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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2024-07-25 クレオの夏休み (Ama Gloria)
2024-07-18 ブリーディング・ラブ はじまりの旅 (Bleeding Love)
2024-07-18 メイ・ディセンバー ゆれる真実 (May December)
2024-07-18 メイ・ディセンバー ゆれる真実 (May December)
2024-07-17 SCRAPPER スクラッパー(Scrapper)
2024-07-16 ドラキュラ(Bram Stoker's Dracula)
2024-07-10 Shirley シャーリイ (Shirley)
2024-07-10 潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断 (Comandante)
2024-07-09 フェラーリ(Ferrari)
2024-07-04 フィリップ (Filip)


2024-07-25 クレオの夏休み (Ama Gloria)

『クレオの夏休み (Ama Gloria)』

製作年 2023年
製作国 フランス
配給 トランスフォーマー
監督 マリー・アマシュケリ
キャスト
クレオ/ルイーズ・モーロワ=パンザニ
グロリア/イルサ・モレノ・ゼーゴ

5歳半でこの演技、凄い。
兎に角クレオは、乳母のグロリアが大好きなんだ。
忙しい父との父子家庭だから、仕方ない。

だから、急に居なくなった事は納得出来ないよね。
クレオを包み込むグロリアの温かさも感じる。

楽しい幸せなはずの夏休みに、クレオは、初めての感情を知ったんだな。
どうにもならない事がある。

お父さん頑張れ!

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2024-07-18 ブリーディング・ラブ はじまりの旅 (Bleeding Love)

『ブリーディング・ラブ はじまりの旅 (Bleeding Love)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 ロングライド
監督 エマ・ウェステンバーグ
脚本 ルビー・キャスター
キャスト
娘/クララ・マクレガー
父/ユアン・マクレガー

Ewan McGregorとClara McGregor父子の実際の関係性を軸に創作された物語。
プロだなぁ…と思います。

幼い頃の楽しかった美しい思い出は確かにあって、だからこそ捨てられた思いは強くて。
埋め難い距離感。

お互い俳優だから、演じる事でその溝を埋めるのだろうか。
色々あるロードムービーで。徐々に、その深刻さを知って行く観客。
娘が痛々しくて辛い。
だけど、ちゃんと支える覚悟を感じるラストは良かった。

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2024-07-18 メイ・ディセンバー ゆれる真実 (May December)

『メイ・ディセンバー ゆれる真実 (May December)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 ハピネットファントム・スタジオ
監督 トッド・ヘインズ
脚本 サミー・バーチ
キャスト
エリザベス/ナタリー・ポートマン
グレイシー/ジュリアン・ムーア
ジョー/チャールズ・メルトン

2人の女優のぶつかり合いが凄い。
役作りに貪欲なエリザベスと、一見無垢に見えながら全てを意のままにしていそうなグレイシー。
対峙して居る時の緊張感が凄い。

『あるスキャンダルの覚え書き』とはまた違う切り口。
ドロドロはしていないのだけれど、うすら怖い。
この幸せな家族は、本物なんだろうか?
皆が必要に迫られ本物で有るかのように演じて居るような…
ジョーは他に選択肢があることも知らずに、夫、父親を演じる事で責任を果たして居るんじゃないだろうか?

他人には分からないけど。

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2024-07-18 メイ・ディセンバー ゆれる真実 (May December)

『メイ・ディセンバー ゆれる真実 (May December)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 ハピネットファントム・スタジオ
監督 トッド・ヘインズ
脚本 サミー・バーチ
キャスト
エリザベス/ナタリー・ポートマン
グレイシー/ジュリアン・ムーア
ジョー/チャールズ・メルトン

2人の女優のぶつかり合いが凄い。
役作りに貪欲なエリザベスと、一見無垢に見えながら全てを意のままにしていそうなグレイシー。
対峙して居る時の緊張感が凄い。

『あるスキャンダルの覚え書き』とはまた違う切り口。
ドロドロはしていないのだけれど、うすら怖い。
この幸せな家族は、本物なんだろうか?
皆が必要に迫られ本物で有るかのように演じて居るような…
ジョーは他に選択肢があることも知らずに、夫、父親を演じる事で責任を果たして居るんじゃないだろうか?

他人には分からないけど。

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2024-07-17 SCRAPPER スクラッパー(Scrapper)

『SCRAPPER スクラッパー(Scrapper)』

製作年 2023年
製作国 イギリス
配給 ブロードメディア
監督 シャーロット・リーガン
キャスト
ジョージー/ローラ・キャンベル
アリ/アリ・ウズン
ジェイソン/ハリス・ディキンソン


母娘2人で生きて来た12歳の少女が、傷ついてない訳ないじゃないか。

福祉はそんな甘々で良いのか…?

ソファーにクッションを並べる事も、鍵をかけて籠る秘密の部屋も、毎日動画を眺める携帯も。
痛々しかった。

そして現れた父親。父娘そっくりだった。
本当にぎこちなく、不器用で、でも父親になる努力をする。

ほっとした。

暗くしないでポップに作っているんだけど、哀しさを引き立ててた。

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2024-07-16 ドラキュラ(Bram Stoker's Dracula)

『ドラキュラ(Bram Stoker's Dracula)』

製作年 1992年
製作国 アメリカ
配給 コロンビア トライスター映画
監督 フランシス・フォード・コッポラ
キャスト
Dracula/ゲイリー・オールドマン
Mina_Murray_Elisabeta/ウィノナ・ライダー
Professor_Abraham_Van_Helsing/アンソニー・ホプキンス
Jonathan_Harker/キアヌ・リーブス

懐かしい映画が上映されていたので(DVD持っているけど)観てきました。

貴族社会の乙女で勤勉なお嬢様。
婚約者との結婚を願いながら、出会ってしまった前世からの運命の人。

気持ち悪いシーンも残酷?なシーンもあるけど、ホラーと言うより、世紀を越えたラブロマンスなのよね。

そもそも彼女が早まったのが原因なんだけど、再会して、やはり惹かれあって、抗えない感じが、凄く好き。
紳士なGary Oldmanは素敵だし、そうなると劣化した姿も愛おしくなる。
1992年の映画だけど、影とか切り替え使っての演出本当に上手い。
やっぱり好きでした。

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2024-07-10 Shirley シャーリイ (Shirley)

『Shirley シャーリイ (Shirley)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 サンリスフィルム
監督 ジョセフィン・デッカー
原作 スーザン・スカーフ・メレル
キャスト
シャーリイ・ジャクスン/エリザベス・モス
スタンリー・ハイマン/マイケル・スタールバーグ
フレッド/ローガン・ラーマン
ローズ/オデッサ・ヤング

モラハラなんですか?
理解ある顔をしながら、自分のチェック無しに書いちゃいけないとか、その題材は合わない…とか、自分に依存させようとしているような。
妻の不機嫌が自分の不貞が要因と分かっているのかいないのか、それも製作意欲を促すつもりなのか知らないけど。

シェイクスピア愛好会なんて、怪しさしか無い。
教授があんななのに疑いもしないなんておめでたい。
結婚出産の為に学問を諦めて当然のように三人の世話をする羽目になるローズ。
そう言う時代だったとは言え、気の毒…

嫌な家だ。
嫌な時代だ。
負けるな!女性たち。

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2024-07-10 潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断 (Comandante)

『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断 (Comandante)』

製作年    2023年
製作国    イタリア・ベルギー合作
配給    彩プロ
監督 エドアルド・デ・アンジェリス
キャスト
サルヴァトーレ・トーダロ艦長/ピエルフランチェスコ・ファビーノ
ヴィットリオ・マルコン副長/マッシミリアーノ・ロッシ


潜水艦…は怖いですよね。
狭い箱の中で、周囲は人が生きられない海底。
海上に出た時の開放感。
だけど砲撃に晒されると言う。

生還率は極めて低いらしいです。

閉塞感が苦手な人には無理です。
私は無理です。

戦争、敵味方以前の海でのルール(遭難者がいたら、1番近い船が救助する)の方を優先した…んですが、遭遇した敵も紳士だったので美談になりましたが、砲撃受けて沈んでいたら遺族の前で英断とは言えなかっただろうなぁ。

ポテトフライの説明シーン好きです。
観賞後、ポテトフライ食べたくなりました。

潜水艦料理人…って、貴重な存在だとは思いますが、更に楽器演奏して歌える…って、一人二役こなせる貴重な人材でした。

こんな事もうしなくて良い世の中が良い。

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2024-07-09 フェラーリ(Ferrari)

『フェラーリ(Ferrari)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ・イギリス・イタリア・サウジアラビア合作
配給 キノフィルムズ
監督 マイケル・マン
原作 ブロック・イェーツ
キャスト
エンツォ・フェラーリ/アダム・ドライバー
ラウラ・フェラーリ/ペネロペ・クルス
リナ・ラルディ/シャイリーン・ウッドリー

車やレースの話は兎も角、エンツォ・フェラーリ酷いわ…

病気の1人息子を失った失意の妻を放置して、妻に内緒で愛人と息子の家に入り浸っている。

ただの浮気より、酷い。
裏切られた気持ちになる…て言うか、残酷な裏切り。

レースの話霞む。

レースは、私は怖くてしょうがなかったよ。
そんなスピード出す必要性ある?って思っちゃう。
スポーツなんだろうけど。
命かけてるのかぁ…
レース前に書く手紙が、戦場に行く兵士のようだった。

あのスピードだからね…事故の悲惨さ。しんどい。
ちょっとそう言うシーンあるので気を付けて。

で、妻ラウラ。
自分だけ夫のもうひとつの家族の存在知らず、騙されていたと気付いて失意の中、共同経営のフェラーリ会社の権利も夫に受け渡し、代わりに受け取った小切手。
これの使い時が、とんでもなく格好良かった!

滅茶苦茶困ってしまえ!って勝ち逃げも出来る中、その上を行く仕打ち。

格好良かった!

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2024-07-04 フィリップ (Filip)

『フィリップ (Filip)』

製作年 2022年
製作国 ポーランド
配給 彩プロ
監督 ミハウ・クフィェチンスキ
原作 レオポルド・ティルマンド
キャスト
フィリップ/エリック・クルム・Jr.
ピエール/ビクトール・ムーテレ
リザ/カロリーネ・ハルティヒ

ポーランド人作家レオポルド・ティルマンドが自らの実体験を基に1961年に発表し、その内容の過激さから発禁処分となった小説「Filip」の映画化。

パーティで、国歌を歌うシーンが凄かった。
歌詞がねぇ。びっくりするね。

あの中でよく耐えたなぁ…彼が被っているフランス人と言う仮面。

戦地に行っているナチス将校の妻を弄ぶ…って地味な復讐を熱心にしながら、時々残酷さが滲みでる。

ドイツ人女性と外国人が付き合う事は罪だったから、命懸けの復讐だったんだよね。

早く逃げたら良いのに…って何度も思うんだけど。
ユダヤ人としては運が良いんだよね。

その後、復讐から抜け出して安らげる人生を送れてたら良いんだけど…

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