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揚水の「人生薔薇色計画」

僕のハンドルは「ようすい」ではなく「あげみ」と読みます。表記はaghemiとしています。

妻の海月は「くらげ」と読みます。



ふりぃのかうんた

yesterday ふりぃのかうんた today ふりぃのかうんた


自分が何者であるか今よりももっとわからず身悶えしていた学生の頃、何をしたらいいのかについて友達と話しに話した。
結論は出なかった。どころか何をしてもいいんだということにすらなった。
ただし、本当に何をしてもいいというのではなかった。
一つだけ基準がある。
それは俺の、俺たちの、ひいてはほかの人たちの人生を薔薇色にするか、その一点。
時々それを思い出しては行動する。
それが僕たちの人生薔薇色計画。



    よそいき仕事日記   

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-11-15 飛来物注意
2008-11-14 一年越しで取り返した
2008-10-18 揚水のタタキ
2008-10-14 よいしょこらしょどっこいしょ
2008-10-12 神の降る夜
2008-10-11 1日5分努力する会 【チェロ】  サブ活動【ミニギター】
2008-10-08 デュワ!
2008-10-07 弦購入予約?
2008-10-06 1日5分努力する会 【チェロ】
2008-10-05 1日5分努力する会 【チェロ】


2008-11-15 飛来物注意

朝現場に向かう途中、交差点を越えたところで、僕の運転する車の十数メートルほど先に、反対車線から単車とお兄ちゃんが飛んできた。

驚いたのなんのって。
対向車線の直進レーンが混んでいて、そこに面する駐車場から出ようとしていた車にだれか親切な人が停まって譲ってあげたんですね、おそらく。
譲ってもらったもので恐縮して急いで出てきた、と。
そこへ右折レーンを勢いよく単車がやってきた、と。
ドーンとぶつかってスパーンと吹っ飛んだ、と。

驚いてハザードランプ焚いて停車して吹っ飛ばされたお兄ちゃんに近づいて声をかけると、よかった、生きてる。動いてる。半キャップも眼鏡も帽子も靴も吹き飛ばされてるけど、頭は打ってなさそうだ。
「どこが痛い? ここ危ないで動かすよ。肩の下に手回すけど大丈夫か?」
「脚が痛い、脚が痛いです」
こんだけ返事できるなら大丈夫だろう。

お兄ちゃんを撥ねた当人と二人で道の端にお兄ちゃんを運ぶ。
僕の車の同乗者も降りて単車をどかし、通行の整理をしている。

道の反対側で携帯で話しているおじさんがいる。
渡って声を掛ける。
「消防署? 警察署?」
「消防消防」
そりゃそうだ、そっちが先だ。
「ほんじゃ俺警察掛けるわ」
おっさんは軽く手を挙げて応える。
道を渡り戻りながら110番通報していると撥ねた兄ちゃんが撥ねられたお兄ちゃんを介抱しながら
「僕が掛けます」
と言うので、警察が出る前に切った。

交差点を越えてすぐのところに停めた僕らの車は、最初のうちこそ撥ねられたお兄ちゃんをガードする役割もしていたはずだが、ずっとこのままでは邪魔だな。

車道の隅に移動させたお兄ちゃんに声を掛ける。
「お兄ちゃん、痛いとこ悪いけどもう一回動かすでね。歩道の上、いやそこの店の駐車場まで上げるわ。このままじゃ危ないでね」

お兄ちゃんをまた撥ねた兄ちゃんと抱える。
恐縮する撥ねられたお兄ちゃん。
「すいません、すいません」
なに謝ってんだよ、おまえは全然とは言わんが、あんまり悪くないぞ。今俺と一緒にお前を抱えとるこの兄ちゃんのほうが、おまえより存分悪いんだよ。

ファミリーレストランの駐車場に撥ねられたお兄ちゃんを移した。
「冷えるとつらいで、これ尻の下に敷いときゃあ」
タオルを半分に折ったものを2枚お兄ちゃんの尻の下に敷く。
それを見て、撥ねた兄ちゃんがジャケットを脱ぎだした。
「これ敷いてください」
そうそう、そうするべきなんだけど、動転しとって思い付かんわな。タオルを見せられて気付くだけ上等だ。

撥ねられたお兄ちゃんに声を掛ける。
「ここにおれらの車停めとると邪魔で危ないで、もう行くでね」
「すいません」
だから謝るなっての。
命に別条なさそうで、ひとまずよかった。

でもあとからぞっとしたけど、車2台分くらい先走ってたら、目の前に吹っ飛んできて轢き殺してたかもしらん。
本当にぞっとする。
お兄ちゃん、痛かっただろうけど、痛そうで可哀そうだけど、なんにせよ死なんでよかったがや。
その時わかんなくても実は頭打ってた、とかじゃないといいんだがなあ。

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まーこさん、目の前は初めてでした。数台前でいきなり道路脇の店舗に入ろうと左折した車の横腹に、停まったり進んだりを繰り返すのろのろとした車の列の横をすり抜けていった単車のお兄ちゃんが突っ込んで吹き飛んだのを見た時の方が悲惨だったんですが、その時より驚きました。 / 揚水 ( 2008-11-18 22:45 )
ひなたショーゴさん、気をつけてください。車側から見て相当ビビりますが、何より自身が危ないです。 / 揚水 ( 2008-11-18 22:42 )
動いてて・・話せて良かった。私は2回目の前で見たけど、飛んでった人が動いてると安心した記憶が・・・。 / まーこ ( 2008-11-15 23:33 )
ひえぇ… おそろしいですね。自分は原付で勝手にころんで隣の車をびびらせてしまったのですが、停車中でなかったらどうなっていたことか… 気をつけねば。 / ひなたショーゴ ( 2008-11-15 23:31 )

2008-11-14 一年越しで取り返した

ちょっと前、今月9日、僕の愛する海月さんの誕生日でした。


最低の夫

↑一年と少し前、こんなことがありましたが、今年はちゃんと海月より先に起きてテーブルの上に、ラッピングしてひと月以上隠しておいた「日本の野鳥」を置いておきました。
山と渓谷社ってすごいですね。
山渓カラー名鑑、見てると飽きないです楽しいです。

うちには今「日本の樹木」と「日本のきのこ」と「日本の野草」と「日本の野鳥」があります。

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ありがとうございます。いやでも「最高」にはまだ程遠いでしょう。 / 揚水 ( 2008-11-15 21:25 )
海月さん♪お誕生日おめでとうございます。。揚水さん・・最高の夫になりましたね(o^-^o)一月前から準備してたなんてニクイですね。 / まーこ ( 2008-11-15 02:22 )

2008-10-18 揚水のタタキ

高所作業車で、電線にかかっている桜と椋の枝を払いました。
現場は住宅街にしては少し大きめの公園です。出来て40年という公園は造り変えられるそうで、低木はほとんど、中木の多くは伐採、高木も一部は伐採しました。あとは土木屋が抜根します。
高木の中でも桜と椋は公園外周にあり群を抜いて大きく、周縁の道路際にある電線に大きく被ってしまっていました。
その枝を払い、殺菌防腐剤を塗布しました。

作業が終わって、ハンドブロア(エンジンの送風機、風邪を出してゴミを吹いたり吹き集めたりと使います。片手でも扱えます)で高所作業車のバケットの中に散らばった小枝やチェーンソーの切り粉を吹き飛ばしていました。
ハンドブロアには背側にスロットルのトリガーのついた主たる持ち手があり、側面下側にも補助グリップがあります。本体前面にマフラーの排気口があり、その横に太めの筒があってそれが送風口です。バケットは狭く、またその中のゴミが風で激しく舞い上がるので、半分目を塞ぐようにしながら送風口が下を向くようにブロアを縦にしていました。補助グリップを使うとうまく下に向けにくいので、左手は、適当に本体に添えるように持っていました。

あ、痛てっ。 いててててててててて、て! て!! ぅ痛てえ!?!! なに!? 熱つ? 熱つっ!?!!!!

左手中指先の腹に激痛。

マフラーの排気口に、ピンポイントで左手の中指の腹を押し当ててしまったようです。
何で痛いんだ? ひょっとして熱ちい!? 
最初はなんで痛いのかわかりませんでした。
それが熱さだとわかって急いで軍手を外しましたが、数秒のことのもどかしいこと。
熱いんでなくて痛いんです。蜂に刺されたかと思ったよ。

中指の腹の真ん中がカツオのタタキの焦げの奥の表面のように、焼けて白くなっています。
痛かったよう。

でも狭い範囲をここまで焼き切った火傷は最初は刺すように痛いけれど、組織が死に切っているのかその痛みは後を引かない、ということを経験的に知っているので、大丈夫です。

そういう火傷のことを僕は「タタキ」と呼びます。
久しぶりにタタキ作っちゃいました。
切削工具や掘削機などの先端等が熱を持って高温になっているところをじっくり触る、蚊取り線香の先端や火が付いている炭や木片を知らずに握る、などでこれまで作ったことがありますが、そこそこ長い造園生活でブロアのマフラーの排気口(の、おそらく排気口そのものでなく、そこから吐出される排気)をピンポイントでじかに触ったのは初めてです。
熱いもんなんだなあ。

もう痛くありません。でもびっくりしたよ。

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てじおさん、全然痛くないです。皮が厚めの水膨れというか色のない(皮の色、黄がかった白)血豆状、というか、下手に破って化膿さえしなければそのまま完治しそうです。人体ってすごいなあ。 / 揚水 ( 2008-10-23 22:11 )
うへぇ、読んでて手が痛くなってきました。もう大丈夫ですか? / てじお ( 2008-10-22 12:42 )
ああ、そういえば灼いた鋼の棒握ったこともあったっけかな…。 / 揚水 ( 2008-10-22 00:20 )

2008-10-14 よいしょこらしょどっこいしょ

昼休憩の時に、体を横たえようとしていつものように「よっこいしょーいち」と声を出していたら、うちの会社によく手助けに来てもらってる同業職人が笑っている。

「最近うちのチビもそれ、『よっこいしょういち』、言うようになってさ、カミさんと『うちに揚水さんがいる』って笑って大騒ぎしとるんだわ」
いや待て。
俺は貴君の奥さんの前で「横井庄一」の名を呼んだ覚えはないが。
別の同業のおじさん主催の焼き肉の酒の席かな?
それだったら口をついて出ても覚えてないかな。

でもまあ、家に帰ってから会話のある夫婦なんだなあ、と想像したら和む和む。

「んでさ、チビが揚水さんに会ったのちょっと前になるし、なんで言うのか不思議だったんだわ」
ふんふん。
「どうもカミさんの妹が教えたみたいなんだわ。妹が言うのを聞いて真似したかなんからしくてさ」

いや待て。
横井さんが帰国した時俺はまだ2歳になっていないくらいだ。
そして君は確か俺の2つ下だ。
さらに奥さんは君の2〜3歳下だったはずだ。
その妹だろ?

2〜3歳児が横井さんの名を掛け声に使うことより、その妹さんにびっくりしたよ。
「ろくなこと教えん」って笑ってるけどさ、そこがいいんだよねえ。

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いやいや、恥ずかしながらだなんてとんでもない。いらっしゃいませ。あの社長さん、そういえばそんな名前だったでしょうか、すっかり忘れていました。こんど「よっこいひでーき」どのくらい難しいか試してみます。 / 揚水 ( 2008-10-17 22:49 )
恥ずかしながらツッコミに参りました。横井さんというと、私は庄一さんより英樹さん。あのホテルニュージャパンの社長さんのほうを、よく覚えてますかねぇ。まぁ「よっこいひでーき」じゃ、寝っころがるの難しそうですけど。 / てじお ( 2008-10-16 20:00 )

2008-10-12 神の降る夜

もらった。


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2008-10-11 1日5分努力する会 【チェロ】  サブ活動【ミニギター】

海月がごちそうを作ってくれたので夕飯にいつもより時間がかかりました。
以前にも遅い時刻になってしまってチェロが弾けなかった時にミニギターで音を拾った「島唄」っぽいのをまたミニギターで弾いてみて、その音の並びを、僕は譜面に落とすことはできませんので、ABCDと#で紙に書き出しました。
そうしておけば今度チェロが鳴らせる時刻に活動できる時、チェロで音を拾いより楽になるのではないかと思います。
先回「島唄」っぽいのを弾いた時からやろうと思っていてやっとできました。

音と音の間隔は合っていると思いますが、そもそものキー音が違っている可能性は大いにあります。

が。気にしない気にしない。

この会の活動を重ねるうちに、音を楽しんで弾くのがいいんだと思うようになってきました。ですから自分と傍や階下で聞くともなしに聞いている海月に、何の曲、この曲弾いてる、と分かる程度で当座はいいんです。
あとはつっかえずに気持ち良く弾けるようになるとなおよし、です。
やっているうちに持ってる楽譜を見てみたり、手に入れたくなる曲が出てきたりと色気が増えるかもしれません。それもまたよし。

口笛吹くみたいに自由にチェロで思いついた曲が弾ければ、もちろんそれはなおよしですが、そこまでの道程はまだまだ遠そうです。

でも、たーのしー。

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2008-10-08 デュワ!

明かりのついた部屋から、海月が先に布団に入っている隣の暗い部屋に入りかけた際、くしゃみが。

「ぶぇーーっくしゅ!!」

ただ歩いていただけなのになぜかその時ちょうど、有名な赤色と銀色のツートンカラーの巨大宇宙人がよくやる、掌を立てて手足を前後に構え腰を少し沈めたポーズをとってしまってました。
海月から見ると逆光です。

海月バカ受け。
つられて僕もバカ笑い。

今夜もうちは平和でした。

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やー、みなみさん、見てもらいたかったですよ。狙ってやったんじゃないんですが、なんとも面白かった。狙ってやると作為が不自然を生むような気もします。オリジナルのくしゃみ芸として技を磨いてみようかしら? / 揚水 ( 2008-10-11 23:05 )
まーこさん、そうです、あの巨大宇宙人です。 / 揚水 ( 2008-10-11 23:02 )
それ、すっごく、見たかったんですけど(笑) / みなみ ( 2008-10-10 01:08 )
巨大宇宙人ね(o^m^o)ブフフフフフッ!平和なのは幸せです。 / まーこ ( 2008-10-09 00:05 )

2008-10-07 弦購入予約?

立て続けに2回もチェロのC弦を切って以来、ずっと3本しか弦がないチェロをいじってました。
お店に電話はせずに、ネット上だけで弦の価格を調べていたのですが、今使っているのと同じメーカーの同じ品番となると、やはりC弦1本4000円はくだらないようです。

別のメーカーで4本セット5000円弱というのもあり、1本だけでなくすべて変えた方がそりゃいいんだろうけど、来月の海月の誕生日のためにもお金は取っておかねばならない。安い方がいい。
うーん。

ここで以前同じ職場にいたころからの友人のお父さんが楽器を扱って商売してることを思い出しました。
だめもとでメールで尋ねてみますと。

セット2000円也。

間違いかと思って電話してまったがね。

さっそくお願いしちゃいましたよ。
この値段、何かの間違いじゃなけりゃいいなあ。

品質はそういいもんじゃないから、そこんとこは、などと言われましたが、僕の腕前も大した品質じゃないと言うことすらおこがましいほどの貧相なものなので、十分でしょう。

なんかうちら夫妻に用事があるからということで、今度わざわざ持ってきてくれるそうです。
いやあ、何から何まですみませんねえ、ありがとうございます。

帰宅が遅かったのでチェロは触らず音叉のみ、というのはさびしいのでミニギターをこそーっと触りました。

今日の「っぽいの」は「島唄」。

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2008-10-06 1日5分努力する会 【チェロ】

今日の「っぽいの」は、
「学園天国」、「白鳥」、「アイ・スティル・ハヴント・ファウンド・ファット・アイム・ルッキング・フォー」、ナウシカの「ラン、ランララランランラン、ラン、ラーラララー♪」。

「学園天国」は「っぽいの」にすらなり得ません。

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2008-10-05 1日5分努力する会 【チェロ】

続いています。

何を1日5分努力するかという活動内容が行えない時に代わりに行う「サブ活動」というものを、会の会長さんが設定してくれているのですが、もともと僕はそういうサブ活動が設定されることを知らないうちから、チェロが弾けないときはドローイングをすることで勘弁してもらおうと思っていました。

ところが先月上旬に「1日5分努力する会」が始まってから一度もドローイングしてません。
正式に会が発足する前にマツの枝先の落書きをしたくらいです。

僕はA音をちゃんと把握していないので、調弦する際に音叉の音を聞くだけでも簡単ではありません。
時刻が遅くてチェロの音が出せない時などにしょうがなくじゃあ音叉の音でも聞き続けるか。
そう思ってやむを得ず活動ができない際に音叉の音を聞いているうちに、自然とそれが「サブ活動」になっていきました。

それも含めれば毎日ちゃんと続いています。

ずいぶん前に、チェロを買った当初や、触らなくなってまたしばらくのちに再びチェロを触っていた頃は、本当に調弦が苦手だという意識があって、そこから先になかなか進めず、結局はチェロに触れる機会を自分で減らしていき、しまいにはカバーの中で何年も眠らせていました。

だから今回の会をきっかけにカバーから出すことだけでも本当にお陰さまさまです。
のみならず、買った当時にはろくにA音も把握していないくせに、調弦をしっかり覚えてもいないくせに、ただ先に進みたいばかりで結局調弦は苦手意識を持ったまま、「もりのおんがくか」らしきものを弾いてても楽しいのかなんだか自分でもきっとよくわかっていなかたのだと思います。

ところが今回は、「とにかく毎日何がしかそれにかかわることをする」、「5分でいい」そういう条件がとてもうまく働いて、音叉の音を聞く。それだけでも繰り返すと以前とは比べ物にならない楽しさと簡単さで調弦に進めるようになりました。
そしてネットのありがたさ、昔の僕は知らなかった「5度の和音」というものの存在を知って、その響きが奇麗になることを実際に調弦中に感じ感動し、以前は苦でもあった調弦が楽しいのです。
そして以前はできもしないし確認のしようも知らなかったのに、「ちゃんと合っているのだろうか?」という不安が付きまとい、なかなか曲を弾く上で楽しむというところまでたどり着けずにいました。
ですが今は、「何となく合っているような気がする、そのうちチューナーを買って周波数で弦の音が合っていることを確かめたいけど、今はまあこれでいいや」といい加減なものです。
そのいい加減さが却っていいのだ、と毎日チェロか音叉を触っていて感じるようになりました。
今でも自分で「5度の和音」らしきものを響かせては「きれいな音の響きだなあ」と思いますが、最初の頃の「おお」、という感動は確かに薄れてきました。
しかし良くしたもので、その感動が薄れてきた頃には音階を「ドレミファ…」とたどるうちに「あ、この音の響きからこんな曲思い出したよ」とか、「こうすればあの曲にならないか」などと「埴生の宿」っぽい曲らしきものや「アメイジンググレイス」っぽいのやら、そういう「っぽいの」を弾くようになり、それが今度は楽しくなってきました。

今日の「っぽいの」は「アメイジンググレイス」とサン・サーンスの「白鳥」と「トッカータとフーガ」でした。

未だ切れた弦は買えずじまいですが、やあ、楽しいなあ。

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