2002-03-30 なんだか一日あたふたしていました。
2002-03-29 ある番組から送られてきたメイル
2002-03-28 ある番組に送ったメイル
2002-03-27 並べてみました♪
2002-03-19 ・・・というわけで、「THE ROCK SHOW」
2002-03-18 「Best Wishes」ビデオ鑑賞♪
2002-03-17 「SAMMER TOUR in "STARTIC"」
2002-03-16 Love xxx！
2002-03-15 めずらしくビデオ鑑賞♪
2002-03-14 音を楽しむことって？上達への道（笑）。

さて、先日から、ある日の公演に行きたい行きたい〜と騒いでいた私
でありました。
それはG/Wラストの日の、実家近所のホールでのコンサート。

行きたいっ！
ここならおりょうを母に預けて、かなりゆっくりして来られるはず。
もしも他所から、S&Rオフ会にお誘いいただいたとしても、可能かも
しれないじゃない？なにしろ、自宅からは、どうしても行けないのよ。
こうなったら、実家パラサイト。

そういうわけで、○ーソンへと赴いた私。Loppyなんて初めて見るよ。
操作方法を教えてもらって、Loppy誌をもらって帰ってきた。
・・・先行チケット予約があるんですって？
昨日じゃん・・・。が〜〜〜ん。

もはや先行予約番号発行は終了。
念のため電話するも空しい、テープの応答。
しかも、店頭販売は○ーソンでできない、と書いてありました。
どうする？

ピ〜〜ンチ♪

こうなったら、某オークション。たしか先行予約ナンバーを出品されて
いた方がいらっしゃったはず。ウォッチリストに入れておいたはず。

今朝になって、あたふたしていたのですが、無事落札。
そして、今、もう手元にあるんだぁ。チケットが♪
うふふふふのふ。

逢いに行くからねっ♪

先頭 表紙

そうしたらですね、翌日、ご丁寧な御返事が、番組ディレクターさん
から届いたのでした。


番組へ、熱心かつ貴重なご意見ありがとうございます。
皆さんから、「放送時間を早くして」「長くして」このふたつのご意見は、
本当によく頂きます。
全てが、そうできるわけでもないのですが、是非ご参考にさせていただきます。
ご指摘のあった、コンサートの映像について、今回の件をご報告しますと、
収録は、アカペラパートを除いて、ほぼ全て収録しました。
放送に際しては、公演終了後、事務所からＯＡ可能曲のリストをもらい、
そのなかからの放送となります。
「木蓮の涙」に関しては、イントロパートでボーカル音にミスがあったため、
あのような形での放送となりました。何卒ご了承ください。
「夢伝説」をはじめ、「Ｏｎｅ　Ｍｏｒｅ　Ｔｉｍｅ」「ＮＯＲＴＨＥＲＮ　ＬＩＧＨＴ」など、
放送可能な曲が、まだあります。そういったものに関しては、
上半期のライブスペシャル、あるいは年末スペシャルといった、特別企画などで、
お送りできればと思っています。今後も番組を何卒よろしくお願いします。
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　○○○○ディレクター・○○

ね？ご丁寧でしょう？
すっかり嬉しくなりまして、またお返事のお礼を書き認めてしまった
私でした。
こういう反響が大きいと、やはり製作側も考えてくれるのでしょうか。
FMなどにリクエストするのも、なかなかバカにならないとは聞いてはいる
けれども、今度またどこかへお願いしてみようかな〜。
だって他県では、ライブ録画中継とか、FM公開録音とか、いろいろイベント
があるのですもの。

しかし、
＞イントロパートでボーカル音にミス・・・？

きちんと事務所でチェックするんですねぇ。それとも本人申告なのかな？
ちょっと微笑ましい部分であったのでした。

先頭 表紙

KUTV（地元放送局）にて、先月のコンサートの放映があった。
深夜の音楽番組。
ライブ部分と、スタジオでのインタビューが交互に流れて、なにか
普段ブラウン管には登場してこない人たちなだけに、嬉しい時間。

１７日と２４日、２週続けての放送も、とても嬉しかった。

でもね、でも、曲が途中から入ったり、曲中で、終了後の観客への
インタビューなどを流したり、音響のさほど良くない楽屋で、メンバー
が座ったままア・カペラなどをしたりと、なにか釈然としなかった。

・・・ので、メイルを送りました（笑）。以下その文章です。



○○○○　御中

先週、２週に渡り放映された、「スターダスト・レビュー『Ｓｔｙｌｅ』ツアーライ
ブ」大変、嬉しく拝見しました。ビデオに録画して、４歳の娘とふたりで
毎日観ています。

私は、１７年来のスタ☆レビファンです。
主人のＵターンで今は高知に住んでいますが、実は２年前まで、
関東地方に住んでおりました。

当時は本当によく、県内や都内のコンサートにも出かけたものですが、
子供が生まれてから、夜に出かけることも少なくなってしまいました。
また高知に引越ししてからは、会場もなかなか遠いので、もちろん、
２月の公演も涙を飲みました。親が遊びに行くために、子供を預けて
まで・・・というのはやはり抵抗があるものです。

お子さん連れでいらっしゃっているお姿もTVに映っていましたが
周りにご迷惑をかけたら、と想像すると、なかなか踏み切れません。

でも彼らのアルバム・シングルはいつも楽しみにしているのです。
昨年（一昨年）のツアーの放映もTVで拝見しました。

楽屋でのトークはとても良い企画ですね。続けてくださいね。
（他県のFM曲などでは、バックステージご招待のファンクラブのメンバー
を交えて、インタビューをした、という企画もあったそうです。）

でも楽屋でのア・カペラは・・・？
せっかくその前に、コンサートのなかでも、ア・カペラ曲があったはず
です。特にスターダスト・レビューのメンバーは、目の前にお客さんがいて、
初めて本領を発揮できるＢＡＮＤだと思っています。
楽屋で、座って歌っている姿よりも、ぜひステージでの彼らの歌を
もっともっと聴かせて欲しかったです。

「○○○○さん」に、ぜひお願いがあるのです。
できたら、もっと長い時間、放映して欲しいのです。

今回も、曲の途中から流したり（『木蘭の涙』）、演奏の一番いいところ
を観客のインタビューに当ててしまったり（『夢伝説』）、コンサートに
行けないファンの為にも、夜中で結構ですので、なるべくカットなしで
観たいと思うのです。
特に今回は、（前回も）、高知での盛り上がりは、他では見られないほど
だというので、私ももっともっと観たくなってしまったという訳でした。

勝手なことばかり書いておりますが、どうぞよろしくご検討のほどを
お願いいたします。

●●●●（本名）

先頭 表紙

スターダスト☆レビューのコンサートのパンフレットほか、スコアと書籍です。
宝物(*~v~*)。

ツアーパンフとはいえ、趣向を凝らした写真集という感じで
見て、読んで楽しいのです。

じつは後ろ中央の３冊は、先日オークションでお譲りいただいたもの。
自分の行かなかったツアーパンフなんて必要ない・・・と思っていたのですが、
何か欲しくなってしまい、探してしまったのでした。
この方からは、あと２冊ほど、またお譲りいただける予定です（笑）。

手前左側の書籍は、１月に発刊されたデビュー２０th記念本です。
これも昨日、ネット本屋さんから購入できました。
しばしなごみのひととき・・・。


今朝、ＴＶライブレポを文章に起こしていたのですが、あとちょっと・・・という
ところで、フリーズ、強制終了。

・・・・・・・・・がっくりです。

約１時間、かなり落ち込みましたが、気を取り直して、またＴＲＹします（笑）。
さっきのファイルよりも、もっと良いものができるといいな。

先頭 表紙

所持している中で、というか、市販品では一番年代の古いビデオ
ですね。

これは看板に偽りあり、で、ビデオのケースには、MCや、劇仕立ての
写真などもあって、ついついそちらの方を期待してしまうのですが、
ところがどっこい（笑）、あまりオマケ映像はないのです。

曲中心で、途中暗転部分のメンバーのお召替えがある程度でしょうか。
冒頭の手持ちビデオで走っているのは、根本氏ですね（笑）。

お客さんが入り始めている会場入り口で、チケットもぎりのお兄さんに、
「中はだめです。」といわれて、「出んだよ」と言っています・・・（爆）。
よく撮りましたよね、こういうの。声だけかなぁ。

このときの衣装、ステージともに、シンプルでシックです。
なんとグランドピアノが置いてあるの〜。
ちょうどライブにハマった年でもありまして、埼玉・群馬・東京と
多分５回ぐらい観にでかけています（笑）。

この衣装、好きです。
黒のタキシード風で、でも皆、タイはしていないのかな？

三谷さんのピアノ弾き語り風＆メンバーの控えめな演奏付きの
「夜間飛行」は絶品です。この曲の浮遊感、ロマンティックな雰囲気
をとても上手に演出して、お洒落〜♪に仕上がっています。
演奏しているときの、三谷さんの笑顔は素敵です・・・。


この後、暗転で、インストゥロメンタルが流れて、着替えを済ませた
メンバーが、徐々に演奏に加わって・・・というのも、忘れられないです。
一応緞帳は降りるのですが、照明がステージから当たっているので、
人が動いているのが透けて見えた・・・のではなかったかしら？

奇遇ですが、ここ数日の４タイトルのビデオが、ＤＶＤで再販が決定
いたしました〜！ぱちぱちぱち〜！
ビデオより、いくらかお安いようですので、もし購入ご予定のかたは、どうぞ
お見逃しなく。ちなみに発売は５月です。

また４月に９タイトル、５月に７タイトルの廃盤CDもこの機会に再販です。
特典は、メンバーによるライナーノーツ＆ボーナストラック。
再販部分の初期CDを、全て持っている私の気持ちは複雑です。

ライナーノーツもボーナストラックも欲しい・・・。でも全部２枚CDが揃う、
というのも何か悔しい。その分の金額をライブチケットに回したい。

いっそのこと、●だまさしさんのように、歌詩集でも作ってくれたら良いのに。
あの方は「噺歌集」と言って、ステージのMCも本になさっていましたからね。
ぜひスターダスト・レビューも「ながぁくて楽しい、MC集の本」を作って欲しいです。
絶対買います〜。

先頭 表紙

デビュー１０周年を記念して行われた、全国７公演。
その日本武道館でのライブです。

これ、面白いんです。というのは、ライブだけの映像ではなくて
その前後のフィルムや、プロモビデオ風のものも収録。

ある曲の前に、みょうに大きな月が出てきたと思ったら、
それが根本氏のサングラスに映ったＵＰのまま歌が始まったとか。
いまは脱退してしまったメンバー三谷氏の、クレイジィキーボード
ぶりも懐かしいビデオでした。

一番笑えた（？）のは、最終収録曲「ALL I DO」。
このライブのＳＥＴを組むところ（真夏なのでメンバーはＴシャツ
に半パン姿）とか、移動中の車中、電車の中、駅なのか空港なのか、
私服＆大荷物という、そういった素顔っぽい映像がテロップと同時に
流れるんです。こういうの大好き♪

大あくびしていたり、スタッフとおしゃべりしていたり、
それはまるで、そこいらにいる『普通のお兄さん』。


ライブビデオは、当時は別に自分では全く欲しいとも思わなかったの
ですが、こんな風に、忘れかけたころに観ると懐かしくって、面白い
ものですね。

あの頃はこんな衣装着ていたっけ、とか、この曲はこんな風に演奏したり
歌っていたんだ、みたいなものも嬉しい記録なのですね。
元気になります（笑）。

先頭 表紙

こちらは同じ「STARTIC」の、各地（大阪・名古屋・沖縄）版。
このビデオ、多分初めて観るんです。
１０年ほど前からず〜〜〜っと押入れにあったんですが（爆笑）。

なぜかというと、一度観たら、忘れられないような映像が満載♪

会場のお客さんの入場してくる映像、カメラにはさまざまなお嬢さんが
たくさん映っています。みな嬉しそうに開演を待っているの。
浴衣姿あり、シックなワンピあり・・・ワクワク感が目に楽しい。

「Best Wishes」と同じように、移動中の映像、大阪での「ヤングタウン」
の収録風景から、そのまま移動する根本氏。ちなみに当時は、野沢直子さん、
笑福亭笑瓶さんと一緒にラジオで爆笑トークをしていらっしゃいました。
ノンサングラスの映像もたくさんあって、この頃はあまり見られなかった
ので、お宝映像でしょうか。

ノリノリの「東京ブギウギ」。
こんな曲さえもレパートリィにしてしまう彼ら。パワーあふれるステージ。

さらばジャマイカ〜バナナボートのカバーはア・カペラ。
これは当時よくやっていたナンバーで、とっても素敵です。

極めつけは、デビュー曲の「シュガーはお年頃」。
この曲を演奏するときには、"いつも初心を忘れずに"ということで
「みなさん、こんにちは！スターダストレビューです。僕たちのデビュー曲、
『シュガーはお年頃』聴いてください！」というのですが、この曲、今でも
ライブで演奏します。「デビューして２０と数年、デビュー曲を演ってる人は
サザンと俺たちくらい」というフレーズが、今ではつきます（笑）。
私は同県人のサザンには、「いとしのエリー」以外の曲に惹かれたことが
ないのですが、スタ☆レビは好きです（爆笑）。
思えば、神奈川県にスタ☆レビがあまり定着しない（本人談）のは、きっと
『BAND』として活躍しているご当地の大物、サザンやオフコースがあるから
じゃないのかな？


さてさて、その『シュガーはお年頃』ですが、デビュー当時の映像が
挿入されてます。そう、根本氏の丸眼鏡素顔ですよ〜！
もちろんお歳だって若いわかい。

他にも、数年後の映像も合わせて、タキシード姿やしじら織り風の派手な
スーツ、当時のままの演出・・・と、とても嬉しい画像でした。
これは、ファン必見です！オークションなどでもよく出ているので、
要チェックですよ。


男性には言ってはいけない表現だと思うのですが・・・、か、可愛い♪
（いえ、実際、ファンからはかなり言われておりますが）
このツアーでは赤い衣装の根本氏ですが、それさえも、赤い金魚ちゃんの
ようで、ほんっと、ＰＲＥＴＴＹなのでした。

先頭 表紙

あ、何かすごいものを発見してしまいました（爆）。

昨夜ビデオ鑑賞をして、どうもこのライブは行った事が
あるのでは？と思ったので、昔のチケット半券保存袋（笑）を
探しましたら、やはりありました。

８９年７月２３日有明コロシアム。
前日と２日間の公演だったのですが、ビデオにはどちらが
収録されているのかな？。

そして、画像は、恥ずかしい（？）です〜。
当時、ＴＶＫ（TV神奈川）で「ライブ・トマト」という公開録音
ライブの番組がありまして、それに時々出演していたんですね。
じつはこの公開録音、Ｇ/Ｗ明けの平日、というとてつもない時期
で、とても仕事は休めない、と言ったにもかかわらず、ある友人（♂）が
ハガキを送ってくれて、『見事当選』してしまったんです。
それでも仕事は休めない（爆笑）。

友人は、もう1人ファンでもない連れ（♀）を同行したのですが、
たぶん、この時に往復ハガキでサインプレゼントをしたのだろうと
記憶してます。
で、友人が私の住所を書いて送ってくれた「復ハガキ」です。
多分、当日来られなかったファンの人へという説明を往ハガキに、
書いてくれていたようです。
●●の友人より、という「いかにも」なメッセージが入っています（笑）。

お隣は、おのまあこさんという、多分パーソナリティの方だと
思います。

直筆サインです。はい。頂いておりました。
（すっかり忘れておりました。でも直にもらったものではないので）



どうしよう、その友人の名前も自分の名前も書いてもらってる・・・。
見知らぬ人に、簡単にLove xxxだなんて書くな〜！

先頭 表紙

ちょっと前から大流行の、１００の質問。

敬愛する「Stardust☆Revueファンへの１００の質問」にTRYしました。
これは別館（音楽室）へUPしているので、詳細は割愛。
質問作成された方もさぞ大変だったろうと思います。お疲れさま♪
答えるのは、ちょっと時間がかかりましたが、とっても楽しかったです。


・・・さて、その中で
A.あなたにとって、スターダスト☆レビューとは？

という質問があって、私の答えは、

Q.「生涯のB・G・M♪」でした♪

この答えは、自分でも結構言い得ていて、お気に入りなのでした（笑）。

さて、先日地元放送局でTV放映されたライブですが、あちこち
違和感はあるんです。それはそうでしょう、なにせ１０年ぶりの
ステージを観るんですもの。あ、昨年もTV放映されたものは観ました
けれどもね。

ついつい１０年前は・・・、と比較してしまうので、押し入れから、以前
ダーリンがプレゼントしてくれた、一般販売されたビデオ４本を出して
きてしまいました。そして２本組の「STARTIC in 有明コロシアム（８９年）」
の前半３０分を観る。

・・・メンバーが、わ、若い（あたりまえ）。
勢いがあったなぁ、と思い、でも「まだ元気よね」と再確認。
髪型を変えたら、なんだか面変わりして、別人２８号になってしまった
根本氏ですが、やっぱり自分的には、「もっとこざっぱり」していて欲しいな
・・・とつぶやいてみる。

それに触発されて、今度はダーリンが押入れから持ってきたものは
なんと自分たちの結婚披露宴のビデオ（最悪〜）。
「そんなの観ないでよ〜」と言いつつ、一緒に視聴（爆笑）。
途中でリモコンを争奪し、さっさとキャンドルサーヴィスタイムへ・・・。

お色直しをしなかった時のものなので、みなさんにご挨拶しながら
一旦退場し、そのまま扉の向こう側でUターン。

場内の照明が落ち、軽快なイントロ♪
そう、個人的希望で、スターダスト・レビューのB・G・Mで、キャンドル
サーヴィスをしたのでした。テープお持込♪です。

ちなみに曲は

「君のキャトル・ヴァン・ディス」（作詩　田口俊　作曲　三谷泰弘）
（９０年当時、カネボウのルージュのＣＭに使用されました）

♪９０（quatre-vingt-dix)君のルージュは　希望の色さ
　いま始まる、素敵な未来に　とても似合う色なのさ

そしてちょうど良いタイミングで、高砂席に戻ったところで


「Brand-New Wind」（作詩　田口俊　作曲　三谷泰弘）

♪いつだって　君を想ってる　すぐそばで君を見つめてる
　なびく髪　まぶしい頬　哀しみから君を守りたい　この手で
　Brand-New Blue Wind　僕には見えるのさ
　生まれたての恋が
　Brand-New Blue Wind　僕には見えるのさ
　新しい笑顔が
　Brand-New Blue Wind　君にも見えるだろう
　生まれたての夢が



このあと時間がもっと稼げれば、「夢伝説」や「Northen Lights〜輝く君に」
などの名曲も、お持込のテープに入っていたのですが、そうもいかず（笑）、
結局２曲のみが、歌入りで会場に流れたのでした。嬉しかったわ（BGM)。

良い顔してるもの、この時（爆笑）。

先頭 表紙

何でもそうですが、楽器って、上手い人とそうでない人の音色が
全然違う。ピアノはよく解からないのですが、吹奏楽器とギターに
関して言えば、「楽器の鳴り」が全く違う。上達者の出す音は、
同じ楽器とは思えない、音色です。音の艶、表情、ギターでも、押さ
える音やコードのクリアさ。こんな音を出したいっと耳で聴いて、
上手になるコツは、やはり「練習」しかないのです。

その昔、一世を風靡した、フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル
（略称FJBE）という金管バンドのグループがありました。来日公演の際、
どうしても部員に演奏を見せたい、ということで、顧問は保護者を説得し、
我々も演奏会に行きました。
また、その顧問が、部長をひとりだけ連れて、フィリップ・ジョーンズ氏に
インタビューする機会がありました。非公式ですが（笑）。
部長（当時14歳）はフィリップジョーンズ氏と同じ、ホルン吹き。
成績優秀だった彼は、英語の発音を何度も練習して、ひとつの質問を
しました。
「始めまして。僕もホルンを吹いています。どうしたら、早く上達しま
すか？」

返事はこうだった。
「Practice,ptactice,practice・・・！（練習、練習、練習！）」

その当時でさえ、金管バンドでは世界最高峰の名を頂いていたFJBE
だが、やはり上手くなるには、練習しかない、もっともっと練習しましょう、
という熱心な志が、あの位置を許された結果なのだと思う。
　
楽器をやる人が一度は、『ある壁』にぶつかることは必須である。
ある壁、とは「自分の耳」。

音楽が好きで、自分でも楽器を演奏したい、という人は、大抵、既存の
ミュージシャンの演奏を模倣するところから始める事が多い。
好きな曲をとことん、コピーする。ところが、いかんせん、相手はプロ。
自分の音が、演奏が、『追いつかない』。その不満が高じて、楽器その
ものから離れてしまう人もいる。

いわば、「耳が肥える」ということですね。
それに対抗できる、練習方法がある。

自分の音を、何度も聴くこと。
歌もそう。自分の音、自分の歌を録音して聞いてみる。
自分では音を外していないつもりでも、フレーズが途切れていたり、
歌なら歌詞が聞き取りにくかったりする。

自分の出している音がどんな風に聴こえるか、客観的に感じることも
とても重要。そしてセルフクリニックを行う。

何度も何度も聴いて、少しずつ、頭の中にある音、フレーズに直していく。
基礎練習は当然として、これもきっと上達への第一歩でしょう。

先頭 表紙