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朝のメール

再発乳がんを抱えて 
 

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2005-07-18 映画 『トニー滝谷』
2005-07-14 続く時は続くものだ
2005-07-10 いい具合に漬かって
2005-07-06 お気に入りの夏帽子
2005-07-01 無農薬の野菜
2005-06-27 今年の梅仕事は・・・・・・・
2005-06-23 梅雨入りはまだ・・・・・
2005-06-19 地物のサクランボ
2005-06-15 お宝か?
2005-06-11 思ってもみなかった結末・・・・・・・


2005-07-18 映画 『トニー滝谷』


市民映画館『シネ・ウィンド』

映画が大好きな市民が集まって運営している小さな映画館での上映。

原作 村上春樹

監督 市川準

出演 イッセー尾形・宮沢りえ(出演者はほぼこの2人)

ナレーション 西島秀俊

音楽 坂本龍一

主人公は「トニー滝谷」という本名を持つ、れっきとした日本人。
彼は、それと意識することなく孤独と共に育ち、愛する女性に出会うことで幸福を知り、だからこそ孤独の本当の意味を知ってしまう。
物語は淡々と静かで、けれどたくさんの感情が切ないほどに浮かんで見えてくる。(解説より)

宮沢りえは注目の女優の1人。美しさと演技力を兼ね備えた女優として最近の活躍は目覚しい。
イッセー尾形は独特の世界を持って活躍している。
この2人の組み合わせは?
おもしろそうだと思った。

この2人は共に2役をこなす。
イッセー尾形の独壇場といったところだが、宮沢りえも負けてはいなかった。
2人の台詞は極端といっていいほど少なく、語り口の良いナレーションで物語が進んでいく。それに坂本龍一の音楽が心地よく調和していく。

普通の映画とはずいぶん違った作り方だが、人間の孤独と幸福が切ないほどに描かれていた。

映画とは別なことだが・・・・

映画館で副支配人(女性)を見かけて、思わず声をかけてしまった。
初対面なのに・・・・
この女性、テレビで週1回映画の紹介をしているのだ。
もちろん、県内だけの放送。この番組で映画の情報を得ることが多いので楽しみにしている。
「トニー滝谷」もこの番組で知って、上映初日に観にいったのだった。
そんなことを何分かお話をした。

ちょっとうれしいおまけだった。

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まりんさん 伊勢丹の向かいだはなく、横の方ですね。信濃川側です。ビルの一階にあって小さくて古いの。どこだったかなぁと私も迷いました〜〜〜 / 朝 ( 2005-07-26 11:14 )
え!?伊勢丹のあたりに映画館有ったんですか?知りませんでした。 / まりん ( 2005-07-24 14:54 )
まりんさん ここでは他の映画館では上映されないような映画を観ることができます。もう20年の歴史があるそうです。運営は大変なんだと思いますよ。伊勢丹の向かい辺りにあります。 / 朝 ( 2005-07-19 18:19 )
そんな映画館が有るんですねえ〜 / まりん ( 2005-07-18 18:13 )

2005-07-14 続く時は続くものだ


いつもは静かな我が家だが、ここ2週間ほどちょっと慌しかった。

始まりはテレビだった。

朝、いつものように連ドラを見ていたらスーッと映像が消えていった。音声とともに。
1ヶ月位前に映像が乱れて、部品を取り替えたばかりだった。
古い型のテレビだが木目調の落ち着いた感じで音もよかったので、買い換える気にはならなかったのだ。
もう1年位は持つだろうと思っていたのだが・・・・
電器やさんにみてもらって話しを聞いて、新しいテレビを買うことにした。
古いテレビは別れを惜しむ間もなく取り除かれて、午後にはピカピカのテレビが入ったのだった。

それから2日後。
二階のエアコンが急に動かなくなった。
むし暑い日で、困ったなぁと思った。
部品を取り替えて3日後に元に戻った。

さて、次は・・・

なんとIHクッキングヒーターを入れることになった。
これは前々からの念願だったのだが、なかなか踏み切れずにいたのだ。
電器やさん続きで勢いがついてしまった感じだったが、気持ちはすっきりした。

1週間後に簡単な工事をしてIHクッキングヒーターが入った。

最後はベット。

姉のところで新品同様のベットが不要になっているというのだ。
モーターで動かせる介護支援ベット。
いずれは必要と思っていたので『渡りに船』
さっそく、送ってもらった。

テレビ・IH・ベット。
立て続けに飛び込んできたが、もう我が家の生活に馴染んでいる。

IHはもうちょっとだが・・・・・・

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2005-07-10 いい具合に漬かって


7月も10日となった。
今年は梅雨入りが遅かったが、梅雨明けは例年通りかなぁなんて思っている。

梅雨が明けると真っ先にやる仕事がある。
梅の土用干しだ。
3日間ぐらい干すと梅干となるのだ。

梅は今は塩漬けで梅酢がよく上がり、いい状態になっている。

今年は自家の梅が全くの不作だったので、梅を買って漬けた。
5キロ漬けたが何だか物足りなくて5キロ買い足した。
そして、また5キロ買い足して全部で15キロ漬けた。

買った梅は粒がそろっていて形もよく、梅干としてちょうどいい大きさだった。
形も大きさも不揃いの自家の梅に見慣れていた私はちょっとショックを受けた感じだった。

自家の梅は自然に任せた物。
買った梅は人の手間がかかった物。
この2つの梅の間にあるものは大きい。梅に限らずにあれこれと考えさせられるようだった。

ともあれ、今年も梅を漬けることができた。
でも、まだ色がついていない。
梅雨前の水不足で赤ジソの育ちがよくなかったのだ。
それでも2〜3日後にはくるというので、なんとか間に合いそうだ。

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ほのぴ〜さん 味はどうかなぁ?カビが怖いので塩が大目。2〜3年たつと味がやわらかくなるのよ〜〜〜 / 朝 ( 2005-07-11 06:24 )
いい味につかっているかな〜〜〜 / ほのぴ〜 ( 2005-07-10 19:22 )

2005-07-06 お気に入りの夏帽子


今日は雨。
まだ梅雨の真ん中といったところだが、やがて暑い夏がやって来る。

夏は苦手。冬だって苦手。
ちょうどいい時というのは少ない。季節も人生も同じような感じ。
暑くたって寒くたってなんとか生きていかなければならない。
だから、少しでも楽しくと思っている。

毎年、夏になると被るお気に入りの帽子がある。

シナの糸で編んだ帽子。姉の手作り。
通気性がよく丈夫。
つばを伸ばして目深に被ったり、丸め上げて被ったり。
息を吸い込むとシナの独特の匂いがする。
邪魔な時は丸めてバックに入れたりして扱いはちょっと雑。

シナ布は昔はよく織られていたらしいが、今では限られた地域で細々と続けられていてちょっと珍しいと言える。
私の実家のある町では、地場産業として盛り立てようとしているが後継者不足のようだ。
中々、手間がかかるのでシナ布で作った製品は値段が高い。
ブローチ・コースターなどの小物もあるが、帽子やバックなどは2万円ぐらいはする。

私の帽子は屑の糸を貰ってきて編んだ物で、見栄えも形も売られている物とは似ても似つかない代物だ。

だが、私はこの帽子が好きなのだ。
夏の暑さは苦手だが、この帽子を被れるのがちょっとうれしい。

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guimiさん ありがとう〜〜〜シナ布というのは日本の古代織物(原糸織物)の一つということです。シナという木の皮を剥いで色々な工程を経て糸を紡ぐようです。細い縄っていう感じもしますね〜〜〜そう、荷造りの紐に似ているかもです。光沢はありませんが茶系のグラデーションがいいのよ。自然・木の皮の色だわね〜〜〜 / 朝 ( 2005-07-09 10:23 )
♡を入れたかったの〜 / guimi ( 2005-07-09 01:20 )
すみません。1字文字化けしました。 / guimi ( 2005-07-09 01:11 )
おしゃれな帽子だわẑ 暑い日も外出が楽しくなりますね。 シナ糸って、昔の荷造り用の紐と同じですか?でも、写真では光沢があるように見えるから違うのかしら?しっかりしているのにシナヤカな感じですね。 / guimi ( 2005-07-09 01:06 )

2005-07-01 無農薬の野菜


梅雨に入って5日目。
所によっては大雨になったりして、天候は不安定だ。
今朝も雷が鳴ってドシャ降りといった感じで雨が降ったが、ほんの一時的なものだった。

梅雨でうっとうしいが、夏野菜のおいしい時期となってきた。

知人が畑(市民農園を借りて・多分)で野菜を作っている。
日曜菜園といったところだ。
無農薬栽培とのことだ。
「虫が食ったあとに残った物を頂戴するんだ」
と笑って言っていた。
そのまた残りが?我が家に届けられる。

これがなかなかしっかりとした野菜たちなのだ。
最近、頂いた野菜は玉ねぎ・インゲン・キュウリ・オオバ・三つ葉などだ。少し前にはサヤエンドウ・スナックエンドウなど。
これからは、ピーマン・トマト・シシトウなども登場してくる。
時々の花なども一緒に頂くのもうれしい。

私も以前、野菜を育てたことがあった。
庭の片隅のほんの小さな場所だったが、それなりに実を採ることができた。
キュウリの苗を何本か植えたことがあった。
実がなった時はちょっとした驚きだった。なぜならば、キュウリはまたたく間にというぐらいにどんどんと実が大きくなるのだった。

今は木が茂り過ぎたり、塀が建ったりして庭が狭くなってそんなこともできなくなっている。

頂いたキュウリは大きかったり曲がっていたり。これが自然の姿なんだなと懐かしさを感じた。

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まりんさん 美味しく食べていますよ〜〜でも、ちょっとレパートリーが不足。まりんさんを見習って工夫します^0^ / 朝 ( 2005-07-02 11:28 )
実家で採れる野菜は美味しいのよね〜 / まりん ( 2005-07-01 22:09 )

2005-06-27 今年の梅仕事は・・・・・・・


今日は朝から雨。

6月としては60年ぶりとかの真夏日が続いていたので、ほっと一息。
これで遅かった梅雨が始まった。

梅雨の時期は梅仕事の時期でもある。
毎年自家の梅で梅干を漬け、梅酒や梅サワーを作る。

今年は・・・・・

自家の梅は不作。
梅の木は3本あるが、どの木にも実はならなかった。
わずかに裏の木から3つ4つと熟した小さな実が落ちてくるだけだ。

毎年、梅の量に合わせての梅仕事だった。
多い時は多く少ない時は少なくといった具合で、梅を買ったことはない。

今年は梅サワーを作るわずか500gの梅もないといった状態だから、梅仕事は一切無しと決めていた。
梅の方もわたしの体力・気力に合わせてくれたのだなぁと思ったりしていたのだ。

ところが、スーパーや八百屋さんの店先に梅が出始めたのを見たら気持ちが動いた。
梅サワーぐらいは作ってみようかと2s買ってみた。

梅サワーを作ったら、梅干も漬けようかなという気になった。
5s買って分量の塩で下漬けをした。
梅のいい匂いが漂った。

梅酢が上がってきていい具合に漬かってきたのを見たら、もっと漬けたくなった。
八百屋さんに電話して5s追加注文した。

結局は梅仕事を始めてしまって、まだまだ続くというわけだ。

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まりんさん 私が買ったのは和歌山の南高梅なんですよ。南部川村産。とってもいい梅でした〜〜〜 / 朝 ( 2005-06-30 11:49 )
旦那の実家、和歌山は梅の産地なの。でも私は漬けたこと無い。梅干しも梅酒も大好きなのに・・ / まりん ( 2005-06-29 18:16 )

2005-06-23 梅雨入りはまだ・・・・・


ここ2〜3日、30度を越す真夏日が続いている。
一雨欲しいところだが、雨が降る気配はない。
体はまだ暑さに慣れていなくて、ダラダラとした感じで過ごしている。

こんな時に
「アヤメを観に行きましょう」
とお誘いがかかった。

そんなに遠くに行くわけではない。
車で15分ほどのところにある市の総合公園のあやめ園だ。
このあやめ園は観光名所になっていて、300品種60万本がこの季節に咲きそろうと見事な眺めになる。

あやめ園にはしばらくというか、何年かご無沙汰している。
近いのでいつでも行けると思っているうちに花の時期が終わってしまっている。

桜ほどではないが、見ごろの時期(期間)は微妙。
折角のお誘いだけど私は行かないことにして、デジカメをお供させた。
アヤメの写真を撮ってきてと頼んだのだ。

アヤメは早朝か夕方に観るのがいい。
一番の理由は人がいないということ。
朝露を含んだ朝のアヤメはしっとりとしていて美しい。
夕方に行く時はお弁当と缶ビールなどを持って行く。
所々ライトアップされていて、朝とはまた違った美しさを見せてくれる。
奥の方に行くと小さなせせらぎがあり、蛍が舞っていたりする。
地元ならではの楽しみ方だ。

さて、この日のアヤメはどうだったのか・・・・・
意外に早くに帰って来たので
「どうだった?」
と聞いたら、アヤメはまだ2分咲き程度だったし、散策するには暑すぎたとのことであった。

撮ってきて貰った写真の中の1枚をアップした。

先頭 表紙

2005-06-19 地物のサクランボ


今日は日曜日。
梅雨入りはまだでカラッとしているが、暑くはなってきている。

サクランボのおいしい時期だ。
知人が来るというので、地物のサクランボを買った。
隣町は砂丘地帯(砂地)で果樹栽培が盛んだ。

今年は雨が少なかったので、サクランボの作柄がよかったとのことだ。

それにしても、値段は高い。
500gで3000円。
さすがに粒が大きく、紅く輝いている。
化粧箱入り。

小さい子どもたちの喜ぶ顔が見たくて奮発した。

お土産用に梅サワーを作った。
分量の梅と砂糖に酢を注ぐだけで簡単にできる。
夏バテ防止に良いと喜んでもらえので、毎年作る。

今年は自家の梅が不作で、梅を買ってきた。

梅の木は3本あるが、どの木も実をつけていない。
毎年たくさんの実を生らせたのだから、今年はお休みの年なんだなぁと思っている。

先頭 表紙

2005-06-15 お宝か?


1ヶ月程前のことだ。

1つの小さな香炉が我が家に届けられた。

何でも骨董品らしい。
持ち主だった人はすでに故人となっているので、詳しいことは分からないとのこと。持ってきた人は骨董には興味がないので入らないのだという。

我が家では夫が焼き物に興味を持っていて、作品も幾つか購入している。
しかし、骨董の趣味はない。

香炉は木箱に入っていた。

夫が箱から取り出してみると、片手に乗るくらいの大きさだった。
中に灰が入っていて、香炉の底に文字が書いてあった。

『道八』

「道八。聞いた事がある名前だ」と、夫。

道八??
私もその人も???
箱と中身は違うとのこと。

それから2〜3日、夫は焼き物の本などで『道八』について調べていたが資料不足のようであった。
インターネットで検索したらいろいろと分かった。

その結果は・・・・・・
本物がこんなところにあるはずがないとの結論であった。

折角頂いたのだから、故人を偲ぶ物として大切にしようということになった。

先頭 表紙

まりんさん どうも京都の清水焼のようです。故人も骨董に趣味はなくてこれが1個あっただけだそうです。 / 朝 ( 2005-06-16 07:16 )
ほのぴ〜さん 道八さんの初代は江戸時代で今(平成12年)は八代の方がいらっしゃるそうですよ〜〜〜 / 朝 ( 2005-06-16 07:12 )
貴重な物なんでしょうか・・?でも一般的価値がどうであれ、故人を偲ぶという意味では唯一無二の物ですよね。 / まりん ( 2005-06-15 23:53 )
すごい有名なのかしらね?どうなんでしょう? / ほのぴ〜 ( 2005-06-15 11:31 )

2005-06-11 思ってもみなかった結末・・・・・・・


先日観た映画のお話

『ミリオンダラー・ベイビー』

監督 クリント・イーストウッド

出演 クリント・イーストウッド ヒラリー・スワンク モーガン・フリーマン

ミリオンダラー=100万ドル
プロのボクサーを目指す女性(ベイビー)の物語なんだなぁ。
なんだか景気がよくて面白そう。

・・・・と思っていたのだが・・・・・・

「これはボクシングの物語ではない。自分の娘との疎遠な関係に苦しみ、必死でボクサーとして名をあげようとする若い女性の中に、自分の娘の姿を見出すひとりとしての人間のラブストーリーだ」(クリント・イーストウッド)

ヒラリー・スワンク演じるマギーは31才。
プロのボクサーを目指しているが、もう若いとは言えない年齢。
クリント・イーストウッド演じるフランキーは初老のトレーナー。
モーガン・フリーマンは元ボクサーのスクラップを演じている。私はこの人のファンなのだ。

マギーはなんとかフランキーの指導を受けることでき、メキメキと強くなっていく。ここはボクシングの面白さが十分に描かれているが、その過程でそれぞれが背負っている重い人生が見えてくる。

マギーとフランキーは父と娘のような強い絆で結ばれていく。

強くなったマギーはついに、100万ドルのファイトマネーを賭けたタイトル・マッチに挑むことになる。
対戦相手は、汚い手を使うことで知られるドイツ人ボクサー(青い熊)ビリーだ。

戦いはスリルに満ちたものだった。

そして、マギーの勝利の終わるかのように思われた時に一転する。

映画のラスト30分に息を呑んだ。

それを語ることはできない。

なぜならば、あまりにも重くあまりにも崇高だったから・・・・・・。

先頭 表紙

まりんさん ほんとにそうですよね。観た人がバラさないというのもおもしろい心理ですね〜〜 / 朝 ( 2005-06-16 07:21 )
上手くできてますよね。良く騙されます。 / まりん ( 2005-06-15 23:54 )
まりんさん 観てきました〜〜切ない結末でした。それにしても、映画の紹介や予告って上手く出来ているのですね。絶対にネタをバラさないように・・・・ / 朝 ( 2005-06-13 11:25 )
見たんですね。そうなんです・・ネタバレにも成りますので多くは語れませんが・・重くて切なく、奥の深い映画でした・・ / まりん ( 2005-06-12 16:28 )

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