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虚誕の「メモ帳」

備忘録です。忘れっぽいので。

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2002-11-09 「されど汝は旅人」
2002-11-01 午後、K&S来る。
2002-10-28 今朝の寒さには
2002-10-27 k&S
2002-10-26 映画を見終えてから
2002-10-25 煙草、ちょっとまた増えた。
2002-10-24 朝の駅前へ
2002-10-23 HDの大掃除を
2002-10-22 ひこうき雲を潜るようにして、
2002-10-21 簡単なルールだと思うけれど、


2002-11-09 「されど汝は旅人」

 三好達治の詩の一節がふいに浮かんできた。晴れた心地の良い日だ。冷たい風が吹いた。揺れる木々の葉が明るく見えた。枝に止まる鳥が見え隠れしている。その向こうに澄んだ秋の空。
 「されど 汝(なれ)は旅人 旅人よ 木蔭に憩え 冷たき石にも 憩えかし
 何年ぶりだろう、もっとかも知れない。十何年ぶりか。こんな詩の一節が思い出されるなんて。もうすっかり忘れているもんだとばっかり思っていた。それでも、やはり、詩の全部を思い出すことはできない。暫く、冒頭の一節に続く部分を思い付くままに行ったり来たりしていたが、きちんとパズルを完成させるようにはいかなかった。「まことに 汝がふるさとに 帰りつくまでは 旅人よ つとめて 言葉少なく・・・」

 プリンタのインクはオークションで安く買えるかも知れない。すぐに必要という訳でもないし、時々覗いて、良いのがあればと思う。

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2002-11-01 午後、K&S来る。

 あれ、と思った。けいとの話だとどうやら今日はふたりとも幼稚園を休んだらしい。明日も、明後日もお休みといっていた。月曜も休みになる。四連休になっちゃった。
 あいにく天気は雨だ。部屋で遊ぶ。けいとはちょっとゲーム。そらみは側で見ていたが、飽きてしまう。絵を描いたりもした。机をたてて毛布をかぶせ、そこを家にして起きたり、眠ったりした。そのうち電気を消すとほんとに暗くなった。電気をつけて朝になると出発。河を渡ったり、山を登ったり。電気を消せばおやすみなさい。そのうち、夜になると風が吹いてお化けや狼男が襲ってくる。ごきぶりとかこちょこちょ虫、これなんだ虫。毛布が落ちて家もメチャメチャになった。
 6時頃、テレビを見始める。汗が冷えたらしく「さむい、さむい」を連発。お菓子を食べ、お茶を飲む。お迎えが来て帰って行った。

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2002-10-28 今朝の寒さには

 さすがに驚いた。布団を出るのが辛く感じた。それと、身体のあちこちが痛い。昨日のおんぶにだっこの所為か。しかし、こんなに速く疲れが出るだろうか。なんだか身体が若返ったようでおかしな気持ちになった。
 急な運動などで普段使わない筋肉を使った後、その疲れが出るのが歳とともにだんだん遅くなる。30 前後、多分 20 代後半くらいには経験することだ。運動会なんかがあって、翌日は何ともないのに、翌々日になって朝目を覚ますと身体中の筋肉が痛い。不思議な気持ちにさせられる。理由を知ってちょっと寂しい気持ちになる。そして、落ちて行く自身の身体と上手くつきあうようになって、いつの間にか当たり前になる。
 今日は一日、身体のあちこちが痛んだ。こんなに速く。これは次のステップに入ったということか。まさか、若返るはずもない。

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2002-10-27 k&S

 午後、けいととそらみが来た。階段を上りながら、「おじいちゃん、おばあちゃん」と大声で呼ぶ。箸を持ったまま玄関まで行った。三週間ぶりだった。
 ひとしきりゲームをやっていた。それでも 20〜30 分。けいとはいいが、そらみはすることがない。天気も好いのでパンを持って公園へ行くことにした。「カメさん見に行こうか」と誘うと、そらみはすぐ靴をはいて出ようとする。けいとも今日はゲームの方が、ボスをひとり倒して切りの良い所まで行ったこともあって、すんなり賛成した。
 ぶらぶら歩いた。トンネルまで来ると、そらみがガードレールの外を歩こうとする。車の多い処は大変だ。できるだけ裏道を選んで、公園の池まで来た。
 食パンを、けいとには半分にして、そらみには更にいくつもに千切って渡す。ふたりは水際の石の上からそれを次々と投げる。今にも落ちそうで危なっかしいが、口を出さずに見ていた。鯉は見る見るうちに増える。カメもゆっくりと泳いできた。動作が遅い分、なかなかエサにありつけない。ふたりはそれが気になって、なんとかカメの口にパンが入るように工夫する。そのうち鴛鴦がやってくると、そらみはすっかりそちらに気を取られてしまった。そんな風にしてパンはなくなり、また、ぶらぶらと歩き出した。
 自販機の処でジュースを買って休む。そこからはもう歩きたくない様子。おんぶにだっこ、肩車。少しは進んだが疲れてしまった。仕方なしに家に電話して車を待った。

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2002-10-26 映画を見終えてから

 煙草を吸おうと窓まで行くと、高いところからの月の光が窓の桟に落ちていた。終日の雨で一度も陽は差さなかったので、おやっと思った。見上げると風に運ばれる雲の上に静かに光る月があった。流れて行く雲と静かに留まる月。地面はまだ濡れていた。

 BS の『プレイベートライアン』を見た。戦闘の場面も良かったが、やはり、非日常の中で死んでしまう人、日常に戻って命長らえる者、そうしたことが心に残った。


 "Eudora 5.1j" が HTML メールのテーブルを上手くレンダリングできないのにちょっと不満。OS 付属の "mail" の方がマシだ。HTML メールには頭が痛い。どうせならみんな添付ファイルにしてくれた方が web ブラウザで読めるから好いのになと思う。

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2002-10-25 煙草、ちょっとまた増えた。

 節煙なんか無意味と知りつつ、せめての自己満足に、一日の本数が増えないようにと思っている。健康に気を配って生活している、そう言聞かせたいから。
 「とにかく、日に10本を超えない」が目標。二日に一度、煙草を買う。では、ダメで、三日かそれ以上の間隔を開けて煙草を買うなら、まあ、好いか、という感じだ。ーーー節煙なんて意味がない、吸うのが厭なら、いっそ、スパッと止めなくちゃ。その時が来たら、そう決断しよう。? マーク付きだ。
 ここ暫く、三日に一箱で来ていた。今日は、二日目なのに、もうない。何か理由を付けよう。パソコンの所為にしよう。変なメールが来た。今後このメールを希望しない場合は、アドレス明記で返信してほしいだって。そんな理屈があるのか。応じるのが嫌で、そのまま捨ててしまったが、ほんとにずっと送られてくる。死んだふりをしてもダメか。このアカウントが無効だと判断して、送らなくなれば良いのに、と思ったけれども甘かった。しかし、どこで漏れるんだ。プロバイダの所為か。パソコン通信の頃は ID 公開だったからな。でも、仕方ない。古いプロバイダだもの。そうして、結局、販売機にお金を入れた。これからも、やけにならずに節煙だけでも続けようと思いながら。

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つっこみ、有難うございます。気付くのが遅れてほんとに申訳ありません。ご指摘の映画は知りませんでした。探してみます。肺がきれいになるまで喫煙した時間と同じくらい掛かると聞きます。 / 虚誕 ( 2002-11-03 01:53 )
「オーロラの彼方へ」って映画ご覧になったことありますか?煙草がけっこうキーポイント。動脈硬化のおそれがあるので、煙草をやめて一年たったら、また検診してください。なんて健康診断の結果が来たらどうします? / koeda ( 2002-10-27 07:14 )

2002-10-24 朝の駅前へ

 冷たい雨の中を歩いた。駅構内を抜けて、反対の出口にあるセブンイレブンまで。Eudora の代金を振り込む。レジ内から明るい声。なぜか押し黙ったままの客。相変わらずの光景だと思った。

 キリストのファミリー(ブラザー?)、ヤコブの骨壷が見つかったというニュースを見た。聖書以外にイエスの実在を証明するものになるかも知れないとのことだった。明日どうなるかも分からないのに、2000年前の外国の出来事が面白いなんて。

 寒かった所為にして、早くに布団にもぐり、そのまま明け方まで眠ってしまった。

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2002-10-23 HDの大掃除を

 そろそろ始めないとな、と思った。思っても重い腰はなかなか上がらない。多分、年賀状の準備の頃にまたあたふたしてしまうかも知れない。
 昨年の暮、親戚の子供達の年賀状作りを手伝った折、素材のイラストや画像ファイルを出そうとして、思わぬものが出て来てしまい、困惑した。それに、整理して置かなかったので、要領を得ず、時間も掛かった。
 だから、早めにファイルの整頓をしてバックアップしてしまいたい。こうした作業はこまめにすべきなのは分かっているけれど、なかなか・・・。雑多な、メモ程度のファイルや捨てても好いようなメールなど、そんなものまで外付けのHD、あるいはCD-R に移すのがもったいなくなる。その癖、整頓をしない。悪循環。フォルダを作って保存場所を決めるのだけれど、暫くすると、何の目的で、どの分類のためのものだったか、すっかり忘れてしまっていたりする。愚痴っても始まらないのだけれど・・・。

 sofmap から漸く連絡が来た。ほっとした。

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2002-10-22 ひこうき雲を潜るようにして、

 月が昇ってきた。どこか凛とした望月(?)の姿にしばらく魅入ってしまった。月はすぐに薄い雲の中に入って行った。ほんとに薄い雲だ。月の光を遮ることなく、月の光を同心円上に反射させて、月をより明るく際立たせている。静かで美しい。
 昨日までの雨と冷たい風が過ぎて、ようやく秋も深まってきた感じだ。

 今の iBook を使い始めて、ちょうど二年経った。
 indigo blue の iBook。あまり人気がなかったのかどうか、よくは知らないけれど、とにかくほとんど他所では見かけない。発売の時も、もうひとつの蛍光色のタイプの影に隠れてしまっていたようだし、その後に出てすごく人気の有った usb*2 タイプの iBook の所為であっという間に影が薄れてしまった。
 OS X のベータ版を使ってみたくて、G3 以上の条件を満たすために、我慢できずに買ってしまったという、ちょっと反省する気持ちもある。しかし、とても気に入っている。

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2002-10-21 簡単なルールだと思うけれど、

 「お〜になる」・・・尊敬 ーー 相手
 「お 〜 する」・・・謙譲 ーー 自分・身内

 これが、案外できない。古語だと「す・さす・しむ」は尊敬の意を表すから、同じ様に今の言葉遣いでも混同しやすいのかも・・・なんて、違うかな。
 尊敬の意思、あるいは、丁寧さを表そうと思っているのに、謙譲表現を使ってしまう。おや、おかしい。変だなと思えばまだしも、気付かず過ごしてしまうことも多い。
 敬語も捨てられて行くものと思えば、それもいいかなと思う。しかし、実際は、ばかっ丁寧なくらいに使われている場面に出くわすこともある。例えば、国会議員の、あの「〜させていただきたい」の多用。どうかなと思う。言葉も、不幸にして、二極化が進んでるんだろうな。

日曜日にサボった分を今書いている。10.23

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