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揚水の「人生薔薇色計画」

僕のハンドルは「ようすい」ではなく「あげみ」と読みます。表記はaghemiとしています。

妻の海月は「くらげ」と読みます。



ふりぃのかうんた

yesterday ふりぃのかうんた today ふりぃのかうんた


自分が何者であるか今よりももっとわからず身悶えしていた学生の頃、何をしたらいいのかについて友達と話しに話した。
結論は出なかった。どころか何をしてもいいんだということにすらなった。
ただし、本当に何をしてもいいというのではなかった。
一つだけ基準がある。
それは俺の、俺たちの、ひいてはほかの人たちの人生を薔薇色にするか、その一点。
時々それを思い出しては行動する。
それが僕たちの人生薔薇色計画。



    よそいき仕事日記   

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-05-16 あの頃に帰りたい
2008-05-15 楽しい仕事 1
2008-05-15 楽しい仕事 2
2008-05-14 近況
2008-04-17 総総天然色
2008-04-02 四月に降る雪
2008-03-28 森本アナ
2008-03-16 春遠からじ
2008-02-18 一昨年ほどの衝撃はなかったが去年よりも一昨年よりも驚くには驚いた
2008-02-08 わかばの頃


2008-05-16 あの頃に帰りたい

ってユーミンかよ。
あ、ユーミンが帰りたいのは「あの頃」でなくて「あの日」か?

そしてまた特に「あの頃」に帰りたいわけではなく。
だいたいあの頃っていつだよおい自分。

ここ数日PINKの「DON'T STOP PASSENGERS」が折にふれ頭の中でかかり続けてまして。
で聞きたいなあと。
同級生にLP借りて録音したテープを聞いてたのは、あれは高1の頃だったなあ。

アマゾンで調べたら中古5780円だの7800円だの。
んなたっきゃあもん買えすか!

だいたいあれだ、1985年リリースだって? CDじゃねえよそうだよLPだよ、んじゃうちじゃ聞けねえよたわけこら。

でもも少し調べたらワーナーから廉価版のベストが出てんのね。2006年かあ、まだ在庫あるかな。欲しいよう。

できれば「光の子」のアルバムそのものが聴きたいけどなあ。
「LUCCIA」なんかリミックスだっていうしなあ。
曲名覚えてない曲で「DON'T STOP PASSENGERS」以外の頭の中で流れる曲、入ってるといいがなあ。
ああ、そんなこといってたら高校時代に買った長崎のインディーズバンドのカリスマックスのLP「ゲンパロ」も聞きたくなってきた。レコードプレーヤー欲しいな。

あの頃に帰りたいとは思わないが、心をあの頃に翔ばせてくれる音楽、今ここですぐに聞くことのできなくなってしまった曲、それらが聴きたい。

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カセットテープは全部だめになって一本も残ってないもんな。ナイアガラフォールスターズの「瓦の石川五右衛門」聞きたいなあ。タイトル違ってるかもしらんが。 / 揚水 ( 2008-05-17 00:13 )

2008-05-15 楽しい仕事 1

今日は現場や事務がぽっかり空いて、午後から機械の手入れをしてたんです。

4台あるチェーンソーの刃をすべて研ぎあがった状態にして、滅多にやらない部分まで掃除しようと思い立ちました。
4台すべてゼノアです。
一番古くて一番汚れがたまっているのが1台だけ僕個人持ちのG370AVPだったのでそれから手を付けました。
思ったよりも時間を食って結局掃除できたのはこの1台だけでしたが。

普段はエアクリーナーのカバーを外してそこにたまった木の切り粉を払って吹いて、バーのカバーをはずしてバーの溝やスプロケット周りを掃除するくらいですが、今回はシリンダーやキャブレターの上部の本体のカバーも、リコイルスターターもその反対側のファンのカバーも外しました。今回ファンは止めにしました。こっから先に手を出すのは危険なように思えます。
バーの位置調整機構と本体側のオイル供給孔にそれぞれ被っている薄い鉄のプレートも外します。
エアクリーナーをはずしてあるのでキャブの中にごみが入らないように注意して、本体上部のチェーンオイルまみれでギトギトのかぴこぴになった切り粉を真鍮のワイヤブラシとぼろ布とプラグレンチとニードル調整ドライバーで丁寧に掃除しました。マフラーの裏やエンジンシリンダーの冷却フィンなど、買って10年以上になりますが初めて掃除しました。
もちろんバーの溝もすでにデプスゲージで掃除してあります。
プラグを抜いてストッパーを噛ませ、遠心クラッチも外して掃除し、スプロケット周辺の摩耗も調べます。

ファンの周りのゴミはかぴこぴ通り越してがちがちでした。
ううむ、立派だ、10年もの。
でかい鼻くそがほじれた時に近い喜びがあります。
リコイルスターターをばらすと案の定ばねがはぜました。こうなってしまって手に負えず農機具屋などのプロに泣きつく人も多いと聞きます。が、ここで慌ててはいけません。ばらさない段階でとどめておいて、その状態でばねの反発力を巻き増しするやり方は以前から知っていますし、ばらすというよりばらけてしまっても、形状をよく観察し理屈を考えればどうおさまってどのように動くのかが分かる程度の簡単な仕組みのはずです。他所のスターターの壊れたランマープレートを借りてってその場で直して使った時もそれでいけました。掃除して組み直します。何回かばねが弾けましたが、やっているうちに自然とうまい方法が見つかりました。

掃除はしてみるものです。
部品の劣化のチェックにもなるからです。
防振ゴムが2つイカれていて、あとの2つも相当痛んでいます。
帰りに農機具屋に寄ることにします。

エアコンプレッサーがあればもっときれいに掃除できるでしょうが贅沢は言ってられません。元通り組み付けます。
僕のG370のバーはゼノア純正の14インチでも16インチでもなく、スギハラの15インチのスプロケットノーズのハードバーを半ば無理やり組み付けてあります。
本体とバーのオイルの供給孔が少しずれているのを何とかしたいと前から思っていましたが、今回も見送り。激しくバリが出てきているのでヤスリをかけようかと思いましたが、スプロケットノーズの付近が結構くぼんで摩耗しているので下手に擦り落とせばチェーンが外れやすくなるやもしれないと考え、止めました。

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2008-05-15 楽しい仕事 2

帰りに農機具屋に寄って防振ゴムと草刈の刃と、左のM8ボルトをもらいました。
ちなみに草刈の刃の商標名は「ブルーシャーク」です。
その名の通り青く塗装してあるんですよ。笑えます。
けれどその実力も大したものでチップは飛びにくいし多少摩耗しても切れ味が極端に落ちずに持続します。新品かきちんと研ぎだした状態かでしか小径木は切れませんが、山の上で地拵えするわけでなし、地べたの荒地の草刈り程度の仕事にはこれで充分です。

農機具屋の所長にゼノアの純正で16インチのスプロケットノーズのハードバーはないよねと尋ねると、あるんじゃないのという返事でした。
くそう、昔はなかったと聞いていたのに。
しかし考えてみれば僕の稼業は今林業でなく造園なので、ハードバーに拘る必要もないでしょう。合わせで充分です。
そうなってくるとソーチェーンも21BPでなく正規の25APに戻してもよさそうなものですが、今あるソーチェーンを無駄にしたくないのと、コマ数を増やして研ぎ手間を増やすのも嫌だし今の4.8のヤスリからすぐに曲がってしまって研ぎにくい4のヤスリにするのも嫌なので、それは見合わせることにしました。いずれ今のバーがいかれたら純正の16インチ21BP、合わせのスプロケ付きにするつもりになりました。5〜6本の手持ちのソーチェーンはすべて、2コマだけ増やさねばなりませんが、そんな面倒くさいことでも所長はやってくれると言ってくれましたし。

帰る直前に組み付けたチェーンソーのエンジンをかけてみると、それまでしっかりアイドリング調整が出来ていたはずが、勢いよくチェーンが回ります。
徹底的に掃除したおかげで、切り粉のゴミで狭小化していた空気の通り道が本来の広さに戻り、低速高速双方のニードルをぎりぎり以上に絞っていたので相対的に燃料に対する空気の比率が高くなったのです。
やはり掃除はしてみるものです。
慣れてしまってそう不便は感じていませんでしたが、かなりトルクも上がることでしょう。ひょっとしたら燃費も向上するかもしれません。
農機具屋の所長が待ってくれていたのでニードルとアイドリングの細かな調整はまた今度にしました。

じっくり時間をかけて愛機を磨きあげるだなんて、仕事でこんなに楽しくていいのかという、そんな日でした。いやほかの仕事が楽しくないというのではないんですよ。

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まーこさん、ベサ・メ・ムーチョ(笑)。薬は使わないに越したことはないとも思います。ですが、人間の都合かとも思いますが、実際にはなかなかそうも言ってられないこともあります。せっかくお住まいに緑があるのですから、いろいろ折り合いをつけてその緑を楽しんでいただけたらと思います。 / 揚水 ( 2008-05-19 15:36 )
揚水さんありがとうございます。今日もチクチク痒い痒いですが広がっていないのが幸いです。試してみます。お礼にワタクシの熱いベーゼを・・何?要らない?失礼しましたぁ〜(笑)  ぃやマジありがとう♪毎年この時期調子悪いのは木々に付く虫のせいかもかもです。 / まーこ ( 2008-05-17 09:33 )
あ、まーこさんへ追伸です。殺虫剤でなくて、根から吸収されて植物本体から虫の嫌がる匂いというか物質を出して虫がつくことを防ぐ目的の「忌避剤」という範疇の薬剤もあります。代表的なものの商標名は「オルトラン」といって粒剤です。軽く掘って埋け込んでもばらばら撒いても構いませんので扱いも簡単です。ただし発生後より発生前が有効です。 / 揚水 ( 2008-05-16 23:12 )
ばばんばばんのさん、その通りです。違いましたか(笑)? / 揚水 ( 2008-05-16 23:07 )
(つづき)虫が付いているのが一部の枝だけでその枝をはずしても構わないのであれば、首にタオルを巻いて合羽を着こみその枝をはずすのもいいでしょう。また庭木のことで分からないことがあったらここひまじんでも構いませんしmixiのメッセージでもいいので質問してくださいね。わかる範囲、調べられる範囲でお答えします。同県人のよしみでお金は頂きません(笑)。(おわり、ふう長かった) / 揚水 ( 2008-05-16 23:06 )
(つづき)これは毛虫本体ばかりか死体や脱皮したからに残った毛も皮膚に悪さをする性質の悪い毛虫です。ですから消毒をして殺虫した後でも悪さをするんです。皮膚の弱い人はかつてこの虫がいた木の風下にいるだけで痒くなります。ツバキ・サザンカは、まず薬剤やチャッカマン等のライターなどで生体を除去し、たっぷりの撒水で毛をできるだけ洗い流し、それから合羽を着て手入れする職人もいるくらいです。(つづく) / 揚水 ( 2008-05-16 23:04 )
(つづき)こう書くと何だか恐ろしい物質のようですが説明書をよく読めば安全性の高い薬剤です。あとはアブラムシなんか、マシン油ですかね。少数の虫ならたいていの種類は家庭用のスプレー殺虫剤も結構有効です。ただし大量発生を抑えるよう早め早めのチェックと措置、つまりスプレーすればいいんですが、そういったことが必要です。ツバキ・サザンカ・チャなどツバキ科の植物につく毛虫といえばおそらくチャドクガでしょうね。痛痒いかと思います。(つづく) / 揚水 ( 2008-05-16 22:58 )
(つづき)刃を研ぐアフターサービスがお店でできたりご自分でできれば電気チェーンソーも手かもしれませんね。それと除虫ですが、六一○ハップみたいな匂いがしたり洗濯物や建物につくと黄色くなったりと欠点もありますが、人体に対する毒性が低くいわゆる消毒剤のように気分が悪くなりにくいものに石灰硫黄合剤があります。ただし、植物の種によっては薬害も出ますし、アルカリ性の為直に触れば科学性火傷で皮膚を傷めたりもします。酸性物質と触れれば硫化水素を発生させる怖さもあります。(つづく) / 揚水 ( 2008-05-16 22:45 )
まーこさん、しかしそうですねえ、エンジンチェーンソーはホームユースだと使う頻度に対して手間がかかりすぎるかもしれませんね。2ストロークエンジンなんでエンジンに火を入れずに長期間放置するとかからなくなりますから。プロ用は値が張りますし、ホームセンターで売ってるようなのは質が悪いことも多いですし。電気チェーンソーもあって一度施主の持ち物を借りたことがあります。けれどその時は刃が研いでなくて切れなかったので善し悪しの判断ができません。(つづく) / 揚水 ( 2008-05-16 22:38 )
その『普通に理解できる人』て僕の事ですか? / ばばんばばんの ( 2008-05-16 21:55 )
追申;庭のツバキとかについてる毛虫とか木にへばりついてるアブラムシ・・・の除去剤・・なんかいいもんがあったら教えてください。除草剤とかで気持ち悪くなったりするので薬剤はできるだけ使いたくないのですが・・・。 / まーこ ( 2008-05-16 01:24 )
専門用語だ・・w チェーンソー←今一番欲しいもの!3日前・・・庭の木を剪定してたら・・どうも毛虫にやられたっぽい。首周りチクチクです。全部切り倒したい気分なの。昔は亡義父がやってくださってたけど、今は私ひとりで頑張ってます。 / まーこ ( 2008-05-16 01:22 )
多くの方にはなんのことやらわけのわからない単語ばかりでしょうが、いいんです。         あ、ここ読みに来てくれる人にも一人だけ普通に理解できる人がいるな。 / 揚水 ( 2008-05-15 22:04 )

2008-05-14 近況

こないだ降った雨は寒かったです。
夕食の準備の目安になるというので毎日帰るコールしてますが、この日は帰ったら風呂が沸かされていて、凍えそうだった身体が生き返りました。
湯船に浸かって一人でない幸せを噛みしめてみました。

とかなんとか。

ここのところふたりしてバタバタドキドキハラハラする毎日です。
今月末にひとまず一段階落ち着いて、来月中旬下旬にはきちんと落ち着けたらと思ってるんですが。

なんにせよ人間ふたりに犬一匹猫一匹、元気です。

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2008-04-17 総総天然色

以前にも書きましたように、中日新聞の新4コマちびまる子ちゃんのスクラップをしております。B5版の無印のノートで三冊目半ば近くまできました。

去年の7月いっ日からの連載当初、日曜祝祭日はまるちゃんがカラーで嬉しかったものです。
ところが。

この4月からまるちゃんは毎日カラーになりました。
さくらももこさんはさぞかし大変なことでしょう。

しかし、モノクロが当たり前の中にたまに色があるのがとても嬉しいのであって、毎日カラーだとあまり有り難味がありません。
すぐ慣れてしまうでしょうし、そもそも有り難味云々でもないのでしょうが。

見開きに4日分のまるちゃんが貼られている中、3月の末から4月あたまにかけて、それまでとは逆にカラー3日分に囲まれて1日だけモノクロになったページが出来て、その1日分のモノクロがとても新鮮です。

筒井康隆氏の短編に、世界がタイムループに巻き込まれゴールデンウィークが延々繰り返され、一年に当たる日数分に一週間分だけウィークデイがやってきて人々は随喜の涙で仕事に勤しむというのがあります。
嬉しいことでもそれが当たり前になればその当たり前がそれまで持っていた価値を落としめ有り難味もなくなり、さらにはそれまでの価値観全体すら逆転させ塗り替えられ得ることを示唆する好短編だと思ったことを思い出しました。


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2008-04-02 四月に降る雪

四月になれば暖かくなって、その頃には冬の間袷の着物の表地と裏地の間に入れておいた綿を抜くから、「四月一日」を「わたぬき」と読ませるのですよね、確か。
しかし。


昨日は寒かった。
晴れていたにもかかわらず気温も低く風が強かったので寒かった。
陽が落ちても現場でごそごそやっていたのでなおのこと寒さが応えた。

帰宅して開口一番、
「今日緑区、有松の辺、雪降っとったよ」
「あ、ほんとう。寒かったもんねえ」
「うそ」

なんて素直なんでしょう、うちの妻。

「あーもう! こーとーしーーもーだーまーさーれーたー!!」

この先もずっと騙されると思うよ、たぶん。

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そうですね、そうなのかもしれませんね。 / 揚水 ( 2008-04-07 18:45 )
そうやって騙され続けて「あ〜今年も〜!」て言い続けてこそ幸せなのかもしれませんv(*´∇`*)v / まーこ ( 2008-04-07 08:26 )

2008-03-28 森本アナ

NHK朝8:30のアナウンサー森本さんが、自分の出の確認の為に見ていたモニターから目を上げて

「あすの最終回も、お楽しみに」
と言った。

彼も「ちりとてちん」が大好きなのだ。

明日最終回、来期はいかにも朝ドラ朝ドラしてそうだし、ああ、夕食時に録画した朝ドラを観る習慣がきっとなくなってしまう。

来週からふたりでその時間どうしていいか途方に暮れてしまいそうだ。

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2008-03-16 春遠からじ

先々週までひどい風邪でした。
久しぶりに38度6分も熱が出て死ぬかと思いました。
なんだか先週まで何事に対してもやる気というものを失っておりましたが、今日突然元に戻ったことを自覚しました。

今日は日曜でしたが仕事で、休憩中ふと見た草むらで、ナナツホシテントウが交尾していました。

もう春です。

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夢樂堂さん、遅くなりましたが、お疲れさまでした。 / 揚水 ( 2008-03-26 23:07 )
ばんちゃん、かめさんねえ。村に住んでた頃はようけおったがねえ。今は滅多と見んですね。 / 揚水 ( 2008-03-26 23:01 )
昨日は春を通り越して初夏という感じ。暑いなかフルマラソン完走してきました。 / 夢樂堂 ( 2008-03-17 16:25 )
我が借家ではカメムシが部屋のあちこちにいます。もう春です。 / ばばんばばんの ( 2008-03-16 21:32 )

2008-02-18 一昨年ほどの衝撃はなかったが去年よりも一昨年よりも驚くには驚いた

今年のバレンタインは焼き梅干しがチョコでコーティングされていました。

最初皿にのせられたそれを見た時、「なんで味噌をまぶした梅干しを持ってきたのだ?」と思ったのが、少しよく見たらチョコだったので「今年はなんなのだろう?」とちょっとびくびく。

一緒にズブロッカ(ポーランドのウォッカ)もくれた海月曰く、「これに合う。自信がある」とのことで。

口に入れてびっくりした。

感想を聞かれたので「びっくりした」と答えました。
いや、合うんだけどね。



そして昨日は名古屋市美術館に「北斎展」を観に行ってまいりました。
始まって2週目なので大丈夫だろうと思っていたらなんのなんの人だらけ。展示作品の数は多くて見どころたくさんでしかも寄って見なければならないような大きさの作品ばかりなので一回じゃ足りない。また行かなくちゃ。
展示替え前にもう一回、展示替え後に一回か二回行けるといいなあ、と思います。

先頭 表紙

うまかった。 / 揚水 ( 2008-02-25 20:40 )
凄かった。 / 揚水 ( 2008-02-25 20:40 )
なんとなく分かる。うまそう。多分好き。 / 照照 ( 2008-02-22 09:59 )
凄そう。 / ホエール ( 2008-02-21 15:14 )

2008-02-08 わかばの頃

秋季剪定か冬季剪定か、とにかく葉の落ちていくべき、あるいは落ちているべき時季に剪定されたであろうプラタナスが、すでに青々と若葉をつけていた。

気持ち悪い。

芽吹いているんじゃなくて立派に葉を開いている。

「地球に優しい」などという糢糊とした言葉を聞くと感情の表層がざらつく。耳障りだなと思う。
「(自分らが暮らすに快適で都合のよい)地球(環境を保持することによって我々人間の欲望に)優しい」ことに過ぎないことを耳触りよく言おうとする意図が透けて見えて、ざらつく。真剣に考えている向きもあろうし、そんなひねくれて余計に穿った見方をせずともいい場合もあるのかもしれない。
けれどそう間違って穿ってはいないと自負する。正直に言ってくれればいいのに、そうしないから耳触りよくしようとしているのに耳障りだ。

たとえば、車の排気ガスをクリーンにするために、そういった車を生産する工場が環境に掛ける負荷が以前のそうでない工場より増えていないとは限らない。
もしそうだとしたらツケは購入者の知らないところで払われている。環境に優しい車を買ったと簡単に満足してはならないかもしれない。
高いところに滑車を据えて荷物を引き揚げる際、動滑車を間に加えれば引き揚げる力は半分で済むけれど、その替わりロープは2倍引かなければならない。
地球の環境に「優しく」するのは滑車と動滑車の関係のようなそんな単純なことではないけれど、この世界は、どこかの負担を軽くしようとすればどこか別に負荷がかかって収支が合うようにできている。そうでなければ歪みが出る。

便利に快適に暮らす僕らの生活がどこかほかにかけた負荷の表れのひとつが、冬に繁った落葉樹の若葉なのだと思う。
なってしまったことを元に戻すことは、これは相当に難しいと思う。これ以上ひどくならないようにすることすら難しいであろうから、なおさら。
けれど冬の若葉が気持ち悪いなら、怖いなら、それを変えるなりとどめるなり、その方法を、行動を、考えねばならない。自然と人間を対峙して考えるあまり人間を否定してしまうのも短絡に過ぎる。考えた上で行動せねばならない。していることもあるし、知っていてしていないことも、気付いていないこともある。

プラタナスを見て憤るだけでは俺も無責任な、自分が憤る仮定の対象と何ら変わり映えはしない。

たいそうなことをぶってはみても、僕は微力でさらにいい加減だ。
いい加減で始終そうしたことを考え行動することができないというなら、せめて折に触れては思い返して、一見口当たり耳触りのよい「優しさ」でない優しさを、持てるようになりたいと思う。そうせねばならない。

先頭 表紙

てのか、あたしが言葉足りてないようです。 / 揚水 ( 2008-02-25 20:34 )
え、や、たぶん誤解してないけども。そしてまたたぶん僕以外の人も。 / 揚水 ( 2008-02-25 20:33 )
ちょっと過激な言葉を使ってしまって誤解を生んだようですいません。自分自身の中途半端な「自然に優しい」行動に嫌な気分になることがある、というつもりだったのですが、文章を読むと他人の否定みたいになってました。申し訳ありません。 / 照照 ( 2008-02-22 10:10 )
あ、それは、その見方考え方は目からウロコです。下で照照さんも「…言い過ぎですが…」と断りを入れていますし、その点ファッションそのものと言ってるわけでもないし、ファッションだからいけないと言ってるわけでもありませんでした。けれどそのみなみさんの視点は持ち合わせていませんでした。「環境」にいいことをしてるつもりでいてその実過負荷を掛けて気付かずにいる状況しか想定していませんでした。 / 揚水 ( 2008-02-19 19:30 )
そういえば「ロハス」って多分にファッションぽいですよね。いまやもう下火のような気もしますが。でも、個人的には、ロハスであろうが、エコであろうが、ファッションでも良いんじゃないかなと思っています。意識しないよりは意識した方がマシですから。たとえそれがファッションでもアクセサリーでも。意識しないところからは何も生まれないような気がします。 / みなみ ( 2008-02-19 00:35 )
そうね。なんていうか、その通りだと思うわ。 / 揚水 ( 2008-02-13 21:50 )
最近、自然が身近にあっても生活と深く関わりあうことがない自分の生活から「自然に優しい」生活なんてものはきっと生まれないのだろう、と思っています。これを使うと自然に優しい、といわれているから自分はそれを使うことによって、やることによって自然に優しい生活をしているんだ、と思い込んでいるのではないかと。それは本質的に身近にある自然から感じ取って、その自然と共存していこうという行為ではなく、ファッションとまで言うと言い過ぎですが、それに近い感覚ではないかと思うのです。 / 照照 ( 2008-02-09 12:07 )
…そのためには「目指すは人にも地球にも優しい庭師です!」なんて文をネットで見かけてざらつく心の、その狭さもなんとかせねば(笑)。 / 揚水 ( 2008-02-08 22:35 )

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