2004-05-10 続・別荘持ち
2004-05-08 別荘を持つと
2004-05-06 そんなはずはない！
2004-05-05 カルチャーショック
2004-04-14 こんな気持ちは・・・
2004-04-09 遠出
2004-04-07 Ｔとお茶した。
2004-03-30 八木（突然実名）の正体は？
2004-03-29 ストレスの無い日
2004-03-26 ボケ老人の抵抗

大物を忘れていた。

夫の友人Ａは正確には持っているわけではない。15年も前に我が家のよりずっと高い（高度も値段も）所に土地を買いログハウスを自分で建築中なのだ。

去年棟上にこぎつけた。休みの度に2時間近くかけて通い、独りで丸太の皮をはぐところからやるのだから偉いと思う。（我が家のは自宅から30分。）

が、残念なことに事業の景気が良くなくて（昔は良かった）近頃の進まない原因は資金。奥さんの話を聞いていると、どうやら完成のあかつきには売りたいらしい。

だが、彼のログハウスの為に随分大勢の人が手を貸している。無料で。我が家は仕事柄重機などがあるし、夫も興味があったので何度も手伝いに行った。他にも大勢の人が呼び出されたりもした。

それで売るの！？そりゃ、ないよ！

でもまだまだ完成は先のこと。皆、段々彼が『ちゃっかりしている。』ことに気づき始めて、呼び出されると嫌々行っているらしい。（それでも行っている。）

ログハウスは素敵だけど・・・ねぇ・・・

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友人の中には別荘持ちが何人かいる。

ＴＫは『悪徳医者だと思われたくないので、ちょっとランクを落とした外車に乗っている。』と自分で言う程度のあくどい整形外科開業医で、十数年前に豪華な別荘を建てた。

が、業者を招待してパーティした後は年に２−３回行っていただけで、近頃は寄り付きもしない状態である。多分税金対策に建てたのだろうが、もったいない。

夫の友人Ｉは、海辺の広い土地を買って別荘を建てたが、砂浜が目の前だったので留守の間に人が入り込み、ＢＢＱして散らかし、トイレを使うので困って、外からは入れないようにしたら、家の裏側でウンチしてティッシュが散乱。

毎回遊びに行く度に掃除する有様で、今は旦那さんが時々様子を見に行くだけ。

夫の友人Ｈは高速道路が通って、二束三文だった土地が売れ、島の高価な別荘を買った。が、そこへ若い女を連れ込んだりしているうちに妻と離婚。農協に勤めていたのもやめて変な商売に首を突っ込み、結局今はその別荘が彼の本宅に・・・

元本宅には元妻が住んでいる。当然だろう。しかも、友人は家族ぐるみで付き合っていたので離婚とともにまともな人は離れて行った。奥さんが気の毒だものね。

我が家。別荘を建てて３年目。夏の間は毎週行ってＢＢＱする。夫と２人の時が多いが娘夫婦や親戚関係も来る。

だが、友人は来ない。誘ってもまず来ない。うちより先に持っていた人は、じぶんちのがあるから来ない。しかも、私達が遠慮して彼らの別荘に行かなかったから。

持ってない人は、中には趣味の問題で経済力は随分上と思われる人も『面白くない』らしい。

予想はしていたが、はっきり感じさせられると、『これは・・・これは・・・』と思ってしまう。

別荘を建てて友達と楽しくやりたいなんて思わない方が良いのだ。

ちなみに、うちのは１００坪の土地に小川と十数本の木があって、９坪の家。全部で１０００万円もかからなかった。多分掘っ立て小屋という方が正しいと思う。

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『そんなはずはない！』は夫の口癖。

先日、夫がＢ電器に電話して『○○君をお願いします。』と言ったら、

『そういう人は居ません。』と言われた。

夫　『そんなはずはない！そこは蔵王店でしょう？』

店員さん『いいえ、Ｄ電気春日店です。』

夫はＢ電器ではなくＤ電気へ電話していたのだ。

『それで、素直に分かりましたと言って電話を切ったのさ。』

何処が素直か！

しかも、いつも買い物に行っているお店の名前を忘れて。

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岩井志麻子著『しびれフグ日記』を読んだ。最近彼女のものをよく読む。

が、今回の『しびれ・・・』はカルチャーショックだ！

女が『わし』と言ってはいけないとは思わない。が、華奢な女性が・・・

いやいや、それこそ偏見と言うもの。しかし、内容も・・・オヤジの女性版

でも、こっちが女だから感じるのか？　絶望を・・・苛立ちを・・・

岡山の北。田舎で相当封建的な土地柄。権力に逆らう女。

知り合いのお婆さんが（８５歳）『わし』と言う。つまり、媚なくなったら『わし』になるのか？女を捨てたら『わし』になるのか？

どっちにしても、私も『わし』の部類ではないか！

使ってみたい、『わし〜！』

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時々割り切れない気持ちになる。

臨月まで吐き続けて産んだ娘が、誰のサポートも無く、勿論夫の手助けも無く育てた娘が、夫に良く似ている。年々その程度が増している。

夫に似ている女は姑である。悪気は無いにしても善人ではなかった。姑だから仕方ないとあきらめたが、娘が似ているのは我慢できない。

娘を見ていると、姑を思い出すのだ。もう、１５年も前に死んだのに…

孫は婿殿に似ている。娘と結婚してくれたので感謝すべきだが、私が好きなタイプではない。真面目だが情緒に欠けている。そういう父親にそっくりなのだ。

孫が誰に似ていてもかまわないのだが、その子の世話をしなくてはいけないとなると、何だか割り切れない。

夫も可愛いと言う気持ちになれないと私に訴える。態度にも出すので、フォローするのは疲れる。

以前、実家の母は、夫に似ている娘のことを『いや〜ね、あちらさんにそっくり』と言っていた。

犬の方が可愛い。

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仕事で遠出する事になった。とは言え勿論日帰り。

夫の仕事なのに、『独りでは行きたくない。』と言うので、付き添い（？）

夫の運転は怖い。蛇行運転、白線をまたがって走る、信号の度に急ブレーキ。隣に乗ったら必ず次の日には胃がチクチク。

なので、私が運転する。

走っていると、『あー！！！』と叫ぶのでびっくり。『前にあった店がない！』　　　それくらいの事で叫ばないでよね。

運転している私に、『ほらほら、あそこが〜』と、うるさい。しまいに、『やかましいわね！』と言う。静かになった…ら、寝ていた。口をあけて…

帰宅後、『あ〜、疲れた。』と言うのは夫の方だ。

↓お昼に食べたランチ

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何となく日にちが決まっていて、定期的にＴとお茶する。

実家の父の病気世話で、弟夫婦が疲れていたと言ったら、

『親の世話をする姿を娘たちに見せておけば、自分もしてもらえるのよ、と言ってやりなさいよ。』と言う。私はそんな事言えない。

だって、実家の両親は全く自分の親の世話はしなかったが、その割には弟によくしてもらっていると思う。姑にいたっては、夫の両親を義弟夫婦に押し付けて（無一文の親）顔を見るのも嫌と嫌っていたが、自分は幸せな最後だった。

なので、そういうことは信じていない。それより、姑の世話をしている時にも親戚のお婆さんにそんなことを言われたが、感じよくなかった。

Ｔは若い人たちに向かってそういう発言をしているらしい。自分が（人生に）成功していて、しかも意見を聞かれたならまだしも、娘は離婚しそうだし、夫はリストラされそうなアル中だし、築後５０年か６０年かという、元隠居家（つまり粗末な古家）に住んでいて、勤めに出たことがなく、家事も嫌いで、お酒とタバコは止められない（でも、見た目は地味）おばさんに説教されたくない…んじゃないかと思う。

そう言えば、Ｔが、私の娘の事を『○ちゃんは髪型が悪いからもてないのよ。長くして、うちの子みたいにすれば、もてるわよ。そうしなさい、と言ってやりなさいよ。』と言っていた事があった。

Ｔの娘に彼氏が居て、うちの子に居なかった時のことだ。

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スポーツクラブで一緒だった八木。自称医者夫人。市内ではなく隣の市のはずれの田舎で開業していると言うが？？？（誰も確認できず）

自分は新幹線で１時間はかかる（駅から駅までが）市の国立大学の学生（社会人入学ではなく、院生でもなく）で、子供二人はそれぞれ進学校に通学。その為に、近くのアパートに住んでいる、と言うのだが…
（アパートに住んでいるのは知られている。）

子供二人を進学校にやれば、経済的な問題は別としても時間が足りないと思う。塾へ送り迎えもあるし、学校へ行くことも多い。大学も文系ならそれほど出席しなくていいけど、それでも、家事もあるし無理だと思う。

その上エアロビクスなんかやってられる？

腹立たしいのは、私に向かってそういう事を色々言う。サウナの中で。私も根拠が無いので、『嘘！』とは言えない。ので、黙って聞く。

すると、私が保証人になっているみたいで、他の人が信じる。たまに『どうなの？』と聞かれれば、『知らないわよ！』と言えるけど、聞かない人はそのまま信じているに違いない。

ところが！八木の親戚（これはほんとに医者）の息子と（ただの馬鹿息子）娘の友達が結婚して（結婚式に八木は呼ばれてなかったので、友達は知らないと言う。これも変）同じスポーツクラブへ来るようになった。

直後、八木は退会。まぁ、そうだろうと思う。１０年以上来ていたけど、正体がばれるのはまずいんだろうな。

結局、ほんとのことは分からず。

クラブで会って『あら、久しぶりね。』と言うと『ええ、ちょっとヨーロッパへ』と鼻声で言われると、おっととと…であった。それでも、なぜか身なりは悪い。（５枚１０００円みたいなショーツをはいている。１０年位前のアクリルのコートをまだ着ている。）スタイルは良いのだが。

あの鼻声を聞かなくて気分が良いなぁ…と思うが、たまに思い出して懐かしいのはなぜかしらね。

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しんどいと思いながらも、ストレスの無い日は空っぽ…

本当は思い出すのも嫌な事がいっぱいあるんだけれど、（普通の文章に『事』と言う漢字を使うべきではない。』と作家の妻に注意されて以来、使いたくて仕方ない。ここで使ってみる。こんな事が気晴らし？）のんきな私は忘れている。

物憂い春の日。

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医学は進歩したものだ。８３歳の父が心筋梗塞の為にバイパス手術を受けて、２週間で、昨日退院した。

退院にあたっては高齢の為転院の予定だったのだが、ボケてきたのでとりあえず自宅へ返してみようということになった。

術後ＩＣＵから出て、元気になりかかると、夜中に点滴を抜くとか歩き回るとかで、困らせた。

今日、弟が電話してきて言うには、爪切りで携帯心電図計のコードと補聴器のコードを細切れにしたのだそうだ。その後、爪切りを紙袋に入れて引き出しの奥に隠したらしい。本人は忘れてしまっているので、何でそんなことをしたのか聞いても分からないんだ、と弟は言う。

私が付き添っているときは、いたって上機嫌なのだが…

弟は小市民のくせに権力志向がある。（男は誰もがそういうものか？）出世できなかったので、それも叶わぬ夢である。だが、年取った両親には君臨できる。

私が聞いていても、あの父が良く我慢するなぁ…（怒りっぽい男だった。私は殴られて育った。）と思うくらい、命令口調でものを言う。父はその場では黙っていても後で母に八つ当たりするらしい。

病院では母も居ないし、治療の為に嫌なことはされるし、ボケ半分、抵抗半分だったのではないか？元々底意地は悪いし。

私は反抗的だといつも叱られていたが、さすが我が父、私と同じ遺伝子！

それにしても、弟が電話で『○子（妻）は良くやってくれた。頭が上がらなくなった。』と何度も（３０分ほどな間に３度は言った。）言うのはなぜ？分かっているから、今日はちゃんとバッグを買ってプレゼントしたのに…まだ足りないってか？

夫が言うには『自分もほめてくれってことだよ。』

そーか。。。

↓　美味しいもの大好き

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