2006-04-25 ノイローゼオカメ・トリィが来た
2006-02-26 オカメインコを信用してはいけない　�U
2006-02-25 オカメインコを信用してはいけない　�T
2006-02-22 オカメインコ　ポリィの冒険　�U
2006-02-22 オカメインコ　ポリィの冒険　�T
2006-02-18 きゃっ♪
2004-05-08 まいったなぁ・・。
2004-05-07 ケータイ私風
2004-04-18 ブラウン管の中に小さな幸せ
2004-04-06 桜の魔力

またまた放置ですみません。

この頃ドラマをとんと見なくなってしまって。
何してるのかというと野球見に行ったりしてます。困ったちゃんです。

おととい、とある知人が「オカメが手乗りじゃなくなっちゃってさー。」というので詳しく話を聞くと、「けっこう前から犬を飼い始めた」と言う。だめでしょ、犬。個体差もあるだろうけど、オカメ結構臆病なんだからさ。
それでお宅に伺うと、エラい五月蝿いミニチュアダックスが二頭。もともと（おとなしいけど）猫もいる家なんです。オカメはと見ると置物のようにフリーズしてる。あんまり世話も行き届いてない。

「どうしようかな…」と思ってると、「貰ってくれない？」
きたーーーーーーーーーー！！！

もう分捕るように貰ってきましたとも！！

当日は画像の通りぐったりとして抱っこまでさせました。手乗りではなくなってるんだけど、人の手にそんなに抵抗はない。
昨日は一日しーん、と黙ったまま。うとうとしたり、時々エサをポツポツ食べたり。
落ち着いたら病院連れて行かなくちゃなー…。

今朝。うちの駄オカメと鳴き交し開始。オカメらしくスッキリと背筋伸ばして止まり木に止まれるようになりました。
ご飯もガツガツ。でも手にはやっぱり乗りません。

この子シナモンパールっていうのかな。今度詳しく調べてみよう。
ちゃんとリハビリできたら、またご報告します。



来年の大河ドラマ。「新選組！」以来久々に見てしまうような気がします。「風林火山」。
主役の山本勘助は内野聖陽さんだーーー。楽しみ楽しみ♪

つっこみ 先頭 表紙

ここに善意の女神様が登場します。

ポリィを保護してくださったお宅（Ｋさん宅とします）では、もう一ヶ月経ったことだし、このまま「レンちゃん」を飼おうと、「レンちゃん」のためにオカメ用のケージを買おうとしていたそうです。
そこへ一本の電話。
匿名のその電話は、「女の子」といっていいような若い声で、「北口の八百屋さんでオカメインコのポスターを見ました。お宅で貼り出しているポスターのオカメインコと似ています。電話番号控えておいたので、一応お教えします。」という内容だったそうです。

Ｋさんのご家族は悩みに悩んだそうです。

ポリィが幸運だったのは、冒険の果てにたどり着いたＫさん宅が、文鳥を何羽も飼っているお宅だったことです。ベランダに見慣れないグレーのトリが止まった時、下の、小学生のお嬢ちゃんが、軍手をはめておそるおそるポリィに指を差し出してくれた、そのおかげでポリィの危険な旅は終わったのです。
Ｋさん宅では、２つのケージで飼っていた文鳥たちを１つのケージにつめこんでポリィを保護し、文鳥の餌をすぐに与えてくれたんだそうです。
それからは前述の通り「レンちゃん」としてポリィを可愛がっていてくださいました。

娘さんたちは教えられた番号に電話をするのをしぶる、当然でしょう、そこをお母さまが
「レンちゃんがその子にしろ違うにしろ、レンちゃんの前の飼い主さんは悲しい思いをしているはず」
と諭して、電話をくださったそうです。「違うといいな」と願ったそうなんです。

そして電話をくれた。わが家にはたまたま主人がいました。主人は勢い込んで、電話で「こんな口笛吹きませんかっ？？？」と、「サリアの歌」を吹いて聞かせたそうです。
「・・・吹きます。」
その途端、Ｋさんはレンちゃんを諦めてくださったそうです。「ハトポッポ」は男の子なら大抵こなすけど、「サリアの歌」を吹くのは多分ポリィだけですもんね。
気が変わらないうちにと、主人は（無粋ですが）お礼を包み、証拠にとポリィの写真を数枚持ち、鳥かごをかかえてすっとんでいったんだそうです。

その時居合わせた小学生のお嬢ちゃんは、「レンちゃんをさらっていくおじさん」という顔で主人を見ていたそうです。
あとで電話をしてお話させていただいた時も、本当に優しい、いい娘さんたちでした。
Ｋさんと、優しい娘さん、本当にありがとう。
匿名の電話をＫさん宅にしてくださった女の子も本当にありがとう。
こうして、沢山の善意と、偶然の重なりで、ポリィは帰ってきました。



インコは大抵名前を呼ぶと返事をするものですが、帰ってきたばかりのポリィは、「レンちゃん」と呼んでも「ポリちゃん」と呼んでも、どちらにもちゃっかり返事をしました。
一年経って、今は「レンちゃん」には反応しません。生まれてからずっとこの家にいたような顔をして、新作「第九」の口笛に挑戦中です。

今心から思います。オカメインコは信用ならない。

↓それ飲み水なんだけど。
オカメは普通あんまり水浴び好きじゃないらしいですが・・。

つっこみ 先頭 表紙

オカメインコは決して信用してはいけない。

どこかで読んだことがあるフレーズですが、今回本当に実感しました。
何度か私の手に戻ってくるチャンスがあったにもかかわらず、舞い上がってキャーキャー言いながらどこかへ行ってしまったポリィ。部屋に暖房を入れるたびに「ポリィは寒かったろうな。」と泣けて泣けて。

ポリィが唐突に帰ってきたのは、４０日経った３月２４日。
私は出かけていて、たまたま主人が休みで家におりました。
主人からのメール。「すごいニュースだよ！」
生協の懸賞でも当たったか。なんぞ美味いもんでも届いたんか。「何？」
「ポリィが帰ってくるよ！今から迎えに行くとこ！」
な、なに〜〜？？？

何がなんだかわからないまま用事を終えて急いで帰ると。

いました。かごの中に、４０日前とおんなじ顔して。

「ピヨ！（あ、おかあさん）」
ピヨじゃないっつうの。
「えー、ほんとにポリちゃん？サリア（の歌）歌う？」
「♪ポポピー、ポポピー」
ああこのヘタクソな「サリアの歌」はポリィだ。
ホントにポリィが帰ってきた。夢じゃなかろうか。

ポリィは中央線のターミナル駅を越えて、市の南端、河べりのマンションの１５階に保護されていました。直線距離にして、我が家から約３ｋｍ南。
バレンタインデー（脱走の翌日）に保護され、小学生と中学生の姉妹に「（バレンタインの）レンちゃん」と名づけられ、我が家ではもらえない「インコのおやつ」も与えられて大切にされていました。

姉妹のおかあさんが連絡をくださったのも、本当に偶然と善意の重なりでした。

ポリィが逃げた時、逃げた方向に何枚も尋ね鳥のポスターを貼りました。電柱はもちろん、時計屋さん、八百屋さん、美容院、家の塀、ポリィが立ち寄りそうなマンションの掲示板・・・皆快く貼らせてくれました。１ヶ月経って、お礼を言いながら剥がしに行った時も「まだいいよ」とか「見つかるよう願ってるよ」とか言ってくれた方がたくさんいました。
ポリィを保護してくれたおうちでも、近所に「保護してます」のポスターを貼ってくださっていました。

ただ、駅の北口と南口という生活圏の違い。方向のズレなど悪条件が重なって、保護してくださった方が、わが家のポスターを見ることはありませんでした。もちろんわが家のものが「保護してます」のポスターを見ることもありませんでした。


すみません。もうちょっと引っ張りますね。
ヘンな顔サービス。

つっこみ 先頭 表紙

バレンタインデーの前日でした。
ポリィは隣の部屋で遊んでいるはずでした。朝ちょっとベランダに出ようと私は窓を開けました。不注意にも、隣の部屋との間のふすまが、少し開いているのに気がつかずに。
バサバサバサッと羽音がして、ポリィが私の肩にとまりました。
「うわ、びっくりした！何ポリちゃん。」
私は慌てて窓を閉めようとしました。
そこへタイミング悪く、窓の外から「ピィッ！！」とどこかの鳥の声。
「ピィッ！！」
気持ち良く返事をすると、ポリィはベランダに飛び出しました。
「あっ！」
私も叫んだけど、ポリィもあっ、と叫んだように感じました。
ベランダの手すりにとまると、
「おかーさん、どないしよ？」
とでも言うように（なぜ関西弁？）オロオロしています。
「ポリ、大丈夫。ほらおいで。」
本当は私だってものすごく慌てていたけど、ポリィを落ち着かせようと、捕まえようとせずに指を出しました。彼が大好きな「サリアの歌」（ゼルダというファミコンゲームの音楽）の口笛を吹きながら。
やっと彼が状況をつかんで指に乗るかな・・・というタイミングで。
またどこかで鳥の声。

「ピイッ！！！」
反射的にベランダから飛び出したポリィ。そのままアワアワとベランダの前を旋回しました。そうしてしばらくはやみくもに旋回していました。
私は我を忘れて大声で彼の名を呼び続けました。
「ポリィ！」「ポリィ！おいで！」
「おかーさーん！」「おかーさーん！」
とでもいうように「ピイィ！」「ピイィ！」と叫んでいた彼は
グルグルと旋回しながらどんどんマンションを離れていき、向こうのビルのその向こうあたりに降りていきました。

私はサンダルばきで彼が降りたあたりめがけて走りました。
そのあたりには鳥の姿は一羽も無く・・・いえ、一羽だけ。カラスがいました。

その日は一日自転車で捜し歩きました。
夜には主人と息子が、あくる日の早朝には娘と私が。
彼の姿はどこにもありませんでした。

以前カラスが鳩を食べる姿を目撃したことがありました。
翌々日は雪でした。
その日からしばらく、小さな鳥の食べ物も、カラスの食べ物も、野良猫の食べ物も何もなくなるような寒い日々が続きました。
私たちは必死であちこち情報求むの電話をし、尋ね鳥のポスターを張り、警察にも遺失物届けを出しました。
けれども彼は見つかりませんでした。一週間経った頃には、頭の中の半分は希望にしがみついていましたが、残りの半分では妙にハッキリと、彼は他の生き物の犠牲になってもうこの世にはいないんだ、と絶望していました。


ノンフィクションですが去年のお話です。
今彼はここに↓いてやんちゃしてますのでご安心を。

つっこみ 先頭 表紙

ポリィは突然我が家にやってきました。ペットショップでのひとめぼれです。
たいていのトリさんが、迷いこんだり、もらわれたり、ひとめぼれで買われたりするように、ポリィも「ちょうど昨日から一人餌になったコいますよ〜」との、ペットショップの店員さんの一言で、ある日唐突に我が家にやってきました。

そして唐突に我が家を脱走しました。

一年前の、雪の降る前々日に。



脱走一週間前↓

つっこみ 先頭 表紙

一年半（以上の）ご無沙汰です。
激励の言葉を書き込んでくださった方々、とりわけわーさん、そらこさん、ありがとうございました。
トリを亡くして、トリ関係のページに行かれなくなり、ドラマもめっきりみなくなり、ネット落ちまでしていました。
「ああ、あのページ。誰からも忘れられたチョコのページ。行って退会してこなければ・・・。」
やっと、やっと来てみれば、わーさんとそらこさんが遊んでらっしゃる。

なんて嬉しいんでしょう。ありがとうございます。

嬉しいことはまだあったので、また書かせていただきます。

取り急ぎ、御礼まで。

↓はじめまして。ポリィと言います。冒険家。
　ジャイアンツの二岡のファン。

先頭 表紙

うちの鳥さん、セキセイのチョコが突然死んでしまいました。
３時ごろ出かける前に声かけた時は返事こそしなかったけど、とまり木に止まって外見てたのに。
５時ごろ娘が洗濯物入れようとして、落鳥しているのを見つけました。
娘があんまり泣くので、棺（チョコレイトの箱）に安置したり、花買ってきたり、一緒にお祈りしたりして、私は泣くひまがありませんでした。が。

今、それはもうボロボロと涙が止まりません。まいったなぁ。

この鳥さんは、ダンナが駅で拾ってきた雑種犬が死んだときの、私の「ペットロス症候群」のためにウチにきた子なんです。子どもたちがチビの時に来た雑種犬は、私にとって「子育て時の戦友」でした。上の子の手を引き、下の子をバギーに乗せ、犬をバギーにつないで毎日お散歩しました。子どもも私も友だちがたくさんできました。その犬がちょっとした風邪で、病院に預けて帰るまでの間に、「突然の心臓マヒで」死んでしまったんです（まぁ、もう１２才でしたが）。この時もまいりました。数日で社会的にはフツーに戻れたんですが、夜になると泣けて泣けて。

で、永久さんの影響で「今度は文鳥を飼う！」と決めて、雛を探すこと数日。
植木鉢だか電池だか・・を買いに行ったホームセンターで、「とりあえずボクを買いなさい」と、「ずんっ」と寄ってきたのがチョコでした。文鳥もボタンインコもなにものぞ、チョコは、そのアバウトな性格、性格に反する正確なものまね、恩を忘れぬ律儀さで、わが家族の心にズンズン入ってきたのでした。

すみません、以下次回。

先頭 表紙

イマドキの女子高生でないわが娘、学校で禁止だからと真面目にもケータイを持っていませんでした。でもやはり不便なのと、彼女の（元からある）放浪癖を（うつ病の疑いから）極端に危惧した母、つまり私のたっての願いで、持つことになりました。

母と共に来店の女子高生、これは１００％ひやかしではないだろうと、いろんな最新モデルの説明をしてくれたお兄ちゃんゴメンナサイ。彼女の「欲しい機種も、欲しい機能もありません」とのキッパリした物言いで「１円の不人気モデル」に決めた私たちを許して。母としてはインフォバー（バー型で、ボタンがタイルみたいで素敵）くらいは視野に入ってはいたんですが・・。

「微妙なウグイス色が気に入った」とのその旧モデル１円ケータイを、しかし一日もたたないうちに、お気に入りの待ちうけ、お気に入りの着メロ、お気に入りのストラップで「彼女風」にしてしまったのには恐れ入りました。別に「イマドキの子」じゃなくても今の子は情報を取り入れるの上手ですね。

さてわが携帯（というか今どきＰＨＳ、でも北海道の人とメールもできるのだ）。
待ち受け画面は元々の時計表示、着メロは元々入ってた「威風堂々」、ストラップは丈夫なだけが取柄の、元ＰＴＡ会長のお土産のルイヴィトン。ダサい。いやルイヴィトンに罪はないけど、私のバッグはいつも書類でいっぱいの合皮のブタショルダー、というアンバランスさが最高にダサいかもしれない・・とハタと気づいたわけです。
というわけで、買って以来のケータイ（ＰＨＳ）改造を試みました。

待ち受けは・・サイトを検索すると、合法非合法いろんなところがあるもんなんですねぇ。スレスレかな、という感じですが、個人の方が自分で描いたＱＯＯちゃん（♪子どもだって美味いんだもぉん）のアップ、筆書き風の絵に味があるのでそれを頂いてきました。待ち受けにあわせてＱＯＯのストラップも、ネットオークションで落札して送っていただいて。しかしこれ元々はジュースのおまけ。お金出して買っちゃったよ。でも♪可愛いんだもぉん、まぁいいやっと。
問題は着メロ。ＰＨＳの着メロサイトは皆無に近い。でも頑張って探しました。やっとあったのがクラシックのサイト。クラシックなら著作権の侵害はないというわけなんでしょう。そこから初夏らしくシューベルトの「ます」を頂いてきました。・・っていうか、「ます」って「給食五重奏」なんていわれてますよね、なんか給食の匂いがして、懐かしくて良いかと。

じゃぁぁん！・・というわけで、私のＰＨＳも「私風」に変身です。
ハハハ、我ながらなんと大げさな・・でも「お気に入りの携帯」ってけっこういいもんなんですねぇ、こういう楽しみを今まで知らなかったのがもったいない。
秋になったらまたあのサイトから何か音楽もらってきて、待ち受けやストラップも取り換えようっと。

そうなると、今まで全然気にとめなかった周りの人のケータイも気になり始めた私です。皆さんはどんなケータイなんでしょう？

↓ＧＷにダンナと山奥にハイキングに行ってきました。ＤＡＳＨ村みたい。こんな写真を加工して待ち受けにしても和むかな。

先頭 表紙

新学年を迎えた娘の様子がおかしい。なんだか暗い。疲れやすく、寝てばかりいる。“思春期性うつ病？”（勝手にネーミング）そんな感じでした。私もめずらしく真面目に悩んで、おもいきって心療内科に連れて行きました。受診結果は、とりあえず「なんでもない」。治療も投薬もなし。
娘いわく「いやー、私もさ、“自分うつ病なんじゃないか”って心配でさ。ホッとしたー」ですって。はー。私もドッと安心しましたー。

で、ゆうべは、特番や野球でここんとこ放送のなかった「爆笑問題のバク天！」と、映画「少林サッカー」と「エンタの神様」３連発で見て大笑いしました。久々に下の子も加わって。
ここんとこダンナが遅いことが多く、息子は正しい中三男子として基本的に家では不機嫌、鳥も闘病生活で無口になってしまい、その上娘が暗かったので寂しかったです。思わず「冬ソナに走ろうかな」と思ったほどでした。あ、「冬ソナファン＝寂しい人」という意味ではないです。私の冬ソナのイメージが「ひとりでしっとりとひたるのによさそうなドラマ」なので・・。とにかく何であれ（平田さん出演のドラマでさえ）“見とばす”私のテレビ視聴の態度としてはそれは「ありえない状況」なんですね。

それにここのところ日本人拘束の話題ばかりで。あんなにテレビは三人のご家族を追いまわす必要があったんでしょうか。ご家族がまた出たがりさんだったから、見ているこちらもヒヤヒヤしました。後から拘束されたお二人の時は、報道姿勢もご家族もごく普通で、こちらも普通に一般市民としてほどほどに心を痛めていました。だってやっぱりあの人たちは「知らない人」。でも最初の三人はテレビのおかげで「知ってる人」になっちゃった感じですね。だから好き嫌いが分かれちゃったような気がする・・。ともあれ全員が無事解放されて本当によかったです。

話題ずれましたが、テレビっていうのは、笑わせてくれたり、ホロリとさせてくれるのが一番だなぁ・・としみじみ感じました。
あんまり考えさせたり、主張をするのには合わないメディアなんじゃないかなぁ。映像って印象がすごく強いじゃないですか。例えばニュース関係者が個性的だったりすると、もうそれだけで感情的な好き嫌いに結びついたりして怖い。マスコミが、人の命と政治問題を同次元に置いて何やら主張するのも、どっか違うなぁ・・という印象でした。

話題がなかなか戻らないですね。
ともあれわが家では、夕べはテレビのおかげで子どもたちが夕食後何時間も居間にいました。息子は部屋にもテレビあるのに。テレビ見ながら笑うのって、人数が多いほうが楽しいってきっと感じてるんでしょう。

今夜は大河ドラマ。こちらは時代考証うんぬんを言われてるらしいですが、先週みたいにスカッと若い人たちのチームワーク描いてくれると本当に嬉しくなります

たかがテレビなんだから、でも映像の力は強いんだから、あんまり四の五の言わないで見ている人を元気づけてくれればいいじゃん。・・ていうのが私のテレビとのつきあい方です。はー、今日は（今日も？）全然まとまりませんね。

とりあえず娘は今朝元気にバイトに行きました。鳥も昨日あたりからまた囀るようになりました。そろそろ不機嫌な息子を元気にたたき起こしにかかります。

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新聞のさだまさしさんのエッセイで、「開花だ、五分咲きだ、満開だ、散ってしまう・・と、一種類の花のことで、こんなにもひとつになれる国民は他にないのではないか・・」というようなことが書かれていました。う〜ん、確かに。

わが家も全員のスケジュールが合う日を狙って、半日お花見に行ってきました。いまや不機嫌製造機と化している下の息子も、「行こうよぅ！！」と皆で説得したらシブシブついてきました。で、家族とは一線を画しながら、一人静かに桜を愛でておりました。「あたしンち」の「ユズヒコ君」を想像してくだされば早い。
ワインとパンとチーズのお手軽ランチで私たち夫婦は酒盛り。
娘はデジカメでどこまでゲージュツテキな写真が取れるかチャレンジしていました。

２時間ばかりいて、子どもたちはそれぞれ帰って行きました。日本庭園まで足を伸ばした私たちはすっかり和風気分になって、焼き鳥でも買って飲みなおそうということに。
ビールと焼き鳥（どこが和風？）を買ってあずまやに座っていると、隣に若いカップルが。恋に忙しく桜はとりあえずは目に入っていなさそう・・。その後定年後（？）のお父さんが来て、日本酒と肉マンでちびりちびり。静かに桜を眺めていました。
そういえばサイクリングコースでは、渋谷のほうが似合うようなお兄ちゃんが二人乗りのレンタサイクルをぶっとばしていました。ワインを飲んだはらっぱでは、隣でカンボジア留学生と日本人ボランティアがデパ地下調達の和風弁当を食べていました。その奥では小さな子を連れてきた若い母親グループが、苦味（アルコールではない）５０％カットのビールを沢山飲んでいました。
おじさんの二人組に声をかけられて、二人並んで桜の花をバックに・・という写真のシャッターを押してあげました。順番待ち（なぜ？）していたおばさま二人組はバックを選り好みするので、撮ってあげるまで結構時間がかかりました。

普通はあまり共存しないタイプの人たちどうしが、隣り合って座ってみんなして笑っている・・という情景になにやらしみじみと嬉しくなってしまいました。やっぱり桜には、日本人、というか、日本に暮らす人たちによく効く魔力があるようです。

桜の句、というものにもなにか愛唱性がある気がします、
有名な句では、私は

　まさをなる空よりしだれざくらかな　富安風生

というのが広がりがあってすごく好きです。あと新進気鋭の俳人さんの

　さくらさくらと狂ひ死にしてみたし　土肥あき子

こういう健全な人の狂気への憧れというのはすごくよくわかる。
新聞かなにかでふと見た句、詠み人の名前も失礼ながら記憶にないのですが

　天才と離れて座る花見かな

も忘れられない。「あるあるある・・」という感じ。

私も頑張って詠まなきゃ・・なぁ。

↓とりあえず・・「あまりゲージュツテキじゃない方」の写真です。

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