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あかふじの独り言

退屈しのぎに日々の思いを綴ります。退屈している人は暇つぶしにのぞいてみてね。
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2005-06-09 夢は船に乗って(その1)
2005-06-09 夢は船に乗って(その2)
2005-06-07 着々と
2005-06-05 RAW画像体験
2005-06-04 一段落
2005-06-03 寝るにも体力が必要
2005-06-02 なぜか早起きの朝
2005-06-01 ついに新型機!
2005-05-30 もっと安くならんのかっ!(少し怒りモード)
2005-05-27 デジタル写真(なにを今更)


2005-06-09 夢は船に乗って(その1)

久々に長文になったので、今日は二部構成になっとります。

子供たちも家を離れて二人になったしということで、カミさんと二人で一泊二日の船旅をした時のお話。
何が素晴らしいと言ってもこのときの感動は忘れない。行きに乗った船は僕たちの他に客もいないようで、いや、いたのかも知れないけど広い船内で会うことはなかった。おかげで二人っきりでゆっくり船を貸し切りしたように自由に観ることができた。行きに乗った船で、僕たちが使用したのは一階から三階までのデッキスペースだった。船内のあちこちに置かれているポットには温かいお湯が満たされており、高級な紅茶とお洒落なティーカップも準備されていて、いつでも好きな時に好きなだけ飲むことが出来たのも、いかにも高級客船らしいもてなしの形だった。一階のリビングスペースから天井をぐいっと昇って二階を抜け、三階まで上がることが出来たのだけど、二階は主にクルーが使用するスペースになっているようで、天井が低く、一つ一つの部屋も狭く合理的に作られていた。三階は明るい色のオーク調の無垢材で作られたゲストルームになっており、一等船客が利用できるようになっている風呂などもこの階にある。
カミさんは客船に乗ったのは初めてなので豪華な客室でのんびりしたいと言って、部屋でくつろいでいたけど、一階から三階に昇り降りするのが楽しくて、僕は一人で船内を散策して遊んだ。乗船客への気配りか、どこに行ってもクルーの姿を見ることもなく、まるで僕たちのプライベートクルーザーで旅行しているかのような豊かな気分にさせられた。この日は抜けるような青空で、三階から屋上に出ると潮風がとてもここち良かった。
二日目、帰りに乗ったときもまた二人で貸切か?と思うくらい人影がなくて、僕はまた一人で船内の散策を始めた。行きに乗ったときは船の前部を散策しているうちに乗船時間が切れたので、帰りは後部を散策してみようと乗るときから決めていた。三階から上の室外デッキを吹く風と海の眺めがあまりにも素晴らしいので、空と海の光景を見ようと言って、行きは客室から出なかったカミさんを無理に誘い出し、カミさんと一緒に散策することにした。 
(↓に続く)

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2005-06-09 夢は船に乗って(その2)

(↑の続き)
行きに乗った時のように一階客室から狭い天井通用口を昇り、二階へ抜けてデッキ後方へと向かう。いくつもの部屋があるなかで、ひときわ豪華なドアが目に付いたので入ってみると、狭いながらもその部屋の調度品は全てローズウッドで拵えてあり、品の良い香りが室内に充満していた。細かい彫刻がなされたその椅子の配置から考えると、おそらくミーティング・ルームのようだ。そのミーティングルームから更にデッキ後方へ向かうと、また豪華な細工が施されたドアを見つけたので入ってみた。この部屋は恐らく船長のプライベート・ルームだろう。素晴らしい調度品と豪華なカーペットが敷き詰められており、部屋の片隅には豪華な細工が施された両袖の大きな仕事机も置かれていた。椅子に腰掛けて、しばしキャプテン気分を味わいたかったけれど、さすがにプライベート・ルームに足を踏み入れるのに躊躇したのでこの部屋は見るだけにしておいた。船長室から更に後方に向かうと、乗船客向けのお土産売り場や、ゲームコーナー等がたくさんあるスペースに抜けた。それらを足早に抜けて、船の一番後ろの部分に差し掛かったとき、初めて他の乗船客と会った。さすがに帰りは貸し切りとはいかなかったようだけど、それはそれでまたいいもんだ。と、他の乗船客たちに挨拶をしているうちに、一日早く乗船していた僕は沢山の人から船内の案内を請われ、まずはやはりあの素晴らしい船長室を観て貰わねばと思って案内を始めた。沢山の船客と一緒になった二日目は静かなクルージングを楽しむことをあきらめて、これから先はカミさんと数人の船客を連れて豪華な船内を案内することにした。船客には外人さんも沢山いて、皆さんとても流暢な日本語を遣われるのに驚きながらもワイワイと楽しく船内を回っていて、なぜ今までクルーはおろか、他のお客と会うことがなかったのだろうと不思議な気持ちになったところで目が覚めた。今朝5時半に目覚めて、もう少し惰眠をむさぼろうと二度寝して目覚めたのが6時半。今日はその一時間の間にみた一泊二日船旅の楽しい夢のお話でした。豪華客船にも乗れたし、二度寝もいいもんだ。

と、以上は今朝見た夢を、忘れないうちにと朝のうちに書き留めて置いたものをコピペしたのだが、その1時間後、松山市行きの仕事が飛び込んできた。松山市に行くには、通常、山口県柳井市からフェリーで渡る。おお、これはまさに正夢か。仕事の電話を受けた後、嬉しい正夢にちょっと感激したのだった。ただちょっと残念なのは豪華客船でなかったことだけど。

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夢とは言いながらとても気持ちの良い船旅でした。柳井-松山、仕事で使うには片道2時間半と言うのは昼寝するにも少々長過ぎます。小倉から松山と言うのは便数が少なくなかったですか? / akafuji ( 2005-06-09 19:58 )
夢落ちでしたか(笑)。船萌えのぼくとしては途中迄羨ましく読んでましたv フェリーも楽しいですね。小倉から松山行きの便もよろしくv / まりりん ( 2005-06-09 17:30 )

2005-06-07 着々と

RAW撮影本格稼動に向けて準備中。
手持ちのJPEG画像を16bitモードにしてあれこれいじりながら、RAW画像を模擬体験してみたりして楽しんでいます。2年以上も前から、カメラマンの知人に16bitでレタッチせんといかんよ、と言われ続けていたのだけど、マシンスペックと記録メディアの容量不足から、ついぞ考えようともしなかったのであります。ところが最近のスターレーンイベントだのベイサイドイベントだので、マニュアルホワイトバランスが合わないという頭クルクル大パニック事態が続き、いよいよ何とかせねばなるまいと思ったのであります。
さて、本日の物欲。
「RAW撮影→D1Xから手持ちのD70への切り替え→D70で使えるストロボを持たない」 ということで、D70で使うストロボを検討していたのですが、SB800は大きすぎるし高価だしということで社外品も含めてあれこれ品定めしてみたけど、どれも帯に短したすきに長しという感じで一向に進むべき道が見えてこないので、現物を見るしかないだろうということで本日行ってきましたヨド○シカメラ。
きれいなお嬢さんにあれこれ尋ねながらも解決策が見出せず、そうこうしているうちにきれいなお嬢さんは休憩タイム。一人でぶらぶら品定めしていて見つけたのがオリンパスのストロボでした。これがいい!なかなかいい!Nikonに着けるとTTLオートは利かないのだけど、元々そんなものどうでもいいや、って思っているクチなので、コンパクト、軽い、値段もソコソコという三拍子揃ったオリンパスのストロボを買ってしまいました。電池を2本しか使わないのでチャージタイムが長そうだけど、とりあえず使ってみるのだ。
ちょっと驚いたのが、シャッター速度全速で同調するという点。1/8000秒まで同調、と書いてあったので試してみると、おお!ホントに使える。同調してる。なんでだ??純正にないこの機能は、日中シンクロ時などかなり使えるのではないか!・・・電池2本というのがパワー的に気にはなるけどね。
とりあえず、撮る態勢は整ったので、次の出番が楽しみなのであります。

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スーパーFPですか。全く知りませんでした。店員さんも知らなかったし、説明書にも詳しく書いてない。こんな素晴らしい機能なのだから、もっと声高に宣伝すればいいのにと思います。ストレージデバイスも欲しいけど、まだ手が出ません。(^^; / akafuji ( 2005-06-09 01:00 )
OLYMPUSならスーパーFP発光なのでは? それなら全速同調ですが、OLYMPUSカメラでないと使えないと思ってましたよ。あとRAW撮影用にストレージディバイスもいかがですか?(笑)メディアすぐ無くなるんで。 / まりりん ( 2005-06-07 23:56 )

2005-06-05 RAW画像体験

本日わが町は「クリーン・アース・フクオカ」の日だった。
朝から校区の皆さんと一緒に道路の草刈り作業をやったのだけど、昔と違って道端で世間話などしなくなった昨今では、かなり意義ある時間に思えた。
朝から気持ちのいい汗をかいた後の朝食は格別おいしくて、いい一日の始まりを予感したのだけど、まさにその予感的中!という感じで、気持ちのいい一日を過ごすことができた。朝からの好天をみたときから体中に満ち満ちていた、写真を撮りにいきたいという思いを、宿題もたまっているしということでグッとこらえたのが結果的に大正解で、親しくしているカメラマンさんとの濃密な時間を気持ち良く過ごす事ができたのだった。
一日のシメは、かねてから導入を検討していたRAW画像を処理するソフトの初体験。
蛍光灯下の我が家の室内で、ストロボと蛍光灯のミックス光での撮影サンプルをオートホワイトバランスで撮り、それを処理してみたのだけど、これが思っていた以上にすばらしい結果を得ることができてかなり感動した。これはもう使わない手はなかろう!ということで、続けてRAWで撮った数点の画像を試験的に処理してみたのだけど、いやあ、素晴らしい!これを使えば、今まで撮影時にホワイトバランスが取れなかったシーンでの撮影など、相当安心して撮ることができるように思う。
これはもう、僕の写真の一大転換期ではなかろうかと大いに僕の鼻を膨らませた小さな感動は、遅めの夕食で頂いたアルコールで程よくシェイクされて心地よい眠りを誘うのであった。

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2005-06-04 一段落

今日は午前中に一仕事終えて帰宅して、長男を北九州まで送って行った。長期間の宿泊なので、身の回りのものとか必要なので結構な荷物量になり、自家用車は家に置いておかないとカミさんが困るしということで、僕が送っていくことになったのです。
明日からお盆前までの間、自炊しながら修行に励むことになっているのだけど、お盆に一時帰宅する頃には一皮も二皮も剥けてくることだろう。なあんにもせずにただ待っているだけの親の身としては(待っているだけなので楽だし)どんな変化を見せてくれるのか激しく楽しみなのです。
これから先、長男が教わったことは僕に漏れなくフィードバックされる(はず)なので、僕にとってもまた更なるステップアップのチャンスという事で、さらに嬉しいばかり。
今日は懸案の一仕事を無事終える事もできたというヨロコビも重なっていつもより少しだけ酒が進み、いい心持ちなのであります。そして、いい心持ちの夜は、少しだけ宿題(レタッチね)を済ませようと前向きな気持ちになったりするのです。

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2005-06-03 寝るにも体力が必要

今朝も4時半ころ目覚めました。完全に老人化している私です。
聞くところによると、寝るのにも体力が必要なのだとか。高齢になると朝が早くなるのはそれも大きな原因らしいという話を聞いて数年経つのだけど、こう何日も早朝目覚めの日々が続くと思いっきり納得したくなってくる。
今朝は目覚めて程なく余震を感じて、久々に「おおっ!」と体に緊張が走ったのを感じた。
明日は、少々緊張を余儀なくされるお勤めが入っておるので、この10日間位そのことが頭から離れず、気が休まらない。早朝目覚めは、きっとその緊張感のせいだ。老化では決してない、はず・・・。胸を張って大声で言えない自分が少しだけ寂しい。まあ、いいか、歳を取るのは自然の摂理だし、人間誰しもどうせ一度は死なないといけない運命だし、などと開き直ってみたりして。
一昨日、間違ってフォーマットしてしまったHDDに収めていた大切な約100GBのデータを一括紛失し、一緒に入っていたカメラのキタムラのプリント用の補正データまで無くしてしまったため、昨夜はそのデータを再度構築すべく、テストプリントを依頼してみました。僕の場合、キャリブレーションなどというものに近寄りがたい壁を感じているので、ディスプレイをRGB表示にしてしばらく目を慣らし、何とか見た目に美しいと思える程度まで色調を整えたデータを「無補正で」と断わりを入れてキタムラにプリントしてもらった結果を見て、数回やり直した補正値をデータとして記録しておいて、プリントの際はそのデータで一括自動処理したファイルで発注するという、言わばトライ&エラー、日本語で言うと試行錯誤の繰り返しといういかにももどかしい方法で注文しているのですね。今回の結果は今ひとつ何か足りない感はあるものの、まあ合格点ではないかいな、と思える程度の仕上がりだったのでとりあえず一安心。今回の件で、今度から補正データはその数値をプリントアウトして印刷物として保存しようと心に誓うのであった。(パソコンやり始めてから何度誓ったか分かりゃしない。)

明日、緊張のお勤めを無事果たして、日曜日の朝、早朝目覚めが収まっていたら老齢化はとりあえず否定確定ね。ホントか?
何はともあれ、明日のお勤めは野外のお仕事なので、雨が降らなさそうで良かった良かった。
今から明日の最終準備をして、今夜は少し早めに寝ようと思っとります。

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2005-06-02 なぜか早起きの朝

早朝に目が覚めたので、このところ読んでいる椎名誠さんと東海林さだおさんの対談本を読んだ。どこやらの週刊誌に連載されていたものをまとめた本で、毎週ゲストの方に某所にお運びいただき、一杯飲みながらお話を聞くという対談形式でまとめられている本だ。ずっと前に同様の対談集で「うぐうぐ対談」というのを読んでいたので、今回店頭でこの文庫本を見つけたときためらわずに買ったのだけど、相変わらず面白い。椎名誠さんだけだったらここまで盛り上がらないのだろうけれど、東海林さだおさんが加わるとぐっと会話に深みが増すから面白い。今朝読んだくだりは、ノーベル賞作家の大江健三郎さんとの対談。何かとても堅い方のように思っていたけど、対談はとても面白くて、大江健三郎さんに対するイメージがちょっと変わったような気がする。話の中に、故人で映画監督だった伊丹十三さんが出てきたけど、やはり文章が巧い方だったらしく、お三方の文章に対する話を読んでいると、上手な文章が書ける方がますますうらやましくなった

最近写欲が急激にダウンしているのに伴い、たまっている宿題をレタッチする意欲もかなり低迷気味。おまけに先日の新パソコンの組み上げ時に、誤って大切なパーテーションをフォーマットしてしまったので、キタムラプリント時のレタッチデータまで無くしてしまった。また一からやり直さないといけない。
あああ、考えただけで気が遠くなる。
僕に宿題を委ねている皆様方、どうかしばらくご猶予を下さいませ。(深謝)

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2005-06-01 ついに新型機!

ずっと考えていながら予算的にあきらめていたパソコンのスペックアップを実行した。言うまでもなくこれはRAW撮影導入を考慮してのもの。昨日は夕方5時半頃から組み立てに入って、7時半位にOSインストールまで完了。相変わらずマザーのケーブル接続とかCPU冷却ファン取り付けとかの説明が分かりにくいため、ちょっと手間取った。新しいパソコンは速度と静粛性を重視したので、ケースも新規に買った。
特に目新しくはないけど、新しいパソコンのスペックは、

○ CPU P4 3GB
○ メモリ 1GB (やっと1GBにできました)
○ HDD とりあえずシリアルHDDを160GB新規に買った。今まで使っていたHDDはUSB接続して使うつもり。

まだフルに使用していないので体感的なものは分からないけど、とりあえず起動は早くなった。今まで動作の遅かった写真屋さんのフィルターワークや自動バッチ処理が圧倒的に早くなることを激しく期待している。
あとはカメラだけど、金もないし、D2Hの型落ち在庫も見つからないし、かと言ってD2Xはやはり予算的に無理なので、当分D70でRAWに慣れていこうかと考えているところ。あれこれ考えてみると、やはりNikonのラインナップがどうにも納得いかない。D50なんか出さなくていいから、先にD100の後継機を出すべきではないのか??僕らのレベルのユーザは秒間8コマを記録する必要はないし、1000メガピクセルの解像度も必要ない。キャノンの20Dレベルのカメラをなぜ早く出してくれないんだろうねえ。ああ、もどかしい。

さてさて、新しいPCを組み立て終えて立ち上がったのはいいけれど、まだメールも見れない常態です。(^^;
今からのセットアップ作業が大変そう。旧パソにはあれこれ詰め込んでいたからねえ・・・

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おお!すれ違いレスありがとうございます。今カメラの件について書き込み修正していたところです。(^^  いよいよRAW導入に一歩踏み出した感じで、久々にわくわくしています。カメラはまだ買い替えきれないけど(笑) / akafuji ( 2005-06-01 07:44 )
新PC稼動おめでとうございますv ぼくより後に設置に入って先に完成。羨ましいっす。新型機の活躍が期待できますね。 / まりりん ( 2005-06-01 07:41 )

2005-05-30 もっと安くならんのかっ!(少し怒りモード)

カメラの買い替えを考えている。
買い替えの理由は、ずっと引きずっているピントの問題と使い勝手の問題から。
先日、某会場で、ハガキサイズに引き伸ばしプリントされた画像を見て軽いショックを受けたというのも大きな要因になっている。見せていただいた画像を撮った条件によってたまたま色合い、柔らかいライティングが得られたことも考えられるが、驚かされたのはシャープな点。その写真を撮ったカメラマンさんを良く知っているので、どういう撮り方をしているかというのも知っているし、何よりRAWで撮っている点に注目せざるを得なかった。今まで大伸ばしする以外でRAWを必要と思わなかったので、僕はずっとJPEGで撮っているのだけど、現場でホワイトバランスをきっちり合わせておく必要がある点に限界を感じていたので、もうそろそろRAWに切り替えないといけないと思い始めていたのだった。
そうなると、僕が使っているカメラではRAWとJPEGの同時記録ができないという点が大きなネックとなる。閲覧から画像の取捨選択に至る作業は、軽いファイルサイズのJPEGが必須だと思うので、同時記録は無視できない。
カメラの買い替えという点で、今まではD2Xしか考えていなかったのだけど、1000万画素オーバーでRAWファイルをいじるというのは、パソコンの高い能力が必要になってくるため、あれもこれも買い換えることのできない我が財政では、かなり無理がある。そこまで考えてきて、このところ気になり始めたのが400万画素のD2Hである。いまどき400万画素というのはコンパクト機でも当たり前になっているのだけど、僕のようにプリントはせいぜいハガキサイズしか必要としないモノにとって、軽いファイルサイズは逆に使い勝手がいいのではないだろうかと思い始めた。
いよいよ乗り換えようかという気になったときは既に遅く、店頭からD2Hの姿が消えていた。Nikonが出したD2Hのマイナーチェンジ版であるD2Hsの登場で、せっかくこなれてきていたD2Hが店頭から姿を消してしまったのである。ならばD2Hsを買えばいいようなものだけど、こちらは新登場ということで最安値店で33万円以上(消費税別)という店頭価格設定になっている。僕の記憶では3ヶ月程前に量販店で聞いたD2Hの店頭価格が22万円(消費税別)程度だったので、11万程高い設定だ。かと言って、その価格に見合うような改良点は施されていない。メーカーに変更点を確認してみたけど、僕の価値判断からいくとせいぜい実勢価格5万円アップが妥当なところ。D2Xが市場に出て時間が経ち、使用インプレッション等が出揃ったところで、1000万画素は必要と思わない消費者から安く買い叩かれないように、D2Hsが発売されたのではないかとかんぐりたくなるのである。

ともあれ、機種乗り換えに伴い、パソコンのスペックも上げないといけないし、現像ソフトも新たに買わないといけない。
パソコンは自作機としても、カメラ代以外に8〜9万円程の出費を迫られる訳で、デジタル製品は少々高くても新しいモデルを買うべきと重々分かってはいても、そうそう新機種に手が出せないというのが、僕の悲しい現状なのだった。

買い替えの嬉しいトキメキと財布の中身はすっからかんという現実の間で、僕の夜は寂しく過ぎてゆく。

先頭 表紙

ひょえー!羽那さんてば、いつの間に1200万画素のカメラを使い始めてたのおっ!!? 他称「師匠」の僕(笑)でさえまだ500万画素に甘んじているのにぃ! 今後の合言葉は「打倒ビンボー!」で決まりやね。(^^ / akafuji ( 2005-06-02 21:47 )
まりりんさまの意見に烈しく同意の自称弟子です。(笑爆)  師匠とはまた理由が違いますがまたデジカメを買わねばならなくなり、検討してみたところ今迄1200万画素使っていてそれより画質が下がるのは便利ではないと悩んだ末にまた同じ機種を選びそうです;  Σしかーし!穏やかではない金額にガタブルですねっ;; ひよっこの中のひよっこなので掻い摘んでしか内容を理解しきれてませんが、、、打倒ビンボー!!です!!! 師匠〜!!!←応援してるつもりデス; 謝 / 羽那 ( 2005-06-01 22:13 )
まりりんさん 適材適所的なカメラがないNikonに対して、今更ながらCanonがうらやましいです;  たまのすけさん ホントにねえ、なぜこんなに高価なのでしょうねぇ・・・(涙) 楓やんさん ホントに高いですよね。いくら大人のおもちゃっていってももう少しなんとかならんのか!って感じです。 / akafuji ( 2005-06-01 08:01 )
カメラって・・・ カメラって高いんですね( ̄□ ̄;)!! びっくりしちゃったデスョ。 / 楓やん ( 2005-05-31 23:53 )
1000万画素オーバーのRAWファイルはメモリーを多く使うので、容量の大きなメモリーが必要になります。大きな画像が必要ないならば、D2xと同じ「画像処理エンジン」が採用されているD2Hsで十分だと思うのですが・・・。それにしても33万円以上は、財布に優しくないです(涙) / たまのすけ ( 2005-05-31 00:33 )
「大は小を兼ねる」でD2xがよろしいのでは? 1200万画素を400万画素程度に縮小したものはめちゃ綺麗ですよ。ピンぼけ手ブレも目立たなくなるしv / まりりん ( 2005-05-30 22:34 )

2005-05-27 デジタル写真(なにを今更)

毎月ではないが、興味ある特集を組んであるときなど、デジカメマガジンを買って読んでいる。
一昨日、書店でパラパラっと見ていたら相も変わらず「デジタルで撮るならRAWでなければならない。」というようなことが書いてあるのだが、相も変わらない内容の中に、レタッチに関して少しだけ興味ある部分があったので買ってみた。プロが行うRAW現像からレタッチの実際のケースが数件紹介してあるのだけど、一言で言えば、キレイである。そしてシャープである。最初のキレイというのはあまりに漠然とした表現であるけど、言い換えれば彩度が高く、シャープネスが強く、そしてコントラストが高い。僕のような素人から見ると、いかにも素人受けするようなキリリとした画像に仕上げてあるパターンが目に付くのである。そしてそんな画像をこれでもかと何点も見せつけられるとやがて鼻につき始めるのである。疲れるのである。飽きるのである。
確かに写真にとってシャープネスは大切な要素だと思う。でも、ライカにしてもツァイスにしても一見シャープに見える画像だけど、じっくりみていると思ったより柔らかい描写をしている。それらの描写はデジタルのキリっとエッジの立ったシャープネスとはまったく別モノだと思う。柔らかいけどシャープ。そんな感じなのですね。自分で書いててワケわからんけど。
フィルムで撮った写真とデジタルで撮った写真とは、全く別物である、という人がいる。別物だから撮る側も意識を変えないといけないというようなことをいう人がいる。確かに、フィルムの描写を真似るばかりがいいこととは思わないけど、写真の持つ基本的な良さを失ってはいけないと思う。ピントが外れていても、露出を間違ってコントラストが極端に眠くなっても、いい写真は見る人に感動を与える。
デジタルカメラも、今の高画素一辺倒の技術勝負が一段落ついた頃から、やっとその辺りの、いわば「写真の味」といった部分に力を注ぐ余裕が出てくるのかも知れない。まだまだ高画素化とノイズや偽色をいかに軽減するかという部分で手一杯なのだろう。
それとは別に、撮る側の意識も、カメラがフィルムからデジタルになり、携帯にカメラが付属するようになって、気軽に誰でも撮れるようになったことから大きく変わってきている。気軽に撮れるようになったことで、誰でも好きなときに好きな画像を記録できるようになったのは喜ばしいことだけど、反面、撮る側のマナーも大きく欠落してきており、それがいちばん気になるところである。

先頭 表紙

まりりんさん、たまのすけさん、ツッコミありがとうございます。RAWは生データとは言えメーカーがそれぞれの味付けをしていますので、レタッチも含めて撮る側の意識が大きく反映される感じです。良くも悪しくも、ですね。 / akafuji ( 2005-05-27 22:59 )
フイルムで写真を撮っていた頃は、各メーカーのレンズの「味」がありましたね。デジタルカメラが普及して「レタッチ」が前提になって「味」が無くなってきたようです。デジタルには、まだまだ課題が沢山有りそうですね。 / たまのすけ ( 2005-05-27 22:31 )
ポートレートは、技術+感性+信頼+機材ですよね。どれも頑張りたいものです。 / まりりん ( 2005-05-27 21:18 )

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