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勇者パオラのジャングルブック

Il dado è tratto.

目次 表紙

2006-01-15 ほんとうのこと
2005-11-24 人間ドックに行って来ました。
2005-11-08 足が早い
2005-09-23 Der Jungling 2
2005-09-23 Der Jungling 1
2005-09-03 新装版


2006-01-15 ほんとうのこと

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
今年もぼちぼち更新でいこうと思います。
よろしくお願いいたします。

さて。

よしもとばななの日記で、
自分を含めてみんなが、
ふつう日記に本当のことは書かない、
ということを書いていた。

本当だ。

いわゆる「鍵付き日記」というものには、
ほんとうのことを書いている人もいるのかもしれないが
(やったことがないからわからない)、
ウェブ上の日記は、
どうしてもサイトごとに人格ができてしまう。

当然だ。
誰かが読む可能性を考えると、
なにがしかの演出をしてしまうのが人間だ。
日常だってそうだ。

私自身も、
別のサイトで「ほんとうのこと日記」を試したことがあったが、
うまくいかなかった。
どうしても、
「異様に黒い」か、
「異様に後ろ向き」か、
「異様に暗い」になってしまうのだ。
そしてあまり意味がない。

最近は、
良い言霊の恩恵を受けとり、
発信するためのツール、
それがウェブ日記かと思い始めた。
あるいはウェブ全般がそうなのかもしれない。

もう既にこういうことは議論されているのかもしれないし、
皆さんわかりきっていることなのかもしれないけれど、
善悪を問わず最新のものを受発信できるという点において、
活字が書籍だけに止まっていた時代に比べ、
なにかとてつもない道具が手に入る時代なのだなあ、
という感を、今更ながらに新たにしました。

だから、良い言霊のサイトに繋がりたいし、
自分も良い言霊を発信したい。
いつもそういうアンテナが
「ぴぴぴ」となっているような自分でありたいです。

今年へのアファーメーション、
「その○」です。
(何番目だ?(笑))

つっこみ 先頭 表紙

NIKITAが登場してから、手持ち無沙汰だった半身浴がすっかり娯楽時間に。笑い過ぎで汗でまくり、個人的にはデトックス効果最高な一品なのでございます。 / 元はむ@TANITAは会議の友 ( 2006-06-25 20:12 )
美白対策は結局「焼かない」ことに尽きますね。今年はホワイトニング新製品には踊らされません。私のほうはアユーラのメディテーションバスに撃沈な今日この頃です。瞑想浴を通り越して爆睡浴になってます。 / 元はむ ( 2006-06-25 19:54 )
パオラ近況報告〜。夜計ると28%だった体脂肪が、翌朝には体重は400g減っているのに体脂肪だけ29%に!そして20分のウォーキング後には体重400g減かつ体脂肪27%に。「脂肪って寝てる間に足の裏に沈殿する?」と言ったら姉に「なんか違う。」とつっこまれました。ちなみに体脂肪計はおなじみTANITA(ってNIKITAに似てるわね)。 / パオラ@隠れ肥満?モロ肥満? ( 2006-06-24 22:31 )
元はむさま きゃー!お待たせしましたー。美白は特にはこだわっておりませんが、水菜はひところ「アボカドとサラダ」にはまっていました。現在のマイベストコスメは、アーナンのヘナです。すんごいです。馬糞そのもののアレで、30分足らずで見事に染まります。 / パオラ@未ログイン ( 2006-06-24 22:25 )
お元気ですか?パオラ嬢の今年の美白対策記事を心待ちにしておりまするー / 元はむ@水菜がマイブーム ( 2006-05-12 23:36 )
kyoさま ご返事が遅くなり申し訳有りません。今年もよろしくお願いいたします。本店はやはりこちらということで。月刊化しておりますが、なんとか継続しようと思います。 / パオラ@未ログイン ( 2006-01-22 19:55 )
良かったー!読み進みながら、パオラさんがココを辞めますって言い出すのかと思ってドキドキしましたよ。今年もどうぞよろしくです♪ / kyo ( 2006-01-19 10:32 )
元はむさま 私も自分につながるためだけの自分だけブログやってます。公開でも、機能なり内容なりで、ある程度のフィルターをかける必要はありますよね。ミはすごいですよね。「ミに疲れました。」ってブログがあるくらい(笑)。 / パオラ@未ログイン ( 2006-01-17 23:28 )
しぎおさま お疲れさまでした。嘘ってどのへん?リョーマ?寂しい旅人、、、ってのは、自己愛よ。だから寂しくないの。オホホホホ。 / パオラ@未ログイン ( 2006-01-17 23:21 )
ミじゃないです。知人と自分だけがわかればOKな「つながらない系ブログ」なので、ブログ機能を外しまくりで、こっちの開発者様とは目を合わせられません(汗) / 元はむ@今年は女気で。 ( 2006-01-17 18:30 )
「夜、日記を書くと恋文以外は鬱全開になる」というような事を、かの坂本竜馬も申しておりました。人はみな寂しい旅人だから…。なんて事を嘘を交えながら書いてみる…。  / しぎお ( 2006-01-17 00:43 )
元はむさま そーだった。否、男子の一言岩の如し。。。男気を発揮する方向で参りたいと思います。ブログってまさかミがつくやつですか?? / パオラ@未ログイン ( 2006-01-16 23:00 )
宣言なんて何度も上書き更新できますし(謎) しかしうっかり退会ボタンを押していたことは後の祭り(ガクリ) というわけで某ブログで復帰しましたー / 元はむ ( 2006-01-16 19:45 )
元はむさま ををを!わたくし今、気分が高揚しております!お元気でいらっしゃいましたか?ご来場うれしうございます。既に人格が定まっているサイトでどこまで自分の制限をはずしていけるのかわかりませんが、もう宣言してしまったので(笑)。はむさまの還元も楽しみにしております。(復帰なんですか?) / パオラ@未ログイン ( 2006-01-15 22:20 )
あけましておめでとうございます。良い言霊を頂きにきました、今年もどうぞよろしく。ヒトは環境の生き物というか、居は気を移す、とは本当なのねえと思うことしばしの最近です。自分が共振できる言霊さんが住むサイトにひょっこり出会い、楽しみや良い変化をもらえた時、ウェブの開発者様ありがとう、といちいち思ってしまいます。私も少しは還元せねば。。。 / 元はむ ( 2006-01-15 21:54 )

2005-11-24 人間ドックに行って来ました。

なんと初です。

午前中に、

人間ドック(内科・歯科・計測、、、)
→婦人科検診
→眼科検診
(コンタクトレンズの検査。これはドックとは無関係。自分オプション。)

以上を回るという偉業を成し遂げました。(しかも8:30スタート。)

感想はというと、ぐるぐるまわったりごくごく飲んだり、吹いたり(炭酸吹いた。)、
血を取られたり、、、、、、なんか怖かったです。
しかも朝から飲まず食わずだし、水もだめなんておしっこなんて濃いにきまってるし、
血液もドロドロしてるはずだし、なに〜????
こんなんで健康かどうかがわかるなんて西洋医学って絶対おかしい!
と、さすがに口頭には出せないので腹の底で独り言を言っておりました。

形だけドクターの健康相談があり、「何か気になることはありますか?」と、
親切に聞いてはくれるけれど、積極的な拒絶というものが世の中にあるということを
私は最近知りました。
すなわち「だいじょうぶ。データに問題ないから。歯ぎしりくらい、
口呼吸くらいどうってことないから。はい、いいね。」
という無言(笑顔)の門前払い。
健康であったことは喜ばしいことだが、
やはり西洋医学は「未病(病気になる以前の前兆、
あるいは病名のつかない不調)」については専門外であることを体で知る。
しかしゴールの眼科の先生の笑いをとって帰ってきたからまあいいか。

それにしても、施設の手際のよさと設備の良さは素晴らしかったです。
住みたいくらい(嘘)。
あんなにさくさくと進むものとは思いませんでした。
なによりも感心したのは検便の採取法。
時代は進化している!!(ただしここでは説明できない。)
蟯虫検査ポキールがどのくらい進化しているのか、
これは当日現場で判明するのかと思いきや、
時代が進化しすぎてそれは検査メニューにはなかったのでありました。

つっこみ 先頭 表紙

おおお!貴重で詳細なネタ提供をどうもありがとうございます(笑)。胸に刻んでおきます。コッソリと。 / kyo ( 2005-12-02 10:47 )
kyoさま ではkyoさまだけに検便の秘密を。綿棒のつまようじタイプみたいな採取棒を、便の5〜6箇所につきさします。それをコンタクトレンズの容器のような保存液の入ったボトルに、かちっ、と音が鳴るまでさしこみます。以上を、二日間に渡って行います。ちなみに、洋式トイレでは便器に対して通常と逆向きで座り、紙をひいたのちことをいたします。 / パオラ@未ログイン ( 2005-11-28 19:52 )
人間ドックって検便もするんですね。それにまずびっくり。結果はいつ頃出るのでしょうか。 年と共に(?)東洋医学に心が傾いています。全体をみてくれそうな気がして。 / kyo ( 2005-11-26 09:38 )

2005-11-08 足が早い

最近アボガドにはまっています。
主に水菜とピーマンを加えて、醤油+マヨネーズでサラダにします。
アボガド。この謎の果物が、醤油と相まっただけでこのような味わいになるとは。
ただし私は、わさび醤油で鮪と同じ味説は支持しません。

しかしあれは足が早いですね。
買ってきてすぐに切ってみると、すでに傷んでるその確率、半分以上。
なるべく熟しててすぐに食べられそうなものを探そうとするのがあだになっているようです。

足が早いといえば、ひょっとしてゴボウも足が早い?
どうも最近そんな気がしているのですが、どうなんでしょう?

ちなみに「胡瓜は水になる。」に賛同してくださる確率は、3分の1くらい。
先日は「私は胡瓜を棒にしました。」という剛の者に出くわしました。
よほど冷蔵庫内設定温度が低かったのでしょう。
来夏、トライしてみたいと思います。

つっこみ 先頭 表紙

しぎおさま チンしたら、、たぶん溶けてなくなるね。船舶えらかったね。名古屋でもがんばってね。しかし「ごほうび」が出るまで長い道のりだね。ぢっとこらえて。ね。 / パオラ@本日分の打ち上げ中 ( 2005-11-12 18:48 )
やっぱり切る前にレンジでチンなのかなー。えー、船舶ですが、社員は評判良かったです。関係各所からお誉めを頂きました。とりあえず終りましたが、来月には名古屋に出張です(泣) / しぎお ( 2005-11-12 06:44 )
kyoさま かぼちゃを一ヶ月おいておくあなたの根性が賞賛されてしかるべきかと。しかしあれの皮の硬いのは、なたででもかちわるといいのでしょうか?買ってきた自分を呪いそうになってしまうことすらあります。 / パオラ@南瓜さんやさしくしてね ( 2005-11-09 23:41 )
しぎおさま きゃっ!そんな気もしつつ、この指が勝手に、、、。で、船舶会社のほうはどうなのかしらん?難破しまくり? / パオラ@未ろぐいん ( 2005-11-09 23:39 )
足が早いといえばカボチャ! 根性なしです。ほんの1ヶ月足らずでねぇ。。。丸ごと中身だけカビだらけ☆ / kyo ( 2005-11-09 08:56 )
ふっふっふ。最近では"アボカド"というのですよ!奥さん!  / しぎお ( 2005-11-09 00:14 )

2005-09-23 Der Jungling 2

よく考えると、Meisterは通算二回、Tannhauserも通算二回、
Lohengrinを一回、以下記憶は定かではないがHollanderも観ているような気がする。
結構観てる。
そして必ずどっかで寝る。(汗)
肉食ってる国の人がこしらえた芸術を享受するには、
観る方も体力と気力が万全でないとおいていかれる。
(なにしろ、日本人の体は縦と横しかないが、
ドイツ人の体は縦横、そして前後があるのだ。
立て看板と冷蔵庫ぐらい差がある。)

今回はドラマと音楽を十分に堪能したので、
観終わった後もその愛と官能のエネルギーが、
死と隣り合わせのエネルギーが体中に流れ続けている。
このままではワグネリアンになってしまいそうだ。

思えば20代前半の興味の対象が、
主にドイツ後期ロマン派の音楽で、
特にMahlerはアイドルのようにうふふな存在だった。
退廃、破壊、皮肉、グロテスク、
その後に現れる楽園的な官能の旋律。
ひとつ遡ったWagner は、当然私のツボだったのだ。
かつてはそこまでたどりつかなかっただけで。

・・・とここまで書いて、よく考えたら20代を通して、
けっこうWagnerに注目していたことを思い出した。
MahlerのCDよりWagnerのCDのほうがたくさんあるし(汗)。
人は変わるので、その対象の受け取り方も変化していくのだなあと。

随分古くからある私の心象風景の中に、
戦いが終わった廃墟の街を、
全身傷だらけでうちひしがれて、
片足をひきずりながら杖を支えにして歩く一人の青年がいる。
彼が、Wagnerの音楽にも現れる。

どうも私はこの人の存在を感じる音楽に弱いらしい。
一部のドイツの作曲家の作品がそれだ。
彼は少しずつ色彩を変えながら現れる。
時代が遡ると彼の背景が、退廃の色が消えるとともに廃墟から丘の上に変わるように。
なぜか他の国の作品は今のところ該当しない。
そして、私はこの人に愛されたいわけではなく、
「私が」この青年なのだ。
なぜかはわからない。
これも前世の因縁、はたまたDNAレベルの問題なのであろうか?(笑)

目下の希望は、「Ringを全部観ること」。
但し、ホールで。
ライブに勝るものなし。
そんな日が遠からず来ますように。

つっこみ 先頭 表紙

2005-09-23 Der Jungling 1

Bayerische Staatsoper の Tannhauser を GP で観た。
先日から Meistersangerと立て続けにWagner を観ているのだが
(ただしこれもGPで一幕のみ)、
お恥ずかしいことに今回初めてWagnerを寝ないで観ることに成功した(汗)。

どちらの演目も、これほどにWagner歌手らしい歌手が揃っている舞台を、
私は観たことがない。
Helden tenor(なんという輝かしい響き!)はコロを聞いているのだが、
それも盛期を過ぎた彼は、あまり鮮明に記憶には残らなかった。
ベーレンスもジョーンズも、M.プライスも聴いているのだが、
コンサートだったので、その真価はわからず仕舞だった。
やはりOperaは通しでみないとわからない。

今回はザイフェルトのWalter von Stolzing がもう素晴らしい!
本番で彼は大Vravo間違いないであろう。
Tannhauserのギャンビルも、Sachsのモル(かどうかは実は不明)はセーブしていた。
おそるべしWagner。
タイトルロールともなると、これほどまでに調整しないと、
冷蔵庫のような巨体の彼らでも本番にもっていけないのだろう。
しかしタイトルロール以外は、GPでも皆全開バリバリだった。
さすがだ(汗)。
アッパレとしか言いようがない。
Venusのマイヤーももちろんすごいのだが、Evaのピエチョンカがまあすごかった。
本当にWagnerらしいソプラノを生でoperaで聞いたのはこれが初めてだ。

常日頃言われていることではあるが、
ともかく彼らの声は舞台上で聞くとスカスカだ。
それが離れれば離れるほど、
見事なまでに身の詰まった、
羊羹の断面のようにみっちりした声になるのだ。
それは一階席と二階席で明らかに違いが出るほどに異なる。
この違いを生で体感すると本当に驚愕する。

つっこみ 先頭 表紙

2005-09-03 新装版

気がつくと、新潮社の文庫本の装丁が軒並み改訂されている。
もちろん他の出版社も同様の傾向があるようですが。
主な変化はこんな感じ。

@フォントがハードカバー並に大きくなった
A価格が上がった

@については、はっきり言ってこんなにでかいとむしろ読みづらい(汗)。
私は「なんじゃこりゃあああ!!」と絶叫して、
そのまま売り物をぶち投げそうになってしまいました。
影響でページ数が倍増しているので、本も分厚い。でかっ!という印象。
(ちなみにページのタテヨコは従来通りの寸法。)
Aはあきらかに@の影響。コスト上がってんのね。へえ。

売り上げ向上のために、購買層のターゲットを読書が青春だった世代
(つまり老眼鏡が必要だったりする世代)へ絞り込んだのであるか?
単にこれからの高齢化社会に向けて商品をリニューアルしたであるか?

どうでもいいけど堪忍や。
おら、リニューアル前のサイズが好きだ。
ご主人さま、かんにんやあああ。

先頭 表紙

もぢらさま うぬー、ひょっとしてそれがねらいであるか〜。 / パオラ@未ログイン ( 2005-09-14 21:50 )
確認して参りました。字が混み混みって印象でした。同じ行を何度も読んじゃいそう? / もぢら ( 2005-09-14 00:46 )
もぢらさま 小学1年生の教科書をフォントをそのままに無理矢理縮小した感じです。 / パオラ@未ログイン ( 2005-09-09 20:24 )
あっ、今日も本屋さん行くの忘れました…。今度、確認してきます。でも、想像するだけで読み辛そうですね…。 / もぢら ( 2005-09-05 23:31 )
kyoさま あのスペースにあのフォントが入ると、意味が頭に入るのにやけに時間がかかるんですよ。というよりわかんない。(笑)困りましたねえ。 / 勇者パオラ ( 2005-09-05 19:58 )
昔々の文庫は300円前後で買えたのになぁ。字の大きさには私も途惑ってます。しかもかさばる。ますます買わなくなってきました。 / kyo ( 2005-09-03 23:35 )