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カとまンズの「うきくさにっき」


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2020-05-25 霧雨の日に
2020-04-24 4月も半ばすぎなのに寒い
2020-02-18 夜になって
2020-02-04 どっちに行ったらいいかわからない
2020-01-16 あらためて
2019-05-29 いつかくると
2019-03-18 舵を切って
2018-08-21 ひさしぶりに
2017-11-21 おだやかな
2017-10-25 秋だね寒い


2020-05-25 霧雨の日に

時間が経てばとても信じられなくなると思ったけど、ほんとにそんな感じ

快楽を得ることに躊躇しない
優先順位をさげない
頭のてっぺんから爪先までどっぷり浸かっていける

背中から抱きしめられてひとつの隙間もなくぴったりくっついていた
離れ難いと言われる
その体温を感じてじっとしていると意識が溶けて少し眠ったり
愛おしいと思う気持ちで部屋が満ちている

おしまいがあるから集中できるのだと思う
今この瞬間しかないから全力で意識を傾けて
100%あなたに集中しているし、あなたはきっと120%は私に集中している

祈るように愛しいと言われたことが今になって少しわかるような
あなたの温かさをずっと背中に感じているような

これまでも奇跡みたいだと思うことは何度かあったけど、
またそんな心地になる時が来るとは

書けば書くほど薄れていくようだけど
心がいっぱいの間はとても書けず
薄れていくとなると惜しくなって書き留めたくなる

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2020-04-24 4月も半ばすぎなのに寒い

こんな非日常がやってくるとは思いもよらなかった
非日常が続きすぎてもう日常なのかもしれぬ
どんな近しい人とももしかすると相見えぬまま別れが来るかもしれない

そんなことは関係なく最後の時に開いた扉のせいかもしれないけど
自分でもなんだかよくわからないが、数年ぶりに心がそちらに開いた
何年ぶりか…分からないけど、望んで会った、そうなるのではないかと思っていた

おだてているべきだ、自信のない男はカッコ悪いだろうという
自信がないのかと問えば、不安だ、という
そんなことは普段あまりないが不安なんだ、と

この数年少しずつでも確かに拒否してたことで自信が少しずつ削られてきたのか?と少し思った
自信のないあなたなんてカッコ悪い、わたしの知ってるあなたじゃない、と思ってたけど、
カッコ悪くさせてたのはもしかして自分か?と

関係性って変化するのだな、と思った
今がどんな関係かなんて全然分からないけれど、
私でなければ支えられない何かがあって、
あなたが大層勝手にそれが必要だと言っていて、
惚れた男のことを支えたいと私が思うなら、
なんだか開く道があるような

まぁでも私はウェットな女なので、欲しいと思えばもっともっとと思い、
結果としてどん詰まりに頭を打ち付ける展開になるのだけど
道がつながっているなと思える今はそれはそれで安定して満ちている

かけがえのない時間だったなと思って、丹念にそれを反芻している
確かな生存確認、生きていて繋がっている

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2020-02-18 夜になって

夜になってしみじみと涙が落ちる

しつこく想像していたら突然現実になってびっくりした
やろうと思ってた仕事とお昼のタイミングが少しずれてしまって
じゃーないいま行くかと思ってタッと出掛けたら階段から登ってくる一人一人のそれは
軍団にあなたがいて
私は壁に寄ってみんなが通り過ぎるのを待っていたので
全く予想もせずにあなたと行き合った
会釈をした
驚いていた顔をしたかどうかも定かでない
あなたもそんな調子だった
なんの表情も作らず逸らせず
ただあ、という感じで行き交った

私のスカートをみた感じがした
あの日はいてたのと同じやつ
気のせいかもしれぬ

もっと何かをやりとりしたいと思う
思ってもどこへも行き場のないことは
ほんとにずっと毎日感じている

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2020-02-04 どっちに行ったらいいかわからない

今いるところが苦しくて、どうにか次に進んだらそこも苦しかった
それならいっそ元に戻りますと言いたい
でもそんなこと意味ないことも知ってる

自分の今思うことを人々に話していて、なんだか少し腑に落ちた
何が正しくて何が正しくないか、自分はどういう状態が好きか、
そういうことを特に今考えてるような気がする
突き詰めなくてもいいことを突き詰めてしまったような
言葉にしたらその言葉に縛られてどこへも行かないような

今すぐにでも抱きしめたいし愛しみたいと思う
失ったことを寂しく思っているし、もう触れられないなんて信じられない
それが全部私の決めたことなら、それを撤回してはどうかと思う
うっかり連絡したいし偶然に相見えたい

そんな気持ちは全部隠しておいていいから少し近くにいられるような
あーー。

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2020-01-16 あらためて

心をきちんと整理できたと思って、それを言葉にして伝えたけれど、
伝えてみればそれはもう何度も前から言っていたことだった。
時間が経てばと思っていたけど、10年やそこらではだめみたい。

自分で引いた幕だから、がんばれるとおもうけど、
引いてしまったものに涙が落ちる。

見つめているとあなたの目が少しくもって斜め上をみた
泣くのではないかと思った
でも泣くまいと思うよね、見つめていると泣きそうだとその後思った私も決して泣くまいと思った

家で少しでた涙が呼び水みたいになって涙が吹き出した
目からまつげを伝って直に涙が出る

一緒にいられたらよかった
でももうどうにもならない

きっとまた会えると思う
今日の東京タワーはとてもうつくしかった

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2019-05-29 いつかくると

いつかくるかと思っていた
あなたから溢れるその気配をすこし感じて
思いがけなくやってきた電話に呼び出されて、あぁなんだかうまいなと思う
すこし緊張していても、特段ことばになにか違和感もなく
会った後はあぁしみじみ灯台のような人だと思う
そう思って、昔も同じように思ったことを思い出す
あなたがいなくともその方向に行こうと思っていた
より明るく照らされてこころを強くできる
でもすこし答えを言われたような気持ち

望まれると嬉しい、ということをこんなに深く一瞬に思える人は
やはりあなた以外いないのではないかと思う

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2019-03-18 舵を切って

たぶん人生の舵を切ったと思う。
あとから思い返したらきっとそうだと思う。
今はあまりに環境が違いすぎて迷惑もたくさんかけるし
不義理をしたのじゃないかととても思われて少し心が立ち止まった気持ちになるね。

選んでよかったかどうかはこれからの自分が証明することだと思っている。
結果的に暮らしがたぶん楽になったので後ろめたい。
暮らしも仕事も変わって嬉しいことを素直に喜べない。
なんだかたくさん背負ってたものを無下に捨ててきたようで、
またそれを背負わせてほしいといいたいような。
でも重いから捨てたんじゃないとあくまで思っていて、
刺激を求めて場所を変えた。
でもしがらみを捨てたかったのかもしれないし分からない。
少々思いがけなく食堂で間近にすれ違った人に無視されて
まぁそりゃ傷つくよね。
前にこちらの部に来てた時にしつこく見ていたのに気付かないテイで出ていった。
あなたに無視されたら私は悲しいのですが、まあそれももう遠いことで
今どのように生きているか、何を思っているか私は知らないし
あなたも知らないでしょうと思うので、そういう気持ちの蟠りはまぁ横においていこうかと。

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2018-08-21 ひさしぶりに

まぁなんならかなり用のない会わんでもいい御仁にはめっちゃ遭遇するわりに、
わりと夢に出てきてこれはなんかなーと思っていたあなたにはほとんど会わず、
それでいきなりのエンカウンターにまぁびっくりしたよね。
何度も夢に出てくるので、思いが強いと夢に出るよねーとか思ってたけど、
どっちかというと自分の中に拭われない思いが何かあるのだろうか、と
少々訝しんでいたんだけど、
うっかりびっくり出会った結果、心臓がどっきーん!とすることはなく、
あぁこの人への気持ちは完全に恋からはどこかへ行ってしまってるのだな、と思った。
情というのでもない、かつて愛したことを覚えていて、
その気配を知っているから優しくなれる、という感じだと思う。
私はそう思っているけれど先方はどう思っているか分からないから緊張してどういう顔をしていいかわからないと思う。
そしてくたびれたな、と思った。老けたな、というのでもいい。
そんなのお互い様だしとやかく言われたくないでしょうけど。

そういう風にすれ違ったことは少し覚えておこうかなと思ったのであります。

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2017-11-21 おだやかな

この人のことが好きだと思っていて、きっとそう思われていて、
同じ席に座って笑って話すということを
そういうのはきっと安寧っていうのだと思う
あまり信じたくないがいつか一緒にいなくなるのかもしれないけど、
そんな風に誰かと思って一緒にいるってことがあってほんとにありがたいなとおもう

どれだけ愛したくても全く気の合わない母のことは遠くにおいておいてもいいと思える
私は愛したいけど触れようとするたびにただものすごく痛いだけなら
何かを伝えようとすることはやめようかと思う
ほんとは互いにそう思ってるかもしれないけどな
そこに思い当たるたびにすごく泣けるので自分の未練をとても感じる
今ある何もかもを失っても同じように思えるだろうか
そしてきっと寂しい父や時々記憶が蘇るであろう祖父のことを
同じには並べられない、父には余計に伝えたいと思うよ

まだ泣くには早いのかもしれないきっとこの先ずっと長いのかもしれない
でも私はいつかあそこに帰ろうと思うのはもうやめたのだと思う
がんばろう、泣かないようにな

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2017-10-25 秋だね寒い

もしかしてもう秋でもないのか…?!
衣替えしなきゃと思いつつまだ夏物があるままの部屋が恨めしい。
週末に頑張ろう。

期が変わって少し元気になった。
仕事はちょっだけ環境が変わってまぁでもあまり変わらない。
あなたとはなんだか仲良くしていて、なんだろうか、好きってことをお腹の底から信じられたってことなのかなー?と思っている。
前みたいに拗ねることがなくなって、犬がおなかをみせてるみたいな、
そのあたたかいおなかをくりくりして幸せって感じなような、
大好き!!って感じがうれしい。
やせようとか血圧下げようとか思ってくれるのもうれしい。

あなたのこのを考えてする色々なことは、恩着せがましい気持ちでもなくなんとなく自然にやることだけど、それに気づいて愛を感じるって言ってくれると、
なんだかあぁ伝わっているなぁと思って有り難くてこれまた嬉しい。

嬉しいことばっかだな。あなたも同じくらい嬉しがってくれてるといいなぁ。

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