2005-01-04 超短編。
2005-01-01 年明け

新年早々くらい気分にさせるようなものを書いてしまいました。
小説と言うにはあまりに短く、詩と言うにはあまりに叙事的。

でも、実は、本当に書きたかったのは冒頭の三行だけだったり…。





部屋を照らす、テレビの青白い光。
聞こえるのは音量を絞った砂嵐の音。
重苦しく流れる、紫煙と沈黙。



あの夜、ノイズに混じって聞こえたそれは、今にも泣きそうに聞こえた。
もしかしたら空耳だったのかと思うほど弱々しいものだった。
なのに、どうしてこんなに確かに耳に留まって、離れないのか。

「こんな事を言うのが卑怯なのは解ってる。でも、――愛してる。」

その言葉に、俺は何を言えば良かったのだろう。
俺はどう報いたら良かったのだろう。



青白い光を浴びた煙が、ノイズと共にフィルターに吸い込まれるのを見つめながら、俺は泣いた。


せめて、『愛していた』と言ってくれたら良かった――。

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今くらいで良いんでないの、と言われたものの、
やっぱり女として生まれたからには…と思い
「乳を大きくするにはエクサブラとサプリメントのどちらがより効果的か」を考えながら年を越しました。

というわけで明けましておめでとうございます。
よろしくお願いします。

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