今日はTROYを観てきました。
こおいう大掛かりな映画って観るの久しぶりだったので
もうその画面全体から伝わってくる迫力に圧倒!!
どこまでがCGなのかわからないけど、
やっぱりこれは映画館で見ておけてよかったなぁって感じ。
それと、ヘクトル役のエリック・バナがめっちゃ素敵でした!
もうかっこいいの!!
ブラピ演じるアキレスよりも、へクトルのほうに惚れてました・・・。
以下ネタばれになると思うのですが、、、
映画を観ながら思ったことは、やっぱり教科書に載るような歴史っていうのは
勝者側のものでしかないんだなぁ・・・て事の再確認。
世界史の授業では、王妃を取られたギリシャがトロイに進軍して、
トロイは破れた・・・って感じだった覚えがあるので、
話を見ていて「これはやっぱりトロイが負けてしまうんだろうか」って
最初からもう切なかった。
(授業ではギリシャ側から見るから、トロイが負ける事に対して、
当然っていう意識で聞いてしまっていたし)
トロイ側の軍会議のシーンで相手の攻撃を待とうっていうヘクトルの発言ではなく
部下たちの「進撃すべき」っていう発言を押したプリアモス王とか、
良い方向に行くはずが滅びに向かってしまう感じがすごく寂しかったし。
夜、アキレスに一人で会いに行ったプリアモス王のセリフには
涙が出ました。その後の、一連の流れにも。
もう、城内に木馬が入ってしまってからは観ている側も悟っちゃうしね。
ラストサムライの時にも思ったけど、散る事を悟った人間の行動って
すごく心をゆさぶられる。
最後の、「黄泉の川にはもう少し待っててもらおう」みたいな台詞とか
もう画面が涙でにじんでました。
プリアモス王もすごく悲しくて、最後はやるせなかったなぁ。
で、最後に思ったことは、
結局すべての元凶はパリスやん!!
何でああいう事するかなぁ・・・
どーしても彼には感情移入できませんでした。。 |