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二人で過ごしていると、物理的にずっとくっついている。そして結果何もたいしたことは出来ない。映画を見たりするだけ。こんな日は一週間に一度ぐらいはあってもいいけど、最近は多すぎだ。暇があれば遊んじゃおうというのが、こちらの人の考え。大学生の時の生活のようだ。

一方で、こんなにもずっと誰かとくっついて過ごすことが出来るなんて、思いもしなかった。私はべたべたするのが好きなほうだけど、こんなにべたべた出来る人は初めて。私は、母親にベタベタ出来なかった子だったのかなあ。確かに母乳ではなかったけれど。

彼の体の中でワキの下の辺りが一番暖かくて柔らかいので、ずっとそこに手を突っ込んでいる。そういえば、前犬飼っていたときも、前足の付け根あたりが柔らかくて気持ちよかったので、ずっとそこを触っていたなあ。

そうやってくっついていても、その人になれるわけでもなく、私は私。私の苦しみは、私にしか解決できない。生きていくっていうのは、苦しい。

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離れていると、匂いとか肌の感触とかを思い出す。嫌いな香りじゃない。ずっと触っていたい。一番最初に手をつないだ時、「なんだかカサカサした感じ。」と思ったけど、今ではそれすら、鮮明に詳細まで思い出せてしまう。目を開けたままキスをすると、大きな馬か象さんのつぶらな目のように思えてきて、そんな小さなことが愛おしい。

今は、これは全部、私のモノ。これが私のモノじゃなくなったら、と思うと、胸がぎゅーっと締め付けられて、涙まで出てきてしまう。でもその日はいつか来る。少なくとも一時的にかもしれないけれど物理的に離れる時は、次の春。

次の春から、そのくらいで再開できるのかは、わからない。なるべく早く、確実な形で再開できるか、っていうのが、彼の私への愛のバロメーターとなるだろう。

国際恋愛で、くるくる、といっていて、結局来なかった、なんて話は山ほど聞くので、他人から聞いたら、なんてアホなことやってんだーあってなる。特に保守的な白人層は、黒人と聞くだけで、駄目なようだ。これがアジア人、日本人、とかなると、また違った印象。

本当は、誰にも祝福される白人をゲットしていれば、こんな苦しみを味あわないですんだのに。ちょっとした冒険心がかなり心を痛めつけている。

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いろんなタイプの人に、彼氏のことを聞いてみる。決まって白人年上の女性は、細かく聞く前から大反対。フラグたちまくりだと言う。年上白人男性は、聞いていない。

彼は、外見も良いし、優しいし。それでいて女の人の気は全くない。ほんと、これでお金が稼げれば、人種を超えて、いい彼氏・旦那になるんだろう。

人生は自己責任。選ぶのは私。なんだけど、やっぱ人には聞いてしまうなあ。

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彼氏といると、時間が止まる。ずっと顔を眺めていたいし、ずっとくっついて居たい。本当に可愛いペットのようだ。

日本に帰って、私は人間のペットが飼える身分になれるだろうか。「君はペット」のスミレちゃんのように。君はペットの最終話は、結局結婚とかしないんだったよな。まだ彼らは29歳と20歳という設定だった。特にモモが若いから、未来の可能性を含めた状態で続けていくのは、アリ。でも、私と彼氏の場合は・・・。

金銭感覚に違いがある。未来の奥さんや彼女の収入は、あてにするのが、こちら流・・・なのかもしれないが、日本で住むわけだし、こっちの価値観を二人の間で持ち続けるのは難しい。傍からみれば、優しくて見た目だけが取り柄の貧乏なブラック彼氏＝ヒモ、みたいな。彼は計画性がないので、彼とずっと一緒にやっていくとなると、大事なことも全部自分で考えなくてはならない人生。良いように考えれば、今まで好き勝手やってきたから、好き勝手出来る、とも言える。でも本当はどうしたいんだろう。

彼氏は、私が帰国したら3ヶ月後に追いかける、ということになっている。私の中で「彼じゃないのかも。」と思えてくる何かがあるというのに、一人の人間を、国を超えて引越しさせようとしている、ということに、罪悪感を感じてしまっている。

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昨日の夕方、調子が悪くなって、彼氏に電話をかける。すぐきてくれることになった。もー、彼氏がいなくなったら、ワタクシどないしょー。絶えられるとは思えないほど、助かった。よー。

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今の彼氏のいいところ。

こちらの感情に、ピッタリついてきてくれる。怒っている時も悲しい時も。すねていたら抱きしめてくれる。落ち込んでいたら寄り添ってくれる。まるで暖かいブランケットのようだ。だからこそ、私はありのままの自分＋少しわがままな自分を、彼の前に出せる。これは彼が私を好いてくれているからということに、胡坐をかいているのかもしれない。

今の彼氏の悪いところ。

ADHDのような性格。もしも彼が真っ当な日本人だったら、速攻却下なんだろうな。
貧乏。まあ、年収にして。。。私の半分とはいかないけど、そのレベルで満足してきた人なんだろう。
長期の計画を立てる能力が乏しい。将来をともにするのには、うーん。。。

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いろいろ書いちゃったけど、私は彼氏に甘えてるんだと思う。いつも私のことを考えてほしい。私が悩んでいたら、一緒に考えて欲しい。いつもいつも私のことを思ってて欲しい。そして彼は、かなりの頻度でこの願いをかなえようとしてくれる。もちろん彼が私の願いを気がつかない時までは、出来ないけれど。

こんなことを考えていると、もし別れたら、どうなってしまうんだろう、と思ってしまう。その前に、どうやって別れるのか、やり方を忘れてしまった。

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彼氏に、今思っていることをぶつけてみた。そうしなければ、何も始まらなさそうだったから。読みどおり、彼はやっと考え始めたようだ。

私の心は日本に帰るほうに傾いてきている。日本の方が、稼げるから。そして、日本に帰って就職して、就職したら、少なくとも、自分で何かを達成したと思うまでは、一生懸命、働くだろう。それが、こっちに来る前に計画したことだった。そうすると、彼氏が日本にきてくれるしかない。そこで、彼氏に「日本に来て」、と話すと、彼は、わかった、うん。と言った。

あまりにも簡単に、イエスと言うし、なんだか固まってないように思えたので、話を続ける。結婚が怖いの？と聞くと、彼氏はものすごく不本意なようだった。彼は、１月にビザが切れる前に、結婚しよう、と言うつもりだったらしい。でも、それが本当に以前から考えていたことなのかは、わからない。

話していく中で、私がこっちで一度仕事のオファーを受けた時の時給の高さを、期待しているようだった。累積すると今の彼氏のサラリーと比べると、そりゃ多いわな。（うーん、それは、ラッキー案件だったんだよ・・・）と、心の中で思いつつも、否定すると話がストップしてしまうので、耳を傾ける。

確かにね。彼と結婚したら、彼のおかげでビザ問題は解消して、私は仕事にありつける確立が高くなるのだから、日本人の旦那に給料を当てにされるのとは、ちょっと違うのかもしれない。でも、もし友達が同じ状態に陥っていたら、きっと私は、うーんって思うに違いない。

私の意見が、日本に帰るといったり、日本は住みにくいといったり、揺れまくるので、彼は、「もっと考えが固まってから僕に話してよ」、と後から言っていたけど、私的には、一緒に考えて欲しいから、切り出した。切り出したことに後悔はない。巻き込んじゃってごめんね、と、思うけれど。

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昨日、今日、と友達に話を聞いてもらった。

一人目は、結婚も離婚も出産も経験した日本人女性。彼女の結論は、「愛は勝つ。」いろんな偏見や、貧乏であることなども、含めて。ビザが切れるまで、彼との時間を大切にして過ごしたら、そこから次の展開が生まれるかもしれないし、とのこと。

二人目は、３回結婚して、３度目の結婚で外国人とすることとなって、現在自分よりも稼がない旦那がまだ古風な考えを持っているので、関係性に苦しんでいる。彼女いわく、「Loveだけじゃ十分じゃないのよ。若い頃には理解が難しいけれど。」と。

正反対のアドバイスを続けて頂いた。これも何かの意思の力。考えても結論はでない。だけど、彼と時間を過ごしていると、麻薬みたいに何も考えられなくなっちゃって、時間が過ぎてしまう。あと数ヶ月自分を見失わないようにしなくちゃ。

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さすがに一日休んだら、少し精神が復活したかも。でもそとは今日も雨。

気になっていること。それは彼の行動が、いちいち遅いこと。ADHDみたいな感じで、集中力がなく、すぐに興味が次のことに移ってしまうので、当初やり遂げたかった出かける準備とかが、遅くなってしまう。この習性は全てのことに影響している。たぶん、彼の人生の全てに、っていうことだろうな。もう４０代中盤なのに、凡人にはない才能もあるのに、大成していないのは、この習性が影響しているのだろう。

人と人生を共にする。それが結婚かあ。人と人生を共にすることによって、この彼の習性が治っていくっていうことはないんだろうか？あ、もしかして、ADHDについて調べてみればいいのかなあ。。。あきらめる前に、解決策を考えたい。

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