2005-04-21 断然いい(爆汗)
2005-04-20 悪魔の論理学(激しく謎)
2005-04-19 ご報告
2005-04-19 ら、らららららら、らっつぃんがー?!
2005-04-15 結婚おめでとう。
2005-04-05 ちょっと飽きてきたらしいみんな(笑
2005-04-04 そりゃもう大騒ぎ　その１
2005-04-04 そりゃもう大騒ぎ　その２
2005-04-03 シュトゥットガルトの通り魔　３日の日記、その２
2005-04-03 すごいよなぁ　３日の日記、その1

ごきげんよう、常にサックリとアホ、スガスガしく脳みそに皺のない(EX.)山田寅次郎でございます(平伏)。

っつーか。今、戯れに姓名判断してみたのですがね、それがあなた。


『山田寅次郎』と比べて、『大熊猫寅次郎』の方が断然いい(激爆)。


っつーか何人だよお前っつーか、そもそもお前本当は動物ちゃう?、という突っ込みは置いといて、なんだか果てしなくいい。健康運と性格が多少悪いけど、そんなの今に始まったことじゃないしな(激爆)。


ああ、どうしよう、なんだかカワイイ、この名前(汗)。


皆様も人生に疲れたら、気休めにご自分のハンドルの姓名判断などして寛がれたらいかがでしょう(笑)。ちなみにヤマダ大熊猫家御用達は『山本爺』。ググっていただけたら一発です。

関係ないけど、大熊猫の実家の近くには、『小熊さん』という方が住んでいらっしゃるそうです。すんげぇ羨ましい…。

先頭 表紙

ごきげんよう、皆様の山田寅次郎（大熊猫寅次郎、またはパンダ寅次郎、もしくはEX.ヤマダ、と書け、と大熊猫が煩いので書いてみる)でございます(平伏)。

大層久方ぶりの『ドイツのスポニチ』ＢＩＬＤ紙でございますが、本日の１面は、いつも紙面を華々しく飾っているヌードのお姉ちゃんも何もおりませんで、『ばんざーい』ポーズを決めているヴァティカンのラッツィンガー新法王（ベネディクト１６世）でございました。いやー、何度見てもあのおいちゃん、なんだかこう、人相悪いっつーか業突く張りそうっつーか（罰を与えないで下さい、神様。爆汗）、何かねぇ、っつー感じだと思うのは私の心が汚れまくっているせいなのでしょうか（祈）。

それはそうと、ＢＩＬＤの１面ですが、その『万歳ラッツィンガー』の写真とともにデカデカと書かれている文字は、『僕らは法王！！』というものでございました。っつーか誰（激爆）？

やつらの頭の中では、典型的な間違った３段論法が展開されたことは明らかでございます。曰く、

『1.法王はドイツ人だ』『2.ドイツ人は僕たちだ』『3.僕たちは法王だ!!!』

っつーか何故(鋭い突っ込み)。
ほとんどヤクザの因縁ですね、はい(激爆)。論理学のテストで0点取ることは間違いないんじゃないかと。何ですな、遥か昔に私が読んだ『悪魔の論理学』とか言う本に出ていた(様な気がするけど気のせいかもしれない)、『私は尻尾を失ってはいない、だから私には尻尾がある』というのを彷彿とさせますね。…っつーか。

そ、それって『パタリロ』に出てたんだっけ(爆)?

あたしの知能程度なんて所詮そんなもん。


愕然。

先頭 表紙

こんにちわ。山田寅次郎でございます(平伏)。さて、私事。

　私ども、このたび、デュッセルドルフ日本国総領事館におきまして、ちょっと入籍などしてみました(爆)。

新しい苗字と私の本名を合わせると、『芸名ですか(汗)?』っつーくらい、キンキラキンになってしまうので、できれば『EX.ヤマダ』と呼んでやっていただければ幸いでございます。


今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます(礼)。

EX.ヤマダ・大熊猫　拝

先頭 表紙

ごきげんよう、山田寅次郎でございます（平伏)。ここ3日ほど旅に出ておりました。それはいいのですが。

ら、ららららららら、らっつぃんがー(心底驚いている)?!

ええ、新法王です。19日のヨーロッパ時間午後6時くらいに決まったそうで。
ヤマダは大熊猫とともにその時間、ドイツの新幹線である、ICE(インターシティ・エクスプレス)というのに乗って家に帰っている途中だったのでございます。で、前に座っていたおいちゃんが、携帯で何かをしゃべっていまして、それで電話を切ったとたん、連れの別のおいちゃんに『ラッツィンガーに決まったって。信じられねぇ』と言ったのでございます(大熊猫談)。
ヤマダは乗り物に乗るともれなく熟睡してしまう、という習性の持ち主でございますので聞いていなかったのですが、いきなり大熊猫が『くわっ』と目を開き、『マジ?』といって起き上がったので、ヤマダも我に返りまして。

大熊猫『ラッツィンガーに決まったって言ってる。信じられない、ってずっと言ってる』
ヤマダ『えええええええええええええええっ、嘘ーっ!!!!』
大熊猫『信じらんねぇ・・・』

ラッツィンガーは前法王の『側近中の側近』で、元はミュンヘンの大司教だったらしいのですが(忘れた)、初めて前法王に会ったときにいきなり意気投合し、彼から『あなたは生涯ヴァティカンにいなくてはならない』といわれ、それから側近になったらしいのですが、あなた。前の法王がポーランド出身(旧ドイツ領)で、今度ドイツ出身って行き過ぎじゃないのかしらねぇ。しかも彼は『大変な保守派』でございますし。

ま、私は『カトリックは何が何でも保守でなくてはならない』という考えの持ち主でございますので、そんなことはどうでもいいのですが(別に他の事もどうでもいいということもある。苦笑)。

下馬評では、『ラッツィンガーは既に票固めを終えた』ということだったんですが、まさかなるとは思わなかった、マジで。

シュレーダー首相始め、各党の代表はこぞって『ドイツにとって大変な名誉だ』というコメントを発表しているのですが、私どもの印象では、ドイツ人は『マジ?　ど、どどどどど、どうしよう(動揺)』というような感じです。『行きたくもない温泉旅行に当たってしまったような感じ(BY 大熊猫)』もしくは『ビートルズ・ファンなのに日々、彼らに罵詈雑言を浴びせかけていたローリング・ストーンズのキース・リチャードの直筆サイン入りで、しかも彼が長年使っていたギターが当たってしまった(しかも売れないときたもんだ)ような感じ(BY　大熊猫)』ですか。
ま、簡単に言うと『動揺』しているようです。

っつーか、ラッツィンガー、人相悪くね(爆)? アライグマに似てるよな。

合掌。

先頭 表紙

ごきげんよう、ローマ法王死去のショック(フィーバーとも言う)からようやっと日常に戻ってきたヤマダでございます(平伏）。

何ですかね、某英国（謎)のピノキオおじさんが結婚いたしましたね。ロンドンの友達に聞いた話では、『皆もうどうでもいいと思っている』そうですが、なかなか面白い式でございました。カミラさん６キロかなんかやせたそうで、ドレスの趣味も良く大変きれいに見えたように私は思います。カミラ夫人の友人がテレビで話していたところによると、『彼女は醜くはないけれど、でも一度だってきれいだったことはなかった（どういう意味だよ。苦笑)』だそうですが、今キレイだよな、彼女。しかもピノキオ親父と大変お似合い。

っつーわけで、最近スズキ君。に教えてもらってはまっていましたのが『押しかけ厨』とかいうののサイト。たぶん有名なサイトなんでしょうが、そりゃーまー、怖くて怖くて。
夜中の５時まで読み続けた挙句、夢見てうなされてしまいました(爆）。

何ですかね、私は前のサイトをやっていたときにいい方といっぱい知り合えて、その中の何人かの方々とは、今でも遊んで頂いたり、お世話になっていたりするのですが、こんなサイト見ると、つくづくと、ああ、もうサイト作っても出来るだけ来てくださる方と交流もたないようにしたほうがいいのかね、とか、何だか切ねぇことを思ったりしてしまいますね。

っつーかなんで、そんなに自分が特別じゃなきゃいかんのだろうね。そりゃー、誰でも特別なんだけど、自分が特別だったら、他の人も同じくらい特別で、尊重されねばならないのだということが何故わからんのだろうかね。っつーか、妙なプライドが高いんだろうねぇ。

この間別の男の子と話をしていたのですがね。その子は何だか、なんだ、DJっつーのか？　そういうのがやりたくってさ、何とかかんとか言って来たので、おせっかいが身上のおばさんとしては、色々と話し相手になっていたのですがね。奴いわく、今DJのトップクラスの人たちとすんげぇ仲が良くなっていて、一目置かれているから、自分としては中途半端なものは出せない、だから人前で演奏するのはまだ今時期じゃないと思う、とか言うのですが。

ヤマダ『そんなこと言ったって、場数踏まなきゃいざって時に実力出せないよ？　いきなり大舞台に立って完璧なことやろうとしたら、緊張してどうしようもなくなるんじゃねぇの』

ま、他にもいろいろあったのですが、結局彼は何だか納得したらしく、『人前で演奏してみることにする』といいながら帰っていきました。

っつーかさ、奴にも言ったのですが、出来ないことを認めるっつーか、かっこ悪いことを認めて今のまんまの自分を出すほうが、よっぽどかっこよくないかね。
演奏したあと『あたしかぜひいてて』とか『寝られなくて』とか何とか言い訳するほうが、よっぽどかっこ悪いと私は思う。しかもあんた、体調悪くて下手なのか、実力なくてヘタなのかなんて、結構聞いたら一発でわかるからな(爆）。っつーかその前にもわかることもあるけどね(鬼）。

ヤマダ『「今もう、自分はやる時期にきてるんですよ！！」とか言うから相談に乗ってやったのに、あの態度は何なんだ（結構怒）』
大熊猫『あれはさ、背中押して欲しいんだよ、誰かに』

あたしでいいならいくらでも押してやるけどさ。あたしはねぇ、お母さんでもなんでもないんだから、ヘタすると突き落とすかも知んないよ（爆）。っつーか。

何で最近の若者はそんなに簡単に人を信用するのか、と私は聞きたい。押しかけてった先がマジやばかったらどうすんだろうねぇ。

先頭 表紙

ごきげんよう、ヤマダです。

　あまりにも多くの人がローマを訪れているそうで、ローマ警官が『こんなに大勢来た事はないからどうしたらいいのかわからない！！』と半ば叫ぶように言っておりました。
ちなみに、法王のお葬式は金曜日の午前10時。某チャールズとカミラの結婚式とばっちり重なったそうで、彼らは結婚式を土曜日に延期したそうです。

話は変わりますが、カミラさん、ここの所大層きれいになられましたね(激爆）。ロンドンの友達とこの間話していて『で、どうなのよ皆の反応は』と聞いたら『もうどうでもいいって感じ』といっておりましたが、確かに『どうでもいい』(激爆)。

さて、問題は某USAの大統領です。ローマに来たい、と言っていやがる(失礼）そうですが、ばあちゃんいわくこの間彼がベルリンかなんかに来た時に、市内全域の非常に厳しい交通規制（むしろ車両の全面通行禁止)をするようにドイツ政府に要請したらしく、ベルリンでは大渋滞が巻き起こり、皆大層怒ったとのとこ。あ、ちなみにそのときには、ルフトハンザが飛行機を大幅に運休しなきゃならなかったとかで、ドイツ政府を訴えてたりしてたような気がする。ばあちゃんいわく『アメリカがしろといって聞かなかった』というのですがね。

ばあちゃん『あんな人がいっぱい来ているローマで、まだそれが出来るのか、また、してもいいのか。またそのように要請するつもりか、私は本当に知りたい』

あたしもあたしもあたしも！！！！

っつーか彼がローマにくることに、自己宣伝以外の何か意味があるのか？　っつーか君、イラク戦争の件で、法王の手を煩わせていませんでしたっけ、『激しく』。そりゃー、アメリカ的にはやったほうが良かったとは思いますけどねぇ。

ま、それはさておき、ローマ法王の遺体、何だか厚みがぺっちゃんこですね。温度の高いローマだし、それは何かの処置が明らかに行われていると思うんですが、いつしたのだ？
か、考えると怖いから考えないけど(汗）。
　
法王の故郷、クラカウ（と言うんだと思う)の映像を見たりすると、法王と面影が似ている人たちが結構いて嬉しい(笑）。サン・ピエトロに安置されている遺体は、何だか『聖遺物』になっちゃったような気がするわ。

先頭 表紙

ごきげんよう、ヤマダです。

　最近、大熊猫の顔を見るよりテレビの画面を見ている時間のほうがはるかに長い生活を送っているのですが(苦笑）、ま、大騒ぎです。

とにかく世界中から、（カトリック教徒だけではなく）死んだ法王に最後の挨拶をしに訪れる人が殺到。ホテルやレストラン、タクシーは高騰。っーかむしろ空き部屋なし。無論トイレも十分な数がないので、仮設を必死こいて設置しているそう。しかも法王の遺体に挨拶するために並ぶ人は、サン・ピエトロ広場に5時間とか6時間とか待たねばならず、日射病で倒れる人もいるので、水を配ったりしているらしい。

ドイツでは、ミュンヘン経由してローマに入るのが一般的らしいのですが（ちなみにドイツ人はローマが大好きだ)、もうイースター休暇は終わったので、時間がかかる陸路よりは、やはり飛行機でひとっとびしたいのが人情。しかしチケットを求める人が多くてもうたいへん。ルフトハンザは『お葬式特別割引チケット』などを売り出した模様。

ま、なんて言うんですか？　世俗ってのが悪いとは言わないけど、でももう、法王はローマにいないと思うな、こんなありさまだし(激しく謎）。

ま、法王自身のことにつきましては、4日の火曜日、夕方17時に『法王の遺体は崩御から２日たった日に、遺体が安置されているクレメンティーナ広間（日本語でなんていうか知りません）から、聖ペータース寺院(サンピエトロ寺院というのだと先ごろ気がついた)に、移「されねばならぬ」』という決まりがあるらしくて、世界各国から集まった枢機卿の皆様（とてもエライ人。いわゆる「緋の衣」っつーくらいだから赤い服を着ている）が聖人の名前を詠唱していくのに先導され、お人形のようなスイスガードに守られ、10人くらいの黒の礼装に身を包んでおいちゃん(若いものいた）に担がれた、なんて言うんでしょうか、赤い板（正しい名前を知りたい人は自力で調べましょう、爆）に乗せられて、それはそれはしずしずと移動していったわけです。

サン・ピエトロに移動するためには、広場(つまり野外)に出ねばならず、『その瞬間』を集まった人々が今か今かと待っていたわけですがね。

なんて言うんでしょうかね、クレメンティーナに遺体が安置されていたときは、別に悲しくもなかったんですが、赤い大に、赤い法衣を着た法王が横たわり、それはそれは静々と進んでいくところを見ますとね、やっぱり何だか、胸にくるものがありますな。

故あって家で見ることが出来ず、慌ててテレビの見られる電気屋に行って、大画面でソファーに腰掛けながら見たんですがね、正確には測ってませんが、大体30分弱かけて、法王の遺体はサン・ピエトロに運ばれたわけです。　続く

先頭 表紙

法王の遺体が広場に出てくると、集まった人たちが伸び上がって遺体をカメラに収めようとしていまして(笑）。携帯で撮ろうとしている人がいたのは当世風ですが（ヨーロッパは先進国ではないので(爆）、携帯、パソコンなどが２世代遅れています)。

サン・ピエトロに入る直前、台を担いでいた人が方向を変え、広場に集まった人々に遺体を見せるようにしばらく静止してくれましたが、ま、これは親切だったと思います。

しかしまあ、悲しいのは悲しいんですが、あの模様はカトリックの『様式美』っつーのの極地でございましたね。たぶん中で一番エライ役目を担っていたんだと思う、『妙齢のお年寄り』ほか３名が、赤に黄金の刺繍のべったりついた、それはそれはスンバらしく豪華な法衣を着てまして。『貧しい人たちの神』という言葉とは大層かけ離れた、スンバらしく豪華な行列だったわけです。何せあなた、普段はそれはそれはおえらい枢機卿の方々が、『その他大勢』となり、ゾンロゾンロ先導して歩くんですから。

そして、サン・ピエトロの真ん中、多分『ペテロのお墓』があるところ（つまり地下だな）に下がっていく階段の前に、祭壇がしつらえてありまして、その前に法王の遺体は安置されたわけでございます。違ったらごめん、何せあたし、１回行ったことがあるだけなんです(汗）。

赤い法衣に包まれた法王を中心にして、祭壇、枢機卿などが配置され、それはそれはあなた、『はいすみませんごめんなさい』としか言いようのないほどの様式美。ああ、これがカトリックだよな（爆）。中身なんてどうだっていいというかなんというか（更に爆）。いや、褒めてるんですが(爆）。

なんていいますかね、ドイツの放送では、そりゃあもうしつこく、『カトリックの法王だからじゃない、亡き法王のすばらしい人格に人々は感銘を受けているのだ』とくり返す人が多いのですが(笑）、ま、亡き法王が愛されていたからといって、それはカトリック教会が愛されていたということには『全く』ならない、という、教会にとっては厳しい現実があるわけです。

何十万人もの人がローマを訪れているというニュースを話したら、知り合いのプロテスタントのおばあちゃん(カトリックが大キライ）に言わせると、『カトリックのプロパガンダよ！！　あいつらはいつだってそうだ！！！』と大層怒っておりましたが、ま、現在教会が法王の死をプロパガンダに利用していることは明らかだと思うわけです。

何でしょうか、あたし罰当てないで欲しいんですが(ここら辺が小心者、笑）、法王のしたこととか、人柄ですか、表情とか、そういうものを散々テレビで見た後で、あのような壮麗な『様式美』を見せられると、そりゃああの人はカトリックの法王で『神の代理人』であったわけなんですが、何だか、そぐわないような気がするのよねぇ。っつーか、簡単にいったら何ですか、『なんかムカツク』(激爆)。

法王の故郷、ポーランドが『遺体の一部が欲しい』もしくは『遺体をポーランドに(一時的にしろ)安置させて欲しい』と言ってきているそうです。確かじゃないけど、キリストが初代法王のペトロに『あなたの上に私の教会を立てよう』といったという故事に習い、法王っつーものは、亡くなったらサン・ピエトロの地下に埋葬されるのが慣例なんだと思いますんですがね。ま、ポーランド人の法王に対する思いったら、格別なものがありますのでね。

法王はどうしたいんだろうかね？

先頭 表紙

ごきげんよう、山田寅次郎でございます。

全国的に日曜日の本日、私はやはりテレビに釘付けでございます。
んでもって、ヤマダ的に最近のテーマのヨハネス・パウロ2世（イタリア語で、ジョヴァンニ・パオロ、というらしいのを知って、腰が抜けるほど驚いた）なのでございますが、多くの人が言っていることですが、『私は悲しくない』。確かにあたしも悲しくない。ただ感動しているだけだっつー感じなんです。あとなんだな、寂しい。まあ、なんてったって、彼は満足して安らかに死んだわけですし、キリストのところに行くのに悲しいことなんてないんだろうと思ったりするわけです。大変な成功を収めて天国に凱旋した、と、そんな感じだと思うんですが。ま、それはいいとして。

今さっき入ったニュースによるとシュトゥットガルトのエヴァンゲリッシュ(プロテスタント)の教会で、ミサの最中、『それはそれは若い男性』がいきなり周囲の人を『ザムライ・シュヴェールド(サムライ刀）』でもって切りかかり、少なくとも1人が死亡、何人かが負傷した模様。もちろん犯人は警察に捕縛されました。

っつーか割とよく聞く言葉なんですが『ザムライ刀(ドイツ語はSが濁るので、ちなみにSUZUKIなども「ヅツキ」と発音したりする）』って何だよ(汗）。いや、言うまでもなく日本刀のことなんですが、君たちの言葉で言ったら、『騎士の剣』っつーくらいの意味だぞ？　響きがかっこいいのはわかるけど、ちょっと違うような気がするんですがあたしは。

とにかく、その犯人がどのような理由で、教皇が死んだということが原因で、犯行に及んだか、ということや、事件の詳細は今のところ全く不明。電波系か？
全く、事件のネタに尽きないなぁ。

それはさておき、大熊猫が『法王関係の番組だと、（コメントする人が、大体教養ある人ばかりだから）、ドイツ語が綺麗でいいわね』と言っております。確かに、大変綺麗なドイツ語で聞いていても疲れない、っつーかあたしが聞き取れるんだからたいしたもんだ（あたしはキレイなドイツ語しか聞き取れない。いやマジで）。

しかも、今ヤマダと大熊猫は大変な事実を発見いたしました。っつーのは、

ヤマダ『この水を飲んでいる法王の横顔（結構年をとっている)、パンダに似てる(激爆)』
大熊猫『…だからこんなに法王が好きなんだ！！』


結局それかい、あたし(ガクリ)。

先頭 表紙

こんにちわ、ヤマダです。

　イタリアはもちろんだと思いますが、本日、ドイツは亡くなった法王の死を悼み、半旗を掲げております。

んでもって、只今ライヴで、亡くなった法王の安置された遺体にお別れする皆様の模様を放送しているのですが。

いやー、死んでいる人の顔をしてるなぁ、と、当たり前なんですけどね、思ったわけです。

まあでも、こういう言い方が正しいのか知りませんが、『栄光の死』だなぁ、と、ひしひしと思ったわけです。スンバらしい教会の中で、お人形のような衛兵に護られて安置される法王の遺体に、次から次ぎへと跪いて十字を切っていく枢機卿やらシスターやら高そうな背広を着た明らかに偉そうな方々やら。

ここいう言い方がいいかは知りませんが、大層華やかでございます。
昨日、まだ法王が生きていたときに、一緒に話をしたばあちゃん(プロテスタントなので、カトリックを目の敵にしている。苦笑)が、『あの人たちはいい暮らしをしていたじゃないの。でも貧しいままで生きて、貧しいままで年をとって死ぬ人はどうなのよ』といっておりましたのですが、確かにまあ、そういえんこともない、のかもしれないけどさ。

あえて言わせていただくと、『それがカトリックだからさ』としかいいようがないよなぁ。きっと今度遊びに行ったら、そのばあちゃんあたりが『虚飾』とかいいそうだけど(笑)、法王は何せ教会の象徴だし、ヴァティカンは神の国の栄光の象徴だし、そりゃあ、キンキラキンで『なくてはならぬ』と思うんですけどね。ま、それは別の話で。

キューバで国葬が行われるとか何とかいってるし、ゴルバチョフやダライラマはじめ、いろんな人たちが追悼の意を表明していて、彼がしたこととか何とかを見ていると、その『キンキラキン』ってのも、なんだかあんましそぐわないような気もするけど、ま、何せ『カトリックだから』。

法王の最後の言葉は、『アーメン(お祈りの最後にとなえるもので、「そのようになりますように」という意味)』というものだったとやっておりました。
最後の瞬間は、『彼はヴァティカン前広場の方・１０万もの人々がロザリオの祈りをしている・窓のほうに頭を向け、祝福の十字を切ろうとしているように見えた。そして彼は祈りの終わりに、最後の力で「アーメン」といって死んだ』というものだったそうでございます。

何故死ぬ寸前まで、人のことが考えられるのか。しつこいようですけどね、あたしと比べちゃいけないんだけどね(苦笑)、やっぱすげぇ、と思いますのよ。

只今ドイツのテレビでは中継の傍ら、法王の『私は嬉しい、あなた方もそうでありなさい(Ich bin froh, seit ihr es auch)』という言葉の意味について、何だかいろいろいっております。

彼がその言葉を何語で書いたか知りませんので、どういう意味かなんてあたしにゃわかりませんが、ま、大層カトリック的な言葉だとは思うわけです。

『ドラマティックな人生だった』といっておりますが、まさに彼の死はお話のようです。イースターの最後の日曜日に葬式、この日はキリスト教で特別な日だそうでございます。蘇ったイエスが『イースターの最後の日曜日を「贖罪の日(正確じゃないけど、多分そうだと思うわ。汗)」とする』といったということなんですが、すみません、あたしは知りませんでしたけどね(激爆)。

非日常的な単語も多いもので、片手に聖書(日本語訳)、(大熊猫の)傍らにドイツ語辞書を置きながらテレビに釘付けのヤマダ大熊猫家。

家事のすべてをさせてしまってすまない、大熊猫よ(激爆)。

先頭 表紙