2001-03-31 退職の翌日っぽい日に思うこと
2001-03-30 千秋楽の夜〜朝に思うこと（おりとセッション編）
2001-03-30 千秋楽の夕に思うこと（終劇編）
2001-03-30 千秋楽の昼に思うこと（辞令編）
2001-03-30 千秋楽の朝に思うこと（痛勤編）
2001-03-29 素晴らしき同期達に思うこと
2001-03-28 決定的な実感に思うこと
2001-03-27 船橋よ、さようなら　に思うこと
2001-03-26 ３月２６日〜２７日辺りに思うこと
2001-03-26 船橋市役所津田沼連絡所に思うこと

日付が変わっているが、日記の内容は１個前の日記のたった数時間後の話。
まずは目が覚めると１３時。
確か家に帰ってきたのは朝７時頃だったので、７時間ほど眠っていたようだ。
しまった、でもこれは寝坊だ。
だって１２時には高円寺でライブを見に行き、水戸から来ている某Ｍさんに借りていたアルトサックスを返さなければならなかったのに・・・。
参ったな、遅れてでも行くべきだよな、行かなきゃ悪いな、うし！
と思ってカーテン開けて外見れば雪、雪、雪♪
あららららら〜。・・・・あららら。・・・らら。・・・・ら。
寒そうだね、駄目だこりゃ、寝よッ！すまん、某Ｍさん（笑）
そんなわけで本日は１日中布団の中で暮らしました。

で、その後こえむに聞いた話。
こえむが朝、「仕事行って来るわ」と一応俺に言ったんだそうな。俺はいきなり飛び起きて、

「あっ！今何時、やばっ、もう８時じゃん、やばいよ、遅刻遅刻」とか半泣きで叫びながらスーツに着替え始めたんだそうな。それを見たこえむ、俺がすでに仕事を辞めたこと、そして会社に行く必要がないことを言いながら必死に止めようとしたらしいのだが、それすら振り切って着替え始めたらしい。当たり前だがそんなもん全く覚えていない（笑）。マンガのような話なので、こえむもはじめは俺が冗談でやっているんだと思ったようだが、どうやらそうとは違うと思った瞬間、かなり驚いたんだそうな（笑）
全く無意識で起きた今回の朝寝坊騒動。何も覚えていないのにそれを聞かされた俺が一番ショックでした（笑）。いつのまにやら仕事に行くことすら本能になっちゃてたんでしょうか？ああ、なにやってんだろ、俺（笑）

俺、きっと壮年性痴呆症予備軍です。あはは。

先頭 表紙

赤い目、ほてった顔。まさに感動さめやらぬ状態のまま、電車に乗った。
今日はこのまま、我がバンドＴＭＲ（←最近活動停止中）のベーシスト、いや世田谷区が誇る若手（←ここミソ）ベーシスト！ひまじんネットのアイドル！そして俺の良き呑みの友、おりと君のセッションに行ってきました。
そのライブハウスのある三軒茶屋は恥ずかしながらも初上陸。その初上陸の異国の地のコンビニでカップヌードルを買い、店を出てすぐズルズルと食べる俺は早くもプー度数が急上昇って感じ？いや、おまえそれは単に行儀が悪いだけ！＞俺　って感じでしたが、まぁ、許してください、なおさん、でんぼ君（笑）
で、ライブハウスに行ってみるとどうやらひまじんネットの方々があちらこちらにちらほらちらほらいるようでしたが、どうも顔がわからない（笑）。私のことをよーく知ってる人なら解るだろうが、ほんと私は人見知りが激しい。しかも本日は睡眠時間が極限まで削れた状態。そんな状態だったので、ほとんど誰ともしゃべれませんでした。スンマセンでした、皆様！無礼をお許し下さいッ！今度はちゃんとしたコンディションで行きますので！

で、演奏の方は、もー、異次元でした。当たり前だけど、プロって凄いって感じでした。なんか、１つ１つの音に責任感、説得力があるからだろうけど、パワーが違いすぎる。よって小さい音にもパワーがあるから、それだけダイナミックレンジも広いし、表現力の幅が違いすぎる。テクニックも強烈。すべてが俺の５０倍ぐらい上手いから、５０ｘ５０ｘ５０ｘ・・・・・・って感じでもうどーなってんだ？っていう桁の違いっぷり。どうにもならん。話にならない。はー、最近おりとやでんぼが身近にいる環境で音楽やってきたのですが、この人達が本気になって音楽をやると、97656250000000000倍くらい凄い世界になっちゃうんだなーって。なんか俺なんかがショック感じてもしょうがないのだが、でもどうにもならないんだけど、ああ、プロになるってこういうことなんだな、って思いました。そうの世界にいるおりと、でんぼを凄く応援したくなりました。

セッション終了後、そのライブハウスで呑んでました。
途中、でんぼと、セッションに参加していたドラムの方と一緒に近所のどさんこラーメンに行って夜食したり（←ラーメンばっかしの俺）、その後２時ぐらいから居酒屋に場所を変更して呑んだり、さらにそのあとカラオケに行ったり（←またタンバリン不備・怒）して朝になり、家に帰りました。この間ずーっとスーツ、しかも２８日の夜から３０分しか寝てない俺。それなのにあんな強烈な音聴いて、しかも初対面の皆様と呑み。
疲れました。完全にリソース不足です。
家へと向かう電車に乗った瞬間、気絶しました。

ちなみにこのあと１２時より高円寺で我がＴＭＲのドラマー、大浦君のライブ。
久々に辛い・・・・

先頭 表紙

挨拶回りは続き、こんどは隣の旧本社ビルの方に行き、同期達のいる部署を回って挨拶。ついでに人事・総務を周り、保険証・社員証・社章などを返還してきました。

席に戻り、身の回りのモノを片づけ、使っていた現場資料などを処分する。
自分の使っていたＰＣのカスタマイズ設定をすべてインストール時のデフォルト状態にまで復旧する。かなりキていたカラー設定、壁紙をいきなり標準、標準の壁紙青空状態にまで戻したので、なんか全く別のマシンに戻ってしまった感じ（笑）。でもかなり凝ったカスタマイズを掛けたバックアップソフトはそのまま残してきた。これ消したらきっと課全体が大混乱になるんだろうし（笑）ま、俺の最後の置きみやげ、上手く使ってね（笑）

最後に愛用のカップでキリマンジャロをいつもどおりのカリタで落として飲み、カップを宅急便の段ボールにしまい、ガムテープで蓋を閉めた。
数分後にチャイムが、いつも通りの聞き慣れた音で鳴った。
いつもは定時と言うよりも残業開始を告げるその忌まわしいチャイムが、
今日だけは俺の４年間の最後の時が来たことを告げてくれました。

ふと隣の先輩が「田舎戻るんだっけな、仕事継ぐんだろ？」って聞いてきた。
「はい、でもそこそこ仕事覚えたらまたここに、今度は営業しに来ますよ」
「そうかぁ、仕事忙しくなったら頼むから連絡先書いて行けよ（笑）」
「そうっすか、じゃその忙しい仕事入る３ヶ月前には連絡下さい（爆）」
「解った、また会社でカート大会やるときに呼ぶよ」
「あ、茨城にもカート場あるので是非来てくださいよ」

なんか、凄く暖かかった。
もう、泣いてもイイと思ったが、必死に堪えた。
ふと先輩を見ると目が真っ赤だった。
思わず俺も泣いた。まさかココの部署でこんな暖かい気持ちになれるなんて思わなかった。
後悔した。なんでもっと早く気づかなかったんだろう、
この場所は多少日当たりは悪いが、思ったより暖かい場所だったんだ。
こうすることでしか確認できなかった自分、そのココロの弱さを凄く愚かに思えた。
この場所が冷たく感じた理由は他でもない、自分だったんだ。
他人が冷たかったんじゃない、自分こそが冷たい人間だったんだ。

泣けた。

もっと暖かくなろう、もっと大きくなろう、そう誓った。
今日感じたこの気持ちを忘れないためにも。
そしていつかこの人達に受けた恩を返すためにも。

最後に、部の皆さんに記念品を配って歩いた。
一言、二言、会話を交わしながら廻った。
「お世話になりました！」
最後に目一杯デカい声でそう叫んで、私はこの会社を去りました。

さようなら・・・・

（まだ続く）

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今日はさすがに最終日なので仕事もやらずに片づけ作業と挨拶回りにでも専念しようかな、なんて思っていたのですが、どうも隣の先輩が死にものぐるいで作業やっているのに俺だけせっせと片づけ作業を進めるのもどうかいな？って感じだったので午前中は俺も某病院の便所詳細図を書いてました。
そんなこんなしていると１０時ぐらいになると、他の部署の本日漬けで退職される皆様が挨拶回りに来始めまして、俺にまで「お世話になりました」などといわれてしまう始末。おいおい、俺も今日で辞めるのにそんな深々と挨拶されましても困りますがな（笑）、ああ、俺も早いとこ挨拶回り行かないと・・・と思ったのですが、その退職の辞令を手渡す部長が体調不良か何かで午後から出勤しますと電話があったきりなんだそうな。あっはっは、俺ホントにこの会社辞められるのかな？（笑）
結局部長は午前中は現れず、気が付けば昼になったので課の人たちと食堂で昼食。事実上コレが最後の昼食になったわけですが、その場でもそんな話も殆ど出ないまま終了。その後同期達がいつも昼食などで集まっている会議室に行ってみるが、どうやら昨日の疲れが溜まっているようであまり顔を出していない。唯一、４月から東北の方に転勤になるＮ君だけが来ていて、一緒に３１階から見える田町から新宿〜赤坂方面の眺めを楽しみ、「ああ、この嫌な眺めも今日で見納めだ」なんてことを話してました。

午後になりると部長がやっとこさ現れ、部長から辞令を渡されました。

　　　　辞　令
工事本部施工技術部ＣＡＤ課
ＫＵＮ殿
願いにより退職とする

という、ＰＣで厚紙にプリントしただけの何とも無機質なモノ。
それを持って、関係のあった他の部署の皆様のところを回ってきました。
「残念だなぁ」「頑張ってください」
エライ方々は、当たり前ですがこのような無機質なリアクションが殆どでした。
でも現場時代にほんとお世話になったＧさんなどは「お前の家の会社の情報あとで会社に流せよ、登録だのそういうコネだの任せとけ」なんていう事まで言ってくださる方がいたり、「なんでお前が辞めるんだよ、おかしいよ、どうかしてるよこの会社は」などとまで言ってくれる人がいたり。
・・・・なんか現場から本社に上げられて、凄く毎日死んだような生活をしていましたが、実は現場時代の俺を覚えていてくれた人たちは、ちゃんと俺の足跡を見ていてくれた、そしてちゃんとそれなりの評価をしてくれていたんだな、俺がこの会社にいた４年間は現実に存在した４年間だったんだ！って当たり前のような、でもずっと見えなくなっちゃってたモノが急に見えた感じがして、・・・堪えましたがまた涙腺にキました。

（さらにつづく）

先頭 表紙

とうとう今日で俺の社会人生活千秋楽。
本日の起点は東京田町の某ビル３１階。
午前３時半に本社に戻り、先週同様段ボールひいてパンツ一丁で朝まで就寝とか思ったのですが、なんか同期のｋ君となんだかんだ語り始めてしまい、ｋ君の子供が近々誕生する話だの、今後の俺の話だの、それがうらやましいだ、でもなんだかんだうまくいってるｋ君はうらやましいや、なんてことをゆったりと語り続け、気が付けば朝５時前。そろそろ始発も動き出す、っていう時間になってしまいました。で、ｋ君はこのあと朝８時からさいたま新都心の現場で仕事なので、このまま京浜東北で現場いって眠るとのこと。だったら俺も家埼玉だし、一緒に行くか、オレも一度帰ってフロとかいくわ、あ、そうそう、最終日に返す予定の社員証とか実は家に忘れてきてるし（爆）、なんてことになり、一緒に駅まで行き、京浜東北線の下りの始発に乗る。すぐに寝ようか、とか思ったのだが、なんか話し足りない気がしてまたしばらくの間たわいのないことを話し続けたような気がします。その後彼はさいたま新都心の駅で下車。「お疲れ」「おう、お疲れ」「がんばれよ」「おまえこそがんばれよ」なんてシンプルながらも心温まるやりとりを最後に彼とは別れました。ん、なんかこういう良い話に最近耐性が全く無くなってしまい、すぐ涙腺に来てしまう俺。ん。凄く嬉しいです。ああ、時間って凄く大切なものだな、って思いました。
その後高崎線に乗り換え、家の最寄り駅まで行き、そこから家まで帰宅。時間は６時。家の中の風景を３秒程度見たような記憶があるが、そこでぷつっと記憶が途切れ、たぶん布団に倒れたんだと思います。

そしてその３０分後。いつも通りにめざましがなる直前に、まるで悪夢で飛び起きるように「ンアァァアアアッ！」と叫びながら起床。もう全自動で風呂に入り、着替えて、そのまま７時０９分にはいつも通り家を出撃。いつもどおり自転車５分徒歩５分で駅まで突っ走り、７時１９分の電車に飛び乗る。乗ると同時に定位置に立ち、目をつぶってセーフモードで上野まで４０分ほど揺られる。上野到着３０秒前に目を開き、上野でドアが開くと同時に全力疾走＆１段とばしで１３番線ホームの階段を駆け上がって４番線を目指し、こんどはその階段を１段とばしで駆け下りる。そこで東神奈川行きの京浜東北線の８両目先頭ののドアに乗り、約１０分。その後一駅手前の浜松町駅で車両を乗り換え、今度はとなりの７両目最後尾ドアに位置を変更。次の田町駅に８時３０分丁度、予定通り階段ドンピシャの位置に到着、そこからまた１段とばしで階段を駆け上がり、憎たらしい自動改札を睨み付けながら通過、そこから大混雑の連絡橋の上り側の一番左側のスペースを走り走り、上り用の階段を逆送して駆け下り、あとは会社までダッシュ５分。定時５分前に席に到着、といういつものパターンを本能的にこなしました。

そこまでやってから「あっ！」って気が付いたんですが、
この朝のドタバタはもう明日以降なくなるイベントだったんですね。だったらもうちょっとしみじみとラッシュを味わえばよかった〜なんて思いましたが、どーせ３０分しか寝ていないしそんな余裕有る分けないか、あっはっは、ってね、まぁいいや（笑）。
まぁいいや、なんて書いたばっかりでアレなんですが、でもこの年で３０分しか寝ないでこれだけの「疾走」を朝からやると、もう朝から視界の右上で赤い電池マークがピコピコ点滅してる感じです。凄く簡単なことですが、世間的には本日はまだ朝８時４５分。１日は始まったばかりです。大丈夫かよ、俺？（笑）

（つづく）

先頭 表紙

本日は一応業務自体は通常業務なのだが、それでも明日で退職なので、ほとんどが引継業務になりました。とはいっても図面の話なんて一日に３現場とか描いているような状態だから、引き継ぎ不要、毎度その場で臨機応変な感じなので引き継ぎは特に必要なし。それよりも重要だったのが、Ａ１サイズのプリンターとか、ネットワークだの、ＰＣのバックアップ体制だの、紙の注文だの、宅急便の運ちゃんの捕まえ方、とかそういう雑多な事たちの引継（←俺は何屋だ・笑）。まー、なんとか形だけは引き継ぎましたし、ちゃんと説明したつもりではいますが、きっと大混乱する事でしょう。ははは。ざまみろ（笑）

ほいで今日は１９時から同期の間で送別会をやっていただいた。
別に俺だけではなく、もう一人４月より東北に異動になる奴がいたので、そいつと一緒の送別会である。ちなみにこのもう一人の奴は、同期ｋ君の結婚式の際に一緒に赤いスイートピーを熱唱した仲である（笑）
その赤いスイートピーを絶唱した私を含めた５人は、研修中時代からなにかにつけて呑んだり、語ったりしている、ただの同期として分類するには勿体ないくらいの、できれば学生時代に会っていたらおもしろかっただろうな、とまで思える奴ら。別にこの同期以外はどうでもいい、とかそんな訳ではなく（笑）、みんな入社当時から苦労を共にしてきたり、何かと気を遣ってくれたし、それぞれにかけがえのない記憶があり、きっと一生大事にしたいし忘れてはいけないこと！そんなみんなに暖かく見送って貰えること、そして今後も何かイベントあったら呼ぶよ、と言ってくれた事、それらに凄く大きな幸せを感じました。

くっ・・・・みんな愛してるぜ！（笑）

で、１９時から始まった１次会も２２時頃には終了し、そこから先週の木曜日にやった課の送別会同様近くのカラオケ屋になだれ込み、そこから明け方３時まで大熱唱。何か「がんばれ」だの「さよなら」系のメッセージソング連発でかなり涙腺にうるうると来るモノがありました。でも残念だったのはこのカラオケ屋、必須アイテムであるタンバリンがおいてないというなんともお粗末な店。だめでしょ店長！カラオケ屋はタンバリン置いてないと営業許可取り消されちゃいますよ！（笑）
最後は私の歌でトリをつとめさせていただき、店を出たのが午前３時（笑）。そこから川崎の寮に帰る組はタクシーに６人で無理矢理１台に乗り込み帰っていきました。
帰るあてのないＫＵＮ、ｋ君、ｏ君、そして後輩約１名はそこからてくてく歩き、寝床となる本社に３時３０分に到着し、ここで夜を過ごしたのでした。
（翌日に続く）

先頭 表紙

月・火と２日間、引越のために有給を使ったため、先週の金曜から４日ぶりに出勤しました。
久々、とはいってもたった４日なのにこうも新鮮に感じるのはきっとそれだけ新鮮な４日間だったからだろう、とピンと来たのだが、肝心な仕事の方は「久しぶり」な状態のままで、４日前に自分で描いた図面でさえイマイチ覚えていない状態。たった４日なのに・・・っていういわば浦島現象のような状態を味わったのである。うーん、これにとてもよく似た例を挙げるのであれば、パーマンでいう、コピーロボットがしでかした事を須和ミツ夫君は覚えていない、一体どうなってるんだ？みたいな状態。金曜日に俺の役をしていた人は、どうやってこの図面を書いたんだろう・・・っていう、なんか優待離脱して自分をみている位第三者的になってしまい、なおかつ金曜日の自分のボディーのなかに自分の魂は帰れない様な気がしました
それだけ金曜日までの自分がいかに非日常的だったのか。そんな気がする。
気がする、気がする、って連呼しているがそのくらい今自分の頭と体が離脱気味。でも、結局昨日までの引越の疲れがじわじわーっと午後くらいからしみ出てきて、お陰で午後はあんまり仕事が進まなかったんですけどね。あはは。
もし自分が今更「辞めたくない！」とかって万が一思ったとしても、すでに自分自身が戻れないところまで来てしまっている様な気がした。

話は変わって。
帰りの電車で、閉まりかけのドアに飛び乗ろうとしたおじさん、足を骨折してしまったようで、車内があわただしくなっています。これはおっさんのほうが悪いよな、おっさん、随分高くついちまったね、って思ったのだが、でもなんか電車側もちと冷たいよな、なんて思ったりした。何も骨折するようなドアの閉め方もないだろ〜、ってね。

先頭 表紙

昨日から続く引越。本日で最終日です。
今日の午後にクロネコヤマトが荷物を引き取りに来て積み込めばすべて完了。
荷物の大半は昨日のうちに片づけた・・・・はずだったのだが、夕べ呑みに行って帰ってきたのが結局夜中だったので、今朝はゴミの山と化した部屋の中で目が覚めました。
１０時頃に目をさまし、とりあえず部屋の中のさいごの一山を取り崩しに入り、いるもの・要らないもので分別を始める。いるモノは段ボールの中にぽいぽい放り込み、要らないモノはゴミ袋にぽいぽい放り込む単調作業。何とか１２時前には作業が完了し、部屋の中のすべてのもの達が段ボールとゴミ袋に詰め込まれた状態をしばしぼーっと眺め、なるほど、この部屋、片づけたら実は広いんだ・・・などと最後の最後で最初の姿を見たような気がして、ちょっと笑いました。あちこちみてみると、壁掛け時計があった部分にはそこだけ日に焼けなかったのか跡が残っていたり、パイプベットがおいてあった場所だけたたみがすり切れていたり、自分だけが解る爪痕があちこちに残っていてなんとも感慨深い気がしました。
その後、ココに引っ越してきて初めて行った近所の天丼屋で最後の昼飯を食べに行き、まずい親子丼を食べて部屋に戻って、ヤマト便が来るまでのしばくの間畳で仰向けになり、しばらくぼけーっと天井と、磨りガラスの窓察しの上半分から見える空をぼけーっと眺めてみました。

この部屋はどちらかというとあまり良い思い出がない。
だれそれと別れ話をした記憶だの、
だれそれと苦い思いをした記憶だの、
仕事について悩んだ記憶だの、
とかくそんな記憶しか残っていない気がする。
ふつう思い出って奴はイイコトしか覚えていなかったり、都合良く美化されていたりするものであるが、ここの部屋の思い出だけは、そんな幻想などには影響されず、常にリアルだけが染みついている。
何故だか考えれば自己嫌悪に陥るだけであるが、この部屋を引き払うことにより、なんか仕事を含めたいろいろな自分のネガティブな部分を美化できる、幻想にできる、平たく言えばそこから逃げられるような気がした。

そんなことを考えているうちにヤマト便の作業員４名が現れて、私の思い出の最後の美の部分を回収していきました。
そこに残った最悪の部分との別れを惜しむようにしばしそこで横になり、いつの間にか眠りこけ、気が付けば深夜。その後、玄関先のブレーカーを主幹からバチンと下ろし、鍵を掛け、良くも悪くも思い出深いこの部屋を封印してあとにしました。

さようなら、船橋市前原西１丁目！

先頭 表紙

船橋市役所津田沼連絡所でのドタバタ劇のあと、本日は千葉で古巣の第二工事部時代のとある現場のときにお世話になった皆さんと呑んできました。最近飲み過ぎで肝臓絶好調のおいらはもー呑んで呑んで呑んで呑んで呑んで呑んで。でも酔わない〜（笑）そんな熱い時間をかっ飛ばし、レース中盤から後半にかけては文字数の都合（？）で割愛しますが、とにかく凄い夜でした。はい。
そのせいでちょっとへこんでいたり（？）していたのですが、その後音信不通だった（というか単に連絡が取りづらかった）後輩から電話がありまして、ええ、２時間ほど長々と（千葉駅構内で）長電話しました。その後総武線の終電で津田沼の家に帰宅。荷物が片づいてがらーんとした部屋の中で、高い天井を見つめながら眠りにつきました。

あしたで、この船橋市ともお別れです。
大嫌いな街でしたが、もーちょっといてもいいかな、なんて思いました。

先頭 表紙

今日と明日、引越を理由に最後の有給を取得出来たため、本日も引越作業中です。
昨日は夜中に荷物満載のレガシィで茨城に戻り、今朝起きたのが１１時頃。朝飯も食わずぼけーっとＴＶを見ているとＢＳでおもろいアニメやってたりして気が付けば午後２時だったりしたわけで、大慌てで荷物を車から降ろして、そのまま千葉へ急行。っていうのも本日は船橋の役所に行って転出届を入手しなければいけない！しかも忘れていたけど役所関係は夕方５時で閉まってしまう！残り３時間！下館の田舎から船橋までは車で行くと夜なら１時間半、昼間なら２時間半という８０キロの道のり。途中で軽い渋滞でも有ろうものならかなりその時点でゲームオーバーという、何とも敗色濃厚じゃないかよ、午後２時ッ！！とか独り言を言いながら、車はこれ以上でもこれ以下のスピードにもならない片側１車線制限速度一杯の一件順調な流れに沿って方位１８０度の船橋目指して走っていくのでした。で、途中で目立った渋滞もなかったお陰で船橋には２時間半語の１６：３０に到着し、これなら急いで津田沼駅前の船橋市役所津田沼連絡所にいけば１７時までにはたどり着く！うしっ、勝ちっ！とか小さめのガッツポーズしながらおよそ１５分ほどの道のりをてくてくと連絡所目指して歩いていったのでした。
で、やっと着いたーっ、と思いながらその連絡所が「あった」場所を見てみると・・・ん？あ・ぱ・ま・ん？アパートマンションの総合うんちゃら・・・・。もう見るからに市の施設とは関係のないモノに生まれ変わっている（汗）。別に中に入って「ここは船橋市役所の津田沼連絡所ですか？」なんて聞かずとも、義務教育をそれなりに巣立った人なら完璧にその違いの解る外装。あーらら、どこいっちゃったんでしょう？でもおかしいなぁ、昼に電話したときにはちゃんと出張所に電話通じたし・・・あ！もしや移転？（←やっと気が付いた）とか思い、くわっ！と時計を見れば１７時まであと５分・・・。移転先が近いことを祈りつつ電話で聞いてみると「あー、そーなんですよ、今年の１月から場所が変わりましてねぇ、東部公民館の１階の裏側にいどうになったんですよー、場所はほにゃららほにゃららでうにゃららで・・・・」と言い出す。なるほど、要はここから約５００ｍ、ふつうに歩くと１０分の場所のアソコにあるんだ・・・・・ははーん・・・・・またかよっ、どうして俺っていつもいつもこうなんだぁっっっ！とか思いつつも本日の日記のネタゲット〜！とか思い半分むかついて半分にやけながら夕方の津田沼の町中を全力疾走する俺（爆）。現地に着いたのはほんとギリギリの時間で、最初の１文字を書き始めたのが１７時丁度だった位（笑）。電話で一部始終を知っていた連絡所の職員の人も「ゆっくり書いてください、間に合いますから」なんて心配してくれちゃっていて、なんともこっぱずかしい状況になってしまいました。
で、やっと提出した転出届の書類。そのまますんなり受理されると思いきや、いつまで経っても書類ができあがらない。おかしーなー、市役所ってやっぱ時間かかるのかな〜なんて思いながらぼけーっとしてたら
「あれ？おにーさんは今日なんの申請でお越しですか？」
なーんて言われちゃう（爆）あれれ〜？さっき転出届けの申請してんですけど〜・・・
なんて言ったら、窓口が急にあわただしくなって、凄く空気がブルーになってきて、あれれ？もしかしておれの全力疾走は幻と消ゆ・・・ですか？嗚呼嗚呼〜〜なんてへこんでたら
「ああ、●●さんね、・・・はい、ありましたありました」
だそうです。ああもぉー！！！（笑）

先頭 表紙