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あかふじの独り言

退屈しのぎに日々の思いを綴ります。退屈している人は暇つぶしにのぞいてみてね。
「つっこみ」は削除・訂正できませんので要注意です。

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2003-10-29 久々のアシスト
2003-10-28 レタッチの実際例(その3)
2003-10-27 レタッチの実際例(その2)
2003-10-26 レタッチの実際例(その1)
2003-10-25 レタッチのお話
2003-10-22 久々の自己満足
2003-10-20 久々の野外
2003-10-17 ワクワクの日々再び・・
2003-10-13 久々の映画
2003-10-11 今日の一枚。


2003-10-29 久々のアシスト

カメラマンをやっている知人から頼まれて、久々にアシスタントをやりました。
某大手携帯電話会社の10周年誌に使う全社員の写真を撮るということで、今日はその総務部門の撮影だったようです。
40〜50人の集合写真を4カットほど撮ったのですが、プロの力を何より感じたのは撮影前後の確認作業の素早さ。使用サイズが長辺10センチ程ということもあり、カメラはデジタル一眼レフだったので、撮影に関しては私がやっている作業と殆ど同じなのですが、一枚目のシャッターを押して液晶ディスプレイで確認後一カットにつき6枚ずつ撮ったのですが、撮った後は液晶画面での再確認もせず、おしまい。シャッターを切る前にすべての確認を済ませて、撮った時点で完結しているというのはやはりフィルムで撮り続けてきたノウハウに自信を持っているからに他ならないと感じさせられました。
撮られる側からすると、至って普通、なんでもない作業なのですが、自分で写真を撮っている身からするとその当たり前の作業を素早くこなすことがいかに難しいことか分かるので、そういう意味で大変刺激になりました。
やはりプロの仕事を見るといろんな意味で勉強になりますね。
これでギャラをもらえるんだから、なお嬉しい!(笑)

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2003-10-28 レタッチの実際例(その3)


レタッチの実際例3日目です。
この画像については、とりあえずこれが最終回になります。

昨日の完成画像を見て、空が白くなり過ぎて面白くない、空の青さを残せないの?と不満を持ったあなた!そう、そこのあなたです!!
今日はそんなあなただけのために4枚画像でお送りします。(笑)

まず一番上が撮影したままのオリジナル画像です。これを昨日の作業手順でレタッチすると全体の明るさ・コントラストを調整した時点で空が白く飛んでしまいますので、明るさ・コントラストを調節(明るく・ハイコントラストに)する前に、まず空の青さを深いものに変えておきます。






他の色に影響を与えないようにしつつ空の青さを深くしたいので、昨日の作業手順通り、イメージ→色調補正→特定色域の指定から入り、まずシアンを指定して、シアンのスライダをシアン側(右より)にいっぱい動かします。次に同じくシアンの「イエロー」部分をブルー側(左より)にいっぱい動かします。そして、更に空の色を深くするために同じくシアンの「ブラック」部分のスライダを右側に適量動かします。(プレビューで効果を確認しながら行ってください)

次に特定色域のカラーでブルーを指定して同様の作業を行います。
それが2枚目の画像です。他の色は殆どそのままで、空の色だけが青くなったのがお分かりいただけるかと思います。


後は昨日の作業手順通り行いますが、昨日の画像では桜の色が白っぽかったので、今日は2枚目の画像の明るさ・コントラスト調節の際に、トーンカーブのチャンネルを「青」に指定してカーブを少し上に持ち上げると桜がキレイな桜色に変わるのがプレビュー画面で分かると思います。

その後、昨日の通りトーンカーブのチャンネルを「RGB」に指定し、カーブをS字方にして画像を明るく、コントラストのキレのいいものにします。その後、再び特定色域の指定で緑をキレイに補正し、空の青さ部分を再び調整します。ここまで作業したものが3枚目の画像です。


最後にアンシャープをかけると出来上がりです。一番下の画像を見ていただけるとお分かりの通り、昨日の画像と違って青空がきれいに描画されています。
まるで寅さんシリーズに出てくる桜のシーンのよう!(自画自賛;笑)




最後にひと言。
一連の画像は小さいために効果を極端にしていますが、実際は控えめに自然な色調補正を行うことを心がけて下さい。

ご質問等あればメールや掲示板で、ご遠慮なくお尋ね下さい。
なお、レタッチの方法については、これがすべてというものではなく、色々なやり方がありますので、こういうやり方もあるんだという程度にご理解いただけると幸いです。


なお、このレタッチ画像の大きいサイズは下記URLで見ることができます。http://akafuji.web.infoseek.co.jp/0620.jpg

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2003-10-27 レタッチの実際例(その2)


昨日に続き、今日は色補正です。
色補正を行うのは、一番基本的なのは「色補正」というコマンドですが、これは画像全体の色調を整える際に使い、今回は、桜の色と緑の色それぞれを活かしたいので、「特定色域の選択」というコマンドを使います。

まず、イメージ→色調補正→特定色域の選択を選んで、新緑の部分の色の赤カブリを取り除くために緑色を乗せていきます。
緑色をきれいに出すには、特定色域の選択ダイアログボックスの「カラー」部分を「イエロー系」にして「シアン」をプラス方向へ、「マゼンタ」をマイナス方向へスライダをずらします。すると緑色が鮮やかに変わりますので、次に「カラー部分を「レッド系」に変えて今度はマゼンタをプラス方向へずらすと桜の色が少しマゼンタ色に変わります。




次に全体を見ながらトーンカーブで明るさ・コントラストを再度補正して、最後にアンシャープでシャープ度を調整します。




ここではアンシャープの量を300%、半径0.4ピクセル、しきい値を10レベル程度にしていますが、アンシャープについては画像サイズで変わってきますので、それぞれ試行錯誤が必要です。





画像の一番上が昨日の時点での補正画像。
真ん中が「特定色域の選択」での色調補正後。
下がアンシャープをかけたところです。

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2003-10-26 レタッチの実際例(その1)


さて、今日は、明るさ・コントラストの調整を行います。
サンプル画像はちょっと暗めでコントラストも低めになっています。これは、デジタルカメラで撮る画像データは用途が「プリント」「ウェブ上に上げる画像」など用途が決まっていないということ、更にハイエンド機では印刷原稿にも使うということから諧調が豊富なデータを取り込んだほうが後の処理がしやすいということがあるためです。

そこで第一段階はまず画像全体を明るくする作業になるわけですが、「明るさ・コントラスト」の調節で画像を「明るく」するとコントラストも弱めになります。弱めになるコントラストも同時に上げてやる必要があるため、明るくする作業には必ずと言っていいほどコントラストを上げるという作業が必要になってきます。その二つの作業を同時に行えるのが「トーンカーブ」です。
ここではそのトーンカーブを使って明るさとコントラストを調節します。

まず、グラフの右肩をドラッグして上に持ち上げます。明るくなると同時に適量のコントラストも調節されます。実際の画像を確認しながらこの作業を行うわけですが、明るくすると大体において暗部のしまりがなくなるのでグラフの左肩部分を少し下にドラッグして暗部を暗くしてやると暗部がしまった画像になります。

何もしないときは「右上がりの直線」だったグラフを「ゆるいS字を描く曲線」に変えてやるわけです。
S字カーブを描いた曲線の中央部の角度の立ち上がりが強いほど「コントラストが強い」画像になります。
この時注意することは右の一番上の部分と左の一番下の部分を真横にならない程度に角度を残してやるということ。つまりグラフいっぱいを使ってS字を描くように心がけるということです。

作業中が上の画像で、元画像が真ん中、レタッチ画像が下の画像です。
この作業で明るくそしてしまりのある画像になったのが確認いただけるかと思います。

明日は「色調補正」の実際をご説明します。

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咲良さん、つっこみありがとうございます。デジカメは不完全な画像ファイルを作るのでレタッチは必須のようです。私もまだまだ何とかいじれる程度のレベルですが、やりだすと面白いですね。 / あかふじ ( 2003-10-27 00:49 )
はじめましてv私も最近デジカメを色々いじるようになってきてレタッチにも手を出しはじめたところです。写真撮影もレタッチもお上手ですねvv勉強になります! / 咲良 ( 2003-10-26 22:49 )

2003-10-25 レタッチのお話


最近コンパクトデジカメが普及してきて、どなたもこなたも写真を撮ることを楽しんでおられるのですが、皆さん異口同音に仰ることは、レタッチが分からない・・ということ。
そこで、これから折に触れてレタッチの一歩からをここに書いていこうかなどと思っています。もちろん、私もまだまだ未熟で、レタッチソフトの1/10も使いこなしていない初心者ですが、とりあえず私の手法をご覧いただくことで何か皆さんのヒントになればと思っています。

ということで、まず第一弾として、撮影した画像をPCに取り込んだ後の全体の流れを書きます。

@ 取り込んだ画像の縦・横を決める。(縦画像の場合、90度回転させる)
A 色調補正・明度調整を行う。
B 画像に写りこんでいる余分なもの、ゴミとかを、スタンプツールを使って取り除く。
C アンシャープマスクを使ってシャープネスを高める。
  大体においてデジカメはソフトフォーカス気味に設定してあります。
D 何に使うかによってそのフォーマットサイズにリサイズする。
E リサイズするとシャープネスが甘くなるので、再度アンシャープでシャープネスをかける。
F プリントする場合は、ディスプレイで見た目よりちょっと低コントラストで暗めに上がるのでトーンカーブを使って明るい部分を持ち上げ、暗い部分を下げる、つまりちょっと明るめで、ちょっとコントラスト高めにした後プリントアウトする。

まあ大体こういう流れで作業をやっています。
画像の上がレタッチ前、下がレタッチ後です。

明日から、その一項目づつについての解説をやる予定です。ではでは・・

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まりりんさん、早速のつっこみありがとうございます。そうか、独立した企画というのもアリですね。・・考え中・・ / akafuji ( 2003-10-26 00:01 )
あかふじさんのレタッチの秘密が見れるわけですね。楽しみ! どうせなら独立した企画として見たいです! / まりりん ( 2003-10-25 23:27 )

2003-10-22 久々の自己満足


先日撮影させて頂いたEriさんのHPに、僕の画像を大量にアップしてくれた。
相変わらず調子が悪いデイライト・シンクロに頭を痛めながらの撮影だったが、熱い手応えを感じっぱなしの半日撮影だった。
ノリは夕方から夜までに及び、思わぬ夜景撮影まで撮りこんだけど、楽しい撮影でした。
僕のHPにアップしようかと思ったけど、見てやろうじゃないか、という奇特な方はここはひとつ、EriさんのHPに足を運んでいただきたいと思います。

http://csx.jp/~eri-world/

↑こちらから入って頂いて、「作品展示」のコーナーにあります。
あ、もちろん他のコーナーものぞいてみてね。(^O^)

Eriさん、タイトルに「akafuji's Gallery」と入れてくれてありがとね。

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2003-10-20 久々の野外


昨日は昼過ぎまで仕事だったので、午後2時位から近場で野外撮影をやった。
今月はじめ位にアポイントを取っていた方で、初めての撮影。
でも、打ち合わせでメールのやり取りをそこそこ密にやっていたから初対面とは思えないほど打ち解けることができて、スムーズな撮影だったのが嬉しかった。
半日の撮影だったけど、初対面の撮影としてはかなり巧く言ったように思う。後日アップするので結果はその時に見てやってください。
さて、昨日は移動もあったり、日が短くなったということもあって6時過ぎにはもう暗くなっており、帰りの道すがらちょっとキレイなお店を見つけ、その前で一枚。
こういうシーンでストロボを使うと、足元にストロボが効き過ぎて、いかにも手前から一発焚きました、という感じになるので、ストロボを斜め上45度に向けて足元に照射するストロボ光を弱くしてやると自然な感じになりますね。
あとはレタッチで顔の部分だけ少しいじるとより自然な感じになるかと思います。

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2003-10-17 ワクワクの日々再び・・


先日撮影した写真に自分自身心躍るものがあって、ワクワクしながらレタッチしています。
この日撮影した枚数は680枚程。その一枚一枚を見ているうちに何だかドキドキしてきて、久々の悦楽状態を味あわせてもらっています。
さて、今回のレタッチポイントは、肌の白いモデルさんだったので、その肌の白さを表現することに留意して作業を続けているうち、ちょっと遊びたくなってこういうことをやってみました。
通常のレタッチで全体を仕上げた後、照明効果でスポットライトで撮影したような感じにして、さらに肌部分だけマスクして他の部分の彩度を極端に下げモノクローム調に仕上げ、最後にソフター効果をかけて仕上げてみました。
撮影は、向かって右側から500Wのブルーライトを一灯、カメラに取り付けたクリップ・オン・ストロボを自分の背後45度上の壁・天井に向けてバウンスし、手前上方からのメインライトにしました。
シャッターを1/25秒にすることによって右からの500Wが効き、向かって右側の髪の毛の質感とサイドライト気味の画像になり、画面に奥行き間が出たように思います。
かなり好みの画像になったので2Lサイズにプリントアウトしてみましたが、ううむ・・写真をやっていて良かったと思う瞬間ですね。
昔、現像バットの中に浮かび上がる画像を見て心臓がドキドキした時のことをちょっとだけ思い出しました。
デジタルの世の中にあっても、写真はやっぱりプリントで楽しむものだと再認識させられた一枚です。

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2003-10-13 久々の映画


昨夜テレビでニコラス・ケイジ主演の映画の宣伝をやっているのを見て、何だか無性に見たくなり、近くのワーナーマイカルに電話すると30分後からレイト・ショーが始まるとの事。
酒を飲んでいたので、長男を誘い、運転してもらって速攻観に行きました。
これまで数本ニコラス・ケイジの映画を観ていて、気持ちよく見ることができた映画と後味が悪かった映画と半々だったので、今回はかなり期待していたのですが、いやあ、なかなか良かったですね。私の中のニコラス・ケイジらしい映画でした。
共演の「娘役」を演じているアリソン・ローマンも可愛くて、こんなキュートな子が娘だったら誰でも今回の映画のような親父を演じたくなるだろうなと思わせられましたが、最後のシーンで、この娘役の女優さんを年齢までもまるで別人のように作り上げる手法は、映画の面白味を更に感じさせてくれました。

最初にニコラス・ケイジの映画を観たのは私が大好きなショーン・コネリー主演の「ザ・ロック」でした。この映画を観て、ニコラス・ケイジを好きになり、ビデオで「スネーク・アイズ」を観てからますます好きになったのですが、期待して観に行った消防士の映画「救命士」はちょっと分からなかったし、知人に薦められて観た「8mm」は重くて後味が悪い映画だったということもあり、それ以来この人の主演映画はちょっと警戒しながらみるようになりました。(笑)でも、その次に観た「フェイス・オフ」での悪役でまた好きになっていったのです。映画を余り知らない私からすると、映画を観るまではトラボルタの方が悪役かなと思っていましたが。(笑)
映画に詳しくはないので、的を外れた言い方かも知れませんが、私的には「ザ・ロック」「スネーク・アイズ」や、今回の映画のような知的でいて間の抜けたような役柄が好きです。
ともあれ、久々に観た映画でしたが、やっぱり大スクリーンで観る映画はいいものです。特に自分の好みにハマル映画はさらにいいものですね。

それにしても、娘役のアリソン・ローマンって何歳なんだろう??
知りたいような、今はまだ知りたくないような・・・。(笑)
http://channel.aol.co.jp/entertainment/matchstick-men/index.html

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2003-10-11 今日の一枚。


長男に頼まれて今日は時計を撮影しました。
ライティングを見ながら感激してくれ、レタッチでまた感動してくれて、親父の面目躍如、久々のブツ撮りも楽しく、大いに自己満足に浸ることができました。
プロの「ブツ撮り」には遠く及ばないライティングですが、ちょっと赤みを帯びたシルバーの色が実物にかなり近い色に再現できたのはかなりの驚きでした。撮影料を取るわけではなし、プリントして見るわけではないので、まあ、これはこれで目的に適った写真かなと満足しています。
・・本当は10時10分に合わせて撮るべき?(笑)

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