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セブン○レブン物語

バイトの話しを書いていこうと思ってます。
でもその前に書きかけのお話しを終わらせないと。。。(怒濤の汗)

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-06-15 恋物語  瞬  第U章 日溜まりの季節
2001-06-13 恋物語  瞬  第T章  再生
2001-06-10 恋物語  里香  最終章  眠り姫
2001-06-09 恋物語  里香  第]X章  永遠
2001-06-08 恋物語  里香  第]W章  深淵
2001-06-07 恋物語  里香  第]V章  罪と罰
2001-06-06 恋物語  里香  第]U章  何故
2001-06-05 恋物語  里香  第]T章  告白
2001-06-04 恋物語  里香  ]章  手紙
2001-06-02 恋物語  里香  第\章  広がる不安そして、想い


2001-06-15 恋物語  瞬  第U章 日溜まりの季節

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しばらくすると、奥のほうからおばあさんらしき人が食事を運んできた。

「どうだね。傷はまだ、痛むけ?よく、寝てただに。」
白髪の着物姿のおばあさんだった。

見た目は、恐かったけど・・
穏やかなそのまなざしはとても優しかった。

小さなお膳にお粥とみそ汁。
そして、魚の佃煮という、決して豪華とはいえない粗末な物。
だけど、僕にとって本当に久し振りといえる、
暖かな朝食だった。


「まあ、食べておくんない。
芙美がおんしを見付けたときは、もう駄目かと思ったけど、良かった、良かった。」
そういって僕の顔をじっと見つめる。

・・そうか・・。
芙美っていうんだ・・。

おばあさんは、僕が食事をしている間中、
ずっと僕を見つめていた。
あまりに僕を見つめるので、ちょっとうつむいてしまった。
なんだか照れくさかった。
本当に僕を心配してくれていた様子だった。
おばあさんは、僕が朝食を食べ終わるのを見届けると奥へ戻っていった。


「おばあさに、びっくりした?」
先程の女性に、開け放たれた廊下からふいに声をかけられた。
お盆にお茶をはこんで来たのだった。

「どう、食べられた?
傷はどう?
まだ痛む?」

矢継ぎ早に話しかけられた僕は
どぎまぎとしていた。

本当に美しい女性だった。




潮風と花の香りが、鼻をくすぐっていた。






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先頭 表紙

ほのぼのと。。潮の香りがしますね。。何かが始まる。。それは何なんだろう? / みかりん ( 2001-06-15 18:53 )
さりげない〜方言が〜いい味〜♪ / 仙川 ( 2001-06-15 17:14 )
う・・方言が・・・・(^_^;) / 星くず ( 2001-06-15 17:05 )

2001-06-13 恋物語  瞬  第T章  再生

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ここは海辺の町・・・・・・。
瞬はある六畳の部屋に寝かされていた。


「つっ・・・・」

頭が痛い・・。

痛みで目が覚めた。
思わず、頭に手をやる。
どうやら包帯が巻かれているようだった。
古い梁の入った天井が目に入った。
僕は布団からゆっくりと体を起こす。

古めかしい襖がある。
ずいぶん年季の入った代物で、
ところどころに茶色い染みのようなものがあった。
まるで血痕のような?
なんだか異質な空間・・。



「どう?起きた?」

ふいに明るい声がした。
僕は声のする方へ顔を向けた。
朝日と共に、着物に真っ白いエプロン姿の女性が縁側に立っている。
彼女はぱんぱんっと洗濯物を干していた。
とても、彼女がまぶしく思えた。
天使のような・・と言ったらいいのだろうか。
なにか、はかなげで、
でも、生き生きとした女性。


僕はあたりを見回した。



ここはどこ?


朝日の日溜まりの中で、
僕は第一日目の朝を迎えたのだった。




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先頭 表紙

おまたせしました〜。アーみかりんさんまでありがとうございます〜☆ / 星くず ( 2001-06-15 17:08 )
がんばって」くださいね。。つづきを。。。。。。。 / みかりん ( 2001-06-14 00:00 )
さぁ〜ど〜なるのかな〜♪連続アップ〜♪  / 仙川@カキコ〜しましたよ〜♪ ( 2001-06-13 22:59 )
瞬を生き返してとの声で、続きを書いてみました(^^ゞ / 星くず ( 2001-06-13 22:41 )
ん〜♪これは〜番外編なのかな〜?それとも〜まったく違った〜ラブスト〜リ〜なのかな〜♪ / 仙川 ( 2001-06-13 22:19 )

2001-06-10 恋物語  里香  最終章  眠り姫

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ここは病室。
外には、雪がちらついている。
白い朝。何度目かのクリスマスの朝。
一筋の朝の光が病室に差している。
里香は、ゆっくりと、眼を開ける。
顔が見える。
少しばかり、歳のいった亮の顔。
里香はほほえむ。
そして、ゆっくりと身体を起こす。



「お帰り」
亮は、静かに、想いを込めて言う。


里香は、静かに、「ただいま。」と答える。



亮は、里香の肩を抱く。
里香も、それに答える。
亮と里香は惹かれあうように、お互いの唇を重ねた。
もうなにも、言葉はいらない。



里香の中にあった冷たい氷は溶けていた。
里香は戻って来ていた。
里香自身の心の深淵から。
固い殻を溶かして。
今、光のある、この世界へ。


柔らかく、暖かな日差しが彼らを包んでいた。







−−−−−−−−−−−−END












あとがき







いかがでした?


どうも、暗くなってしまいましたね。
私の中の愛って、やっぱり究極の選択なんですね。
古くさいのかも知れないけど、
心から愛し合える自分の半身に出会うということは、一生に一度だと、思うのです。
まだ、出会ってないかも知れない。
でも、必ず、その時は来ると思うのです。
だから、
今を。
大事に生きて欲しいと思うのです。
生意気かも知れませんが、
泣きたくなるほどの
幸福感を味わって欲しい。

私から、貴方に贈る言葉です・・・・。



















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先頭 表紙

あ・・いいかも♪半分でも悲壮感、減って欲しいです〜♪お頼み申し上げます〜☆ / 星くず ( 2001-06-13 08:45 )
悲壮感かのぅ〜☆ このキャラで〜あそこに書き込んだら〜どうなるかのぅ〜♪ / おぢさん ( 2001-06-13 05:23 )
うーん。ほんわか・・・。上の掲示板は悲壮感が漂っているし・・・(T.T) / 星くず ( 2001-06-12 06:44 )
暖かさが残る〜素敵なスト〜リ〜でしたよ〜♪ ありがと〜御座いますね〜♪ さぁ〜次は〜ほんわかネタなのかな〜♪ / 仙川 ( 2001-06-11 03:52 )
やっと終わりました。さて、次は瞬のお話しでもしましょうか。(^▽^ / 星くず ( 2001-06-10 11:08 )

2001-06-09 恋物語  里香  第]X章  永遠





さらに一年後・・・
里香の後ろから、そっとカーディガンを羽織る男がいた。
そして、里香をそっと抱き上げると、車に連れて行った。
彼は、亮。
彼は生きていた。

でも、今の里香には、解らない。
里香の目には、映らない。
里香は、病院に帰る。
心が壊れたままだから。
きっと、いつか。
そう。きっと、いつか・・
里香が、自分の心を取り戻すまで。
・・・・・・






先頭 表紙

はい〜☆いよいよ最終回〜♪ / 星くず ( 2001-06-09 21:28 )
まだ〜続きますよね〜♪ 生きてたか〜♪  / 仙川 ( 2001-06-09 15:37 )

2001-06-08 恋物語  里香  第]W章  深淵

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暗い海の向こうに眠る魂・・
里香は、海岸線にたっていた。

彼は、
・・・・瞬は、海の中に眠る。
愚かな、私の魂の代わりに、消えてっいった。

深淵の中に。

深淵の中に眠るのは、私だったはず・・。

瞬は私を助けるために海にとびこんだのだ。
瞬は、私のきもちをすでに解っていた。
だから、船に、同行させた。
これは、後から、彼の母に聞いた事。
瞬の母は、私を憎んでいるだろう。
大事な息子を2人も失ってしまったのだから。

わたしも、死んでしまいたかった。
この世に残りたくなかった。
こんな、大きな罪を抱えたままで、
生きていられるはずもなかった。



時が・・時が・・
時さえも救ってくれない・・。





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先頭 表紙

どうぞどうぞ、お待ちしております〜♪ / 星くず ( 2001-06-09 06:43 )
あの掲示板には〜カキコしても〜いいのですか〜? / 仙川 ( 2001-06-08 22:46 )
そして〜時が過ぎ〜♪さぁ〜どうなるのかな〜? もらった命〜どう生き抜いていくのか〜〜☆ / 仙川 ( 2001-06-08 22:44 )
まだ、続きます・・・。(^^ゞ / 星くず ( 2001-06-08 12:03 )

2001-06-07 恋物語  里香  第]V章  罪と罰

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そう。里香は知ってしまった。
誰を本当に愛してるのかと・・。

子供の頃の亮は、絶えず、里香の回りを張り付いて居た。
彼の里香に対する気持ちも薄々感じてはいた。
でも、それは、姉弟のようなものだと、里香は思っていた。
亮にとっては、姉のように。
里香にとってはやんちゃな弟のように。

でも、あの日、亮に助けられてから、
変わっていたのだ。
彼は、里香よりも二歳も下。
恋愛の対象なんかになるはずはなかった。
でも、亮はいつのまにか、里香の心の中にいたのだ。
亮のいない世界は考えられなかった。

これは罪

これは罰




里香は、ふらふらと、甲板に向かって歩いた。

そして、幽鬼のごとく、深い深い海の中を潜りこんでいった。






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先頭 表紙

す・・・・するどいです(^^ゞ これは初めてです☆ / 星くず ( 2001-06-08 12:04 )
後ろから〜瞬が飛び込むの〜? どうなるの〜? / 仙川 ( 2001-06-07 09:27 )

2001-06-06 恋物語  里香  第]U章  何故

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何故、貴方は逝ってしまったの

何故、貴方は、私に、言葉を残してくれなかったの

言葉があれば

貴方の言葉があれば

私はこの後の時間を

貴方の思い出と共に生きていけたのに




〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 


翌日の新聞だった。
多くの死者をもたらした事故の犠牲者の中に彼の名を見付けたのは。


「深沢 亮」

        誰?

  何?

            死亡?


里香は、打ちのめされた。
現実に。
何故?何故?
・・・・・


瞬と、瞬の両親と今、亮の死亡確認に向かっていた。
汽笛が重い音をはっし、里香の心を象徴してるようだった。

海面がきらきらと、輝く。
まるで、里香を導くように・・・。


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先頭 表紙

おほほ。まだまだですよ〜♪ / 星くず ( 2001-06-06 21:45 )
ん〜☆ 亡くなってしまいましたか〜★ どうなるのかな〜里香と〜瞬は〜? / 仙川 ( 2001-06-06 20:11 )

2001-06-05 恋物語  里香  第]T章  告白

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里香は急いで、手紙を胸に抱え、部屋に行く。
どきどきする。
胸の鼓動は高まる。


高ぶった想いが頭をくらくらとさせる。

震える手で里香は手紙の封を切った。

真っ白い便箋に、亮らしい無骨な文字で書き連ねられていた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


拝啓
       里香様

僕は今、日本から遠く離れた地に赴いている。
僕は来るべきではなかった。
自分の気持ちを偽るべきではなかった。
こうして、危険に身をさらしていると
大事なものが見えてくる。

兄からの薦めで来てしまったが、
僕は自分から君から、逃げるべきではなかったのだ。

だいぶ、鎮圧が進み、帰るめどがたってきた。
一度、僕の気持ちを聞いて欲しい。

                  深沢 亮

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

もう、
なんて一方的な手紙なの。
里香の目には大粒の涙が溢れていた。




               
そのころ、居間では、


「・・・・・現地・・で、自衛隊営舎、焼失・・
爆炎により・・ 深沢 亮さんが・・・・巻き込まれ・・
確認されました。」                    」





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先頭 表紙

虫の知らせだったのですかね〜? 生きてたら〜また話しは難しくなるのかな〜? / 仙川 ( 2001-06-05 09:07 )

2001-06-04 恋物語  里香  ]章  手紙

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里香は生きた心地なく、毎日を過ごしていた。
この気持ちはどこからくるものなのか・・。
でも、輝いていた日々は
今の里香には灰色にしか映らなかった。

瞬ちゃんの顔も曇りがち
弟が危険な所に行ってしまっているんだもの。
無理ないよね。

路地を歩きながら、亮のことを考える。
そういえば、よくここの角で偶然会ったっけ。

あの時、あの男は、捕まったんだよね。
連続暴行犯で。

そういえば、捕まる前日まで、よく会ったよね。
ちょうど、部活の終わる時間だとかなんとか言っちゃって。
そういえば、いつも、守られていたような気がするよ。

亮ちゃん

大丈夫なの?




「ただいま」

玄関を開ける。
ふと、目に留まった一通の手紙

差出人は・・深沢 亮



亮からだった。





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先頭 表紙

手紙に伝える想いか〜♪ 最近〜手書きで書いてないですね〜★  / 仙川 ( 2001-06-04 09:39 )

2001-06-02 恋物語  里香  第\章  広がる不安そして、想い

亮ちゃんが海外派遣に行ってから、既に3ヶ月経っていた。
とうに落ち着くはずだった紛争は、いっこうに治まる気配は見せなかった。
各地でテロが相次ぐ。
現地での自衛隊に対する風当たりはますます強くなっていく。
当たり前だ。
大人のケンカに子供が出ていくようなものなのだから。


瞬ちゃんは、大丈夫だからというけど、こんなに心臓がざわざわと、逆立つ。
最近、瞬ちゃんといても、そのことばかりが気に掛かる。
瞬は・・・こんなにも、里香を大切にしてくれているのに。


・・・・心が・・どうにもならない。
もし、亮ちゃんがこの世界から居なくなってしまうと思うと・・。


      ごめん・・・


里香はあの日の亮のハンカチを胸に抱く。


どうか、無事に帰って来ますように。

あのぶっきらぼうな笑顔でもいい。

    





       亮ちゃんに逢いたいよ。

先頭 表紙

逢えないほど〜憎い顔が〜哀しく想う〜☆ / 仙川 ( 2001-06-02 20:11 )

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