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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2010-09-24 初心
2010-09-23 13回
2010-09-22 Right on, & go
2010-09-20 today's step,tomorrow's step
2010-09-18 台本あがる
2010-09-16 一息つく
2010-09-14 ひらけた場所
2010-09-13 狼狽
2010-09-10 蕁麻疹
2010-09-07 時の重み


2010-09-24 初心

週末はずっと芝居で暮れていく。
のんびりと芝居に触れていると時間が経っていく。

雨が降って気温がいきなり低くなって、
雨の街並みの中、ワイパーの向こうの風景をぼんやり眺めたり、
雨が上がって澄んだ青空がひろがった日だまりで、
のんびり鼻歌を唄いながら歩いたり。

今日は久しぶりに松ちゃんに会えたし。
ただ話しているだけで良かった。

何年か同じ場所に留まってそこである一定の評価を得て、
その場所に慣れていくのも良いだろう。
でも昔から敵も多い。
無益な戦いを避けていくことは良いことだ。
初心に戻って誰も知らない場所で、
また上に上がっていけたらよいと。


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2010-09-23 13回

もう13回目の通し、無事終了。
予想通りのデキ、なかなかの仕上がりです。

主演はやっと自分の役に必要なものに気づき、
端役達も全体を見始めてきた。

スタッフワークもほぼ問題なくスムーズさを増している。
練度で差を付けることが出来るなら、
それにこしたことはない。
それなら何かいろいろハンデを付けられたとしたも、
それは問題にならないだろう。

ここまで無理なく来ている。
次にやることも決まっているので、
腰を据えて次にやることに取り組むだけだ。
ここまで作り込んでいることに審査員は読み取れるかな。
普通はそれに気づくものだが。

さて次はあれあれ。


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2010-09-22 Right on, & go

どうでもいいけど「謙虚になれっていう人」何者?
なんか「暴力反対って言いながら人を殴る人」みたいだね。
ま、それはそれとして。

熱気、別に嫌いじゃない。
急に秋めいたら逆に淋しいかもね。

面倒見てるとどんどん良くなっていく。
それは聞く方が素直だからだろう。
話す方が正直だからだろう。
これってすげぇことだ。
一緒にどんどん良くして行こう。

一つ、連れて行くことを怖がっちゃいけない。
自分が行って見せるのも大事だ。
行動が伴ってればいいんじゃない?
自分を信じる気持ちがあれば誰からも自由になれるね。
あとはそれを認めること。認めてあげること。

一つ一つ仕事をこなして次へと向かっている。
人に見えなくてもそれは進んでいる。

星野道夫の話、ちらっと見た。
今、自分の居る場所が全てではない。
自分の今してることをきちんと片付けて、
次、行こうと思う。

しなければならないことが出来ず、
時間が過ぎていくことをずっと考えていた。

それでもそれで時間が流れてきたことも無駄ではない。
それをするための時間。
でも別の何かをするためには、
今まで通りじゃ出来ないね。

僕は以前、すべきことを為さず失敗もした。
それは誰にでもあることだが、
もうしたくはない。

置いていくんじゃない、
先で待ってるんだ。


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2010-09-20 today's step,tomorrow's step

僕の周りを取り巻く人々は、
一人一人がそれぞれの人生を生きていて、
もしかしたら僕の人生の変更があった時に、
多かれ少なかれ、いろいろな影響を受けていくのだと思う。
それは仕方ないことだ。

それは僕も同じ。
そういう波の中で人々がたゆたっているのが世界なのだ。

僕も色々な人に出会い、
それぞれからいろんな影響を受けたいし、
それが今だけのことで、
やがて終わっていくことがあり得たとしても、
僕は今のことにきちんと感謝したいし、
出来るならそれを長く続けていきたいと思う。

大人になる前は人は若さ故に多くのことを甘く見てもらえる。
しかし、それはいつまでも甘えられることではなく、
やがて自分で責任を持って何もかもを為さねばならぬ時が来る。

そういうことだ。
そういう時に昔は助けてくれた人達はもういない。
自分で何かを為さねばならず、責任も取らねばならない。
それがきっと新しい世界だ。
そういう世界で戦っていく決意をしなければならない。
本当に大切なものを守っていく力は、
そういうところでしか身に付かないのだということだ。

若い頃に僕は理屈を好んだ。
そしてそれが全てだと信じていた。
言葉に囚われない。
自分の真実を見抜く力をこそ信じるべきだ。

やりたいことはやめない。
信じるものは最後まで信じる。
今見えるものもみるけど、
次に続くものもきちんと見ないとね。


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2010-09-18 台本あがる

今回はかなり早く構想は出来ていたのに、
完成が遅れました。

それでも9月中に決定稿が上がったのは喜ばしいことです。
体調不良とか仕事の立て込みとかでどうかと思っていたのですが、
こうして決定稿が出せたのは予想外でした。

それでも予定よりは二週間ほど遅れての完成なので、
スタッフの作業進行には迷惑をかけちゃいました。
それはどうもすみませんでした。
謝るときは謝ります、僕も。

今回は前編41P、後編69P。
全部で110Pの大作です。
予定は休憩10分を入れて2時間半です。
僕が大好きだった芝居のように、
2時間半見ても「もう終わっちゃうよ〜」と、
思われるような芝居になるといいなと思ってます。

よし、いよいよ稽古、本腰入れっぞ。
悪いけど芝居に関しちゃ徹底的にやるから。
こっからこっから。

巨人頑張れ。
イチロー頑張れ。
俺も頑張る。


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2010-09-16 一息つく

ここ2、3日明らかにくだらないことにかまけて、
本当にすべきことが出来ていない。
三歩進んで二歩下がる。

でも、まあ、いいさ。

昔、大学受験の浪人生だった時に予備校の教師が、

「お前達は哀しいねえ、100覚えても明日は60になっちまう。
 何もしなかったら60も次の日には30だ。
 100覚えて60、100覚えて60、って進むしかない。
 こんな徒労と分かっていることを繰り返して、
 人はモノを自分の身につけていくんだねえ。」

と言った言葉を今も覚えてる。

イタズラな苦労で徒労。
その徒労だけが人を賢くする。

うまくものをこなしていくことなんて大してすごいことじゃない。
上手に出来れば嬉しいから、ものは捗るに決まってる。

嬉しくも楽しくもないことをどれだけ積み重ねるか、
それは実用的であることとか、利便性があるとかとは関係のないこと。

ただあの頃の僕は必死で自分たちが哀しいとは思わなかった。
妥協なき明日に向かって自分の力だけで前進しては後退して、
泥にまみれていた。

あの頃の僕の貯金は、今もまだ僕を助けてる。
たった数年の勉強が今も僕を支えているとすれば、
あの頃、味わったはずの哀しさにも意味があったことだろう。

そしてそんな徒労にあえいでいた僕を、
一生懸命励ましてくれた近しい人々に、
今更ながら頭の下がる思いがする。

見上げた空は澄んでいた。
どこまでも美しい青空だった。
少し足を止めてみたって、それはそれで。


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2010-09-14 ひらけた場所

ふとしたことで行き詰まったことも、
やがてぱあっとひらけた場所に出るかのように、
嘘みたいに思える段階が来る。
それは以前、僕自身が気づかぬ内に蒔いておいた種だ。

誰かのために気に病んでいたことは、
別の誰かが軽くしてくれる。
だましているのか、たばかっているのか分からないが、
とりあえず信じてみる。
自分がぶれなきゃ大丈夫だった。
これからもきっとそうだろう。

今日は好い一言をもらった。
好い稽古をした。
好いこともした。
台本も10ページ以上進んだ。
好い一日だった。

そして明日もそうだ。
一つ一つ、種は芽吹き、成長してやがて実りの秋は来る。
その繰り返しの中で僕も先に進んでいくのだろう。

ああ、遠いなあ。
遠い道程を僕もいくんだなあ。


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燕さんへ。いやいや大したものではありませんが、とりあえず形になっていくものは嬉しいというだけです。 / あるまじろ ( 2010-09-16 23:10 )
うらやましい。台本10ページ。雑事を片付けて、とりかからなくちゃあ。 / ( 2010-09-15 08:06 )

2010-09-13 狼狽

結局、疲労だったようです。
木曜の午後はやや強めのめまいを感じてフラフラしながら仕事をしました。
金曜の夜、松木先生のコンサートに誘われたが、
その演奏中に蕁麻疹が発生。
痒くて痒くて大変なことになってましたが、
コーラスは素敵でしたね。

慌てて帰宅してからは体中にムヒを塗りたくったが、痒みは止まらず。
しかし寝て起きたら体中に広がった蕁麻疹は夢のように消えていた。
それで安心していたのがまた大きな間違い。

土曜日の夜にもさらにひどい蕁麻疹が発生したので、
翌日の救急情報医療センターに問い合わせて、
日曜日でも診察してくれる病院に駆け込んだ、ということだった。

結局ぶっとい注射を打たれてひどく眠くなる薬を飲み、
蕁麻疹はいったん止まった。

まあ、これも何かの啓示。
皆様まおっしゃるとおり一旦自重いたしましょう。

ただ着々と手は打っているので、
あとは計算通り行けば問題はないはずです。
明日からはまた作業を進められそうだ。


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2010-09-10 蕁麻疹

今まで蕁麻疹というものになったことがなかった。
アレルギーもなかった。
体中が痒い。

シミズさん曰く、
「十代の女の子がなる病気じゃない、繊細ね。」
十代の女の子の繊細さ、それだけで体が痒くなりそうだ。

最近無理に夜遅くまで起きたりしていたからか。
ストレスなのか、と言われたら不思議と思い当たる節はある。
でもそれは「いつも」だろう。

いったい何が。
自分の身体に起きているのだろうか?


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ゆーこさんへ。まあ休み休み行きます。 / あるまじろ ( 2010-09-13 22:57 )
くすのき燕さんへ。確かに自分の歳に合わせて自分の為すべきことを為す、というのは必要なことですし、悪いことではないようです。 / あるまじろ ( 2010-09-13 22:56 )
蕁麻疹・・・私もなったことがないのでアドバイスなどは出来ないのですが、風邪を引いたり何か体に不調を感じたりするのは自分からのサインだと聞いたことがあります。何かの前触れとか言う意味ではなく、ちょっと立ち止まって自分を見つめ直すようにっていう・・・だから私はそういう時は逆に良かった〜と思ってます。なので、休める時はゆっくり休んで下さい(って言っても難しいですよね) / ゆーこ ( 2010-09-13 10:08 )
ある年齢になったときに、今までのようにはいかなくなることがある。今までのようには、食べれなかったり、疲れがとれなかったり。どうやら、それは必ずしも悪い事ばかりではないようです。 / くすのき燕 ( 2010-09-13 08:56 )

2010-09-07 時の重み

芝居のコツは意外にも反復練習だ。
そのコツを飲み込みとか器用さとか才能(らしきもの)で、
誤魔化そうとすると結局、薄い結果にたどり着くしかない。
集中力と持続力、その基礎となる体力(健康さ)。
それらが必要なのだがそれこそ反復の訓練でしか身に付かない。
少しの工夫でその時、上手い演技も出来ることもあるが、
それは近道ということではなく、むしろ正攻法に近いものなので、
やっぱり時間は掛かるのである。

だから時間を掛けている時には自信がある。
時間を掛けずに迎えたものはやはり駄目だ。
単純な話である。

大道具にしても照明にしても音響にしても、
小道具にしても衣装にしてもメイクにしても、
劇作にしても演出にしても演技訓練法にしても、
演技について身体表現にしても内面的な表現力にしても、
それぞれにプロが居る分野は一筋縄ではない。
学生やアマチュアが時間を掛けずに良いモノを作れるものではない。

ただそれぞれのレベルの中で抜きんでたモノを作るには、
まずは時間を掛けなければならないだろう。

時間をどれだけ掛けられるか、
それは芝居だけの話だろうか。
畢竟、何れの道にも通じることであるなら、
何れにか己の限られた時間を掛けうるかが、
当面の問題に他ならないということになるか。


先頭 表紙

雅さんへ。昔は直感&ひらめきで意外とうまくいってたのに、やっばりそれは気のせいだったのかな。今は運も努力でつかめると思ってます。 / あるまじろ ( 2010-09-12 01:17 )
みーさんへ。限りがあるから重いのでしょうか。若いということが持っていたものを僕も考えてしまいます。 / あるまじろ ( 2010-09-12 01:09 )
私はどっちかというと直感&ひらめきで人生を切り開いてきた方なので、失敗も多く、逆に反復することの大切さも感じていますね。ちゃんとコツコツと努力している姿って尊敬できるし。その結果、出てきたものって人を惹きつけますよね。 / 雅(みやび) ( 2010-09-10 14:58 )
時間って無限にあるわけじゃないから、それだけ「時間をかける」ってことは貴重なものを使っているということだもんね。そういえば若い頃は考えもしなかった「時間に限りがある」ということ、最近はだんだん感じてきたよ。 / みー ( 2010-09-09 09:42 )

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