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奈広の「何にしても暢気。」

斟酌のできる人間になりたい。
苦しくても、生きているのならば。
不器用は、不器用なりに。
前に進む力をあげられるように。
意味なく人を傷つけないように。
それを守りきる事が、僕の目指す強さ。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2005-05-18 家の前に藤。
2005-05-16 少しずつ。
2005-05-09 古い日記を読み返し…
2005-04-30 「夜の行方」
2005-04-27 ギターって…
2005-04-19 うたた寝日和。
2005-04-18 『綺麗な桜を見た』
2005-04-18 ろくに花見も出来ぬまま
2005-04-18 価値観の喪失。
2005-04-12 coffee...


2005-05-18 家の前に藤。


見た目にも香りにも素敵な藤。

足利フラワーパークに凄く大きい藤棚があるらしく、行ってみたいとは思うが暇が出来ず…。

今日行ってみようかな。

(余談)

山に咲く藤には注意。

なぜか?

見たことない大きさの蜂が寄ってきますよ(苦笑)

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藤は素敵ですよね。私もフラワーパーク行きたかったのだけどなあ…。 / こひぃ ( 2005-05-18 20:57 )

2005-05-16 少しずつ。

前を向いて歩けるようになってきた。

まだ、嫌なことからは逃げたがるけれど。

昔だって逃げていたけれど。

今だって逃げたいけれど。

前を向いて歩きたい。

誰かを護れるのなら、愛せるのなら。

人間としてあり続けるなら。

ゆっくり、前を向いていこう。

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2005-05-09 古い日記を読み返し…

なんか楽しそうな、昔の自分を見つける。

『本当にこれ俺だったのかな?』
と思うほど、はしゃいでいる感じ。

変な話羨ましい。(苦)

あれから俺は成長したんだろうか?
三年の月日は、俺に何をもたらしたのだろうか。

去年の夏まではまんざらでもなかった気がする。
今のバイト先に入ってから不幸続きな気がする…。

というか。
やっぱり、生きていくって大変だなぁと思う。

読み返すと前の彼女のことばっかり書いてあるし(苦)
暗い文章おおいし。
不安定且つ支離滅裂だし。

でも…。

前向けてないのは、今くらいかな。
もっと自分しっかり持たなきゃ。


正しいだけじゃ…生きていけないから。

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2005-04-30 「夜の行方」

頬に風の当たる感触がある。
空気が湿気を帯びているらしく、ひんやりとした風だ。
(―…頬に風?)
状況はおろか、視覚情報さえない事に気付く。
自身の体ばかりが意思を持って動いていた。
意識が現れる。
(走って…いるのか。)
そこまで思って、慌てて瞼を開こうとする。
が、久しく使っていなかったかのような瞼は、重たげにゆっくりとしか開かなかった。
視覚情報が入る。
薄暗闇の中だった。
霧が濃い。
さっき感じた湿気はこのせいだと、一つ解った。
今走っている地面がコンクリートだという事も、解った。
道の左側に、長く続く白い柵のようなものがある。
時折立っているオレンジ色の街灯が、それをガードレールだと解らせた。
道の両端に見える緑色は名も知れぬ雑草だろう。
そこまでだった。
あとは濃い霧に包まれ、よくわからない。
デジャビュはあるが、記憶には無い道。
「ここは…?」
走るスピードを落とし、辺りを良く見ようとした。
不意に焦燥感に駆られた。
―何かに追われている―
そう直感して、走る速度を上げる。
そして思う。
(何故走っている?)
そう。
気付けば走っていた。
決して速くもなく、遅くも無い速度。
体力を温存して走らなければいけないらしい。
そんな気がした。
(ならば目的地があるのか。)
考えたが、思い当たる節が無い。
そもそもこの場所がわからない。
思わず苦笑した。
少し息が乱れた。
体力には余裕を感じる。
まだ十分走れそうだ。
体が熱い。
ひんやりとした空気が心地よく、少し楽しくもあった。
(暢気だな、自分…)
何故こんな場所にいるのか。
何故走っているのか。
何に追われているのか。
さっぱり見当がつかない。
この楽しさは、もうあと少しで恐怖に変わる。
際限の無い闇に飲み込まれていく今を、不安に思うことは当然だ。
人は孤独を恐れる。
(自分も、そのちっぽけな一人なのだ。)
その瞬間だった。
急に背後の闇が近づいた気がした。
いや。
確実に、近づいた。
その気配に、一瞬躊躇した。
ただの脅威であったなら、考えるより早く逃げていただろう。
だが、その気配は違った。
優しく、愛おしく、切なく、破壊的だった。
一瞬“それ”に惹かれた。
そして嫌悪した。
刹那狭めた歩幅を広げた。
そこから夢中で走った。
わき腹が痛くなり。
呼吸を整えられなくなり。
肺が熱くなった感覚を覚え。
全身に気だるさが襲ってきて―…
足が、もつれ。
倒れた。
“それ”が覆いかぶさっていくのがわかった。
足元から、這うように、侵食するように…。
その感覚に、畏怖と同時に、何故か安堵していた。
やがて頭の先までその感覚はいきわたり、ぶつりと意識は途絶えた。

次に目が覚めたのは、朝だった。
瞼に陽光を感じ、今度はすんなりと瞼が開いた。
目の前に坂があった。
両脇を木々が覆い尽くすその坂は、きつくはないが緩くもない坂だった。
登った路の先には空が見えた。
空は青く、時々日が翳る程の大きい雲が浮かんでいた。
登るべきか躊躇した。 
何気なく振り返ると、そこにはなだらかな下り坂があった。
海が見える。
凄く下りたくなった。
だが、やめた。
もう少し登ったら、もう少しいい眺めが見れるような気がした。
振り返り、登りだした。

足取りは軽くはなかった。
それ故に、確かだった。  

〈了〉

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こひぃさまШいやいや、所詮思いつきの戯言ですってば(苦笑) / 奈広 ( 2005-05-04 10:25 )
この書き込みを読んだ時、改めて貴方の才を妬み、恐れ、羨んだ。 / こひぃ ( 2005-05-01 09:58 )

2005-04-27 ギターって…

どうしたら上手くなるんだろう。

練習するにしても、何やっていいんだか全然わからん。

そういうこと調べてる時間も作れてないし。

あぁ、もう!

高校の頃、やりたいって気持ちを素直に表現してればよかったなぁ…

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2005-04-19 うたた寝日和。

今日みたいなあったかい日はとても眠い。

やっと歯医者にいけた。

まったり珈琲を淹れた。

グァテマラのいい香りがした。

「猫の恩返し」を借りてきて見た。

声優さんも話の感じも絵も、自分にはとてもツボだった。

この後自転車に乗って、学校までの道のりを行く。

舞い上がる桜と、舞い散る桜に抱かれながら。

『あれはやりすぎだったんだなぁ…』と、やっと素直に認められた。

『ごめんなさい』と、誰もいない空間に謝った。

あ。

ギター弾きたかったなぁ…。

うん、出発しよう。

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(o’∀’)ノ” / 凛姫 ( 2005-04-27 02:16 )

2005-04-18 『綺麗な桜を見た』

『あんまり綺麗だったから、写メを撮ったの』

クラスメートが、そんなことを話していた。

それを聞いて僕は何故か馬鹿馬鹿しいと思った。

一瞬で我に立ち返る。

そんな考えを持った僕を愚かだと思う。

なんだか、何もかもに排他的だ。

殆どを諦めて今を過ごしている気がする。

この忙しさは自ら望んだものだったというのに、一つ支えを失ったくらいでこの様だ。

そろそろ立ちなおらにゃ。

もう十分甘えた。

少し余力を感じる。

あとは、自分の力で立ち直るものだ。

自分の力で。

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2005-04-18 ろくに花見も出来ぬまま

春は終わりを告げようとしている。

僕の定義では、桜が散れば春は終わり。

田植えの頃は初夏と認識している。

田んぼに水が張られ始めた。

山に“海”が出来る、ほんの僅かな季節。

なぜ海か?

月が映るから。

…勝手な言い分です。(苦笑)

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2005-04-18 価値観の喪失。

生きていて一番怖いことはこれだと、在る小説を見ていて思った。

『自分に対しては、疑念を抱きにくい。』

そうも書いてあった。

もし自分の記憶がいじられていても、周りの記憶が食い違っていると言ってしまう。

当然といえば当然だ。

自分を疑いながら生きていくのは辛い。

何も信じられない。

だが、信じる基準すら失ったとしたら?

今まで自分の意思で生きて築いてきたそれを、全て否定されてしまったら。

僕なら、形振り構わず誰かに縋ってしまうだろう。

喪失感を埋める為に。

それが、僕の意思かどうかを確かめずに。

それを過ちと呼ぶのだろうか?

もし呼ぶのなら。

僕は。

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2005-04-12 coffee...

このままあの場で仕事を続けるのは

珈琲を嫌いになってしまう気がした。

否。

もうぎりぎりのところまで着ているのかもしれない。

休養が必要だ…。

好きなものほど、愛しているものほど。

杜撰になってしまうのは悪い癖だ。

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