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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2025-06-12 We Live in Time この時を生きて (We Live in Time)
2025-06-12 テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ (Thelma)
2025-06-07 犬の裁判 (Le proces du chien)
2025-05-31 2025年5月にスクリーンで観た映画
2025-05-31 クィア/QUEER (Queer)
2025-05-22 トリコロール
2025-05-14 リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界 (Lee)
2025-05-09 パディントン 消えた黄金郷の秘密 (Paddington in Peru)
2025-05-07 サンダーボルツ* (Thunderbolts*)
2025-05-02 けものがいる (La bete)


2025-06-12 We Live in Time この時を生きて (We Live in Time)

『We Live in Time この時を生きて (We Live in Time)』

製作年 2024年
製作国 イギリス・フランス合作
配給  キノフィルムズ
監督 ジョン・クローリー
キャスト
アルムート/フローレンス・ピュー
トビアス/アンドリュー・ガーフィールド
エラ/グレース・デラニー
ジェイド/リー・ブライスウェイト

アルムートは、多才な人なんだなぁ。

トビアスは真面目で、いつも真剣に不器用に立ち向かう感じで正反対だけど、あんな出会い方だけど、何故か凄く惹かれあって。お互いが特別な感じ、良い。
本人も辛いけど、残される方も辛いよね。

いつも困ったような涙目のトビアス、Andrew Garfieldぴったりだったな。

娘の記憶に残ると良いなぁ。

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2025-06-12 テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ (Thelma)

『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ (Thelma)』

製作年 2024年
製作国 アメリカ・スイス合作
配給  パルコ
監督 ジョシュ・マーゴリン
キャスト
テルマ/ジューン・スキッブ
ダニエル/フレッド・ヘッキンジャー
ベン/リチャード・ラウンドトゥリー

93歳のテルマの老いが、あ〜老いるってこう言う感じかぁ…って分かりやすい。
それを、イライラせずに分かりやすく誘導する孫のダニエル有能。
介護士とか向いてそう。

何が怖いって、転んだら1人で立ち上がれないの。

詐欺にあった自分が悔しくて。
自分で解決したくて。
テルマの強い意志の裏にある自分や友が衰えて行く寂しさや焦りも切ない。
老人の優しさや寂しさに漬け込むなりすまし詐欺は本当許せないな。

誰もが老いるし。長生きし過ぎるのもしんどいものだなぁ。


とりあえず、ミッション:インポッシブル見たくなると思うのです。
エンディング、滅茶苦茶それっぽく出来ていて笑いました。

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2025-06-07 犬の裁判 (Le proces du chien)

『犬の裁判 (Le proces du chien)』

製作年 2024年
製作国 スイス・フランス合作
配給  オンリー・ハーツ
監督 レティシア・ドッシュ
キャスト
アヴリル/レティシア・ドッシュ
ダリウシュ/フランソワ・ダミアン
マルク/ジャン=パスカル・ザディ

なんかもっと上手く出来たんじゃ無いか…ってもやもやが残る映画。

飼い主が視力に障害があったり、被害者が移民だったり、ちょっと複雑になって居る。


管理能力を問われるのは当然だし、賠償金は発生して然るべきだけど、殺処分は安易な気がする。
盲導犬の訓練を受けさせてみるとか。

今だったら、色々な団体がもっと絡んで大変な事になる要素がたくさんあるんだけど、アヴリルは、それを上手く活かせない。
この裁判後、自分の進む道を見つけたと言う事だから、彼女の成長の糧の物語かな。
ただ、犬好きだから…とぐいぐい行って噛まれた側の責任もあると思うし、愛犬を失った飼い主の福祉的フォロワーも必要だよな…と思うし、もやもやが残る。

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2025-05-31 2025年5月にスクリーンで観た映画

2025年5月にスクリーンで観た映画


6本でした。
2025年小計42本


クィア/QUEER (Queer)
トリコロール
リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界 (Lee)
サンダーボルツ* (Thunderbolts*)
パディントン 消えた黄金郷の秘密 (Paddington in Peru)
けものがいる (La bete)

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2025-05-31 クィア/QUEER (Queer)

『クィア/QUEER (Queer)』

製作年 2024年
製作国 イタリア・アメリカ合作
配給  ギャガ
監督 ルカ・グァダニーノ
原作 ウィリアム・S・バロウズ
キャスト
ウィリアム・リー/ダニエル・クレイグ
ユージーン・アラートン/ドリュー・スターキー

顔が好き…って本当抗いようがない。辛い。

ユージーンは、本当小悪魔的で、自分にあからさまに好意を持つおじさんリーを翻弄している。

オスカーワイルドを思い出す。

見つめておどけて話しかけ少しずつ近づき。
ユージーンが同性を恋愛対象とするかどうかを、仲間と話すおじさんの姿が、可愛い。
恋愛は、知り合って、仲良くなる過程が1番幸せ。
もう、徐々に辛くて見てられなくなるし。
1週間に2日だけ優しくする…とか、代金出すから自由にしていいから旅行に…とか甘々な条件ですがる。
分かりすぎて辛い。

旅行に行った後半は、何だかもう不思議世界になるんだけど、薬のせいなのか?

原作はウィリアム・S・バロウズの自伝的小説らしいので、彼の異常な人生がかなり繁栄されているようです。
銃の描写とか…ね。

綺麗な作品ではないです。

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2025-05-22 トリコロール

沖田かおり監督の新作映画『トリコロール』上映会で高円寺シアターバッカスに行って来ました。
ショートムービーと合わせて三本立。
中々見る機会がなくて、今回自分の編集後回しにして行って来ました。

星耕介さんは、以前冠さんが佐渡メタルを佐渡で撮った時にベーシスト役をして下さった方です。

星耕介さんは、同じく佐渡メタルのギタリスト役を演じて下さった一條さんから紹介されました。

高岡尚司映像監督の映像は素晴らしく、冒頭の床屋のシーンのマットなレトロ感。
静止画像のようで、時間の流れが緩慢で、過去に取り残されたようで素敵です。

ニッチな市場の開発は『キンキーブーツ』でも言っているので分かってるけど、実際動くのは難しい。
だけど半信半疑で不安を感じながらも、動いてみたから世界は変わるんです。
分かっていながら出来ない理由だけ並べちゃってる私ですが。
沖田監督も、苦手な「映画見に来て」を言うのを頑張ってる。

髪を切ると、出掛けたくなりますよね。
失恋して髪を切るって、実は凄く前向きですよね。
私もちょっと前に推しを失って、泣き喚いてのたうち回りましたから、トークの時にうんうん頷いちゃいましたが、星さんがご存知のあの方では無いのでご安心を。

星さんが、部屋を片付け、ブラインドを開け、外を見るシーン、好きです。
タイミング良く噛み合って、偶然関わって、お互いがちょっと良い方向に動いて、優しくなれて、人と関わる事を楽しんで、自分をちょっと好きになって。
私が必要としているのは、そんなちょっとなんだよなぁ…と『トリコロール』を観て思いました。
沖田監督、素敵な作品をありがとうございます。
#トリコロール
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2025-05-14 リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界 (Lee)

『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界 (Lee)』

製作年 2023年
製作国 イギリス
配給  カルチュア・パブリッシャーズ
監督 エレン・クラス
原作 アントニー・ペンローズ
キャスト
リー・ミラー/ケイト・ウィンスレット
デイヴィッド・E・シャーマン/アンディ・サムバーグ
ローランド・ペンローズ/アレクサンダー・スカルスガルド


カメラマンとして、とても興味深く見た。
嫉妬すら覚えながら。
だけど、あの時代に自分が居て、前線に…と思えただろうかと思うと自信はない。
ただ、カメラマンって、惹かれる被写体見つけてカメラ構えたら怖いもの無しだし、それは使命というより、撮らずには居られない。
目の前にあったら、そりゃあね。更に更に…となる。

死体を積んだ列車の現場で、2人のカメラマンがそれぞれの視点でシャッターを切るシーンが好きだ。
同じものを見ても切り取り方は違う。
どちらが良いとかじゃ無くて。

いつもは被写体対カメラマンだけど、たまに複数名で撮ることがあって、ああ言うのに似てるかな。
そう撮るのか…なるほど…と刺激を受けながら、時に嫉妬したり、補い合ったりしながら自分の写真を撮る。
同士であり、ライバルのような…
あれは良い。
生涯を通しての写真仲間だったらしい。

辛い過去があり、強く強く生きた彼女のその後がそうだったのか…と熱くなる。

今は写真はデータ化されてるけど、プリントアウトしてみたくなった。
写真家を扱った映画の、画の切り取り方が好きだ。

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2025-05-09 パディントン 消えた黄金郷の秘密 (Paddington in Peru)

『パディントン 消えた黄金郷の秘密 (Paddington in Peru)』

製作年 2024年
製作国 イギリス
配給  キノフィルムズ
監督 ドゥーガル・ウィルソン
キャスト
パディントン(声)/ベン・ウィショー
ルーシーおばさん(声)/イメルダ・スタウントン
ブラウンさん/ヒュー・ボネビル
ブラウン夫人/エミリー・モーティマー
バードさん/ジュリー・ウォルターズ
ハンター・カボット/アントニオ・バンデラス
老グマホーム院長/オリビア・コールマン

パディントンに出て来る熊は本当可愛い。
勿論パディントンの悪意なく迷惑かけまくるのに憎めない所含めて、可愛い。

ドタバタしても丸く治るのが良いよね。

マーマレード好きなパディントンのルーツが分かるストーリー。
オレンジの実が綺麗!

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2025-05-07 サンダーボルツ* (Thunderbolts*)

『サンダーボルツ* (Thunderbolts*)』

製作年 2025年
製作国 アメリカ
配給  ディズニー
監督 ジェイク・シュライアー
キャスト
エレーナ・ベロワ/フローレンス・ピュー
バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー/セバスチャン・スタン
ジョン・ウォーカー/U.S.エージェント/ワイアット・ラッセル
アントニア・ドレイコフ/タスクマスター/オルガ・キュリレンコ
ボブ/ルイス・プルマン
メル/ジェラルディン・ビスワナサン
アレクセイ・ショスタコフ/レッド・ガーディアン/デビッド・ハーバー
エイヴァ・スター/ゴースト/ハナ・ジョン=カーメン
ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ/ジュリア・ルイス=ドレイファス

延々と続くトラウマボックス恐ろしい😱

こう言う、物語の脇役たちの人生にもスポットライトを当てるの好きです。
ヒーローじゃなくても頑張る意味があると言うか…
まぁ、彼らは充分普通の人じゃ無いんだけど。

他人だし、誰一人信用出来ない状況で、でも何となく裏切る事なく助け合って。
最後は結束する…って、お約束だけどよく出来てるし、必要悪的な、罰せず利用する…感じのラスト持ってくるよね。

荒野を走る車の銃撃戦がパステルカラーな水色で、絶妙な雲が浮かんでいる可愛い空の下…って言うのが、良いし、颯爽と現れたバッキー完璧!

先頭 表紙

2025-05-02 けものがいる (La bete)

『けものがいる (La bete)』

製作年 2023年
製作国 フランス・カナダ合作
配給  セテラ・インターナショナル
監督 ベルトラン・ボネロ
原作 ヘンリー・ジェームズ
キャスト
ガブリエル/レア・セドゥ
ルイ/ジョージ・マッケイ
ヒト型AIロボット人形・ケリー/ガスラジー・マランダ
ダコタ/ダーシャ・ネクラソワ
ジョルジュ/マルタン・スカリ

「私」と「彼」と「人形」
生まれ変わる度に出会い惹かれるのに、決して結ばれない2人。
それを側で見ている人形。

感情の消去って『リベリオン』みたいな感じかと思ったけど、凄くSF的でした。
「人形」の進化も凄い。
科学的だけど、転生や前世の因果応報はありきの世界。

転生前も全て遡って見せられ、抱えた感情を消される。
喜怒哀楽が無くなるというより平坦になる。
顔は笑っていても、心は見えない。
激情に振り回されてしんどい時はちょっと羨ましく感じるけど。

自分の感情だけが残っていたら、世界は凄くもどかしいだろうな。

先頭 表紙


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