2003-11-13 笑の大学。
2003-11-11 我的父親母親。
2003-11-10 When You Wish Upon A Star♪
2003-11-06 名探偵、紙メディアに出没。
2003-10-31 10月のおわり。
2003-10-17 犬神家の一族。
2003-10-14 活字中毒継続中。
2003-10-10 スタンダールの。
2003-10-08 活字中毒。
2003-10-05 わすれぶみ。

■「笑の大学」■

（作:三谷幸喜 演出:山田和也　出演:西村雅彦、近藤芳正）

時は第二次世界大戦時下の昭和15年、場所は警視庁の検察室。
セットは机を挟んでお互い向かい合う二脚の椅子、
出てくる登場人物はたった二人の男たち。
劇団「笑の大学」の座付作家の椿（近藤芳正）は
激しい言論統制下、芝居の上演を許可してもらうべく
検閲官の向坂（西村雅彦）に脚本を差し出す。向坂は上演を
不許可にすべく、この脚本を検閲し、重箱の隅つつきよろしく
無理難題をふっかけて行く。椿は「ロミオとジュリエット」を
「貫一とお宮」に置き換え、「お国のために」の一言から
ネタをつくり・・・検閲による書き直し、書き直しによる
笑いの洗練、その掛け合いの中でいつしか二人は一本の脚本を
編み上げていくのだった・・・そして・・・。


笑えて泣ける、2003年の今だから上演してほしいし、されるべき作品。
見る機会があるなら多少無理しても見とけー！みたいな(^^)

先頭 表紙

邦題「初恋の来た道」（チャン・イーモウ監督）
「忘文」モードになったせいかハートウォーミングな
「父と母の若き日の恋の物語」を見たくなって
レンタルしてきました。



つい最近上映された同監督「ＨＥＲＯ〜英雄」と対照的な
静かでノスタルジックでストレートな初恋物語。
主人公ディーの可憐さ、清冽さもさることながら
ディーが「40年聞いても聞き飽きなかった」
チャンユー先生の中国語の流れるような朗読がステキ。
ディーがこよなくチャンユーに惹かれた要素の一つに
あの「声」と美しい抑揚があると思う。
男の美声はそれだけで魅力だぞ、イナガキ（笑）



というわけで（どういうわけ？）
わんわん泣きながら映画を見終わりました。
（あんな姿はずかしくて家族にゃ見せられんよ、はっはっは）
ああ、イナガキよ、あたしゃあんたの映画でわんわん泣きたいよ。
来年は映画撮ってね、しかもわんわん泣けるやつ頼みますぜ。
もっともワタクシの「わんわん泣ける映画」のハードル、
多種多様でハードルも低いです。プライベートレッスンでも
シュート！でもスパスキャでも催眠でも等しく号泣ポイントあったし（笑）



トモダチがお引越しのため、荷物整理のお手伝い、
お手持ちのビデオを数本お預かりすることとなりました。
いずれ劣らず魅力的なテレビで放映された舞台満載のビデオです。
イナガキ情報待ちを有意義に使うため見たらぼちぼちここに
感想を書いていきますね。
一本目の感想はおそらく
「笑の大学」（作:三谷幸喜 演出:山田和也　出演:西村雅彦、近藤芳正）
「新選組」つながりで「下宿人」つながりの作・演出というわけで
これからまいりましょう。後日請うご期待。

先頭 表紙

■http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031108-00000033-nks-ent

ＮＨＫハイビジョン＆総合来春放映予定
ミュージカルドラマ「ホシに願いを」ご出演です。
どんなドラマなのかかいもく見当もつきません。なにしろ
第一報聞いてこんなにたまげた企画、稲垣ファンやってて初めてだ（笑）
脚本演出を楽しみに続報を待つことにいたしましょう。聞く所によると
なんでも大杉漣さんと共演とか・・・現場刑事の漣さんと二人事件を追う
イナガキ捜査官・・・ＢＧＭメインテーマは『When You Wish Upon A Star』？
断片的なイメージが浮かんでは消え、胸をときめかせるワタクシです。
どんな名曲を歌ってくれるのかなあー。
スマスマエンドトークとかで「素」の声で歌う鼻歌や
前に特番で聞いたはっぴいえんどの「抱きしめたい」などなど鑑みるに
案外いい歌聞かせてくれるんじゃないかなーとほのかに期待。


■「忘文」
週末おじゃまさせていただいたトモダチ宅でようやく録画を
見ることができました（楽しかったです、ありがとう皆さん♪）
ここではないどこかの夢の世界の草原のお話。
ささやかな幸せを感じる事が出来る15分間。
「或る阿呆の一生」「芥川の恋文」「思い出すことなど」「せきれい」
名文パートはどれも良かったです。中でも「恋文」と「せきれい」が好き。
芥川のちょっと斜にかまえたような、ほほえましくてせつない「文ちゃん」への恋文
庄野潤三の淡々と綴られた妻とのさもない日常の暮らしのいとおしさ。
忘文パートは結婚生活44年、いまも妻を「いとおしい」といい
「かわいいおばあさん」と慈しむだんなさんの手紙が好きでした。
「活字中毒」（勝手にそう呼ばせていただきます）の説明書き朗読も楽し♪

先頭 表紙

■金田一続報、ジョンにガイドにウインクアップ（これは関西では
本日発売でした。本来は明日（７日）発売なのですね）金田一さんが
あちこちにご登場。放映はずっと先なのですよね、あああ、待ち遠しいぞ。



■テレビ誌での若き日の金田一さん、シャツにズボンにチョッキ姿
（パンツでなくズボン、ベストでなくチョッキ♪）
アンタッチャブルな外人さんに銃を突きつけられてあやうし！な
お写真でした、うきっ！ウインクアップは忘文の収録現場で
ぴしっとスーツを着て収録の模様と金田一さん岡山ロケの模様と
もりだくさんでした。眼福眼福♪
充実のビジュアルはスマスマ(11/3）でも光り輝きまばゆいばかり、
自称乙女（おいっ）のあたくしの心鷲掴みさっ。



■充実のイナガキライフの傍らでちょっと波風・・・
われらがダイエーホークスの四番、
親愛なる小久保裕紀氏に唐突に激動のオフが訪れております。
どこに行ってもどんなことになっても彼らしくあれかしと祈る日々。
どんな状況でも、どんな時でも魂のしなやかさと
たくましさをもってれば道は開けるのかもしれないからね。
それを教えてくれてるのは誰あろうイナガキゴローその人だったりします。


ここ最近の活字中毒の記録

・お料理絵日記１・２　　　飛田和緒
・庭のつるばら 　　　　　　　　
　貝がらと海の音
　うさぎのミミリー
　プールサイド小景・静物
　インド綿の服 　　　　　　庄野潤三

「せきれい」は貸し出し中、読みたいなあ。

先頭 表紙

■日記停滞のうちに
ポポロで超絶オトコマエ＆端整優美なグラビアを拝見したり
(裏ポポロがー！裏ポポロがーーー！！！）
イナガキマリオがいきなり登場したり
テレビ誌にイナガキ金田一がお披露目登場したり
ａｎａｎのお当番があったり（今回のレビューは
ちょっとつっこみポイント多数だったわね、ふふふ
あ、レビューそのものは申し分ないものでした。また行くんだ、映画♪）
ＭＩＪツアーＤＶＤ発売決定報道があったり、と
比較的おっとりと静かに（そうか？）ファンしてた昨今、
イナガキゴロー30代突入カウントダウンのこの時期
彼は飄々と秋の風景を楽しみながらジョギングしてるのに
見ているこっちは青息吐息でまってくれー、とばかりに
後追いする心持になっております。そりゃスポーツの秋だし
うれしいことで走り回るのは悪い気はしません、むしろ幸せ、へへ。


■というわけで来春最大の楽しみ
「犬神家の一族」のキャスト・スタッフわかりました。

http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2003/03-324.html

佐藤脚本と星演出のタッグ（佐藤さんの横溝映像化というのも
一度見てみたいなと思ったり、星さんの映像はコメディを撮ってても
ちょっと不思議な怖さがあるのでそのへんがどう出るか楽しみだなーと
思ったり）揃えも揃えたり、なんじゃこりゃな濃いキャストと
（小日向文世さんの横溝氏はいいよー！）期待がどんどん増していきます。



■「イナガキ映画の会」
『リード・マイ・リップス』
監督：ジャック・オディアール
出演：ヴァンサン・カッセル
　　　エマニュエル・ドゥヴォス
　　　オリヴィエ・ペリエ

ヴァンサン・カッセルのパフォーマンスに
大いに刺激された模様のイナガキさん。
世間からその存在を忘れられがちなくらい平凡に孤独に
日常を生きる女性の人生を引っ掻き回して翻弄する男。
本格的恋愛ドラマを演じたいと常々いってる彼は
こういう男を演じたいのかもしれないなー。
美男美女じゃなく、顔にすんごいクセのある2人だったけど
（いっしょにいったトモダチもかなりなじむまでに
時間がかかったといっておった）なんともいえない色気がありました。



■この秋はドラマも面白いですね。
「あなたの隣に誰かいる」「共犯者」
「白い巨塔」「マンハッタンラブストーリー」
一番夢中になってるのは実は「ピュア・ラブ３」（笑）
いわゆる朝ドラ「てるてる家族」も楽しいっすよ♪
録画したりリアルで見たりいろんなタイプのドラマで
秋の夜長を楽しんでいます。
『忘文』で朗読された、というご縁で庄野潤三氏の小説も読み始めました。
こちらの方は相変わらず放映はございませんが(^^;)

先頭 表紙

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/oct/o20031016_20.htm

「めざましテレビ」で動くイナガキ金田一見られました、うきー！
ちと朴訥な感じの語りとほややんとした表情と微笑、
合間に台本に目を通すきりりとした表情・・・へっへっへ。
（今後めざましにて続報あり、とのこと、また収録風景が見れるかな？）
堂々三時間放映のＳＰプログラム、放映予定の来春までお楽しみは続くのだ。

先頭 表紙

■なぜかゆるゆるりと某探偵小説読み返しております（笑）
悪魔が鞠をついたり鵺の鳴く夜は楽しいペチカだったり
犬がミケのイチゴを食べたりする奴（学生時代角川商法に
踊らされて、原作や映画以上にそういう言葉遊びで
楽しませていただきましたことよ、おほほほほ）


■昨日のスマスマでのイナガキさん、なにやら御髪が↑の主人公氏を
髣髴とさせてどきどきしたり。（いや、自分勝手な妄想なんですが、おほほ）
男闘呼組の「秋」を歌うお姿、お素敵でした。
「木枯らしに抱かれて」は小泉キョンキョン主演映画
「ボクの女に手を出すな」の主題歌です。監督の中原俊氏作品は
三谷脚本の「十二人の優しい日本人」や吉田秋生原作の「桜の園」
トヨエツ・佐藤浩市・鈴木保奈美の「Lie lie Lie」あたりは
広くレンタルされてると思います。あ、あと「富江」最終章か(怖いー）
結構好きな監督さん。

先頭 表紙

「赤と黒」読み返し始めました（ぷち活字中毒続行中）
舞台でジュリアン＝ソレルを演じるイナガキゴローを見たいもんだわー。

先頭 表紙

■↓のつっこみでポストマンイナガキさんの活字中毒っぷりが
語られているせいではないのですが、現在活字に飢えております。
家にある本から図書館から何から本読みまくりさー、ふふふ。


■スマスマ（10/6）はバレエのまっすぐなきれいな足（！）と
「むずかしいのよぉ〜？」の語り口ととんがらかした口が
素敵でしたねん。あとは可もなく不可もなくな週でしたな。


■で、本日発売のＴＶガイド。
・・・これは2冊欲しいなあ・・・表紙からポスターからグラビアから
編集後記？まで全部イケてるし。今日所用で街に出かけるため
地下鉄に乗ったんですが、ガイドの吊り広告がありまして、
ちらりちらり横目でみながらほくそえむ、至福の十数分を
すごしました。表紙とちょっとずつ違うんですよね(^^)


ここ最近の活字中毒の記録
『富士日記』前・中・後　武田百合子
『日々雑記』武田百合子
『2日目のプティ・デジュネ』堀井和子
『甘露なごほうび』渡辺満里奈
『巴里の空の下、オムレツの匂いは流れる』石井好子
『バケット　アスパラ　田舎道』宮脇彩
『光ってみえるもの、あれは』川上弘美
『神様』川上弘美
『物語が、始まる』川上弘美

新しく読んだ本もあり、もう一度、もしくは何度目か数え切れないくらい
読み直してる本もあり。
川上弘美さんはイナガキゴローレギュラー番組だった「ＷＩＮ」で
イナガキさん本人が紹介したというミーハーなご縁で読み、
とても好きになった作家さん。
『物語が、始まる』はぜひぜひイナガキさん本人に演じて欲しい
役があって(その名も「三郎さん」なんですが）ではこの役は
だれそれさん、この役はこの人で、と思い浮かべながら
いつも読んでいます。誰か映像化してくれないかなあ。

先頭 表紙

ネットの評判を見るに主が「詩・小説・散文」から
「イナガキゴロー」になったって感じなんでしょうか。
スマスマスタッフがタイトルロールに名前を並べてるとのこと、
これはスマスマ特別編で「忘文」やる気まんまんだわね(笑）
個人的には文学作品朗読を続けていただければ良し、と。
お話伺ってると素人参加パートが微妙っぽいような。
ご夫婦ならご夫婦、色んな事を乗り越えてきた存在そのものが
なによりも雄弁になにかを物語るわけで、短くコンパクトに
シンプルにシンプルに、さらにシンプルに扱っていただきたいなと
思ったりもします。


でも、本音は「ポストマンイナガキさん」をご覧になれる方
めちゃくちゃうらやましくてジェラシー（笑）
見たいわ、見たいわ、リアルで見たいわーーーー！！！！！

先頭 表紙