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Bitter Diary

ゲームや映画や読書の感想がメインのはずだけど、日々の徒然になるかな?それもまた良し。
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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-11-30 ヌレエフの「ジゼル」
2003-11-26 お人形とわたし
2003-11-25 絆創膏2枚
2003-11-20 ボジョレ・ヌーボ
2003-11-17 女警部ジュリー・レスコー
2003-11-14 やさしい助け手たち
2003-11-09 HP回復モードの夜+シャネルのお言葉
2003-10-31 中間管理職・サッカー少年
2003-10-28 お人形
2003-10-19 ミステリィなしあわせ


2003-11-30 ヌレエフの「ジゼル」

お仕事から帰って、ぽけっとテレビつけて……。
そのまま、せっかくいれた紅茶を飲むのも忘れて見入ってしまいました。

今は亡き天才バレエ・ダンサー、ルドルフ・ヌレエフ氏と
日本の誇るプリマ、森下洋子さんの共演する「ジゼル」。

「ジゼル」ってお話は、美しいけど……やるせないお話でして。

純朴な村娘のジゼルが、アルブレヒトという男に恋をします。
実はアルブレヒトは貴族で婚約者までいるんだけど
ジゼルの方は彼の身分さえも知らないわけです。
その事実を知ったジゼルは錯乱し、心臓も弱かったせいで死んでしまいます。
ここまでが第一幕。

ジゼルの死を嘆き、彼女の墓にやってきたアルブレヒトは
男を憎む乙女の精霊達につかまり、死ぬまで踊らされそうになります。
そこに自らも精霊となったジゼルがあらわれ、仲間から必死に彼を守ります。
やがて朝が来て精霊達は去り、アルブレヒトは助かるのですが、ジゼルも消える時。
愛する男を守りきったジゼルは朝の光の中に消え、
1人残されたアルブレヒトは
彼女の面影を胸に抱きながらその霊をとむらいます。
以上が第2幕。……で、おしまい。

お話がハッピーエンドではない上、
情けない男と自己犠牲な女というムードで
これまでは、惹かれる演目ではなかったんです。

が、さすがに、このお2人のジゼルは違いました。
「こんなテンション高いお話だっけ?」と、何度も自分の記憶を確かめました。

アルブレヒトが、むっちゃセクシーです。
ヌレエフ氏、さすがバレエの世界で「野獣」と言われるだけの事はあります。

「こんなに色気のある男になら、だまされても幸せですよねっ!」
と、思わずジゼルに同意してしまいました。

このお話って「自分を騙した男を何故そこまで守るのか」という部分に、
納得できるかが鍵だと思いますが、このアルブレヒトならわかる。
(しかしこの人、この時、御歳、いくつだったんだろう……)

でもって、森下洋子さんのジゼル。
精霊となった後もアルブレヒトを守るジゼルが、とても凛々しいのです。
これまで「儚げな乙女」が、わたしの思っていたジゼル像だったんですが
アルブレヒトを背後にかばい、仲間の前に立つジゼルは
「この人は、わたしが守るわっ!」という意志に溢れて、いっそ男前でした。

男を憎む精霊の女王に、ジゼルが必死で許しを請うシーンは
「けなげなジゼル」の見せ場だと思っていたのですが
まるで自信に溢れた騎士が、
「ここはどうか陛下のお慈悲を賜りたく……」と国王に語っているような
そんな心意気を感じました。

いえ、あの、森下洋子さんご自身は、美しく優雅なダンサーですよ。
意志の強いジゼルがカッコイイ、という意味です……。

でも、あんなセクシーなアルブレヒトなら
「彼の情けない姿なんて、見たくないわっ!」という気持ちにもなりますねっ!

……と、まぁ、テレビの前でテンションの高いジゼルを堪能する事、約1時間。

……わたしのバカ……。
途中からでもビデオに録っておけばよかったよ……!
でも「ビデオ」なんて思いつくヒマもない程、凄い舞台でした。
これをナマで見れた人は幸せでしたねぇ(溜息)。

最後にジゼルをもう一度抱き締めたい……と
1人で踊るヌレエフ氏の踊りは、もう涙ものです。

「よーわからん……」と敬遠していたジゼルでしたが
今回の「凛」としたジゼルと「色っぽいアルブレヒト」はホントに素敵でした。

バレエの神様に拝んでおきます。
いいもの見せていただき、ありがとうございました……!
パン、パン!(なぜか柏手)。

先頭 表紙

わーー。「ジゼル」を見たことあるんですねーー。神秘的で美しい舞台だったんでしょうねーー。わたしもダンスは、ダンサーの、言葉を使わない表現力の凄さにいつも圧倒されます。あと、音楽も好きなので。身体の表現と音楽での表現っていう、2つのグルーヴに身を任せられる世界が心地よくて大好きです。自分は全然踊れないんだけど(汗)すごく元気になれるんですよね。わたしも、またナマのバレエが観たいな〜〜! / MITUKI ( 2003-12-02 03:27 )
こちらで「ジゼル」の解説を読めるとは!何年か前に当日突然チケットを譲られて行ったのが「ジゼル」でした。どこのバレエ団か忘れてしまいましたが、好きな人がうんと奮発して買ったチケットでした。衣装や舞台装置の美しさにも目を奪われましたが、やっぱり踊りがほんとスゴかったです。体ひとつで人間の感情や魂までも表現するんですものね。バレエのこと、よく知らないながらもコーフンして見入ってしまったのを思い出しました。「バレエの神様」・・うん、絶対いると思います。 / ちきーた ( 2003-12-01 11:43 )

2003-11-26 お人形とわたし

10月28日の日記に書いたように、わたしは生まれて始めて、己の意志で「欲しい」と思って「着せかえ人形」なるものを入手しました。
なにしろ、ほんっとーーに何もしらなかった世界なので「靴はどーやって履かせるの?」と、相方にメールで聞いてみたり、「Tシャツなんて無理に頭に被せて、ヘアスタイルくずれないの?」と、こわごわ着せてみたり……いまだに初々しい日々です。(当のお人形のルイ子にはスリリングな毎日だろう)

そんな人形道を少しでも極めるべく、色んなお人形サイトさまを巡ってみたりしていますと「カスタマイズ」というのでしょうか。ウェーブのヘアをストレートにしたり(その逆もしかり)、メイクを変えてみたりして、自分の好みにお人形を変えていらっしゃる方もけっこういて、またそれが、すごく美しくて……。
「わーー。いいなーー。ちょっと、やってみたいかもーー」
と、思っていたりしましたら、前の日記に書いた通りに、「不器用まるだし」なケガを2日立続けにやらかしました。きっと、お人形の神様が「おまえは止めなさい」と、おっしゃったに違いない(泣)。

で、気をとりなおして「んじゃ、せめて、カワイイお洋服を〜〜」と、ルイ子の生まれ故郷、PetWORKs DOLL DIVISIONを覗きましたら、新しいお人形が出ていました。
「わーー。ブロンドさんだーー。すごーーい。キレイ」と、ひとしきり感心。個性的な美人さんですねーー。いいですねーー。
と思ったのですが、何より「このコのドレスが欲しいなぁ……」と、思いました。着せたい。ルイ子にとっても着せたい……。
しかし、このお洋服とかバッグはこのブロンドちゃんの物だから、これを入手するためには、この子を買わねばならんわけで……。だいたい、そんな経路でルイ子に着せたところで、ブロンドちゃんが「それ、あたしのよぉ〜〜」と、主張しそうだ……。ルイ子だって嬉しくなかろう。
(洋服交換しよーにも、ルイ子はツナギだしなぁ。ブロンドちゃんには……ん?意外に似合うか……)

そんなシミュレーションをひとしきりやって、結局、ブロンドちゃん(と、そのお洋服)入手はあきらめました……。
ルイ子はわたしの仕事部屋のチェストに、CDやフォトフレームと一緒に座らせても
「どこでもいいよーー。バランスとって遊ぶしーー」
と、笑ってるような雰囲気ですが、このブロンドちゃんは「置き場所を作ってさしあげねばっ!」な雰囲気だし。それこそ、家具やら揃えて髪型なんかもいじれるような……技術的かつ金銭的余力が、わたしにあれば、お迎えしたいんだけどね……。400体の限定生産らしいので、やはり、人形道を極めた方の手にわたるのが、正しいでしょう。(わたしは遠くから、そっとそれを見守るの……)

しかし、このブロンドちゃん、かのローリングストーンズの初期メンバー、「故・ブライアン・ジョーンズ」に雰囲気が似ているなぁ……と思うのはわたしだけ?髪型のせい?
もし、わたしがこの子を買ったら、ブライアン……はあんまりだから、「タイム」と名付けていたでしょう。私の大好きなキース・リチャーズが「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」を演奏する時に、ブライアンの事を思い出すらしいので。(あ、最後に、ちょっと脱線しちゃった)

先頭 表紙

かわいいですよねー。あのお洋服。バッグやらマフやら、小物類がまたオシャレなんですよねーー。この「タイム」ちゃんを買った人は、この娘に、どんなカッコさせるのかなーって、色々想像しちゃいます。「タイム」ちゃんは大阪の展示会で先行販売されるみたいなので、ちょこっと本物を見に行っちゃおうかな、と思ってます。その時、ルイ子のお洋服も買えればいいんだけどなーー。 / MITUKI ( 2003-12-02 03:12 )
ホントだ、「タイム」ちゃんのドレス、ルイ子ちゃんに似合いそうですね〜。微妙に手作りできそうなシンプルさがまた・・。10年ほど前には、娘にせがまれてジェニーちゃんのお洋服をいっぱい作りましたが、ジェニーちゃんは型紙集が沢山出まわってたんですよね。ルイ子ちゃんも型紙があればいいのに。 / ちきーた ( 2003-12-01 11:23 )
で、ルイ子のドレスは……ごめん。12月になったら、ちゃんとしたの探して買うから……。もうちょっと、ガマンしててくれい(泣)。 / MITUKI ( 2003-11-26 13:21 )

2003-11-25 絆創膏2枚

現在、わたし、右の親指の腹と中指の腹に絆創膏を貼っております。
右手の指に絆創膏なんぞはってますと、
なんか、いかにも細かい手作業でもして、ケガしたのかと思われます。
女の子らしいところでは、お料理とか針仕事とか。
男らしいところでは、日曜大工とか(なぜ……)。
もう少し現実の仕事風なら、プレゼン用のアートボードでも作ってたのか、とか。
もう少しわたしの日常知ってる人なら、
とうとうペットのハムスターとケンカして、バトルでもしたのかとか。
(ハムとのバトルのどこが細かな手作業か)

そんなんじゃ、ぜんぜんなくて……(泣)。

まず日曜日に、仕事先でホットの缶のお茶を買いまして
その蓋を開けようと掴んで回したところで、
回し切った蓋の鋭い切り口が、わたしの親指の腹に会心の一撃!

で、本日、月曜日、
「お休みだーー。のんびりブランチだーー。」
と、きげん良く、コンビニで買ったサラダをとりだし
ラップをはずして、サラダの蓋をとろうとしたところで
ナイフのように薄い蓋の先端が、わたしの中指の腹に、クリティカル・ヒット!

医者も感心する健康体のわたしですが
こーゆーおバカな生傷とは、お友達なので
絆創膏と消毒薬は欠かしません。
「あーーー。綺麗な赤い血だわーー」とか、呟きつつ
せっせと手当てをして、ビタミン剤も飲むわたし。
(傷の治りを早めるのは、ビタミンCですよーー)

ああ、それにしても……。

いつぞや読んだ占いで、
「虚構の世界では器用な人ですが
 現実世界での器用さは持っていません。
 お料理や裁縫などを無理に頑張っても怪我をします」
と、書かれてあって、大笑いをしたものですが……。

今回の怪我に限って言えば……。
お料理してません……。
お茶1つ、いれてません……。

コンビニのサラダを食べようとして……
自動販売機のお茶を飲もうとして……
それで怪我をした場合、もうどうしようもないと思いますが……。
どーやって生きていけばいいのかしらね、わたし(涙)。

先頭 表紙

「どこまでもキャベツ」なキャベツサンド(^^; ピーターラビットが、喜んで食べてくれそうですね。鶏肉の塩ヤキソバはナイスですね!今度作ってみようっと。ちなみに祖父の田舎では、小豆入りの甘いお餅を、ミソ味のお雑煮に入れるのですよ。あれも何も知らずに食べた子供には、トラウマになりそうな一品です。美味しくいただくには、お餅を最後に食べるのがコツのようです……。 / MITUKI ( 2003-12-03 01:25 )
サンドイッチは「どこまでもキャベツ」の味でした。キャベツって、刻んでカツと一緒にはさむならもちろんちゃんと脇役になるけど、ハムとだったら勝ちますね、味。鶏肉も、ネギやアスパラなんかと塩ヤキソバにしたら美味しそうですね〜。ソース味だとすると・・う〜ん・・ビミョー・・。でも、なんか罪がなくて可愛いですよね。私は芸術系じゃないですが、そしてたった一度だけですが、「お塩タップリのココア」を作って幼児に飲ませたことがあります。これは虐待ですね・・。 / ちきーた ( 2003-12-02 09:42 )
え?そうなんですか!?芸術系は「ちょっとドジ」が多いのですかっ!?(喜)いや、「ちょっと」ならいいけど、わたしは「かなり」かも(汗)事務処理能力も家事能力も低レベルなので、生きていくのが大変です(^^; お料理ねー。わたしもボーッとしてて、豚肉と鶏肉を間違えてヤキソバを作ったことが……。なかなかビミョーな味でしたね……(遠い目)。サンドイッチはどーでしたでしょーか……。 / MITUKI ( 2003-12-02 04:12 )
MITUKIさんて可愛いんですね。「仕事は出来るけどちょっとドジ」って感じですね。この「ちょっとドジ」ですが、芸術系の人に多くないですか?娘は静物画ではキャベツとレタス描き分けられるのに、サンドイッチにキャベツをひらひらとはさむんです。料理中何も見てないのね。どっかにイッテしまうのかしら? / ちきーた ( 2003-12-01 11:59 )

2003-11-20 ボジョレ・ヌーボ

昨日はボジョレ・ヌーボの解禁日。
これといった感慨はなかったのですが
お仕事後、一緒に働いてた男の子が興味があるというので
仲間数人で連れ立って飲みにいってまいりました。

ボジョレ・ヌーボは、早い話が「赤ちゃんワイン」。
じっくりと発酵させる前段階の「できたて」なので
赤ワインのようなキレイな赤なのに
渋みというかコクというか……そーゆーのがなくて
飲みやすくてライトなお味。

ホントはチーズやクラッカーあたりをおつまみにして
「赤ちゃんワイン」のお味を楽しむのがいいのでしょうが
連れに男性がいる上、私も含めて全員仕事後で
「疲れた〜〜。お腹空いた〜〜」だったので
(ヌーボーにはどうかと……)な
お肉料理やらスパイシーなパスタやらが
テーブルに並ぶ並ぶ(苦笑)。

「美味しんぼ」の海原雄山先生には
見られたくないテーブルだったと思います……。
(山岡さんにも怒られるだろう……)

そんな状態だったので
どこまでちゃんと味わえたかナゾですが
やや甘口だけどおしいかったです。
フルーティっていうのが妥当なのかな?

個人的には「シャブリ」が好きですね。
辛口のキリっとしたワイン。
お魚や貝と一緒にいただきたいですねーー。
これからだったら牡蠣料理が合うのかな。

しかし、今回の「ヌーボーを飲みに行こう会」で
ゼータクをしてしまいましたので
しばらくは、つつましい食生活ですね。

クリスマスあたりまで、美食はガマンしようっと。

先頭 表紙

ちきーたさん、いらっしゃいませ!ヌーボの日に「ワイン買ってこようか?」なんて、さすがリチャードさん!紳士的でカッコイイではないですかー。「ヌーボを飲みに行こう会」は突発的に生まれた会なんですが、行った先のワインバーはカップル率が高くてねーー。団体客のわたし達は、ちょっぴりお邪魔な存在でしたよーー(^^; / MITUKI ( 2003-11-25 01:02 )
あ、それでダンナが「今日ワイン買ってこようか」って言ったのかな?「いらない、今夜は中華だもんね」と返した私って・・(やっぱりおばさん)。でもライトなワインじゃちょっと物足りないかもしれません。私は「カベルネ」っていう濃い色の赤が好きみたい。そうそう、お肉やスパイシーなパスタが合うようなのが。でも「ヌーボーを飲みに行こう会」だなんて、楽しそうですね。ちょっと羨ましいかも。 / ちきーた ( 2003-11-21 00:12 )
よくよく考えたら正しくは、今日(木曜日)が解禁日ですね。昨日わたしが飲んだのは「時差を利用して一足お先に飲むよー」って奴だったのかな。 / MITUKI ( 2003-11-21 00:05 )

2003-11-17 女警部ジュリー・レスコー

下の日記にあるように、お仕事仲間からプレゼントされた休日、
ひさしぶりに「ぽけーー」とテレビを見ていました。
ちょっとしたゼータクで
わたしはケーブルテレビの契約をしているのですが
お気に入りのチャンネルが「ミステリチャンネル」
その気になれば、朝から夜までドップリと、ミステリ映画やドラマにはまれます。
もっとも、仕事が忙しい時に頭が他を向くとまずいので
「あーー、これ見たい」っていうのや「これ、おもしろそー」と思っても
泣く泣く「えーーい。無視無視!」と、見て見ぬふりをしているのもありまして。

で、久しぶりに「今月のオススメ」なんて、番組宣伝から見ていて
「あーー。失敗したかもーー(泣)」と、思ったのが
「女警部ジュリー・レスコー」
このドラマ、すっごい私好みかもーー。
(なのに、もうシリーズ始まってだいぶ経つんです……。
 初回から見ればよかったなーーー…)

個性豊かな部下を率いながら、自らも第一線に出て捜査をする腕利きの女警部。
知性的で生真面目で気が強そうな雰囲気は、「検死官」のケイに似てる感じだけど、
おもしろいのは、家庭に戻れば「女手1つで2人の娘を育てる母」で
しかも「別れた夫」が「良き理解者」として彼女を支えている……ってところ。
部下の男達も、ジュリーを心から尊敬してる雰囲気で
個性的で頼れます〜〜ってカンジで、ある種ハーレムというか
女性向け恋愛シミュレーションゲームなシチュエーションですね(笑)。
(こーゆーのでゲーム作ったら売れないかしら……)

「そんなマンガやゲームみたいな話、現実にはね……」とは思うけど
命も精神も追い詰められた女探偵が「孤独やセクハラ」と闘いつつ……みたいなお話は……。
いや、そういうのも好きではあるんですが、仕事で疲れた時には見たくない。
泣けるっつーか、身につまされちゃうじゃないですか(苦笑)。

さっそく今日、ビデオにとってチョコチョコ覗き見しながらお仕事中。
2時間ドラマで、しかもフランス語の字幕版なので
今晩、仕事から帰ってからゆっくり見なおします。
フランス語の聴き取りの勉強にもなりそうだな。楽しみ、楽しみ。

ジュリーさん、さすがフランスのキャリア女性ってカンジで
服やメイクもさりげにオシャレです。
寒色系のシャツブラウスにブラウンのルージュ。
女っぽさを消したファッションなのに
その分、目の強さというか目線が際立ちます。
アイメイクをキッチリしてるんだろうなぁ。
取り調べ中なんて、中性的なカッコ良ささえあります。
思わず「オスカル様!!」と、いいそいうです(それは言い過ぎ)。

年頃のお嬢さん2人と一緒のテーブルで話してても
娘より母の方が美しい……さすがだ。

さて、友人からの心遣いで、気持ちも身体も元気になったので
わたしもお仕事、キリキリ頑張りましょう。
でも、ここんとこ、仕事に集中しすぎでは確かにあったかも。
ドラマのジュリーさんみたく、オンとオフを上手に切り替えられたらいいですね。
まー、それがなかなか難しいんだけどね(苦笑)。
今日は夜はゆっくりドラマを見て、そんな気分に浸りたいと思います。

先頭 表紙

そーでしょ!そーでしょ!カッコイイでしょ、ジュリー・レスコー様!DVDはあるようなんですが、本は出てないようなんですよー。でも、これで日本でブレイクしたら、ノベライズ化はあるかも〜。コージーミステリって言葉、はじめて知りましたが、わたしもコージー大好きですよ!安心して読める本って大切ですよね。私には生活必須アイテムです。 / MITUKI ( 2003-11-20 16:05 )
おお!ジュリー・レスコー様!(←知らないクセに)知らないけどステキじゃありませんか!「何気にオシャレ」「男にモテる」「二人の娘のママ」!シチェーションがすでにコージー(心地よい)ミステリ!私もミステリ大好き、しかもコージー派です。女性が主人公の、なんかいいのないかな〜と物色中なんですが、「ジュリー・レスコー」の原作出てないですかねぇ?ゲームもよさそう(PS2で出演者リアルでね!)。 / ちきーた@今日は読み直した ( 2003-11-18 10:21 )

2003-11-14 やさしい助け手たち

ちっこい頃から
「己の世話は己でしろ。
 己の失敗の責任は己でとれ」
という躾を、かなり厳しくされたわたし。
(しかし、試験勉強で睡眠不足だった娘を
 試験当日、寝過ごしても起してくれなかったのは……
 やはり、やり過ぎだと思いますわ。to 両親さま)

そのおかげで、責任感の強い社会人として
お仕事させてもらってますが
たまに度が過ぎて

「苦しいのに、苦しいと言えない」
(……そして自滅する)

という状況に陥る事があります。

最初に、それに気付いて、こんこんと諭してくれたのは
会社で一緒にお仕事をしていたチーフでした。

ある仕事が、なかなかうまく出来上がらず
締切りも迫ってきて、
「もう、これは休日出勤しか……」
などと、決意をしていたわたしに気付いて

「おまえ、何やってるの」と声をかけてくれました。

「なんだよ、そんなに困ってたなら言ってくれよ。
 1人でやらなきゃダメな仕事なんてないんだから。
 ちゃんと、言ってくれなきゃ
 チーフの俺が、寂しい気持ちになるんだからさーー」

と、冗談まじりに言ってくれて
さくさくーーっと仕事を片付けてくれました。

もともとカッコイイお方でしたが
あのセリフには泣かされました。

その前に「とっても嫉妬深い彼女と同棲中」というお話を
自己申告で聞かされていなければ、絶対に惚れていましたよ、チーフ。

それ以来、「ツラくなる前に対処法を考える」
「ヤバいと思ったら、助け手を呼ぶ」という2点を
胸に刻んだわたしでしたが
それでも、やっぱり頑張り過ぎる時がありまして。

そして今回も、わたしが「ヤバい……」と
自滅しかけた所に、救いのメールがっ!

「ツラいのに、無理しなくてもいいよ!
 仕事、わたしが代わりに出るように仕組んだからね!
 丸一日、ゆっくり休んでね〜〜〜!」と。
 
「半日でいいから、代わってくれない?」
と、helpメールをした仕事仲間からでした。

「この恩返しは必ず!!」というわたしの感謝メールに

「気にしない、気にしない!
 じゃ、今度、一緒にゴハンしてね!」
というお返事が(感涙)。

あなたが既婚でなければ、夜明けのコーヒーまでつき合いますとも!!
(っていうか、その前に今度の相手は女性だが)

えーーん。ありがとう! 助かったよぉ!
安心とか感謝とか尊敬とか、そんな気持ちがいっぱいです。
いい先輩やらいい仲間がいて、本当に良かったわ……。

前述の通り、わたしは両親から
「世間は厳しいぞ。仕事はシビアな世界だぞ」
と、さんざんに言われて育てられましたが
こんな時に、しみじみと……
「世間って厳しいけど、厳しいだけの世界じゃないんだよねっ。
 仕事にはあったかくって、優しい場所もあるんだよねっ」
と思います。

これはこれで、幸せな育てられ方だったのか……と
サバイバルな両親を思い浮かべて、ふと考えてしまう、わたしでした。

先頭 表紙

書き込みしながら相手してた、娘との会話の中に出てきた人名です(汗)。年取ると、こういう離れ業的なドジやらかすんですね〜、ほんとごめんなさいっ! / ちきーた ( 2003-11-18 10:04 )
ちきーたさん、いらっしゃいませ!ホント、仲間がいるって心強いですよね。1人でできる事なんて限られてるなーと、しみじみ思いますよ。「ゆかり」は、しばらく謎とき気分で、色々と楽しみましたよー(笑)お名前?わたしの知らない単語?枕詞?とかとか。「ちきーたさんから秘密の通信だー」なんて思ってました。あはは。 / MITUKI ( 2003-11-17 15:44 )
↓のつっこみ、「ゆかりは」という言葉がよけいですね。抜いて読んでいただかないと意味通じないですね。すみません、寝ぼけてたんかな?(冷汗) / ちきーた ( 2003-11-16 14:21 )
私は、シビアなお仕事の世界とは今無縁ですが、ゆかりは何故かあちこちで「長」になる体質です。「長」とは「小間使い」である、と心得ておりましたので、きつい思いを度々しました。やはり「うまく仕事を分配できるのが『長』なんだよ」と諭してくださった方がいて今があります。一心同体で頑張ってくれる人がいるのって、心強いですね。 / ちきーた ( 2003-11-15 23:16 )

2003-11-09 HP回復モードの夜+シャネルのお言葉

友人とよくゲームに例えて言う言葉。
体力回復が、HP(ヒットポイント)回復。
気力回復が、MP(マジックポント)回復。

少しばかり風邪ひきかけっぽくて
ノドが痛くて、身体がちょっとダルイかなーという雰囲気の
今のわたしは、HP回復モード。

ゴハンは消化の良いおうどんに、緑のお野菜と卵を入れて。
飲み物は生姜とハチミツを入れた紅茶を飲んで。

アロマポットに友人からもらったオイルを入れて
ちょっと、ゆっくりめの音楽かけて。

部屋の片隅ではハムスターが一匹、
幸せそうに寝ておりまして
もう片隅では、先日買ったばかりの
お人形のルイ子ちゃんが
ニコーっと微笑みながら座っておりまして。
休憩用のテーブルでは、ガジュマルの鉢植えが
綺麗な葉っぱをみせてくれて……。

元来、性格的には、わたしは「ひきこもり型」。

こんな風に「快適おうちライフ」な状況に体調もいまいちだと
そっち系に頭も動くというもの。

「明日、仕事行きたくないよぉ〜〜。
 あと2、3日、おうちにいたいよぉっ」と
誰に言うともなくダダをこねてしまいそうです。

ハッ。……いかん、いかん。

こういう気分の時に、わたしは
色んなプロフェッショナルの方の言葉を思い浮かべて
「頑張るぞ〜〜!」と、
と、自分に言い聞かせるのですが

もっともダイレクトかつ、有無をいわせないお言葉は
かのココ・シャネル様の
「わたしの成功の秘密は、猛烈に働いたということよ」です。

ハイ。ごもっともでございます。
わたしが悪うございました。頑張ります……。
と、「ダダ」のDの字の発音もできん内に引き下がりたくなりますね。

彼女の言葉で、有名なのは
「二十歳の 顔は、自然の贈り物。五十歳の顔は、あなたの功績」ですが
わたしが最初に読んだ和訳は、もう少し詳しいというかキツくて(苦笑)

「二十歳の顔は生まれつきのもの
 三十歳の顔は生活を物語り
 五十歳の顔はあなたの責任だ」でした。
 
三十代での生活の積み重ねが
五十になった時に、
それこそ「功績」といわれるか「責任」と言われるかの
分かれ目ってとこでしょうかねー(苦笑)。

……というわけで、明日もキチンとした身なりして
キチンとしたお仕事を頑張るために、もう寝ます、ハイ。
フランス語の曲でもかけながら、寝よう、そうしよう。うん。

先頭 表紙

そうなんですよねー。外に出て「本物」を見たり触れたりしないと、わからない事って、いっぱいありますからね……。まさに「書を捨てよ,町へ出よう」って奴ですよねー。でも、時には「おフトン」から出たくない日も……。冬の朝なんて、あったかい部屋から(!)凍る空気の様子を見るのが至福なんですよね。外には出たくないですよ! / MITUKI ( 2003-11-11 17:38 )
あー、わかります。私も「お出かけ嫌い」系。でもお仕事に限らず、「どっこらしょ!」(←オバサンだ)と腰を上げて、お外に行った方が得るものは多いんですよねー。いろんな人とのあれこれや、本物の絵や本物の歌や本物のスポーツ等々。とはいえ、寒くなると冬眠したくなる・・。 / ちきーた ( 2003-11-11 12:01 )

2003-10-31 中間管理職・サッカー少年

今日はずっとおうちで、仕事をしていたのですが
わたしの住んでるマンションの真下は、小学校のお子様の通学路で
ちっこい子の話し声がよく聞こえます。

で、今日聞こえたかわいい(?)会話。

少年A「おい! おまえ、今日はちゃんとサッカーの練習に来いよ!」
少年B「へ? 何の話?」
少年A「だからっ! 今日は4時からサッカーの練習がっ!」
少年B「それぐらい知ってるよー。なんで、怒りながら言うんだよー」
少年A「あのなぁっ! おまえが、いっつもサボるからだろっ(泣声)!
    監督がむちゃくちゃ怒ってるんだぞ! 今日は遅刻せずにちゃんと来いよ!」
少年B「だって、まだ早いじゃんかー」
(わたし、思わず時計を見る。3時30分過ぎてます。早くないです。B君)
少年A「おまえなぁ!! マジメな時といーかげんな時で
    なんでそんなに差があるんだよぉ!(さらに泣声)」
少年B「じゃー、迎えに来て!」
少年A「……は?」
少年B「カバン置いて着替えるし、今から家に帰るからー。
    迎えに来てくれたら、ちゃんと一緒に行くし、おまえも安心だろー。」
少年A「なんでオレがっ!?」
少年B「じゃーなー、あとでなー」
少年A「……おまっ……おまえ、逃げるなよ!? ちゃんと家にいろよ!?」
少年B「おー! じゃー、待ってるぞー!」

声の調子から言って10〜12歳ってトコだと思うけど
A君はすっかり中間管理職の悲哀をしょっていました。
きっとB君がサボってばかりなのを、監督に怒られる係なんでしょう(泣)。
それ分かってて、あきらかにA君困らせて遊んでるっつーか、甘えてるB君(苦笑)。
ハタで聞いてる分には微笑ましいが
A君の泣き声が(笑い事じゃねーよ)な彼の気分を物語ってます。
(でも笑っちゃったよ。ゴメンよA君)

ちなみにこの会話が終わった時点で4時まであと15分あるかないか……。
B君はともかく、A君は必死で自分の支度を済ませ、
B君の家までダッシュし、B君の手を引いて練習場へと走るんでしょーか。

間に合うのか!? 2人揃って遅刻か!?
そしてまた、A君は監督に怒られる運命か!?
頑張れA君、負けるなA君。

B君、必死で迎えに来たA君を
「どーせ、遅刻だからこのままゲームしようぜー」とか
誘うのだけは、やめてあげましょうね。
(すっごい、あり得る気がしてきた……)

先頭 表紙

いらっしゃいませ!グロリアさん。そうそう、子供の会話って、聞いてたらおもしろいんですよねぇ。特に本やらゲームやらスポーツなんかの、好きなものについて、熱く語ってる子達の会話って、「おお!そんな見方もできるんだね!」って、感心することしきりです。ピュアでホットでカッコイイなぁって思う時さえありますねー。 / MITUKI ( 2003-11-14 00:11 )
お久しぶりです。意外と子供同士の会話って面白いですよね。静かに聞いていると。でも、本人たちは、一生懸命ですよね。 / グロリア ( 2003-11-12 10:48 )
ちきーたさん、いらっしゃいませ! わたしも「B君、うらやましい性格だなぁ」と思いつつ、自分自身はA君だと思います(^^; でも、きっとこの2人、正反対だからいいんでしょうね。A君2人でもB君2人でも物足りない気が。少年サッカーには詳しくないけど、2人がコンビ組んでくれたら、楽しい試合が見られそうだと思いました(笑) / MITUKI ( 2003-11-02 22:54 )
見につまされるなぁ・・。心情的にはB君なんですが、実際の行動はA君な私です。B君の「お怠けのお誘い」には100%乗ってしまう〜。頑張れA君、負けるなA君。 / ちきーた ( 2003-11-01 23:49 )

2003-10-28 お人形

小さい頃は人形よりもヌイグルミが好きだったし
着せかえ人形遊びは、まるでやった事がなかったワタシ。
あえて言うならバービーちゃんだけは別格で
でも着せかえとかじゃなく
うんとゴージャスなドレスのバービーちゃんを
お部屋に飾ってみたいなぁ……っていう感覚でした。

なのに、なぜか今更、買ってしまった着せかえ人形。
momoko doll
かの有名なピンクのクマのメールソフト
POST PETのデザイナーさんのプロデュースされるお人形。
キリっとした顔やシンプルな服がいいなーって思ってたんだけど
わたしの買ったこのコは「いいなー」っていうよりは
「他人とは思えなくて買っちゃった」が正しい(笑)。

20歳そこそこの頃、私はホントに
こんなツナギ着て、こんなベリーショートの頭で
ガテン系のバイトしてたんですよね。
なんつーか、その頃の事思い出して「懐かしいなぁ」っていうのと
「寒くなるんだし、マフラーと帽子くらい着せてあげたいなぁ」
「たまには、かわいい服も着せてあげたいなぁ」と
ほとんど親心で買ってしまいました。

買う前から名前まで決まってました(笑)。
「ルイ子」ちゃんです。
上記のガテン系バイト時代、いつも持ち歩いていた文庫本が
写真家の吉田ルイ子さんのフォト・エッセイだったんですよね。

「こんな高いお人形買ってどーすんだ、わたし」と思いつつ
「ルイ子ちゃんがウチに来たら、せめて古着でバンダナくらい作ろうかなぁ」と
バカな予定まで立ててる自分に気付いて
「そこまで妄想してるなら時間のムダだから買えよ」と、GOをかけました(苦笑)

だけど、これまで着せかえ人形のキャリアがまるでないもので
しかもお裁縫とか、てんで苦手なので
まもなく我が家にやってくるこのコに
何をどう着せてあげていいものやら、皆目見当がついてません。

えーと、えーと、ボディがタカラ製ってことは
ジェニーちゃんと一緒なのかしら……。
ジェニーちゃんのお洋服なら合うのかなぁ。
momokoブランドのお洋服を、そのまま着せかえできたらいいんだけど
貧乏なので、いいお洋服はすぐに買えない(涙)
でもクリスマスもお正月もツナギのままじゃ、かわいそうだよねぇ…と、悩む親心です。

小さい頃、お人形遊びをしてたお友達は、いつも、こういう気持ちだったんだなぁ。
当時は本を読んでるか、男の子と遊んでるかの方が好きだったから……。
新鮮な楽しみを覚えました。
ちょっとずつ、わたしのルイ子ちゃんが、オシャレになればいいなぁ、と思ってます。

先頭 表紙

「いいお買物」と言われて、ホクホクな気持ち(^^)。高給とりでも何でもないのに、ムチャ贅沢な買い物〜とか、思ってたんですけどね〜。アオザイ!似合うだろうなぁ!そして探偵7つ道具と変装道具をトランクに詰めて持ち歩くんですよ! / MITUKI ( 2003-10-31 16:49 )
うわぁ、そっちに向かうんでしたら、探偵七つ道具も要りますねー。ドレスアップするときは、ベトナムのアオザイなんかも似合いそう。う〜ん、ルイ子ちゃん、遊べる!すごい!いいお買物でしたね。 / ちきーた@早起き ( 2003-10-31 06:54 )
ちきーたさん、いらっしゃいませ!ルイ子をお気に召していただけて嬉しいです〜。そうなんです!この子はカワイイ服装もいいんですが、男の子なカッコも似合うと思うんですよね!バンカラ学生とか、煙突掃除の小僧とか、金田一さんやハイムさんも似合いそうですね!とりあえず帽子とマントは数種類、必要ですね!(何処へ向かう気だ、わたし) / MITUKI ( 2003-10-31 02:19 )
ルイ子ちゃん。名前もピッタリですね!小物もいろいろ揃えてあげたいですね。バッグは黒でシンプルな男の子のみたいなの。文庫本も帽子も何種類か欲しいですね。あとダンベル。アルミのブック型お弁当箱。(違う違う) / ちきーた ( 2003-10-30 15:57 )
チャコちゃん、いらっしゃーい!人形ね、私自身も意外です(笑)03RDちゃんは美人さんでいいよね。わたしも美人さんなら、RDちゃんのお友達の金髪の03SSblちゃんがいいです(笑)わたしの買ったのはボーイッシュというか化粧っ気もないから、着せかえがいがありそうでしょ(笑)また着せかえテクを教えてね〜。あ、失敗分は削除しといたよ(^^) / MITUKI ( 2003-10-29 23:25 )
ごめん、↓書き込み失敗したわ(笑)みつきさんがお人形とは意外です。ちなみに私なら03RD?タイプがいいです。チャイナ服がかわいい。 / チャコ ( 2003-10-29 14:02 )

2003-10-19 ミステリィなしあわせ

夏は「ウォーターボーイズ」で爽やかにTVを観ていましたが
秋のドラマはミステリィが楽しいです。

ついにゴールデンタイムに登場した「トリック」。
山田&上田のかけあいが楽しい。
今日は劇場版をテレビでやってましたね〜。
いつも、ののしりあってる2人だけど
いざって時はちゃんと相手をかばいあうし
ギリギリの状況の時に2人に芽生える
「やるぜ!」「おう!」みたいな男らしい気合いが好きだ。

あと「共犯者」。
第一話を観たけど、すごくスタイリッシュで好みです。
ストーリーは、まだちょっと分からないけど映像が!
色使いとか照明の使い方とかオシャレです。
役者さんもベテラン揃いでいいカンジ。
呼吸1つで緊張感出せる方達なので、とても濃い世界が展開してます。
ヒッチコックとリンチの世界の
おいしいトコどりってカンジですね。
ストーリーが、このまま失速しなければ嬉しいなぁ。

あとケーブルテレビでやってるクリスティ原作の海外ドラマ。
「なぜエヴァンスに頼まなかったのか」。これは全3回なのかな。
ポアロもミス・マープルも出てこないけど
かわりに、とっても勝ち気な貴族のお姫さまが出てきて
彼女がボーイフレンドと探偵役をやります。かわいいです。
クリスティのミステリィは、さすが女性作家というカンジで
(小説の中でも)衣装や料理の描写が丁寧で美しく
あと、女性の登場人物が皆、魅力的で大好きです。
頭が良くて責任感のある自立した女性が多く描かれるのは
やはりご本人の人柄なんだろうなぁ、と思います。
今回の探偵役フランシスは自立した女性というよりも
好奇心旺盛なお姫様というカンジですが、
「写真に映ってた美人」の話をするボーイフレンドの様子に
あからさまにムッとする辺りが微笑ましいです。

そう、そして……。まだ先ですが、なんと!
稲垣吾郎ちゃんが! 金田一耕助をやりますよ! 皆さん!
(頼む。誰か一緒に喜んでくれ……。)
「じっちゃんの名にかけて」じゃなく、じっちゃんの方ですよ!
明智に続いて金田一ですよ。スゴイなぁ。嬉しいなぁ。
わたしは吾郎ちゃんの演じる明智小五郎がお気に入り。
「したたかなオッサン」であったはずの明智のイメージを完璧に覆して
「繊細な明智青年」を創った役者・稲垣吾郎が大好きです。
これまで色んな名優さんが演じてきた役だし、マニアなファンがついてる作品だけど、
明智の時同様「これは吾郎ちゃんにしかできないな」っていうような
金田一耕助が見られるのを楽しみにしています。
「来春」まで、ワクワクしながら金田一の予習をしそうな自分がいる。
こんだけのニュースで、むちゃ舞い上がって幸せになってる自分を、
我ながら、大変かわいいと思う……。

先頭 表紙

ちきーたさん はじめまして!うわーい!一緒に喜んでくれる人がっ(感涙)!ワイドショーなんかで「金田一吾郎」を見た方もいるようなんですが、わたしはまだなんですよ〜。茫洋とした雰囲気と笑顔の美しい金田一だそうで、今からホントに楽しみです! / MITUKI ( 2003-10-24 23:33 )
ランダムジャンプで来ました。はじめまして。稲垣吾朗さんの「金田一」っ!一緒に喜ぶぞー!彼、今夏「謎の下宿人」っていうお芝居に出ていて、「いいぞっ!」と思いました。すっごくピッタリきますねー。 / ちきーた ( 2003-10-24 22:30 )

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