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揚水の「人生薔薇色計画」

僕のハンドルは「ようすい」ではなく「あげみ」と読みます。表記はaghemiとしています。

妻の海月は「くらげ」と読みます。



ふりぃのかうんた

yesterday ふりぃのかうんた today ふりぃのかうんた


自分が何者であるか今よりももっとわからず身悶えしていた学生の頃、何をしたらいいのかについて友達と話しに話した。
結論は出なかった。どころか何をしてもいいんだということにすらなった。
ただし、本当に何をしてもいいというのではなかった。
一つだけ基準がある。
それは俺の、俺たちの、ひいてはほかの人たちの人生を薔薇色にするか、その一点。
時々それを思い出しては行動する。
それが僕たちの人生薔薇色計画。



    よそいき仕事日記   

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-01-10 淑女の手遊び  2
2003-01-09 淑女の手遊び  1
2003-01-01 乱心畜生
2002-12-31 終わり良ければ
2002-12-30 一夜明けて、聖夜。
2002-12-23 耳毛
2002-12-15 冗長
2002-12-13 言葉は、万能である
2002-12-12 あばえくビーム照射
2002-12-06 まるで初心な生娘のようだ


2003-01-10 淑女の手遊び  2

 わたしと彼は向き合って座る。彼はあぐらをかいている。わたしは足先を自分の左に流して横座りしている。
 わたしは右手を彼の左の膝に乗せて、左手で彼のペニスの先端を触る。彼のペニスは大きく張りつめている。
 この状態の彼のものに触ることが出来るのはわたしだけだ。わたしにその状態のものを触られることが出来るのは彼だけだ。わたしの濡れた性器を触ることが出来るのも彼だけだし、彼にそうした性器を触られることが出来るのもわたしだけだ。二人はそれぞれ別の異性にそうすることもそうされることも不可能だった。世の中には多くの男女がいるというのに、お互いがたった一人の相手でいられることが奇妙なことに思われる。わたしは彼のことが確かに好きだけれども、世に言う熱烈な愛というものとは違うと思う。それは彼にしても同じことだ。性欲がないというのではない。かつて何人かの女性に恋をしてきた彼にしてみれば、わたしが彼女たちと特別に異なるという訳でもない。わたしにしても好意を持った男性がいなかった訳でもない。ただ、他の人とは出来なかったのだ。
 わたしは彼が現れることなく一生セックスが出来なくても、それは別に構わなかった。彼は自分がセックスが出来ないということに小さな焦りにも似たものを持っていたようだが、わたしと出会ったことでその焦りが解消されて喜んでいるのではないと思う。焦りは確かになくなったことだろう。彼はわたしに出会えて嬉しいのだろうと思う。わたしは彼に出会うことが出来てとても嬉しい。だがそれらは何ら特別なことではないのだ。二人は出会う時まで、自分にとって自然に生きてきたし、二人が出会うこともそれぞれにとってごく自然なことだった。お互いがお互いにとって特別な存在であるということを殊更に言うことはない。そうやって気負うことはない。わたしは自分が彼に恋していると言うことも、彼から恋されていると言うことも、何か未だ気恥ずかしい。
 けれどこれをありふれた恋と呼んでもいいのだ。こうした形の恋があってもいいと思う。そこから始まってもいいと思う。

先頭 表紙

あーあもう、久方振りにピンクだねえ(笑)、と。 / 揚水 ( 2003-01-10 09:07 )

2003-01-09 淑女の手遊び  1

 俯せになる時、わたしは右頬を下にする。
 頭の両脇に軽く握った手を置いて、全身の力を抜いて脚を投げ出す。目をつぶる。ゆっくりと息を吸いながら臍の下の空間を膨らませるようにお腹を持ち上げると、頬や両の肘と膝、爪先に体の重心が掛かる。そのまま息を止める。自然に体に力が入る。しばらく時間をおいて、再び脱力しながら細く長く息を吐く。それを幾度か繰り返す。疲れている時や嫌なことがあった時など、吐息と一緒にそれらの悪いものが自分の中から抜け出ていくような気がする。
 特に疲れていなくとも、帰宅したわたしはまずベッドに倒れ込んで俯せに体を横たえる。いつの頃からか、多分小学校高学年か中学の頃から、それがわたしの習慣のようになってしまっていた。それから息を吸って、止め、吐くことを繰り返す。これはわたしにとって、一種の儀式のようなものだ。
 本当にどうしようもなく疲れている時などは倒れ込んでそのまま寝入ってしまい、深夜中途半端な時刻に目を覚ますこともたまにある。けれどそうして目を覚ましたわたしはやはり儀式を行う。そして普段のわたしは、緩慢な深呼吸を繰り返す儀式を終えればきっぱりと起きあがって着替えを済ませ、日によって順序はまちまちであるものの、調理をし、食事を摂り、入浴する。持ち帰った仕事があれば片付ける。
 大袈裟に言えば外の世界から自分だけの空間に戻ってきたわたしは、その儀式を通して初めて、自分を切り替え、リラックスして眠るまでの時間を過ごすことが出来るのだ。それは、親元を離れ一人暮らしをするようになってずいぶん経つ今でも変わらない。仕事を持ち帰った場合でも儀式を済ませてからでないと手を付けられない。毎日その手順をきちんと踏まないことには、帰宅後のわたしは何をすることも出来ない。ただ漫然とテレビを観ることすら出来ない。思えば奇妙な癖をつけたものだ。

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僕は自分が運転するのではない乗り物は全て眠くなります。そして起きていれば酔う(笑)。 / 揚水 ( 2003-01-10 08:46 )
えーと、癖ではありませんが確かに僕これたまにやります。でもフィクションなんですよお。 / 揚水 ( 2003-01-10 08:45 )
私は、通勤電車の中で寝ないときが済まない...これって癖ぢゃないかぁ^^; / あみすけ ( 2003-01-09 22:41 )
これ気持ちよさそうですね。今度やってみよう。これはノンフィクションよね? / みるみる@Atelier ( 2003-01-09 14:27 )
「チノ」もまだ書き終わってないのに…。 / 揚水 ( 2003-01-09 08:06 )

2003-01-01 乱心畜生

昨夜同僚に素晴らしい言葉を教えて貰いました。

「蘭心竹生」

蘭のように気高く美しい心を持ち、竹のように真っ直ぐでいる、とのことでしょうか。
僕の覚え間違いで「蘭心竹性」であったかもしれません。

音で聞いて浮かんだ文字は「乱心畜生」でした。お恥ずかしい。
でも僕と一緒にそれを聞いていた僕たちの上司も、そう思っていたようです。
うけけ。
馬鹿ばっかり。

今年の抱負はこれですね。

真っ直ぐでいたいと思います。

先頭 表紙

姉が言い足りないようです(笑)。弟の立場はどうなるんだ、まったく。 / 揚水 ( 2003-01-10 05:31 )
↓だはは・・・揚水ちゃんが生み出した新語の挨拶かと思いました^^; / みるみる@Atelier ( 2003-01-09 14:28 )
あみどんあみどん、そういうのを真っ直ぐと言うのですよ(笑)。目的に向かう態度は真っ直ぐ。道は曲がりくねってて当たり前じゃないですか。本年もよろしく姉が言い足します。←うわすげえ打ち損ね。お願いいたします、です。 / 揚水 ( 2003-01-09 06:58 )
おめでとうございます、雪さん。「生」ではなく、そう、「性」ですね。中原中也さんですか。小林秀雄さんに続きこちらも読んでないですねえ(笑)。"夷険一節" 、知りません。読み方の想像すらつきません(笑)。 / 揚水 ( 2003-01-09 06:54 )
まっすぐ。いい言葉です。よろしくお願いいたします、みるさん。 / 揚水 ( 2003-01-09 06:51 )
僕は曲がっても良いので、目的に到達したいです^^;。で、目的とは?...実験成功かな???^^; / あみすけ ( 2003-01-02 23:43 )
新年明けましておめでとうございます。「蘭心竹性」よい言葉を教えていただきました^^ "竹を割ったような" 性格には私も昔から憧れているのですがむつかしー。 私は今年も中也の「寒い夜の自画像」を心に刻みつけて参ります。適当な四字熟語は・・・"夷険一節" でしょうか。 / ( 2003-01-02 03:56 )
まっすぐ。いい言葉ですね。今年もどうぞよろしく♪ / みるみる@Atelier ( 2003-01-01 00:47 )

2002-12-31 終わり良ければ

仕事帰り、コンビニでなんとなくそばを買った。

金髪の若くてかっこいいレジの兄ちゃんが
「年越しそばですか?」
と笑いながら言った。

こりゃああなた嬉しいですよ。

「ええ、まあ、一応」
と答えた。

お金を払って
「そんな風に言ってもらえると嬉しいですね」
と言うと彼は、
「そうですか? 良いお年を」
と決まり文句ではあるのだろうけれど、にこやかにそう言ってくれた。
先を越されて少し悔しく思いながら、僕も
「良いお年を。頑張って働いてください」
と言って店を後にした。

今年はいい年だったなあ。

すべて良し。

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スパゲッティとは知りませんでした…。これも一つのテクニカルターム(?)でしょうか。もう体調はよろしいのでしょうか? / 揚水 ( 2003-01-09 06:50 )
コンビニお蕎麦に点滴チューブ・・・人それぞれいろんな年越しがありますねえしみじみ(笑)。 / ( 2003-01-02 04:00 )
おりょりょ、みるさんが早かったようですね。自分つっこみでつっこみ一番乗りのつもりだったんですが(笑)。またよろしくお願いいたします。 / 揚水 ( 2002-12-31 23:24 )
皆様色々あったことでしょう。それでも、ただ一言、「良いお年を」 / 揚水 ( 2002-12-31 23:22 )
良かった良かった!来年も素敵な年でありますように。どうぞよろしく! / みるみる ( 2002-12-31 23:21 )

2002-12-30 一夜明けて、聖夜。

僕は今、村を離れて名古屋市内の会社の寮に身を寄せています。
未だ井戸が復旧しないからでもあります。

ある日海月が寮にご飯を持ってきてくれました。
25日のことでした。

翌日海月からメールが届きました。
海月は今あるお宅の一間を借りてお世話になっています。そこのお宅の女性ばかりの家族と、ゆかりのある女性も誘って、女性ばかりで一日遅れのクリスマスをやることになったらしいのです。


寮を出てから、半額のクリスマスケーキ探して店を4件巡る。結局手ごろな物がなく、最初の店で買うことにし6時半頃に家に着いた。いつもの芝生に駐車するため細い道に入る。女の子がいて、車が溝に落ちていた。バックで引き返した。部屋にケーキ置いてから気になり、軍手をして様子を見に行く。別の男の子がいて、今JAF呼びに行った、とのこと。人手がいるなら手伝おうと思ったが大丈夫?と話していると、Sさんも出てきて、寒いから中に入って待っとりゃあ、と。そこに女の子達が帰ってきた。救援に駆けつけた友達いれて4人が母屋の台所に座り、私がコーヒー入れていた時、Aさんが来た。事情を説明して皆で話してるとKさんが帰ってきた。全員で10人。雑煮を食べ、ケーキを食べた。4人はA芸大の音楽科の学生と、その先輩とのこと。ケーキにロウソク灯した。みなで祈った。皆が幸せでありますように。楽しい出来事でした。もし、ケーキ買うのに手間どらなければ、逢えなかった。Sさんが出てきてくれなかったら、過ごせない時間だった。生きているってこんなことがあるんだな。なんだかうれしい。
揚水くんに話したくてメールしました。

先頭 表紙

遅くなりますが、良い年明けではありました。ありがとうございます。 / 揚水 ( 2003-01-09 06:48 )
喜びは2人で分かち合うと倍以上になるんだな。 嬉しかったコトを揚水さんに報告したくなる海月さん、その事を暖かい気持ちで up なさる揚水さん。私も暖かな気持ちを分けていただきました^^ 良い新年をお迎え下さい。 / ( 2002-12-31 20:46 )
謝々。そしてあなたがたにとっても。 / 揚水 ( 2002-12-31 00:39 )
生きているとほんといろんなことありますね。良いことも悪いことも全ては受け入れ糧にして生きていく。 お二人にとって素晴らしい年になりますように。そしてあとわずかな今年、どうぞ良いお年を! / みるみる@Atelier ( 2002-12-31 00:28 )

2002-12-23 耳毛

オチャツミにミミガーを買った。
酒を飲みながらふと数本の毛が生えていることに気が付いた。

明日は晴れるといいなあ。

先頭 表紙

読めていないのはお互いさまです。僕にとっても楽しみです。 / 揚水 ( 2003-01-09 06:47 )
「オチャツミ」読んだハズなのにスミマセーン; 今年分の薔薇色計画、今年中に読み切れなかったのが心残りですが、来年の楽しみに持ち越します^^ / ( 2002-12-31 20:39 )
雪さん、「オチャツミ」に書いてあります。 / 揚水 ( 2002-12-29 21:14 )
じっと見てしまったが故に、翌日の天気に思いを馳せ、逃避したのでしょうか(笑)。 / 揚水 ( 2002-12-29 21:12 )
"薔薇色計画" を "ひまーく" 登録させていただいてるンですが、チェックするたびにこのタイトルで笑わせて貰ってます(笑)。 ところで "オチャツミ" てなんですか? / ( 2002-12-28 03:41 )
私もみみがー好き!先日飲み会で食べました。あのね、毛は見ちゃダメよ。ぢっと見ないのよ。ね。^^ / みるみる@Atelier ( 2002-12-25 09:14 )

2002-12-15 冗長

最近、買ったままでずっと放っておいた一冊の本を読み始めた。
いや期待以上のまだるっこしさだった。

「チャタレイ夫人の恋人」

まだコンスタンスは森番と媾合していない。

先頭 表紙

↓雪さんへ。よく判っていただけましたか。判るようで判らない、そのボーダーラインに、誤解をも含めた人と人相互の理解があるのだと思います。また面倒くさいことを言いますが、判ってもらえて嬉しいです。 / 揚水 ( 2003-01-07 02:03 )
読み進むうちに冗長はいつの間にやら奔流となっていました。読み続けていたいと願う本に出会ったとき、僕は「(完結、という形でないにしろ)いつかは終わりが来る」というごく当たり前の言葉の、ここでは小説の作法に理不尽で稚拙な怒りを覚えます。読み終えても世界は続くのですから、言葉で彩なされた世界にも続いて欲しいと我が儘を感じるのです。でも読み終えた。結果読み終えてよかった。 / 揚水 ( 2002-12-21 23:24 )
冗長と聞くと、一般的には「多重構成で万全」と思うところでしょうが、私は逆に「抜け道が沢山出来る」と想像します^^;。パスが増えれば、それだけ穴も増える。これゴク自然の摂理。ああ、全く日記の内容とそぐわなくて申し訳ないです^^;。 / あみすけ ( 2002-12-18 15:49 )

2002-12-13 言葉は、万能である

この世に言葉で説明の付かぬものはない。
全宇宙の出来事、存在・事象について言葉で語れぬものは皆無である。
それは何故か?

そもそもそれは当たり前のことなのである。
それは何故か?

それは、ある意味言葉というものはそもそもなにものか、なにごとかを「説明する」為に産み出された道具なのであるから、それを使って「全て」を「説明」し得るというのはこれは自明の道理なのである
言葉で説明出来ぬものはない。

けれどもそれはまた同時に「説明」する、ということが言葉の能力の埒外にないということでもある。
言葉をもってなにごとかを語るということは、言葉の持つ能力を一歩も出ることはない。
説明する、語る、解き明かすという行為そのものが言葉によってしか成り立たないのであるから、これもまた自明の理。
言葉で説明出来得るものは言葉で説明出来得るものしか説明出来ない。
説明するということそのものが言葉の持つ能力の限界の呪縛から自由ではないのだ。
従って、言葉を使って世界を説明し尽くすことは可能であるが、それは世界「そのもの」ではない。
その意味では言葉は万能とは言えないこととなってしまう。

ここにおいて言葉は、全てを説明出来る、何をも説明出来ないという二面性を持つ。

しかしそれでもなお言葉は万能なのである。

語り得ぬ言葉の能力外に取りこぼされたものさえも、語る主体が意図すらしないことまでも、言葉は「語って」しまうことすらあるのだから。
言外に表されることども、行間に秘められたる想い、知らず巧まず言葉はそうしたものまでをも語る。
そしてなお、語り得ぬことでこそ伝わるものさえあるのだ。
意図しようとしまいと。

そして僕たちは無言の言葉をも含めた「言葉」によってしか互いに伝え合うことの叶わない悲しい存在でもある。

人よ大いに言葉をもって語り伝え合おうではないか。

愛すべき自分以外のこの世界の全存在に対するために。
自分が生きるということを素直に認め、生を拙く謳歌するために。

先頭 表紙

よく解りました。 / ( 2002-12-31 20:36 )
口ではなんとでも言えるということです。そしてなんと言おうとそれは一面真実を映すこともある、と。例え嘘をつこうとも。 / 揚水 ( 2002-12-30 08:12 )
枠にはめたくない、自分が今見うる、感じうる視点からだけでモノを判断したくない、未知の可能性を受容する余裕を持っていたい、てカンジでしょうか。私自身はそんな風に思ってます。と、こう、ひとつひとつ聞いて確かめてゆくコト自体違うンではないかと思ったりもするンですが、ひとつひとつ確かめて行かないコトには始まらない。しかしそれが元で終わりが来たりするコトもありうる。。。などなど私も言葉遊びちっくですねえ(^^;)  / ( 2002-12-28 03:39 )
難しく見えるのはこの文が酔っぱらいによって書かれたものだからです。 / 揚水 ( 2002-12-21 23:18 )
難しいことは分かりませんが、「言葉で言い表せないことはない」というのは確かだと思います。ただ、100ある意思を、正しく100伝えられるかが難しいですね。それが98で伝わるならともかく、−(マイナス=全く意図違い)の場合もあるから始末に負えない。これは書籍でも一緒ですよね。受け取り側が読み違えればですが。うーむ、この曖昧が自然と秩序を保っているのか...ああ、私は何を言いたいのか分からなくなりました^^;。 / あみすけ ( 2002-12-18 15:45 )
ですから、うまくは言えませんが、死の悲しさのようなものは、確かにないのです。ないのですが同時にあるのかもしれない、と愚にもつかない言葉遊びのようなことばかりを考えて先に進みませんでした。佐々木は死の悲しさがあることを知りながらそれを認めようとしない、今の時点で僕の中の彼はそうした男なのかもしれません。 / 揚水 ( 2002-12-17 08:16 )
そうした言葉を紡ぐ人がかつていたのですね。僕は小林氏の書かれたものはほとんど読んでいません。死ぬまでには読みたいものだと再度思いました。ありがとうございます。チノに関してはまだ不完全な言葉しか自分の中にないものからひねり出しているさなかです。屍体に悲しみを覚えないのはそれをしてしまうと自分がそこに立っていることが根底から崩れてしまうことを怖れての一種の防衛策との意識もありました。それをすれば楽なのにも関わらず、佐々木はそれを厭うのだと。 / 揚水 ( 2002-12-17 08:11 )
そんでもって『悲しい "死" がある。"死" の悲しさといふ様なものはない』と言葉を入れ替えてみました。妻の死に身を引き裂かれ胸が張り裂けても屍体にそれを感じないのは、そういうことなのかなあ。と "チノ 2−2" を拝読して思いました。 / 穂高 雪 ( 2002-12-17 03:51 )
ウロコはかねがね邪魔だと思ってたので落ちてせいせいしましたアリガトゴザイマース。「万能」とは自分に取って都合のいい自由というワケではない、ってことなんだろな、と解釈しましたがいかがでしょうか。 少しずつテキストを拝読してます。「トラとコメ」、一年も前から発動してらした「人生薔薇色計画」に遅まきながら私も共感です。小林秀雄の言葉に『美しい "花" がある。"花" の美しさといふ様なものはない』というのがあります。美しい花を咲かせたい、と私も思ってます。 / 穂高 雪 ( 2002-12-17 03:34 )
はじめまして、雪さん。そうですか、落としてしまいましたか、ウロコを。そいつぁ困った、それこそ想定外だ。意図していませんでした(笑)。パラドクサル、あるいはアンビバレンツな物言いでしか何かを伝えることが出来ないのは、僕が世界を掴み切れていない証拠でしょう。言葉の持つ不自由さを含めて言葉は自由だと思いますし、同時に自由さの陰に不自由と矛盾が潜むと考えます。また二律背反の逆説の物言いだ。しかも酩酊にて書いてますし(笑)。僕は多分に酔っぱらってアップする事がありますのでたわ事でよければ読んでください。 / 揚水 ( 2002-12-14 07:31 )
はじめまして。タイトルを拝見して「え?」と思って来てみました。 "語り得ぬ言葉の能力外に取りこぼされたものさえも、語る主体が意図すらしないことまでも「語って」しまう" 言葉というモノについては私も常々考えて来ました。それを私は言葉の "不自由さ" と捉えていましたので、逆転の発想に目からウロコが落ちました。 他のテキストも拝読させていただこうと思います^^ / 穂高 雪 ( 2002-12-13 21:46 )

2002-12-12 あばえくビーム照射

「海月はほんと可愛いね。どうしてそんなに可愛いの?」
と僕が尋ねると、てれてれに照れた海月は、
「あばえくビームが出てるんだよ」
と笑います。

あばたもえくぼビーム、海月の目からは僕に向かってそんなアヤしい光線が照射されているようです。

僕は海月といると、いつもあばえくビームにやられっぱなしです。

いやほんと。
たまらんのだて。

先頭 表紙

うふふふふふふふふふふ。 / 揚水 ( 2002-12-21 23:25 )
ふふふ、全開ですにゃ!!^^;。 / あみすけ ( 2002-12-18 15:41 )
なんのビームかと思えば!海月さんもお元気そうで良かったです。 / みるみる@Atelier ( 2002-12-17 20:48 )
おそまつさま、なのだ。うちの海月も可愛いのだ(笑)。 / 揚水 ( 2002-12-13 08:28 )
カワイイ、ビーーーーーーーーーム!! / 揚水 ( 2002-12-13 08:27 )
ごちそうさま♪なのだ。うちのびゅーねも可愛いのだ(/_-) / じゃすみん☆ ( 2002-12-12 16:06 )
きっと揚水さんのキミガカワイイカワイビームが出てるからだ!(o^-^o) / 涼+@ ( 2002-12-12 09:47 )

2002-12-06 まるで初心な生娘のようだ

諸々の事情、忙しさやそのために家に帰らない日々が続いたことなどでネット環境になく、久し振りで何から書いていいものやら。

うわあ、なんか滅茶苦茶恥ずかしいな。

先頭 表紙

ふひー、です(笑)。 / 揚水 ( 2002-12-21 23:24 )
ふひーーー、久々にひまじんの旅してます。これからもよろしゅうに! / あみすけ ( 2002-12-18 15:40 )
ああ、じゃすみんさんというお名前なのですねえ。お久し振りです。 / 揚水 ( 2002-12-12 08:43 )
わたしも、おひさしぶりなのだ・・・うふ♪ / じゃすみん☆ ( 2002-12-11 13:05 )
ええ、ええ、みるさん、復活しようと思います。 / 揚水 ( 2002-12-08 07:26 )
あはははは、ホントにお久し振りです、kyonさん。もう忙しいんだかなんなんだか。 / 揚水 ( 2002-12-08 07:25 )
お久し振りです!復活してくださいね。楽しみにしています。 / みるみる@Atelier ( 2002-12-07 07:50 )
ひさしぶりっすね!お忙しそうで・・・ / kyon ( 2002-12-07 00:18 )
誕生祝いのお言葉、ありがとうございました。この台詞ももう既に何度目になるのか、ご無沙汰してます。「チノ」の続きもそろりそろりと書いていきます。 / 揚水 ( 2002-12-06 16:29 )

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