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どうやら、日記がスローペースだ。言葉が出てこないのは、考えがまとまっていないから。

ビジネスホテルに泊まりながら、ここの創業者は面白いなあ、とか。
職業柄、スタートアップやベンチャー企業と接することもある。だけど、自分がそこの世界に飛び込もう・・・とは思えない。なんなんだろうね。学生の頃、よく「君はボーカリストになりなよ。」と言われた。私の歌を聴くまでは（苦笑）。まあそんなに下手じゃあないけどね。私は、ずっと小さい頃からピアノをやってきたので、鍵盤を操ることの方が好きで、立ち位置も、自分が一番じゃなくて、誰かの後ろでやっていて時々ソロが回ってくる方が私の場所だと思えてた。

そして今。「スタートアップやるなら、僕の人脈の中で、君が1番か2番目に上がってくるんだけど。」と言われてしまう。私は、外での顔を、良いように作りすぎているのか。そんな、私はCEOとかには、向いてない、ってこと、自分が一番わかってる。だって、自己コントロールが一番の不得手だ。

日本で会社に行っていた頃、毎日がそこから脱出するために向かっていた。数年後、こんなところに居ないぞ！っというモチベーションで生きていた。あの集団の中の一員でいるのが嫌だった。だから、毎日、修行のように過ごしてた。もちろん時々、大企業のネームバリューで得をしてたのも自覚してたけど、やっぱりあの中に居るときの写真をみても、あまり可愛くない。

今の私は、どこに居ればよいのかわからなくなっている。何をしたいのか、とか、そんなものもナクナッテイル。誰かから要求されるものと自分の中の像とがずれてきている。


そうだなあ。でも、書き続けてみよう。今この瞬間、何がしたいか？

『あのブルーの空の下で、誰かと一緒に過ごす時間を作り出したいな。』

先頭 表紙

部屋を出るなり、母から、『頑張ってるっていう日本人』的なものを前面に出し「疲れた〜（片付け）。昔の服が奥から出てきたから、時間があったら手伝ってよ。」といわれる。手伝ってよ〜の部分に、たっぷり『私たちがこんなに頑張っているのに貴方は無視するのね』的なニュアンスをこめて。

「後でやる」、っと答えたものの、やっぱり頭に来たので、「私の昔の服は、全部捨てて良い。どうせ何年も着てないんだから。とにかく今は手伝えない。」と告げた。

中にはお気に入りであった服や今でも着れる服もあるだろうけど、今、彼女達からかけられるストレスと引き換えと考えたら、ほっといてもらう事を選んだってこと。もしこれが問題となるならば、最後の貯金をはたいてマンスリーマンションにでも移る作戦を実行するまで。そこまで精神的に追い詰められている。

たぶん、母は弟の気持ちを代弁したんだろう。だけど、それは弟の人生。彼のタイミング。私のタイミングは、別のところにある、ということに気がない。
家族なら協力して、っていうのもわかるけど、それはこちらも同じだ。

先頭 表紙

やる気が出ない。ってここ数年、ずうううううっとそのモードのような。
ずっとこのモードのままっていうのは、かなり人生的にヤバい。
どうすりゃいいんだ？これ。

GW中、１日寝まくった日があった。そしたらちょっとは復活。やっぱり実家生活は、シンドイ。今までは、こういうの自由にやってきたわけだ。自分のペースで。特に母からの監視は強く、でももちろんそれは彼女は心配しているからで・・・。

実家では、祖母が亡くなったのと、弟の新しい事業のために家の一部を改築するため、母と弟が一生懸命片付けをしている。でもハッキリいって、今の私には、片付けをしている場合じゃない。やる気ないモードから脱出して人生自体を改築しなければならないのに。

道を踏み外したな、と思われていても、物事は前に進まないし、毎日、どう？って聞かれても、プレッシャーになるだけなので、余計なプレッシャーである家の改造のことには自分の荷物以外は協力しない、と宣言。しかし、宣言後も、「（片付けを）やりなさいよ〜。」とか言われる。いつまでたっても子供扱いだ。そもそもそれを言われる筋合いはないはずだ、というのは理解してはもらえないようだ。実家に一箱たりとも服とか昔の思い出の品とかをおいては行けないというのなら、わかるのだが、ウチってそういう家族だったのか？言っている事がめちゃくちゃだ。

先頭 表紙

おっと！そうか、エープリールフール！今年も、ですね。

先頭 表紙

最後の締めくくりとして、旅に出ている。

一ヶ月程前に、タイミングよくメールをくれた友達が、実家に帰るというので、旅先を追加し、今、彼の田舎に来ている。学校系で出会った人は、モチベーションが高く、今も高い地位にいる人が多い。忙しいのに毎日世話をしてくれて、お母さんにも大変お世話になった。おかげで、素敵な外国の町の旅が、さらに楽しく素敵な思い出になった。

残念ながら、彼と出会った４年前は、私の英語力がなく、彼のなまりも酷くて、すぐには友達にはなれなかった。この４年の間に彼はアジア系女性と出会って結婚をし、日本在住。彼のお母さんも、「１２歳の時に、オリエンタルな女性と結婚したいと言って、驚いたのよ」とのこと。日本語を学びたいといってメールが来たのは覚えているけど、なまりが酷いし、当時エクスチェンジ君と勉強し始めた時だったので、忙しいと断った記憶がある。当時は、とってもナンパ系に見えたんだった。っていうか、今も一見、軽男系だ。

旅の最初は、なんとなく距離があったけど、彼の友達の家にいって晩ご飯をごちそうになったり、仕事場所に連れて行ってもらったりしてたら、なんとなくエクスチェンジ君と一緒にいるような感覚になった。エクスチェンジ君の時も、彼が結婚してから数ヶ月たった時に知り合ったんだった。今回の友達もエクスチェンジ君も、ふとした間違いで大切な友情・将来の取引先関係を壊すには、非常に惜しすぎる。二人とも、結婚しているから素敵に見えるのかも、という範囲を超えて、外見（日本基準）も職種も家柄も気遣いの仕方も、実際にハイレベル。あ〜。。。

昨日の夜１２時過ぎてから、部屋に何故か目隠しと食べ物を持って来た。誰かがみたら勘違いするような。でもエクスチェンジ君の時のように、実際には何もない。外国人は、ハグしたり挨拶でキスをしたりするのが普通だけど、彼のような甘いマスクにハグやキスされたら、大抵の外国人慣れしていない日本人の女の子は、ぽーっとなってしまうだろう。しかし、二人きりで部屋で目隠し、チョコバターを指からなめるって、なんかもう、ちょっと、あやしすぎ。

ちゅうか、目隠しされながらベッドやら椅子やら、さらには床とかに座らされたけど、ありゃ〜なんだったんだ！？別に指からチョコをくれるなら、どの姿勢でも対してかわりはないはず・・・・。かといって、こっちは目隠しされているから、私から間違いをおこすことを期待されても無理だし、部屋はオーナーが同じ家に住んでいるB＆Bだから、間違いをおこす場所にしては、間違っている。カメラでも持ってきて写真でも取られていたら、彼は相当な悪党だけど。いったい目隠しされている私は、どんな絵だったのか！？うーむ、

って、デート相手には、絶対言えない。

先頭 表紙

しばらく日記を書いてなかった。なんだか書き連ねることすら、何かの定義に縛られる気がしてきて、疲れたから。

一ヶ月、デート相手の家で過ごし、少しずつ彼のことも知っていったような気がする。元彼氏のステップがなかったら、デート相手をもっと素直にまっすぐに受け止められるんだろうか。お散歩していると、突然、目を見つめてきて、ねえ、ごめん、と言い始めるので、内心、え？なんか重大な事でも謝られるのか？とびくびくしたら、「さっき犬を引っ張れって、命令口調で強く言っちゃったから。」って。私は引っ張らなくても大丈夫だと思ったので、大丈夫だよーってそのまま自分のしたいようにしていたから、全く気にしていなかった。

私が気にしている事って、将来の事。ここ一ヶ月程、彼の行動は、私の事が好きとしか受け取れないものばかりだ。なんでも私が心地良いようにしてくれるし、何かしようとするとすぐに後ろから追ってくる。体の関係も、別に特別迫られるってわけでもないから、そのために確保されているわけでもなさそうだ。だけど、将来の事に関しては、なかなか触れて来ない。ただ単に日本に旅行に行くことすら、具体的な話までにはならない。行こうかな、ぐらいで。

起業家と言えばかっこいいけれど、数ヶ月前からパートナーシップを組んでいた会社のパートナーとは、使われるだけ使われて、事業自体がなかなか軌道にのらないので、パートナーシップを解消。投資したお金は返ってこない。また、請負で２００万円以上稼いでいた会社も、支払い滞納。どうやら彼は人を見る目がないらしい。その原因は、おそらく、自分が自信満々でいないといけない性格なので、見る目がくるってしまうから、だろう。その辺りは、凡人レベルに難しいところで、彼も凡人と言ったところだろう。

なんかいろいろ溜まってきたので、また。書いててしんどくなったら、意味ないもんね。

先頭 表紙

そういえば、新年の抱負を書いていない。

去年は、元彼氏と近場の新年の花火を見た。一緒に私の部屋から歩いていった。昨日のことのようとは、こういうことか。どこかで、一緒になれることを想像しながら、でもどこかで不安な気持ちだった。

それは今の気持ちと同じだ。自分の行く末を、誰かの気持ちに、委ねること。若いころは、それがとても嫌だった。高校生の頃なんて、、『どうせ結婚しないのに、なんで今恋愛する必要なんてあるのか。』とまで、考えていた。大学生になり、すごく好きになった人は、後輩と付き合っていて、一瞬私の方へ向いた時があったけど、奪いさる勇気はなかった。誰かにすべてをさらけ出す事が怖かったから。そこから屈折、○○年。元彼氏は、すべてをさらけ出しても大丈夫なことを教えてくれた。

去年１年間は、過去３年の生活から撤退するための助走に使ったような気がする。過去３年というより、留学の準備期間も含めると、もっとだ。長いブランク期間とも取れる。たぶん自分で仕事が取れる専門系翻訳を目指すぐらいしか、道はない。まだ企業にアプライすることも出来る。だけど、それだと４年以上の前の生活が繰り返されるだけなような気がする。

今年の抱負。やっぱり私は誰かと家庭を築きたい、ということ。
今のデート相手は、良い方向に考えれば、期間がはっきりしているお試し期間。悪い方向に考えれば、何も考えてない人のところで、とりあえず住む場所を確保している状態だ。今、どういうつもりで私と時間を過ごしているのか、聞く事は出来るだろう。だけど、今聞くことで、悪い結果を招く事すら考えられる。

今の私は、はっきり言って、魅力的でないと思う。将来に明るい展望もなく、恋愛の行き末も相手任せ。デート相手が仕事のことを話し始めても、言語の問題で突っ込んでいけない時がある。毎日楽しく過ごそうにも、もうここを離れる時期まで一ヶ月半。クリスマスやお正月など、区切りになりそうなイベントは、すんなりすぎてしまった。次はバレンタインデー。さすがにイベントがイベントなだけに、将来の話もしやすいけど、もうその時には、ここを出る寸前の時期だ。


紅白の美輪明宏がすごいと聞き、さっそく映像を探す。確かに、すごいな。ただ、ここ１年で強く思い始めたこと。苦労ってなんだろう？苦労した両親の話は確かに美談だ。けど、ものすごく日本的な感動だと思う。苦労が美談になる国。ここの土地では、ただ昔は貧乏だったんだー、ぐらいにしか、受け取られない。さらに、今の私は子供の視点でしか、この歌を捉えられない。自分が苦労して子供のために働く人生を送るかどうか分からなくなってきた今、一生懸命に生きる、ということが、どういうことなのかが、わからなくなってきた。

先頭 表紙

新年。２０１３年か。なんか未来の出来事みたい。

デート相手の家で新年を迎える。日本では新年はお祝いだ、というのを聞いて、タイ料理を作ってくれた。あまりにもタイ、タイと言うのが、だんだん苦痛になってきた。もちろん前の奥さんがタイ人だから。過去からは誰もが逃げられないことは分かっているし、この年齢になると過去があるのは当たり前。なんて心の狭いことか。

ふと、元彼氏との楽しかった出来事を思い出してしまう。デート相手とドライブ中に道のテレビの広告を見かけ、私がテレビを捨てよう時に元彼氏が「これ、カラー？」と聞いてきて、当たり前じゃん！って爆笑した話とか。そんな些細なところに沢山笑いがあった。

デート相手は、いつも自分の意見を優先する。私がこれ好きと言ったものに対して、僕は嫌いだ、と言う。私は私の話をしているのであって、聞き手が嫌いと言ったら、日本人としては話題を切り替えるような程の勢いだ。私としては意見の対立をさけるため。文化の違いなのか、彼自身の問題なのか。私はそういうところは嫌いだ。タイでは日本よりももっとオブラートに包んだ言い方をするらしい。ここの土地の人は一緒にいて心地いいだろう。なぜ、って必ず話題が自分の方へ向き、多くの場合、自分の好きなものへと相手が妥協する結果となるんだから。もともとの好みが一致していれば、こういう事態にはならないんだろうけど。

とはいえ、彼はいつも私のことを気にかけて行動しているのは十分認識しなくちゃいけない。一挙一動を観察して、私の欲しいものをくれようとする。買い物に出かければ、必ず私が好きなお菓子を買い、私が紅茶を欲しくないかいつも用意している。私だったらとっても好きな人にしか、出来ない行動だ。こういうのは人のキャパシティに寄る。例えば沢山彼女がいるような人の場合、どの彼女にも出来ちゃったりする。今のデート相手がどういうタイプなのかは、まだつかみきれない。

今のデート相手の好きなところは、頭が良くて行動力があるところだ。女の人を養う、という気概もある。安定した職ではないけど、十分生きていくスキルを身につけている。弱い人を見たら、助けようとする優しいところもある。

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年末休みの週末。デート相手は、ベッドルームで仕事をしている。

彼は、本当に世話好きで、私は何もしなくても良い。そんな彼を見ていると、私はもちろん彼のことが好きだ。「物体」として彼が好きか？元彼氏のことは、そこにいるだけで「物体」として好きだったような気がする。もちろん、そんな風になるまでに、数ヶ月時間がかかったような。デート相手と初めて実際にあったのは１１月頭。今は１２月末。まだ２ヶ月しか立っていない。あれ？まだ２ヶ月か。元彼氏はデート開始が９月、１０月末には一度帰国した。ちょうどあの頃。

結局、デート相手に、完全帰国に関するメールを送っても、何も変わらない態度。問題が表面化するまで何もなかったかのように過ごすタイプの人なのか。関連の話題にすら反応しない。頭がいいから故なのか。もしかしたら元彼氏もわからないふりをしていただけなのかも。

先頭 表紙

夢見が悪い。理由は、帰国のことを考えるからだろう。昨日見た夢は、なんか囚人か捕虜の状態で、処刑執行からどうにかして逃げ出すために、つてをたどっている夢だった。助けてくれるかもしれない人の名前は、漢字だった。ということは、中国人か。もう帰国日まで、ほんとに死刑執行の日を待っている気分。

デート相手に夢のことを言ってみたけど、「昨日僕がみた夢は」、とするりとかわされる。彼はいつもそういう対応だ。もしかしたら、前の奥さんも、重要なところや根本のところで繋がることができなくて、浮気をしてしまったのかも。

このところずっと夢見が悪い状態なので、デート相手にここにいられる最終日のことを、FYIという形でメールしてみた。隣の部屋にいるのに、メールは本当は嫌だけど、証拠が残るし。

もうどう出てくるんだろう、本当に。あー。もう。。。とか考えてもしょうがない。
日本に帰ったら楽しいこともあるということを、沢山心に思い浮かべよう。

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