあったはず。Canon F-1の改良機New F-1がNikon Fよりブレにくかったとは初めて聞きましたが、その結果をみてCanonの技術陣が飛び上がって喜んだかも知れません。さすが、たまのすけさんも薀蓄が深いですね。(^^ / akafuji ( 2005-08-04 23:01 )
偽色は私も悩まされています。普及機を使っているユーザーには、そこまで追求はしないのはだろう―と思われるほどですね。銀塩では考えられなかった事で頭を痛めています。そう言えば、20年以上前にドイツのカメラ雑誌で「カメラ(本体)は重いほど手ブレが少ない」とデータと共に結論が出ていました。ちなみに当時世界一手ブレしにくいカメラはCANON NF−1でした。 / たまのすけ ( 2005-08-04 22:17 )

2005-08-02 わが青春の

カーペンターズを聴きながらの画像レタッチ作業中。
今夜は、先日書いた書道展を観る為に次男がバイトの休みを縫って帰宅したので、久しぶりに焼肉でも食べようということになり、某焼肉店に食事に出かけた。その帰り、焼肉店の近所にあるマ○ガ倉庫を覗いてみたいという次男について店を覗いたのだが、そこで見つけたのが今聴いているカーペンターズのベストCD。
僕が青春真っ只中(いや、本人は今でも青春と言い張っているんだけどね)に聴き、心酔した「Top of The World」。その曲も含めて、カーペンターズのヒット曲ほとんどが入ったCDが店頭に出ていたので、例によって酔っ払いの衝動買い。
いいです!とってもいいです!!よみがえる(気になる)わが青春!いいなあっ!
ちょっと気分のいい撮影をさせて頂いた写真の現像処理やあれこれをやりながら、青春ミュージックに酔いしれております。
酔っているのは久々にあった次男との夕食でいただいたお酒のせいだけじゃないのですよ。ほおっほっほ!

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お久しぶりです。お元気ですか?カーペンターズは昨年?テレビドラマの主題曲に使われたということもあってか、意外に若い人でも知名度が高いのに驚かされます。 / akafuji ( 2005-08-04 21:18 )
お久しぶりです♪ 楓もカーペンターズ好きですよ (≧∇≦)ノ彡 小学校の音楽発表会で演奏したので、とっても思いで深い一曲です☆ / 楓やん ( 2005-08-03 23:49 )

2005-07-31 祝・習字教室開講20周年

21歳と22歳の息子二人が習字を習っていた習字教室が今年で20周年を迎えた。
長男が小学三年、次男が一年の時から習字を習い始め、長男が高校進学を期にやめたけど、次男はそのまま大学に入るまで続けた教室である。ここの先生は、大変ユニークな指導で人気があり、まず筆で字を書くことを楽しむことから指導が始まる。そして毎年、子供達が書いた字を展示する「筆と仲よし展」を開催されてこられた。途中、会場がどうしても借りられず休止を止むなくされるということもあったけれど、町内のあちこちの施設を駆けずり回り、会場を都合して開催してこられた。毎年カミさんと欠かさず見に行くのだが、家族や愛をテーマに、子供の感性でつづられた短文を見て誰もが涙を押さえることが出来ない。会場を出るときは誰もが、「うちの子は一番!」と胸を張って出てくる。そんな書道展である。
今年は20年周年記念なので、特別にOBの作品も展示したいということで、うちの長男と次男にも声がかかり、色紙にそれぞれが思う父母のことを書いていたようだ。

長男の書
「守る為に 自分を抑える  それを感じぬ 父の生き様
   ふつうは違う 理想と現実  家族も趣味も 父の生き様」

次男の書
「憧れの 堂々とした 父の背は
       衰え知らない 大黒柱」

どうですか、皆さん。これを見て涙しない親がいるでしょうか?
親バカとそしるなかれ。いや、堂々たる親バカなんですけど、それより書を見たときに「違うよ違うよ。父はそんな立派な男じゃないよ。なんたって、趣味と道楽に明け暮れる○○フジだもんね。」と大声で叫びたかったです。こんな不甲斐ないオヤジで
ごめんね、ごめんね、ごめんね。
通称「おばちゃん」と生徒達に自分のことを呼ばせているこの書道教室の先生が書いておられた言葉。
 「子は親に育てられ 親は子に育てられる」
まさに僕にあてて書かれたような書ですが、子が思うようにはなかなか育たないんです、この親は。
ごめんね、ごめんね、ごめんね。

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2005-07-28 杉浦日向子さん死去

江戸風俗研究家として知られる杉浦日向子さんが二十二日に亡くなられたということを今日知った。
杉浦さんは、時代考証家を目指していたが、一九八〇年に漫画家としてデビュー。一貫して江戸風俗を描いた作品で人気を獲得したとある。僕が知っているのは、コメディ・お江戸でござる」のおしまいに江戸風俗を面白く解説してくれるところからであり、大のそば好き、酒(日本酒)好きというところで大いにファンになり、書店で杉浦さんの著書である「もっとそばを楽しむ」「大江戸美味草紙」などの本を買って読んだ。杉浦さんの江戸風俗の話は、単に昔話にとどまらず、日本人の文化がいかに素晴らしいものであるか、いかにエコロジカルであるかということにまで興味を広げてくれるものだった。「始末する」「もったいない」という日本に根ざしていた文化を西洋かぶれした今の日本人にも分かりやすく語りかけてくれた。八四年には「合葬」で日本漫画家協会賞優秀賞を、八八年に「風流江戸雀」で文芸春秋漫画賞を受賞したとある。漫画家としての力も優れたものだったのだが、九三年に漫画家としての活動をやめて「隠居」を宣言。江戸風俗の研究に専念し、市井の人々の暮らしを題材にした人情味あふれる内容の「江戸へようこそ」「大江戸観光」などのエッセーを発表、小説家としても活躍された方だった。
楽しく観ていた「コメディ・お江戸でござる」を降板されたのがとても寂しかったのだけど、思えばその時には既に病魔と闘っておられたのかも知れない。
杉浦さんを偲びながら、今夜は「大江戸美味草紙」でも読みながら眠りにつこうと思う。

ご冥福を心よりお祈りします。

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お元気ですか?今度のイベントで会えるのを楽しみにしています。 / akafuji ( 2005-08-05 06:51 )
うわっ本当ですか!!お江戸でござる毎週見ていた身としてはかなりショックです・・・本当にご冥福をお祈りします。 / 鉄 ( 2005-07-29 02:42 )

2005-07-27 内容のない長話

今日の日記を書いた後、読み直して、その面白みのない内容に落胆しつつの本日の日記第二弾!
話はころりと変わって、スイカの話。僕はスイカが大好きなのだけど、カミさんはそれほどスイカ好きでないので、去年までは一年に一〜二度位しか食べる機会がなかったのだけど、今年はなぜか良く食することができてとても嬉しい。僕は4人兄弟で、小さい頃は叔父と祖母も同居していたので、母がスイカを買ってきても八分の一弱しか食べることができなかった。それも小さく切ったときは兄弟で早い者勝ちみたいな感じで食べることが多かったので、早く食べるにはどうしたらいいかということを日夜分かたず考えた僕は、種を出さなければその分早く食べられるという真理に行き着いたのであった。
いや、そんな大仰な話ではないけどね。
以来僕はスイカの種を出したことはない。本当か!種を出したことは本当に一度もないのか!ウソついたら針千本飲ますぞ!と詰め寄られるとちょっと口ごもってしまうけれど、一年のうちに出す種の数は恐らく一桁ではないかと胸を張って言えるのである。
いや、胸を張って言う程のことではないけどね。
そして、そのことを今つづりながら、またひとつの真理に行き着いたのである。種を出さない理由は、ただ早く食べるだけではなかったのではないか。幼い頃の記憶を今少しずつほじくり出しながら思うに、極度の横着の種を持って生まれた僕は、スイカやブドウの種出しという行為がとてもうっとうしかった。スイカの種出しというのは、食べる前に、見えている種を指先でほじほじして出してからおもむろにかぶりつくというのが大方のスイカ摂取作法ではないだろうか?その姿が、幼な心にとてもうっとうしかったように思う。ええい!そんなちまちました食べ方をせずにがぶりと頭から思いっきりかぶりついたらどうだ!と子供心に感じた(ように思う)のである。そこで、そのいきなりかぶりつき法を実践してみたところ、案外スムーズに食べることが出来るではないか。皆さんは恐らく思ってるでしょう。そんな事したら種を咬んでしまうではないか!と。それが人間の能力というのは素晴らしいという話やね。「種を咬む→不快感→不快を避ける→種の大きさ分隙間を空けて歯を咬み合わせる」という一連の動作が、僕には慣れずして速攻身についてしまったのであります。何と素晴らしい学習能力!
いや何もここで「!」を持ち出さなくてもいいんだけどね。
まあ、そういうわけで「種ごと食するスイカ食餌作法」を生み出し、自ら実践する僕はスイカに関しては種が全く苦にならない人間に生まれ変わったのであります。種を出さずに食べるととても快適にスイカを食することができますので、皆さんもぜひお試しあれ。ついでに書いておくと、子供の頃に良く言われていた「種まで飲み込むと尻からスイカが生えてくるぞ」というようなことはないようなので心配は無用です。(だれもそんなこと心配してないですか)
日記を書いている途中にスイカが出されたので、ついスイカ話で一人盛り上がってしまった。失礼失礼。

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そう言えば、種飛ばし競争をやっていましたね。たまのすけさんの突っ込みで思い出しました(^^ / akafuji ( 2005-07-28 23:04 )
子供の頃は、スイカの取り合いをよくやってましたね〜。縁側に座り、みんなでスイカの取り合いをしていました。子供は変な事を競い合うもので「スイカの種飛ばし」も私達は競ってました。懐かしい思い出を「あかふじさんの日記」を読み、また一つ思い出しました。 / たまのすけ ( 2005-07-27 23:33 )

2005-07-27 更新停滞の言い訳などなど

先日のレタッチをやっていて一番嬉しかったのは、どの画像もピントがきちんと合っていたこと。当たり前の事なんだけど、D1Xの時は、当たり前みたいにピンボケが多発していたので、これはとても嬉しいことだ。85mmを使用しても安心して絞りが開けられる。マニュアルホワイトバランスがうまく合わないとか、シャッターの感触がふにゃけているとか、色々難点はあるものの、次のカメラが買えるまでのつなぎとしては十分使えそうです。
撮影はボチボチやっているものの、中々公開までこぎつけない。HTMLを作るのも面倒だったり、公開の許可待ちだったり、理由はいろいろあるのだけど、一番の理由は、パソコンの前に10分も座っていると猛烈な眠気がさすこと。睡眠はそれなりにとっているのだけど、やっぱり夏の暑さで体が休息を欲しているのかしらん?それでもイベントの更新くらいはちゃんとやらんといかんね、と反省しています。ちょびちょびながらレタッチ作業は継続してやっているので、今しばらくお待ち下さいませ。

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