himajin top
揚水の「人生薔薇色計画」

僕のハンドルは「ようすい」ではなく「あげみ」と読みます。表記はaghemiとしています。

妻の海月は「くらげ」と読みます。



ふりぃのかうんた

yesterday ふりぃのかうんた today ふりぃのかうんた


自分が何者であるか今よりももっとわからず身悶えしていた学生の頃、何をしたらいいのかについて友達と話しに話した。
結論は出なかった。どころか何をしてもいいんだということにすらなった。
ただし、本当に何をしてもいいというのではなかった。
一つだけ基準がある。
それは俺の、俺たちの、ひいてはほかの人たちの人生を薔薇色にするか、その一点。
時々それを思い出しては行動する。
それが僕たちの人生薔薇色計画。



    よそいき仕事日記   

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2006-05-17 本日の夕餉
2006-05-12 プラナリア
2006-05-11 ミミズ牧場
2006-05-10 繰り返す誤謬?
2006-05-09 本日の夕餉
2006-05-08 誤り
2006-05-03 隣人の愛
2006-04-27 ぐら
2006-04-27 本日の夕餉
2006-04-27 デビュー


2006-05-17 本日の夕餉

鶏もも肉とキャベツと大根菜のソテー、キャベツの千切り添え。
さやえんどうと出汁がら昆布と人参のおからマヨネーズサラダ、これもキャベツの千切り添え。
くらげとわかめと大根の皮の酢の物。
大根と牛蒡と人参とさやえんどうとマグロの血合いの生姜醤油煮と椎茸の茎の煮物。
鶏皮と大根とキャベツのお吸いもの。
十割玄米ご飯。
麦茶。
デザートに父の畑の甘夏。
緑茶。

ごちそうさまでした。

先頭 表紙

おいしかったです。 / 揚水 ( 2006-05-18 20:02 )
品数、多いですなぁ。素晴らしい。あーんど、羨ましい。 / ホエール ( 2006-05-17 23:19 )

2006-05-12 プラナリア

友人が最近「蜥蜴度」という言葉を使っていました。
怪我をしても治りがいいことを表す基準の適当な指標のことですね。

今日現場で枯れた亀甲竹を伐る機会があり、根元から切った後、亀甲の部分を海月へのお土産にしようと空中でだだくさな切り方をしてしまいました。
で、自分の尺骨側の肉も切った、と。
竹伐る前に一人だけスコップ仕事をしていたこともあって、再度長袖を着ることもずぼらこいてやってませんでした。

とほほな造園工だな、をい。

またこういう時に、鋸こないだ研いだばかりなんですよねえ。まーよー切れること。長さ約4ミリ、6ミリ、9ミリの傷がみっつ。一番大きいものは深さ開き具合ともに3ミリ以上はありました。

午少し前に切って、現場上がる頃には塞がってました。
蜥蜴度高いな、と思います。

俺ってばトカゲ越えてプラナリアでもいけるんじゃないだろうか?

でもそれは一番外側だけのことであって中までくっついている訳でもないので、プラナリアはさすがに調子こき過ぎです。
いい機会(?)なのでジョンソン&ジョンソンのキズパワーパッドを試してみます。

それでも、ぱっくり開いてた傷が、数時間後塞がっていたのにはびっくりです。

先頭 表紙

ちょっと表っかわんまだつんなっとらんで湿ったごともしとっばってん中はもうくっついたごたる。おがわがことばってすごか。 / 揚水 ( 2006-05-17 21:06 )
すげー回復力。 / ホエール ( 2006-05-12 23:19 )

2006-05-11 ミミズ牧場

最近妻がミミズを飼い始めました。

というのは嘘で。
しかしうちにミミズ牧場が出来たのは事実です。

海月がうちの前の側溝を掃除した際、多少バーク状になった落ち葉等を含んだ土に、たくさんのミミズが混ざっていたそうです。
なんとなく、家の裏などに撒いてしまってせっかくのこれまでの好環境を壊すにしのびなく、ナイロン製の通気のいいズダ袋に溝を浚えた土ごと入れています。
風通しがよく、適度な日陰に置いてあります。

毎日の茶がら、バナナの皮、卵の殻を与えています。
うちは大根の皮も人参の皮も食べてしまうし、他の野菜もほとんど屑を出しませんから、野菜屑はたまにしか与えてやれません。葱と玉葱はミミズが嫌うそうなので、それらの屑は与えません。

ミミズと陸丸に餌をやって植物に水を遣り、苗と芽吹きの成長を見守り、陸丸と散歩するのが最近の彼女の日課です。

海月によれば、このところ土がいい匂いになってきたそうです。

先頭 表紙

イタリア製の陶器はさすがにいりません(笑)。いったいいくらに設定してたんですか? 海月ともども気になります。セット内容は? 陶器と泥とミミズ? 餌は? 詳細請う(笑)。 / 揚水 ( 2006-05-17 20:59 )
僕は昔イタリア製の陶器の鉢にミミズを飼うセットの販売にトライしました。高すぎて売れませんでした(爆) いまではその残骸が実家の庭に埋まったままミミズ牧場と化してます(笑) / 須木成 ( 2006-05-16 23:31 )
天然土壌改良システム(笑)。 / 揚水 ( 2006-05-12 22:46 )
ミミズがいると、土が肥えるものね(o^-^o)b でも私は触れない・・・ / まーこ ( 2006-05-12 14:31 )

2006-05-10 繰り返す誤謬?

うほほほほ、楠々クスクス。

と、思っていたんですが。

双葉の上の葉が育ってきた様子を観察するに、鋸歯がかかっています。
楠の葉は全縁の筈です。図鑑を見ても「全縁」と明記してあります。

うーむ。

けれど僕が植えた列上に沿って芽吹いてますし、なにより殻が楠のもののように見えるのですが。
それでもこれが楠であることが確認されれば、うねった全縁の葉である楠が、成長初期であればその葉は鋸歯がある、という、僕らにとっての大発見ということになります。
それが大発見と言う結果が出れば、樹木として育った楠の新芽もそうなのか、本当に初期の初期だけがそうなのか、それも今後の観察の課題となりそうです。

ううむ、この先が実に楽しみです。


先頭 表紙

でしょー。 / 揚水 ( 2006-05-10 23:57 )
何にしても、実に良い双葉ですなぁー / いわなが ( 2006-05-10 23:03 )

2006-05-09 本日の夕餉

ハマチのあら(頭)と大根の煮物。
もやしと春大根の桂剥きの胡麻油と酢と擂り黒胡麻と黒胡椒のドレッシング合え。
おからとピーマンと刻んだうどんのカレー粉サラダ。
麩と榎茸のおすまし。
もずく酢。
十割玄米ご飯。
麦茶。

ごちそうさまでした。

先頭 表紙

2006-05-08 誤り

こないだ喜んだ発芽植物は、どうも育つにつれ楠ではない様相を呈してきました。
ひとつはどう見ても紫蘇です。
そしてまたひとつは、どうもツユクサっぽい。
それもただのツユクサでなく、うちに以前住んでた人が植えていったのではないかと想像していた、僕らが畑を作る前からお住まいになっていたトキワツユクサっぽい。

残念です。

んがしかし。
一昨々日くらいからこれまた別の種類の芽吹きがあり、今度こそはと期待していました。
今日になって帰宅した僕に、海月が「ビッグニュースがある」と告げました。
その紫蘇ともトキワツユクサとも異なる芽が増えていて、それには楠の種のものと思われる殻がついていたのです。
僕も確認しました。

おお、イカす。

ほんでもって、うちの北側に僕の知らぬ間に海月がばら撒いておいたというマンリョウちゃんも芽吹いています。

くー、嬉しいなあ。

北側にはナメコのほだ木も置いてあるのですが、そちらはまだ何の気配もありません。

先頭 表紙

2006-05-03 隣人の愛

帰宅途中海月からメール。
曰く、
「ダーリン! さっき、張(揚水注:趙?)さんとこのグッサンから凄い物を頂いたよ!」
それについての返信。
「なんだろ? うわー楽しみー。」

チョウさんとこのグッサンから説明が必要かもしれません。

うちは借家は借家ですが、正確な住所名称は「○○工業社宅○号」です。
本来は「○○工業」の社宅だったのでしょうが、僕のみるところ、実際に「○○工業」関係で住んでいるのは7棟あるうちの1棟に過ぎません。そこの従業員の需要が少なくなって一般にも貸し出すようになったのでしょう。
そしてその1棟には3人の中国の方が住んでいます。どうやら「○○工業」に所属しているようです。

数ヶ月前のある日、3人のうちの一人が僕の家に自転車の空気入れを借りに来て、彼は「チョウです」と名乗ったのでした。
僕は全く中国語が話せませんし、彼の日本語も似たり寄ったりでした。
それでも空気入れの貸し借りぐらいは出来るものです。人間って素晴らしい。

チョウさんとあと二人いることになる訳ですが、そのうちの一人がどんどこどんの「山口智充」さん、つまりぐっさんに似ていると海月は言います。もう一人はあまり印象がないようです。僕はチョウさん以外はあまり会ってませんのでなんだかよくわかっていません。

ところでうちにはインターホンもチャイムもありませんが、来客があると陸丸が吠えるのですぐわかります。

今日の午後、陸丸の吠える声に海月がドアを開けると、顔から笑いがふきこぼれているぐっさんが、吠えまくる陸丸をものともせず、両手にそれぞれなにかを掲げて立っていたそうです。

それは2つの発泡スチロールのトレイに載せられた都合30個もの餃子でありましたとさ。
なにやらぐっさんはお裾分けであるだのこうして食べると旨いだのをかなりの早口で話していったようですが、当然海月は何を言っているものやらさっぱりわかりません。それでも満面の笑顔で食べ物であろう物を差し出すのですから、言わんとするところはだいたいわかります。人間って素晴らしい。

何度も何度も、「謝々、謝々、謝々ー」とお礼を言ったそうです。なにも中国語を話せなくとも、これだけいえれば充分です、立派なものだと思います。

海月は今日の午前中から思うところあってカレーを作っていたというのですが、こんないいものを戴いてしまって。

ですから、本日の夕餉は、

中国人の手作り餃子。
ヱビスビール。
カレーライス。
麦茶。

吃好了、謝々。
謝々ー。

先頭 表紙

いわながさん、うひひひひ、餃子もカレーもおいしかったです。それはいい環境でしたねえ。おいしいですよねえ。 / 揚水 ( 2006-05-08 21:49 )
まーこさん、僕もです。おたおたしながらも喜んでる海月とそんなことお構いなしににこにこしてる青年の図が浮かびました。 / 揚水 ( 2006-05-08 21:48 )
ホエールさん、んまかったよ。 / 揚水 ( 2006-05-08 21:47 )
わー、いいとこに住んでますねぇ。私、昔公民館で公文の先生みたいな(公文じゃないけど)仕事をしてて、そこの生徒が中国人の人だったんで、ときどきお母さんがそんな感じで餃子を持ってきてくれてたんですよー。手作り餃子、めちゃくちゃおいしいですよね!もちろんカレーもおいしかったんでしょうねー。うひひひ / いわなが ( 2006-05-04 00:03 )
やっぱ笑顔ってイイですね♪ やりとりの様子が浮かんで こちらまでニコニコ気分になります(o^-^o)v / まーこ ( 2006-05-03 23:33 )
良いなあ。手作り餃子かあ。食べたい。 / ホエール ( 2006-05-03 21:45 )

2006-04-27 ぐら

【考察 長崎弁】

ソーシャルネットワークで
「遊びに参加させて=『かたして』というのは五島でしか通じないそうですね。」
との言葉を見かけました。

いえいえ、そんなことはありません。長崎本土(っての、なんか思い上がった表現かも)でも十二分に通用いたします。
もっとも僕らはさらに訛って、「かっちぇて」と発音してました。

さてその「かっちぇて」もらう遊びなのですが、とても単純なものに「とびぐら」「なげぐら」などがありました。他地域他世代にそうした遊びがあるのかどうかまでは確認できません。これらを無理矢理翻訳すれば、「跳びっこ」「投げっこ」などでしょうか。
そうすると、「ぐら」は所謂標準語でいうところの「っこ」が表す、「〜遊び」を指すものと考えてもよさそうです。
けれどもう少し考えを進めれば、そうではないようにも思えてきます。それは何故か。

「ぐら」に漢字を当ててみます。
そうすると適当なものとして「比(くら)」「較(くら)」が候補に上がるのではないかと思われます。
その仮定の上に「とびぐら」は「跳び比べ」遊び、「なげぐら」は「投げ比べ」遊びとなるのではないでしょうか。

「とびぐら」は実際には、小川を飛び越えたり幅跳び較べであったり、そのような記憶です。
「なげぐら」はボールや石の投げ較べです。
「ぐら」は「比べ・較べ」からきた言葉とみてよさそうではありませんか。

であれば、「ぐら」は「駈け比(較)」「走り比(較)」、すなわち「かけっこ」などと、なんにでも応用の利く言葉であるかもしれません。近隣他地域若しくは他世代では生きた言葉として使われていたやも知れません。

ところで標準語の「っこ」となると、これもまたいったいなんなのでしょうか。
「〜遊び」と訳すのであれば、一見「鬼ごっこ」や「お医者さんごっこ」の「ごっこ」に含まれる「っこ」と考えて差し支えないようにも見受けられますが、これは違うと考えます。

「ごっこ」遊びの「ごっこ」はその成り立ちや語源に別途考察の余地が多分にありますが、意訳から考えれば「〜に扮する」「〜のつもりでいる」ではないでしょうか。であれば「かけっこ」などの競争する遊びには当てはまりません。
ですから「っこ」もまた「ぐら」と同じく「比べ・較べ」を起源に持つ言葉だと考える方がより自然なように思われます。

やはり「お医者さんぐら」よりは「お医者さんごっこ」の方が、魅力的ではないでしょうか。

先頭 表紙

やあ、面白かったですか、嬉しいなあ。総スカンすか。こいやけん田舎もんは(笑)。まあ都市圏あるいは標準語圏しか知らない多数の人が田舎者をある意味下に見るのと裏返しですかね。ジャージにヘルメットの自転車通学の中学校が「信じらんない」とか。その場でのマジョリティがマイノリティを軽く蔑視する原理。まあそんなことはともかく、その当時のそのお友達は可哀想でしたねえ。でも僕でも言ったかも。「なんやあい、かっこつけとるばい」とか(笑)。 / 揚水 ( 2006-05-03 22:40 )
考察←って言うのが面白い!「かっちぇて」←は男の子が使って、女の子は おしとやかに?「かたして」だったゎ。東京から来た転校生(高校の時の友人)が、小学校のとき『仲間に入れて!』って言ったら 総スカン食ったそうな。キザっぽいとかで・・・f( ̄Д ̄;) / まーこ ( 2006-04-27 23:36 )

2006-04-27 本日の夕餉

鶏もも肉のソテーに金山寺味噌餡かけ。餡の中には大根の皮、生姜の千切り。
豆腐とカマンベールチーズ、黒豆の水煮と白擂り胡麻とマヨネーズを和えたサラダ。
人参とピーマンと榎茸のきんぴら。隠し味にごく少量のウスターソース。
大根といりこじゃこの煮物。
榎茸と椎茸の茎のお吸いもの。
玄米菜飯。いりこじゃこと出汁がら昆布入り。
ゴーヤ茶。

ごちそうさまでした。

先頭 表紙

2006-04-27 デビュー

今日の現場は手取り除草でした。
広い和風のお庭で、5メートルを越すような大きなモミジが何本も植わっています。

件のウサギを保護した同僚がなかなか多趣味で、実は盆栽や苔玉も以前からやっていたのです。
自分が盆栽に興味を持って始めようかなと思っていたくせに、そのことと同僚のことが結び付いていませんでした。

うちの造園屋は親方がいちばん年少で、僕は以前いた造園屋で、親方より年長で後輩でした。同僚はそもそもが親方の同級生のお兄さんなので、彼は親方を苗字にくん付けで呼んでいます。
僕は僕で親方を「親方」と呼んだり「きみ」と呼んだり「あなた」と呼んだり、苗字にさん付けやくん付けなど、その時々によってまちまちです。
ここでは仮に親方を「進右衛門」くんとしましょうか。

「進右衛門くん、揚水くん、モミジの芽と蘭の芽とユリの芽、あったらとっといて」

聞けば抜き取ったそれらを植えておくと、うまくいって根が着きさえすれば盆栽や苔玉に仕立てることができるというのです。
「モミジなんかちょっと育ったところで寄せ植えにして株に仕立てても面白いよ」

すばらしいことを知ったと思いましたよ。

大雑把なやり方を聞いて、僕も真似することにしました。
楠より先にモミジから始めることになりそうです。なんせ身近に先生がいたのですから。
今は水を張った桶にそのモミジの芽を浸しています。
特に鹿沼土や赤玉土でなくとも、山砂にバークを混ぜれば充分着くとのことです。
土場からバークをかっぱらって、もとい、貰ってくるのを忘れてしまいましたが、ちょうどうちには海月が側溝に溜まっていたのをさらえたほとんどバークと言っていいものがあります。
仕事が長引いて遅くなってしまいましたが、今日中に植えるつもりでいます。
とても楽しみです。

ところで一服中に楠の芽が出た話をして、「なんにすんの?」と二人から訊かれました。
「盆栽にするんだ」と言ったところ、案の定「無理だて、そんなんどうにもならんて」と言われました。
でもそっちも楽しみなんですね、これがまた。

先頭 表紙

うーふふふふふー、たーのしーですよー、今もうこの段階で。こないだ採ってきたのは双葉の上にさらに二枚だけ葉っぱが出てるおチビちゃんたちだったのですが、今日もまた20センチ高のひとり生えを二本採ってきました。育つと庭を壊すやつだったので。「タンポポの盆栽」(笑)。ばり見たかー(笑)。 / 揚水 ( 2006-05-03 19:49 )
盆栽、楽しそうですよねー。あたしもやってみたいと思いつつ、なかなか。。こないだ買った本に(昭和50年ぐらいのボロ本)「タンポポの盆栽」ってのが載ってて、すばらしくかわいいんですよこれが! / いわなが ( 2006-04-28 14:23 )

[次の10件を表示] (総目次)