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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2024-10-09 シビル・ウォー アメリカ最後の日 (Civil War)
2024-10-08 柔らかい殻 (デジタルリマスター版) (The Reflecting Skin)
2024-10-03 パリのちいさなオーケストラ (Divertimento)
2024-10-03 憐れみの3章 (Kinds of Kindness)
2024-10-01 サウンド・オブ・フリーダム (Sound of Freedom)
2024-10-01 2024年9月にスクリーンで観た映画
2024-09-14 ヒットマン(Hit Man)
2024-09-06 チャイコフスキーの妻(Tchaikovsky's Wife)
2024-08-31 2024年8月にスクリーンで観た映画
2024-08-23 美食家ダリのレストラン (Esperando a Dali)


2024-10-09 シビル・ウォー アメリカ最後の日 (Civil War)

『シビル・ウォー アメリカ最後の日 (Civil War)』

製作年 2024年
製作国 アメリカ
配給 ハピネットファントム・スタジオ
監督 アレックス・ガーランド
キャスト
リー・スミス/キルステン・ダンスト
ジョエル/ワグネル・モウラ
ジェシー・カレン/ケイリー・スピーニー
サミー/スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン

近未来のアメリカが舞台の、内線の最中からワシントンD.C.陥落までのストーリーなんだけど、その内戦の中を駆け回るpressたちの物語なんだよね。
最年少で受賞してから第一線で活躍するベテラン女性カメラマンと父親のNikonのフィルムカメラを抱える無鉄砲な新人女性カメラマン。

2人の戦場カメラマンとお話しした事があって、1人は日本人戦場カメラマンと言ったら皆が1番に思い浮かべるだろう方で、戦争映画を通して話す機会が有っただけなんだけど、もう1人はもうちょっと深く関わっていて。
私もカメラマンとして、戦場のリアルを撮りたい…と言う願望はあるんだけど、そこで生きる覚悟なんかは全然無くて、ただただ尊敬するばかりです。
自分の命を守りながら、シャッターチャンスを逃さない…って、凄い事だ。

ネガを確認するシーンが好き。
30枚撮って一枚使える写真があるかどうか…って言うのは普段の撮影でもそうなんだけど、ピント合わせる暇なんて無いだろうからね…
クリエイターは皆そうだろうけど、モチベーションがあがらないと、撮れない。

リーがシャッターを切らないのは、「今」じゃ無いからなのか…そうだったら良い…と思ったけど、切れなくなってしまったのか。
若い彼女のような情熱を持って。

そんな日がいつか来るのか。

あぁだけど、あの場で、一緒に撮りたいと思ってしまった。思いながら見ていた。

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2024-10-08 柔らかい殻 (デジタルリマスター版) (The Reflecting Skin)

『柔らかい殻 (デジタルリマスター版) (The Reflecting Skin)』

製作年 1990年
製作国 イギリス
配給 コピアポア・フィルム
監督 フィリップ・リドリー
キャスト
ヴィゴ・モーテンセン
リンゼイ・ダンカン
ジェレミー・クーパー
シーラ・ムーア
ダンカン・フレイザー

一面の小麦畑に身を潜ませ、悪戯を繰り広げる少年たち。
病んでいる母親は生き物の、命を大切にしろ!謝罪に行け!と教えては居るけれど。
私だったらうなされそうな悪戯。
犯罪ですらある。
彼らの標的にされて居る女性は、田舎町に似合わない、他所から来た若い未亡人。
彼女はきっと少年たちの心をざわつかせ、その気持ちの正体が分からずに攻撃対象にして居るのだろう。
欠損だらけの保安官。鳩の死骸を抱く双子。同性愛者だった父親。拷問のように水を飲ませる母親。藁の中に隠されていた物。
不思議で病んだ田舎町に似つかわしくない、黒い車で行き来する男たち。
そして、帰って来た美しい兄。
後半は、ひたすらViggoの美しさを愛でるシーンが続きます。
同時に起こって居る事件を他所に。
ちゃんと話を聞けば良かったのに。
分かっていたよね。分かっていて、見送ったよね。
父親の時も、ドキドキして見ていた。燃える炎が美しい…と言う顔で。
子どもだから残酷なのか、彼が特別そうなのか…
不思議と言うか、不気味と言うか、なんとも言えない気持ちになります。
良く出来ているのです。

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2024-10-03 パリのちいさなオーケストラ (Divertimento)

『パリのちいさなオーケストラ (Divertimento)』

製作年 2022年
製作国 フランス
配給 アットエンタテインメント
監督 マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール
キャスト
ザイア・ジウアニ/ウーヤラ・アマムラ
フェットゥマ・ジウアニ/リナ・エル・アラビ
セルジュ・チェリビダッケ/ニエル・アレストリュプ


指揮者は、女性には門戸が狭い世界のひとつ。

真剣な相手を、ああやって徒党を組んで揶揄う馬鹿が本当に嫌い。
パリと田舎町、エリートと労働者。そんな事は才能と努力の前では関係無いと、示したザイアが格好良い!

ラストのボレロのシーンは感動。
音楽って凄い…と思える。

キャスト以外の配役は現役の音楽家だそうで、納得です。

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2024-10-03 憐れみの3章 (Kinds of Kindness)

『憐れみの3章 (Kinds of Kindness)』

製作年 2024年
製作国 アメリカ・イギリス合作
配給 ディズニー
監督 ヨルゴス・ランティモス
キャスト
リタ/リズ/エミリー/エマ・ストーン
ロバート/ダニエル/アンドリュー/ジェシー・プレモンス
レイモンド/ジョージ/オミ/ウィレム・デフォー
ヴィヴィアン/マーサ/ルース/レベッカ/マーガレット・クアリー
サラ/シャロン/アカ/ホン・チャウ

Yorgos Lanthimosらしい、相っ変わらず不快になる作風。
ピアノの音ってこんなに不愉快だったっけ?

で、この作風に、Emma Stoneが合うのよねぇ
まったく違う三つの物語で、同じキャストが違う役を演じるので、その変化に驚きます。
怖いと言うか…不気味と言うか…クレイジーと言うか…背筋が寒いと言うか…

説明するより見て貰った方が良い。

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2024-10-01 サウンド・オブ・フリーダム (Sound of Freedom)

『サウンド・オブ・フリーダム (Sound of Freedom)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 ハーク
監督 アレハンドロ・モンテベルデ
キャスト
ティム・バラード/ジム・カビーゼル
キャサリン/ミラ・ソルビノ
バンピロ/ビル・キャンプ
パブロ/エドゥアルド・ベラステーギ
ロシオ/クリスタル・アパリチ

実話を元にした映画で、撮影から数年、各方面からの妨害で中々上映出来なかったそうです。

日本の子どもたちが子どもだけで屋外行動しているのを見て、外国人は衝撃を受ける。

日本でも無いわけでは無いけど、日常的に誘拐が起きている国はある訳で。
子どもを失って辛いのに国籍は関係無い。

生まれ持った性的嗜好の対象が幼児な人は、もしかしたら凄く気の毒なのかもしれない。
でも、誰もが好きな人と結ばれているわけじゃ無いからね…

ティムは勿論、現地の協力者たちの頼もしさ。自分に出来る救済をし続けているのが素晴らしい。

滅茶苦茶怖いし、おぞましいし、ハラハラだし、途中から涙が止まらない。

どうか、正義が勝って欲しい…と祈る気持ち。
皆、無事救われて欲しい。

そして、こう言う活動には資金が必要で。

助けには、行けない。
だけど、かわいそう…と泣く前に出来ることがある事を示しています。

こんな現実を知る事も、そう。

子どもたちと、愛する娘のベッドが空で眠れない人たちが、救われますように。
彼ら彼女らを救う活動をしている彼らも報われますように。

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2024-10-01 2024年9月にスクリーンで観た映画

2024年9月にスクリーンで観た映画



2本でした。 

2024年小計は89本

ヒットマン(Hit Man)
チャイコフスキーの妻(Tchaikovsky's Wife)

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2024-09-14 ヒットマン(Hit Man)

『ヒットマン(Hit Man)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 KADOKAWA
監督 リチャード・リンクレイター
原作 スキップ・ホランズワース
キャスト
ゲイリー・ジョンソン/グレン・パウエル
マディソン・マスターズ/アドリア・アルホナ
ジャスパー/オースティン・アメリオ

民間人をここまで操作に関わらせるんだ…と、びっくりしました。
物語は創作だけど、実在の人物を基にしているそうです。

変装とかなりきり方は凄くて流石俳優…なんですが、基本Glen Powellのニヤニヤ顔が私は苦手なので、全く惹かれませんでしたね。
まぁ、都合良く出来てます。
ハラハラもします。

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2024-09-06 チャイコフスキーの妻(Tchaikovsky's Wife)

チャイコフスキーの妻(Tchaikovsky's Wife)

製作年 2022年
製作国 ロシア・フランス・スイス合作
配給 ミモザフィルムズ
監督 キリル・セレブレンニコフ
キャスト
アントニーナ/アリョーナ・ミハイロワ
チャイコフスキー/オーディン・ランド・ビロン

リアコなオタクがBLの推しと繋がれちゃった上偽装結婚しちゃった…って、あれこれ詰め込んだラノベみたいなんですが、細かい情景はさて置き、実際の事らしいんですよ。

やっぱり推しは眺めて課金して楽しむに留めた方が幸せなんだろうなぁ…と痛感する。
推しがゲイだったと知ったとして、推してるだけだったら全然受け入れられるし、実際仲間内にそう言う例見てるし。

周囲の結婚?あ、あぁ…って反応。
チラチラと見、飛び交う噂話。
皆、大きな声では言えないけど、ゲイの偽装結婚って分かってるんだ。

アントニーナはゲイに対する認識が無かったのか?
若くて美しい自分が迫ればいけるでしょ…と楽観視してたのか。
彼の話を理解していなかったのか?

ちゃんと、兄妹のような関係…でいられたら良かったのに。
推しには欲張りになっちゃうのか…

最初にもっとね、ちゃんと条件交わしたら良かったと思う。
ちゃんと帰ってきて家族として過ごしてくれるなら、推しの為に仮面妻演じるくらい、オタクは出来る。

夢の中の、家族写真撮影シーンが美しくて、悲しかった。

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2024-08-31 2024年8月にスクリーンで観た映画

2024年8月にスクリーンで観た映画

12本でした。 
2024年小計は87本

美食家ダリのレストラン (Esperando a Dali)
エターナルメモリー (La memoria infinita)
インサイド・ヘッド2 (Inside Out 2)
ボレロ永遠の旋律 (Bolero)
ぼくの家族と祖国の戦争 (Befrielsen)
フォールガイ(The Fall Guy)
夏の終わりに願うこと(Totem)
お隣さんはヒトラー? (My Neighbor Adolf)
#スージー・サーチ (Susie Searches)
ツイスターズ(Twisters)
幸せのイタリアーノ (Corro da te)
墓泥棒と失われた女神(La chimera)


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2024-08-23 美食家ダリのレストラン (Esperando a Dali)

『美食家ダリのレストラン (Esperando a Dali)』

製作年 2023年
製作国 スペイン
配給 ファインフィルムズ、コムストック・グループ
監督 ダビッド・プジョル
キャスト
ジュールズ/ホセ・ガルシア
フェルナンド/イバン・マサゲ
ロラ/クララ・ポンソ
アルベルト/ポル・ロペス

政治的背景もありながら、ダリ推しのレストランオーナーの推し活を観る映画。
料理は近代的。
私は、屋台のおじさんの鉄板焼きの海老がひたすら食べたかった。

あんな近くに推しが住んでたら、そりゃ人生捧げちゃうよねぇ。
良かったねぇ。

後、ロラ流石にそれは酷いよ。

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