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えりちんの「遍歴録」

イナガキ&観劇&読書日記

目次 表紙

2002-10-12 キリアン・プロジェクト@さいたま芸術劇場
2002-10-11 後輩達のパフォーマンス
2002-10-09 SMAPライブin東京ドーム
2002-10-08 2つの「修禅寺物語」
2002-10-07 「お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き」
2002-10-06 スパチューでちゅー
2002-10-05 「基礎体温日記」
2002-10-04 「心の一冊」
2002-10-02 泣ける本
2002-10-01 事始め


2002-10-12 キリアン・プロジェクト@さいたま芸術劇場

ネザーランド・ダンス・シアターIを観てきました。
3作品のうち、2つの女性の衣装はぴたっとしたオールタイツでした。
キリアン作品を観るのはなんと10年ぶり。

「ウィング・オブ・ワックス」(97年)
天井から逆さに釣られた枯れ木という舞台装置がいい。
振り付けも古典的モダンダンスな箇所もあるが、流れるような
スピード感のある踊りは圧巻である。
それでありながら、静謐な美しさを感じさせる。

「クリック・ポーズ・サイレンス」(00年)
映像を駆使した、最近の作品。
これは、モダンバレエというよりモダンダンスかな。

「詩篇交響曲」(78年)
初演はかなりまえだが、全く古さを感じさせない。
ストラヴィンスキーの音楽にのせて繰り広げられるそれは、
まさに詩を奏でているようである。

いずれにしても、ダンサーのレベルの高さが、キリアンの世界を支えていると感じた。

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2002-10-11 後輩達のパフォーマンス

大学時代に所属していた部活の、定例公演を観てきた。
卒業してから随分永いこと行ってなかったが、今回
私の同期の子がコーチをやって作品も振り付けたというので。

私たちの時とは、随分違ってるなというのが印象。
振りそのものは変わらないなとも思うけど、使うホールが
近代的になったとか、あと衣装が全然違う。
昔は、衣装といえば上はレオタード、プラスフレアスカートなら良い方で、
オールタイツのみなんて時もあった。
最近の衣装は、普段着ぽいのが多い。可愛いのもあってちょっとうらやましかった。
ヘアスタイルも、お団子基本→ショートヘア主流。

・・・とにかく、皆若かった(笑)。

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2002-10-09 SMAPライブin東京ドーム

に行ってきました。
私の見方は、吾郎ちゃんをひたすら追うというものなので、
ライブの全体像については何も言えません。

1年2ヶ月ぶりに観た吾郎ちゃんは、お肌すべすべ、
ときどきぱさっと顔にかかる前髪がたまりません。
ぴょんぴょん飛びはねて、元気そうでヨカッタ。

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2002-10-08 2つの「修禅寺物語」

伊豆・修善寺温泉に1泊してきた。
夜読む本は何にしようかなと考えて、ふと思い出したのが
岡本綺堂の「修禅寺物語」(安易だ)。
文庫は見つからなかったので、ちくま日本文学全集の岡本綺堂編を買ってきた。

あらすじは知っていたし、短い戯曲なのですぐ読み終えたが、
初演明治44年明治座、初演配役・左団次・・・、と書かれていても、
歌舞伎座には1度いったきりという私には、え、左団次って市川左団次でいいのかな?とか、
寿美蔵って何代目?、綺堂って歌舞伎界でどのくらい活躍した人なの?などなど、
舞台の全体像がつかめない。

こんな勉強不足なのになぜあらすじを知ってるのかというと、それはイナガキファンなら
一度は読んだであろう手塚治虫作「七色いんこ」に収められているもう1つの
「修禅寺物語」のおかげである。
「七色いんこ」に出てくる戯曲は制覇したいと思いつつ(できることならイナガキさんにも)、
未だ達成されていない。
・・・と結局今日も吾郎オチ。

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2002-10-07 「お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き」


これ、タイトルと表紙を見ただけで、中身がすぐ連想できる人は少ないのではないでしょうか。
漫画家、吉野朔実さんが、本にまつわるいろんなエピソードを、センスのいい漫画エッセイで綴っている。
単なる本の紹介に納まらず、書き手の吉野さん自身がみえてくるような、本好きのひとなら間違いなく楽しめる1冊だと思う。
芥川は天才、漱石は秀才。その根拠は・・・「顔」、といいきる文学少女な吉野さん。笑わせてもらいました。


吉野朔実さんの漫画作品は、デビュー直後くらいからほとんどリアルタイムで読んでいたが、最近はan・anにも映画レビューを書いたり、ワイン雑誌に漫画コラムを書いたりと、活動の場を広げているようだ。

で、この後「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」、
「弟の家には本棚がない」と2冊の続編が出ているらしいのだが、
文庫になるまで買うのを待つか、いや待てない・・・と逡巡する私であった。

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2002-10-06 スパチューでちゅー

本日よりサントリー「スパチュー」の新CM2本がOA開始。
いや、「スパチュー」の、というより稲垣の、というべきか。
単独CMは久しぶり。めでたいことだ。

今回は2本とも付け鼻ありのコミカル路線。
28にもなってちゅーちゅー言ってる稲垣さんは可愛いが、
クール&セクシー路線もまたやってもらいたいなあ。

私自身はチューハイは飲まないので、売り上げには貢献できないかも。

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ひまじんの中では、かなーり後発ですが、今後ともよろしくお願いします。今度は、koedaさんのところにもお邪魔させていただきますね。 / えりちん ( 2002-10-07 00:04 )
やはりえりちんさんでしたか?お仲間増えてうれしいので、また来てみました。 / koeda ( 2002-10-06 21:34 )
なんか嬉しいので何度もつっこみ返しを。シードルの第1弾は今となっては貴重ですねー。なんてったって上半身が・・(以下自粛) / えりちん ( 2002-10-06 17:54 )
CMうれしいですね。同じお酒でもシードルとは、かなり違う路線ですね。 / koeda ( 2002-10-06 06:06 )

2002-10-05 「基礎体温日記」

作者の内田春菊さんは、漫画家、作家、女優、妻、母と多彩な顔を持つ。
私が知っているのは、漫画と小説、エッセイだけであるが。
これは、第4子妊娠中の出来事を綴った日記。
箱入りの装丁でハードカバーの割には、中身はそんなに濃くない。
気楽には読めるけど、近作「愛だからいいのよ」とかぶるところもある。

内田春菊さんはいろんな表現方法を持っているけど、個人的には
漫画が好きだった。
特に両性具有をテーマにした「目を閉じて抱いて」は、彼女の真骨頂ではないかと思う。

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2002-10-04 「心の一冊」

「遍歴録」のサブタイトルにある「イナガキ」とは、稲垣吾郎氏のことであり、
私は彼のファンである。
彼は「テレビに出る人」でもあるので、テレビ雑誌ももちろんチェックしている。

さて、今週発売のTVガイドによると「心の一冊」とは、
ホストマンブルースコンビ・木村&稲垣がおくる新コント。
どうやら朗読を聞かせてくれるらしいが、そこはスマスマ、
どんなオチになることやら。

私はどっぷり少女漫画の世界で育ったので、「エリア88」はご縁がなかった。
擬音炸裂らしいので、吾郎の美声が堪能出来るかどうかは?
On airを待つ。

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では、脳内で吾郎さんの擬音が妄想できますね(笑)。「ローマ人の物語」、ハードカバーの頃に2巻まで買って挫折しました。再チャレンジはいつになることやら。 / えりちん ( 2002-10-06 17:51 )
「エリア88」全巻持ってます。但し、息子がです。そして今息子は、塩野七生の「ローマ人の物語」全巻読破中 / koeda ( 2002-10-06 06:03 )

2002-10-02 泣ける本

「ダ・ヴィンチ」10月号の特集は、「絶対泣ける感涙本BEST100」だった。
紹介された100作品のうち、私が読んだことがあるのは25作品。
このなかで泣いたのは、中学生の時に読んだ「生徒諸君!」(庄司陽子)と、
高校生の時に読んだ「アルジャーノンに花束を」(キース)&「沈黙」(遠藤周作)。
そういえば、それ以降本を読んで泣いた記憶がない。

ランキング1位は「ONE PIECE」。私はこの漫画を知らなかった。
10-20代に圧倒的に支持されているらしい。
「アルジャーノンに花束を」が独走かと思ったが、30代の力で2位に。

本って「これ絶対泣けるから」なんて他人に薦められて読みたくないな。
それでもし泣いてしまったりしたら、なんか悔しい気がする。
自分で見つけた本で、ひっそり泣きたい。

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koedaさん、たくさんつっこみ頂きありがとうございます〜。実はひっそり始めていました。(笑)「猫の縁談」と「美しい村」は未読なんですが、今度チェックしてみます。 / そーです、「あの」えりちんです ( 2002-10-06 17:49 )
えりちんさんて、あのえりちんさんですか? 私今、「真夏の夜の夢」と「猫の縁談」と「美しい村」同時進行で読んでますが、「猫の縁談」がちょっとじわ〜んと来ますかね。後のでちょっと笑ってしまう私は、ちょっとイケナイ大人かな?なんて。 / koeda@ダヴィンチの表紙は毎回チェッ ( 2002-10-06 05:59 )
自転車さん、はじめまして。私のページに初つっこみをいただきありがとうございます。読書に限らずいろいろ脱線することもあるかとおもいますが、ぼちぼちやっていきたいと思います。よろしければまた遊びに来てくださいね。 / えりちん ( 2002-10-03 20:01 )
ああ、その気持ちはよくわかります。「ダヴィンチ」は私も読んでいます。 / 自転車@はじめまして ( 2002-10-03 01:23 )

2002-10-01 事始め

秋の一日、「ひまじん」で日記らしきモノを始めることにした。
中身は、主にその日読んだ本を中心に。

家では、夫と私の本棚は別々である。
お互いの本を貸し借りすることは、殆どない(漫画を除いては)。
つき合い始めた頃、彼の本棚に自分と共通する本を見つけたときはちょっと嬉しかった。
それは、新潮文庫のカミュのシリーズ。
今はもう入手できないらしい。

1991年に東京芸術劇場で観た「ニジンスキー 神の道化」の
パンフレットを読み直した。
今は亡きジョルジュ・ドンとシーぺ・リンコフスキーの二人舞台。
「ニジンスキーの手記」を読んでみたくなった。

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