2004-03-03 カイリーミノーグの前は，サマンサジルズ！
2004-02-26 VS　二人はライバル？　　(・∀・)ネタバレニチューイ！
2004-02-22 芥川賞受賞作　綿矢りさタソの「蹴りたい背中」と紙メディアへの回帰
2004-02-19 A　Day　ｉｎ　祇園
2004-02-14 ナナタソ，アゲ　(・∀・)イン！
2004-02-14 口パクだが及第点をあげよう　　(゜Д゜)トモクゥォォォォォォォォォォ―――!!!
2004-02-13 今日のテレビ　／　歌詞忘れちゃったぁ！　(゜Д゜)トモクゥォォォォォォォォォォ―――!!!
2004-02-08 今日のパーティは休み　／　トミーのご託言　（ラフ）
2004-02-06 渋谷49erはどうたったか　（セミ）
2004-02-06 片瀬も(・∀・)イイ！かな　（ラフ）

カイリーミノーグなどが確立したEurobeatジャンルの前身となった“Hi-Energy”の女王，サマンサジルズのヒット・メドレーが表紙から聞けます。
彼女は，12歳でデビューしました。名曲「Music is my thing」から「Let me feel it」，「Hole me」。
ダンスフロアーで最もローテーションしたのは，2曲目のLet me feel it

先頭 表紙

今年の芥川賞をともに受賞した綿矢りさタソ（20歳）と金原ひとみタソ（21歳）。二人はわずか一歳違いだ。だが，小説の執筆手法はまったく異なる。平易な表現でさっぱりと文章を構成していて読みやすいのは，ひとみタソの「蛇にピアス」。若さがないとの見方もできる。
　一方，りさタソの表現は難解だ。まず，修飾語が長い。次に，慣用句とも言える枯れた表現の使用をわざと避けるように自らの言葉で表現している。さらに，写真のように精緻に描写する。言語以外を認識する右脳にも訴えかける文章だ。要はスッとは読めずに，左脳が困惑するわけ。Σ(゜д゜lll)
　ひとみタソの蛇にピアスでは，スプリットタン（心臓の弱い方は敢えて，意味を調べられない方がよいかもです）という身体改造に憧れる19歳の女性が，何だかんだいっても，女の子なんだねー，みたいに落として安心させる。この身体改造ネタによる脅しがなかったら，単なる気の弱い女性の恋愛物語でしかなかったかもしれない。りさタソの「蹴りたい背中」については，下で触れてみましたので読んで下さい。

　りさタソが作品から自我（原体験とも言う）を極力消して客観的に話を作っているのと比べると，ひとみタソは話の中に自我を感じさせる。髪型，服装や出で立ちと異なり，作品で比べればりさタソのがアバンギャルドで，ひとみタソのはコンサバティブなのである。文壇としては，こうした若手作家たちを同じ水槽に入れて競わせながら群生しようという考えなのでしょう。どちらが金魚になるのか。興味深いところです。

先頭 表紙

【書評の前書き】（2004-02-22）
　小説を書くのはきっと難しいのだろう。しかし，小説を読むという娯楽をほとんど持たぬ私が書評を書くのも簡単ではなかった。それでも，受賞作の書評を書いて見たくなったのは，メディアのパラダイムが文学（≒紙）に回帰する一つの兆しを感じとったからだ。受賞作には，全編を通して表現への挑戦を感じた。大きく二つのアプローチがあって，一つは既存の表現手法をより精緻にすること，もう一つは受賞作のタイトルに代表される新たな表現を試みることだ。完成度は別として受賞作は，“文字だけのマルチメディア”に挑戦した前衛的な作品なのだ。

【書評の本編】（2004-02-18）
　主人公の女子高校生「ハツ」は，同じクラスの男子で浮いた存在のアイドルオタク「にな川」の背中を，愛しさや嫌悪の至近にある強い思いから二度蹴り，さらに彼のひび割れたくちびるを舐める。二人は単なるクラスの外れ者同士であり，これから親密な関係が成立する保証はない。こうした恋愛に至ってない段階の少女の複雑な心模様を，言葉でなく背中を蹴る乱暴に替えて表現した。女性が男性にこうした衝動にかられるのは，そう珍しくはない。ただし，その対象は誰でもよいわけではなく，むしろ特別な対象であることが少なくない。男性からしたら理解不能な悪ふざけでしかないが，女性にはそれ相応な言葉にできないワケがあるのだろう。ところで肩こりとは，夏目漱石が小説「門」で「首と肩の継ぎ目の少し背中に寄った局部が石のように凝っていた」と表現したことから，多くの人間がその血液の鬱血現象を意識し悩むようになったと聞く。しかし，受賞作からは既存の言葉で表現できない思いは，あえて記号化しない。そんな若者特有のしたたかさを感じた。われわれ読み手としても，「背中を蹴りたい」気持ちとそのまま理解すべきなのだろう。
　受賞後，りさタソは文芸春秋社のインタビューでこう語っている。「一年かけて執筆したのですが，タイトルは最後まで悩みました。最初は“ファンの不安”にしようと思ってたんです」。また，すでに受賞作には「世界感（視野）が狭い」との批判も寄せられているという。しかし，登場人物である田舎（多分）の高校生たちの世界が狭くたっておかしくはない，と私は思う。ほぼ例外なく誰だって“窮屈な小宇宙”のなかで少年少女時代を過ごしてきたのだから。
　彼女は長文とは言えない受賞作を1年かけて熟成させ，その小宇宙を精緻に描いてみせた。解像度の高い写真のごとくだ。「背中を蹴りたい」という衝動は，こうした入念な下地のうえで鮮やかに花開いた。捨象を効果的に用いれば，さらに良くなるはずだ。安部公房の「砂の女」は翻訳され海外で高い評価を得たが，「蹴りたい背中」も翻訳されれば海外で支持を得るのではないかと思っている。砂の女の住みかと庭の離れにあって鳥小屋のような「にな川」の部屋は，特殊空間という意味合いではいい勝負なのである。

　 実は私には，受賞作が芥川賞に値するかは分からない。作品よりも将来性を期待された所以と見ている。少子化による人口逓減が進み，テレビゲームなど他のメディアとの自由時間の争奪は熾烈なものとなっている。こうしたなか，出版業界は若い読者層を開拓したい。そのためにも若手作家がスターとして誕生したはずだが，彼女は文学（≒紙メディア？）の復権にどこまで貢献できるのか−−。芥川賞選考委員の一人，村上龍氏はこの可能性を否定している。立場変われば見方も変わるということか。
　
＊フラッシュで顔が真っ白なりさタソ

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　春の予感がほのかに漂う京都・祇園を散策してきました。古都って街と自然が上手く融合していて都市としての成熟度は，東京をはるかに上回っていると思います。関東地方だとやはり鎌倉なのでしょうか。

＊四条大橋から撮った鴨川です。右が祇園，左が木屋町通り方面。支流，高瀬川もイイ感じでした

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ファンが約一羽いることが判明したので，解像度が一番(・∀・)イイやつをアプしてみます。

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　何だ踊れるんジャン(・∀・)！　というのが今日のＮＨＫ「ポップジャム」に
出演されたトミーフェブラリーさんのライブを見た感想でした。懐かしいつなぎルックで
上手に踊るangelsの二人とトミーが一緒に踊る姿は見応えがありました。
　だから，(゜Д゜)トモクゥォォォォォォォォォォ―――!!!
今日は誉めておこう。(・∀・)ヨクヤタネ！　でも，次はなんとしても歌間違えずに
振り付きでライブやってほしい。それやってこそ，プロってもんだ。
もっともangelsの二人も誉めねばなるまい。ただのチアでは無いな。。。

＊実は振りの練習をしていたトミー

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　今日は18時から六本木ヒルズの例の場所（過去のblog参照）でパーティがあったのだ。しかし，行かなかったわけです。
　そんな早くから行けるかいっってことで，安易にテレビにしました。
だって，今日はMUSIC STATIONにあの，(゜Д゜)トモクゥォォォォォォォォォォ―――!!! が出る日だから。
　新曲『MaGic in youR Eyes』の歌い出しはまぁまぁだったトミー・フェブラリーさん。か細く高くやや歪んだ声は，レコーディングの声そのものです。
でも，随所で音程を外したことと，歌詞を忘れてたことが特に気になった。（´Д｀；；；；；；；；；；
　要は自分の歌，覚えてないんでしょっ。オイオイオイオイオイΣ(゜д゜lll)
まぁ，そもそも天才ってあんまり練習しないんです。やっても一夜漬けくらい。でも，本番でアラは一切見せないもの。
それをトミーさんは見せてしまったんですね。まー好意的に解釈すれば，作っちゃった曲には，興味ないんでしょう。
振り付けは，はなっから覚えてないから，まったくテキトーでした。
　でもどこか共感できるから，(゜Д゜)トモクゥォォォォォォォォォォ―――!!!もう一度，チャンスをあげよう。明日のＮＨＫ『ポップジャム』では挽回してほしい。

＊歌詞抜けて微妙な表情をみせるトミーフェブラリー

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またまたテレビ番組のネタ。トミーがスペースシャワーに本日午後，生出演してたのだ。初めて，話しているのをみたんだけど，シャイだけど気さくでマイペースなお姉さんだった。取りあえず面白かった話だけ。というか全部面白かったけどｗ

�@「トミフェブラリーは，めがね（目がいい）付けたり，読書（しない）してたり，飛行機（嫌い）乗ったりとか実際の本人にはないインフォメーションを与えてるんですよ」
�A「トミーエンジェルスは私の人形。話すことも全部，会議で決めたセリフを覚えもらっている。素を出させるのは嫌い」
�B「このチークはメークさんに最初，ピカチュウみたいにしてって言ったんです」

＊自宅でレコーディングにいそしんでるというトミー様。染めた髪の生え際の黒さが，忙しさを物語ってます。「（仕事）やってんです。見えないけど」（本人）

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について語らねばなりませんね。期待は大きかったが，懐かしいだけだった。まず店の造り。昔のFuraマイナス1階（今はパチスロの店）の部分って感じで，後はそのまんま2〜3階を49erとして営業している。ゲストは120人程度。男性は30歳代で女性は20歳代後半〜30歳ってところ。レセプ系でかなーり高い確率で顔を合わせる知人によれば，「来週からじゃない！？」ってこと。しかし，この店に来週はあり得るのだろうか，と思えるほど抜けたオープニングだった。Furaに何らかの想い出がある人は一度くらいは行く価値はあるかも。
　ただ渋谷のFuraは，きっと渋谷（と言える地域）で大人を集めた最初で最後の店だったと思う。クラブ密集地帯の道玄坂に位置してなかったのが良かったのでしょう。そういう意味では期待したいのですが，1階を使わない形での再出発には難しさを感じたわけです。
　ほどなくしてワトソン君とともに店を出て新木場Agehaに向かいました。この日はDJ19の日。いつ行ってもそこそこ入っています。ですが，2002年12月のオープン以降，10数回は行ったAgehaの行く末が見えてきました。これについては別項で。

＊写真は閑散とした店内

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どちらかというと，この日は片瀬那奈さんが主役のイベントだったんです。先入観なし（というかそもそも知らないんで）でみたら，なかなか見応えがあった。とにかくバックダンサーを従えた踊りがすごかった。HITOMIよりSEXYかな。まだ22歳。言語の壁さえ乗り切れればアジアのポップスターも夢ではなさそうです。改めて研音のバイオフラフィーなんてみると，まんべんなく活躍しているようですな。1回目のステージの後は，CDによるDJプレイまで披露してました。でも，この典型的な髪型変えようよ。黒くして前髪をなくしては如何？

＊極めて激しいモーションの踊りでした

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