2004-08-02 文体模写
2004-08-01 顛末（天罰）
2004-07-31 飲みつづける日々
2004-07-30 愚か者よ／国語世論調査
2004-07-29 良いもの、とほしいもの。
2004-07-28 これからのパフォーマーは名古屋が主役?
2004-07-27 国語力
2004-07-26 読みかけの本たち
2004-07-25 届いた。
2004-07-24 吉祥寺＆立川オールナイト

課題文：東京の夏の風物詩、第27回隅田川
花火大会（隅田川花火大会実行委員会主催、
読売新聞東京本社など後援、協賛）が31日夜、
隅田川の桜橋と駒形橋近くの二会場で行われ、
約2万発の花火が夜空を彩った。

実践1（私の書き方）：夏といえばTUBE、
TUBEといえば花火です。そして花火といえば
きのう、隅田川で花火大会があり、今年は
事前に誘われていたのもあって、ちょいと
行ってきました。会場はふたつあるのですが、
われわれがいたのはどちらでもなく、単なる路上。
でも、路上で席取り合戦が行われ、敗北者たちは
道路の真ん中ではなくて路肩とかに腰を下ろして
見ているのです。負けじとわれわれも適当に座って
楽しんできました。2万発あがったらしいですね。

実践2（保坂和志風）：たとえば関戸の花火大会なら
学校の校舎から見えたりして、しかもそれがよく
見えるものだから現場に行く必要がなくて、うちの
院生はそういう環境に置かれているから行かないだろうと
思っていたのだけど、ゼミ生が「行こう」と言うので
ついていくことにした。隅田川だから浅草で降りるのかと
思ったらそうではなくて、なぜか錦糸町で横須賀線を降りて、
目的地に向かって歩くのかと思ったらそれがまた違って、
最初に行ったのはどこにでもありそうな居酒屋だった。（以下続く）

実践3（京極夏彦風、ただしフィクション）：
　閃光。
　轟音。
　歓声。
――花火など嫌いだ、喧しくて堪らない。おまけに人が多過ぎて
将に足の踏み場もない――。
　などと云う理由があの奇人に通じるわけもなく、どういう訳か
僕はこの日、偶偶行った中野の古書店で偶偶あの奇人に遭遇し、
浅草まで足を伸ばす羽目になった。
　会場に到着するなり奇人は、いつの間にか調達したビールを
飲み干してしまった。
　「おお旨い! 夏とは花火であり花火とはビール。ビールとは
これ即ち売り子から探偵への贈り物というわけだ」
　既に意味が解らない。尤もこの奇人の言動の意味不明さは
今に始まったことではないが、今日は酷い。さらに、
　「犯人はどこだ! お前か」
　シーズーが何をどうしたと云うのか。つくづく行動を共に
するのが嫌だ。かと云って無視していても、
　「おいそこの鉄鉱石」
　誰のことだ。僕なのか。鉄鉱石なのか僕は。と云うよりも
人間扱いもされていないのか。
　
　そして。
　閃光。
　轟音。
　歓声。
　「通路に座らないで下さいよお客さん」
　警官の声。

先頭 表紙

院生4人で隅田川の花火大会を見に行ったのです。
路上に新聞紙敷いて、ビール飲んで盛り上がったのです。
別の飲み会の二次会に行こうと思ったのだけど、そちらが
私が行くより先に解散してしまったので、本隊の二次会に
ついていって、錦糸町で飲んだのです。23時半まで。
で、なぜか私は居酒屋のトイレでどっかの兄ちゃんと
仲良くなるクセがあって、今日も日大の兄ちゃんに名刺を
つい渡しちまったのですが、それはおいといて、とりあえず
新宿まで戻ったのです。

そしたら中央線がやけに遅れて、25時1分の武蔵小金井行きが
最終とかいうのです。本当は新宿に留まれば良かったのだけど
貧乏性なのか間に合う電車には乗るタチで、ついそれに
乗っちまったのです。

で、多摩地域に詳しい後輩に電話してみたら「武蔵小金井は
何もないですよ」というので、吉祥寺で降りて、今ネットカフェです。

こういうときに彼女さんがいたら電話できるのにね。なんてね。

先頭 表紙

今日の阪神−巨人戦は解説が掛布雅之と
川藤幸三だからぜひ見たいのだけど、隅田川まで
行ってくるので見られません。花火です。

終わったら私だけ柏に移動してプチ同窓会なのだ。
千代田線が異様に混みそうでイヤだけど。

先頭 表紙

「檄を飛ばす」「姑息」「憮然」、いずれも
正しい意味を知らなかった私ですが、こういう
いわゆる「誤用」はどのように広まるのでしょう。
誰かが間違って使ったのが広まっていくのかな。
個人的にはそっちの方が興味があります。

最近聞かない言葉シリーズ1：「愚か者」。

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SHIPSのHPなど見ると、思わずほしくなるような
シャツがいっぱいあるのですが、いかんせん
高いのです。良いものはそれなりに値が張るという
ことは経験則でわかってはいるけれど、個人的には
良いもの（ほしいもの）を安く手に入れる方が
はるかに好きなのです。

きのう行った吉祥寺のgraniphでは、シャツが
1枚2500円、2枚買うと合計4000円という破格会計で、
シャツに2500円も出したくない私には魅力でした。
いや、例外的にキクチタケオの「愚か者Tシャツ」には
3800円出しましたけど、これはあくまでも例外。

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世は名古屋ブーム、というか、他の都市が
浮き沈みが激しいのに対して、名古屋だけが
マイペースで時間をすごしているために
緊急事態のときに異様に目立つ、というのが
真相のような気がします。というかそうでしょう。

でも名古屋好き。で、名古屋の歌?
イントロが「燃えよ! ドラゴンズ」に似ていると
思ったら、案の定山本正之作曲でした。
おもしろい歌つくるよねぇ。「ひらけ! チューリップ」とか。

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「2LDK」を見終えてチャンネルを戻したら、
爆笑問題と眞鍋かをりが出ている番組が映って、
清水義範がゲストで出ていました。
あ、「爆笑問題のススメ」ですね。

特に国語教育において作文を重視することなどに
表れる彼の教育論には大いに共感するところが
あります。みんな、先生ウケなんか狙わなくていいよ。
「楽しかったです」で終末を飾る必要はないんだよ。
と、自身も国語の教員免許を持つ身として思います。

「感想を生産するほどの作品とは思えません」なんて
意見を読書感想文で出す子がいても、私は良いと思います。
もちろん、「楽しかったです」もアリですけどね。

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平行して何冊もの本を読むクセはないはず
なのですが、気づいたらそんな事態になっていました。

・保坂和志「季節の記憶」
・姫野カオルコ「ツ、イ、ラ、ク」
・間々田孝夫「消費社会論」
・井上宏「笑い学のすすめ」
・吉見俊哉編「カルチュラル・スタディーズ」
・森博嗣「数奇にして有限の良い終末を」
・山田詠美「トラッシュ」

「時間の使い方がヘタ」とよく言われます。
確かに時間は有限なのだから、一瞬一瞬を大事に
生きていきたいとは思うのだけど、たぶんそんなに
ストイックには生きられない体だと思うな。

ひとりで海に行ってぼーっと沖を見つめたり、
そういう時間が私は好きです。

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HBCテレビから、いわゆる「取材のお礼」グッズが
届きました。VTRだけかと思ったら、ペンやアイピローも
入っていて、細やかな心遣いに痛み入りました。

かなり不安に思っていたVTRですが、思いっきり
「町田マチルダさんの感想文」と書かれましたね。
私はもう満足です。書いて良かったです。

誰かHNに突っ込んでくれなかったのかしら。

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ゼミの打ち上げでした。注目の「UFJ銀行前」という
待ち合わせは、ちゃんとこられた人には好評、
こられなかった人には不評でした。

先生宅でひとしきり盛り上がったあと、
オプショナル・ツアーとして某漫画家の家を
外から眺めてきました。吉祥寺には作家や漫画家が
多いようですね。

二次会は吉祥寺の「歌広場」でカラオケ、三次会は
立川の「ビックエコー」でやはりカラオケでした。
歌った歌った。「ビックエコー」にTUBE「Bravo!」が
入っていたものだから、酔っているわれわれは
ソファーの上に乗ってタンバリン片手にサンバ・サンバ。
歌っていてあんなに気持ち良かったのははじめてです。

酔っぱらいカラオケに「Bravo!」。おすすめです。

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