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揚水の「人生薔薇色計画」

僕のハンドルは「ようすい」ではなく「あげみ」と読みます。表記はaghemiとしています。

妻の海月は「くらげ」と読みます。



ふりぃのかうんた

yesterday ふりぃのかうんた today ふりぃのかうんた


自分が何者であるか今よりももっとわからず身悶えしていた学生の頃、何をしたらいいのかについて友達と話しに話した。
結論は出なかった。どころか何をしてもいいんだということにすらなった。
ただし、本当に何をしてもいいというのではなかった。
一つだけ基準がある。
それは俺の、俺たちの、ひいてはほかの人たちの人生を薔薇色にするか、その一点。
時々それを思い出しては行動する。
それが僕たちの人生薔薇色計画。



    よそいき仕事日記   

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2006-05-19 小雨の近江
2006-05-19 インベーダー
2006-05-18 本日の夕餉
2006-05-17 本日の夕餉
2006-05-12 プラナリア
2006-05-11 ミミズ牧場
2006-05-10 繰り返す誤謬?
2006-05-09 本日の夕餉
2006-05-08 誤り
2006-05-03 隣人の愛


2006-05-19 小雨の近江

今度の日曜が仕事の予定なので、今日は振替休日でした。
海月が滋賀での仕事の元同僚と会う用事で彦根に行くというので、陸丸と一緒に付いていって、海月の実家に陸丸を預けて僕は彦根城に行きました。
海月の両親には一時期陸丸を何ヶ月も面倒みてもらっていたこともあって、迷惑かとも思いましたが逆に懐かしがって喜んでくれていました。

彦根城は犬山城、姫路城、松本城とともに国宝四城のうちのひとつだそうで、なかなか素晴らしい体験でした。海月の用事を済ませる間という時間の限定があったとはいえ、ウィークデーだったこともあって観光客も少なく、のんびりと過ごすことが出来ました。
天守閣や櫓も勿論なかなかの見ものでしたが、敷地内の樹々を眺めてまわるだけでも楽しめます。お堀の内周をまわりながらキクラゲらしきものを大量に見つけたりもしました。キクラゲだよなあ。食えるだろうなあ。探究心をくすぐります。確認します。恥知らずな僕をどうか赦してください。

彦根城の軸組みがあまりに素晴らしいのでぼけらーっと上を見ているとそこここに引っかいたりわざわざ刃物で刻んだりした署名がたくさん。
最近こうした文化財への損傷がニュースになったものですが、小学校の修学旅行先での熊本城で初めてそうしたものも見た時子供心にショックを受けていたものですから、そういうことはままあるものだという悲しい認識がすでに刷り込まれていて、その経験上、ニュースではさして驚くことはありませんでした。
それでも実物を見ると、やはりとても嫌なものです。

たいていはどこの誰だか特定できないものばかりですが、なかにひとつ「大阪市○高質店一行 七名」というものを見つけました。「七人」だったかもしれないですが。
勇気あるなあ。
会社の恥を文化財に乗せて晒してるもんだろうに。
試しに検索をかけてみたところ、大阪府内に「○高」の名を持つ質舗は16軒あり、そのうち「質店」で登録されている店舗は1軒でした。けれどそれは大阪府内ではあっても大阪市内ではありません。大阪市内に「○高」の名を関する質舗は11軒ありますが、「○高質店」では検索結果がありませんでした。

どうでもいいことですね。
でも恥ずかしいなあ。
まずはないでしょうが、大阪で質入れする機会があるとすれば、僕はこの16店舗には行きません。

話を戻して。

彦根城が大老井伊直弼を生んだ井伊家の居城だとは、恥ずかしながら知りませんでした。
付属する玄宮園も素敵でした。今度は二人で、もっとゆっくり行きたいものです。

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2006-05-19 インベーダー

地を割って侵略者はやってきた。
もともとそこにあった生命を脅かし、自身のみの「王道楽土」を築くために。

楠の育つ畑がピンチです。
一週間ほど前に、突然大きな丸い芽吹きがありました。そしてその翌日か翌々日頃には地割れが起きました。もぐらかとも思いましたが、さらにその翌日か翌々日には最初の丸芽と同じものが大量に発芽。

かぼちゃ、でしょうか。

楠を蒔いた畑は、去年から海月が少しずつ開墾し土留めを施し土を育ててきたものですが、その際埋めていた生ゴミの中に種子が混ざるものといえば、二人で考える限りかぼちゃくらいしか思い当たりません。
ひとところから地割れを思わせる格好で多くの数が一度に芽吹くことからもその可能性は強いように思われます。まだ双葉しかないので見慣れたかぼちゃの葉とは形が異なり、判断がつきません。

楠を避難させることも当然対策のひとつとして考えられますが、猫の額庭の雀の涙畑ではさすがに複数のかぼちゃの面倒までは見られないものと思われます。どうあっても畑からは撤去せざるをえないでしょう。
でも全部抜き取るのにも抵抗がありますし、そこらに移植というか抜き取ったのち適当に放置して様子を見るのも一興かと。

いやはや、どうしたもんですか。


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×裏化→〇裏か / 揚水@未ログイン ( 2006-05-21 08:29 )
ですねえ。引っこ抜いてポイ、ではなく家の裏化どこかにでも移植します。残念ながら亀も兎もいないことですし。 / 揚水 ( 2006-05-20 22:15 )
でも出てきたもんを抜くのも気がひけるっていうかなんというか。ですね。亀がいればさっくり抜いて食べさせるのにね。 / いわなが ( 2006-05-20 01:03 )

2006-05-18 本日の夕餉

大根の拍子切り、大根の皮とキャベツの芯と豆腐といりこじゃこの炒め煮。
空豆と大豆のオリーブオイルマリネ。
鶏むね肉とキャベツの蒸しものにすだちぽん酢。
榎茸と大根と金山寺味噌のワンタンコチュジャンスープ。
玄米ご飯。
食中に麦茶。
食後に緑茶。

ごちそうさまでした。

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最初に買ったものはなくなりました。次に買ったのはゴーヤも含むブレンド茶なので、海月が僕に悪いと思ってあまり使わないとか言ってました。そんなの気にしないのに。そっちはそっちで美味しいし。 / 揚水 ( 2006-05-19 22:12 )
ゴーヤ茶は、なくなったのかな? / ホエール ( 2006-05-18 21:17 )

2006-05-17 本日の夕餉

鶏もも肉とキャベツと大根菜のソテー、キャベツの千切り添え。
さやえんどうと出汁がら昆布と人参のおからマヨネーズサラダ、これもキャベツの千切り添え。
くらげとわかめと大根の皮の酢の物。
大根と牛蒡と人参とさやえんどうとマグロの血合いの生姜醤油煮と椎茸の茎の煮物。
鶏皮と大根とキャベツのお吸いもの。
十割玄米ご飯。
麦茶。
デザートに父の畑の甘夏。
緑茶。

ごちそうさまでした。

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おいしかったです。 / 揚水 ( 2006-05-18 20:02 )
品数、多いですなぁ。素晴らしい。あーんど、羨ましい。 / ホエール ( 2006-05-17 23:19 )

2006-05-12 プラナリア

友人が最近「蜥蜴度」という言葉を使っていました。
怪我をしても治りがいいことを表す基準の適当な指標のことですね。

今日現場で枯れた亀甲竹を伐る機会があり、根元から切った後、亀甲の部分を海月へのお土産にしようと空中でだだくさな切り方をしてしまいました。
で、自分の尺骨側の肉も切った、と。
竹伐る前に一人だけスコップ仕事をしていたこともあって、再度長袖を着ることもずぼらこいてやってませんでした。

とほほな造園工だな、をい。

またこういう時に、鋸こないだ研いだばかりなんですよねえ。まーよー切れること。長さ約4ミリ、6ミリ、9ミリの傷がみっつ。一番大きいものは深さ開き具合ともに3ミリ以上はありました。

午少し前に切って、現場上がる頃には塞がってました。
蜥蜴度高いな、と思います。

俺ってばトカゲ越えてプラナリアでもいけるんじゃないだろうか?

でもそれは一番外側だけのことであって中までくっついている訳でもないので、プラナリアはさすがに調子こき過ぎです。
いい機会(?)なのでジョンソン&ジョンソンのキズパワーパッドを試してみます。

それでも、ぱっくり開いてた傷が、数時間後塞がっていたのにはびっくりです。

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ちょっと表っかわんまだつんなっとらんで湿ったごともしとっばってん中はもうくっついたごたる。おがわがことばってすごか。 / 揚水 ( 2006-05-17 21:06 )
すげー回復力。 / ホエール ( 2006-05-12 23:19 )

2006-05-11 ミミズ牧場

最近妻がミミズを飼い始めました。

というのは嘘で。
しかしうちにミミズ牧場が出来たのは事実です。

海月がうちの前の側溝を掃除した際、多少バーク状になった落ち葉等を含んだ土に、たくさんのミミズが混ざっていたそうです。
なんとなく、家の裏などに撒いてしまってせっかくのこれまでの好環境を壊すにしのびなく、ナイロン製の通気のいいズダ袋に溝を浚えた土ごと入れています。
風通しがよく、適度な日陰に置いてあります。

毎日の茶がら、バナナの皮、卵の殻を与えています。
うちは大根の皮も人参の皮も食べてしまうし、他の野菜もほとんど屑を出しませんから、野菜屑はたまにしか与えてやれません。葱と玉葱はミミズが嫌うそうなので、それらの屑は与えません。

ミミズと陸丸に餌をやって植物に水を遣り、苗と芽吹きの成長を見守り、陸丸と散歩するのが最近の彼女の日課です。

海月によれば、このところ土がいい匂いになってきたそうです。

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イタリア製の陶器はさすがにいりません(笑)。いったいいくらに設定してたんですか? 海月ともども気になります。セット内容は? 陶器と泥とミミズ? 餌は? 詳細請う(笑)。 / 揚水 ( 2006-05-17 20:59 )
僕は昔イタリア製の陶器の鉢にミミズを飼うセットの販売にトライしました。高すぎて売れませんでした(爆) いまではその残骸が実家の庭に埋まったままミミズ牧場と化してます(笑) / 須木成 ( 2006-05-16 23:31 )
天然土壌改良システム(笑)。 / 揚水 ( 2006-05-12 22:46 )
ミミズがいると、土が肥えるものね(o^-^o)b でも私は触れない・・・ / まーこ ( 2006-05-12 14:31 )

2006-05-10 繰り返す誤謬?

うほほほほ、楠々クスクス。

と、思っていたんですが。

双葉の上の葉が育ってきた様子を観察するに、鋸歯がかかっています。
楠の葉は全縁の筈です。図鑑を見ても「全縁」と明記してあります。

うーむ。

けれど僕が植えた列上に沿って芽吹いてますし、なにより殻が楠のもののように見えるのですが。
それでもこれが楠であることが確認されれば、うねった全縁の葉である楠が、成長初期であればその葉は鋸歯がある、という、僕らにとっての大発見ということになります。
それが大発見と言う結果が出れば、樹木として育った楠の新芽もそうなのか、本当に初期の初期だけがそうなのか、それも今後の観察の課題となりそうです。

ううむ、この先が実に楽しみです。


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でしょー。 / 揚水 ( 2006-05-10 23:57 )
何にしても、実に良い双葉ですなぁー / いわなが ( 2006-05-10 23:03 )

2006-05-09 本日の夕餉

ハマチのあら(頭)と大根の煮物。
もやしと春大根の桂剥きの胡麻油と酢と擂り黒胡麻と黒胡椒のドレッシング合え。
おからとピーマンと刻んだうどんのカレー粉サラダ。
麩と榎茸のおすまし。
もずく酢。
十割玄米ご飯。
麦茶。

ごちそうさまでした。

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2006-05-08 誤り

こないだ喜んだ発芽植物は、どうも育つにつれ楠ではない様相を呈してきました。
ひとつはどう見ても紫蘇です。
そしてまたひとつは、どうもツユクサっぽい。
それもただのツユクサでなく、うちに以前住んでた人が植えていったのではないかと想像していた、僕らが畑を作る前からお住まいになっていたトキワツユクサっぽい。

残念です。

んがしかし。
一昨々日くらいからこれまた別の種類の芽吹きがあり、今度こそはと期待していました。
今日になって帰宅した僕に、海月が「ビッグニュースがある」と告げました。
その紫蘇ともトキワツユクサとも異なる芽が増えていて、それには楠の種のものと思われる殻がついていたのです。
僕も確認しました。

おお、イカす。

ほんでもって、うちの北側に僕の知らぬ間に海月がばら撒いておいたというマンリョウちゃんも芽吹いています。

くー、嬉しいなあ。

北側にはナメコのほだ木も置いてあるのですが、そちらはまだ何の気配もありません。

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2006-05-03 隣人の愛

帰宅途中海月からメール。
曰く、
「ダーリン! さっき、張(揚水注:趙?)さんとこのグッサンから凄い物を頂いたよ!」
それについての返信。
「なんだろ? うわー楽しみー。」

チョウさんとこのグッサンから説明が必要かもしれません。

うちは借家は借家ですが、正確な住所名称は「○○工業社宅○号」です。
本来は「○○工業」の社宅だったのでしょうが、僕のみるところ、実際に「○○工業」関係で住んでいるのは7棟あるうちの1棟に過ぎません。そこの従業員の需要が少なくなって一般にも貸し出すようになったのでしょう。
そしてその1棟には3人の中国の方が住んでいます。どうやら「○○工業」に所属しているようです。

数ヶ月前のある日、3人のうちの一人が僕の家に自転車の空気入れを借りに来て、彼は「チョウです」と名乗ったのでした。
僕は全く中国語が話せませんし、彼の日本語も似たり寄ったりでした。
それでも空気入れの貸し借りぐらいは出来るものです。人間って素晴らしい。

チョウさんとあと二人いることになる訳ですが、そのうちの一人がどんどこどんの「山口智充」さん、つまりぐっさんに似ていると海月は言います。もう一人はあまり印象がないようです。僕はチョウさん以外はあまり会ってませんのでなんだかよくわかっていません。

ところでうちにはインターホンもチャイムもありませんが、来客があると陸丸が吠えるのですぐわかります。

今日の午後、陸丸の吠える声に海月がドアを開けると、顔から笑いがふきこぼれているぐっさんが、吠えまくる陸丸をものともせず、両手にそれぞれなにかを掲げて立っていたそうです。

それは2つの発泡スチロールのトレイに載せられた都合30個もの餃子でありましたとさ。
なにやらぐっさんはお裾分けであるだのこうして食べると旨いだのをかなりの早口で話していったようですが、当然海月は何を言っているものやらさっぱりわかりません。それでも満面の笑顔で食べ物であろう物を差し出すのですから、言わんとするところはだいたいわかります。人間って素晴らしい。

何度も何度も、「謝々、謝々、謝々ー」とお礼を言ったそうです。なにも中国語を話せなくとも、これだけいえれば充分です、立派なものだと思います。

海月は今日の午前中から思うところあってカレーを作っていたというのですが、こんないいものを戴いてしまって。

ですから、本日の夕餉は、

中国人の手作り餃子。
ヱビスビール。
カレーライス。
麦茶。

吃好了、謝々。
謝々ー。

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いわながさん、うひひひひ、餃子もカレーもおいしかったです。それはいい環境でしたねえ。おいしいですよねえ。 / 揚水 ( 2006-05-08 21:49 )
まーこさん、僕もです。おたおたしながらも喜んでる海月とそんなことお構いなしににこにこしてる青年の図が浮かびました。 / 揚水 ( 2006-05-08 21:48 )
ホエールさん、んまかったよ。 / 揚水 ( 2006-05-08 21:47 )
わー、いいとこに住んでますねぇ。私、昔公民館で公文の先生みたいな(公文じゃないけど)仕事をしてて、そこの生徒が中国人の人だったんで、ときどきお母さんがそんな感じで餃子を持ってきてくれてたんですよー。手作り餃子、めちゃくちゃおいしいですよね!もちろんカレーもおいしかったんでしょうねー。うひひひ / いわなが ( 2006-05-04 00:03 )
やっぱ笑顔ってイイですね♪ やりとりの様子が浮かんで こちらまでニコニコ気分になります(o^-^o)v / まーこ ( 2006-05-03 23:33 )
良いなあ。手作り餃子かあ。食べたい。 / ホエール ( 2006-05-03 21:45 )

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