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「怠惰放蕩徒然日記」








この方を熱愛しているのは日本でも多分数名だろうなあ…
というわけでジェイソン・フレミング知名度向上草の根運動やってます。



ぐうたらな日常の中で思ったりやらかしてもーたことなんかを書いてます。
文章が変でも不快になっても、お願いだから怒らないでくださいませ。
映画の感想とか、こっちに書いてます。良かったらどうぞ。

あたしにとっての聖地であるさんを応援させていただいております

おまけ頁(自分以外の人が読んでもなんも面白くない、自己満足すぺーす)

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-02-10 えええええええ????
2003-02-10 オールタイム・ベストテン 本 海外作品児童文学編 その2
2003-02-07 オールタイム・ベストテン 本 海外作品児童文学編 その1
2003-02-07 微妙
2003-02-06 オールタイム・ベストテン 本 海外作品編 その2
2003-02-05 オールタイム・ベストテン 本 海外作品編 その1
2003-02-05 うっしゃ
2003-02-03 続きです
2003-02-03 限界を知る
2003-01-31 本屋事情


2003-02-10 えええええええ????


今入って来た、映画関連のにうす

シリウス・ブラック役にゲイリー・オールドマン。
ハリー・ポッター第3弾!/ハリー・ポッターと秘密の部屋


まぢっすか?ほんとっすか?
こりゃまた物凄いミスキャストを…

ってーかこれ、あたしが単純にこの「演技過剰のおっちゃん」が嫌いだからか?
(ごめんよ、AYUちゃん)

確かにこの人うまいけど、いい人やったらつまんないんだよな、まるっきり。
「情けない、いい人」だったら適役。「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」んときみたいにね。
あ、あの映画、ティム・ロスがまたいいんだよなー…おっと脱線。

「情けない、悪い人」だったら更に適役。「蜘蛛女」んときみたいに。「コンテンダー」も良かったね。

「いっちゃってる悪い人」とかになると、引いちゃうんですわ、この人には。
確かにうまいよ、でもそれがどーしたって喧嘩売りたくなってきちゃって。
(女優さんであたしがこの喧嘩を売ってしまうのは、メリル・ストリープです)

なんだかなー、観る気激減してきちゃったなー。
「配役の妙」がこのシリーズ、好きだったのにな(イアン・ハートにケネス・ブラナーだもんな)

でもまあ、観るだろうけど。
ロンの壮絶な死に様(もうすっかり死ぬのは彼と決めているあたし)、見届けるためにもね。


シリウスも気になっていたけど、ダンブルドア校長はいったい誰が??
「ロード・オブ・ザ・リング」から、サー・イアン・マッケランを引っ張ってきてしまうってのはどうでしょーね。

…駄目。あたし、これ以上魔法使い姿のマッケランさま見たくない。
あのかたはナチスドイツの軍服が一番似合うんだよな…なんて思ったらいけないんだろーな。ごめんなさい。

シリウスがゲイリーくんなんだから、4作目のマッド・アイ・ムーディはティム・ロスあたり引っ張って来て
…クラウチさんは是非ジェイソン・フレミングさまに。

駄目かな、うーん…しかし、ゲイリーくんねえ。うーん…

先頭 表紙

2003-02-10 オールタイム・ベストテン 本 海外作品児童文学編 その2

続 あしながおじさん

ジュディが主役の「あしながおじさん」も面白いけど、あたしはこっちのほうが格段に好き。
【児童】文学っていうにはあまりに大人向けだけど、まあこれに入れていいかなーってことで。

読み返したときに、マックレイ先生の行動が「あ、そうか、そーゆーことか。可愛いなー」って思えて笑えましたっけ。


農場の少年(ローラ・インガルス・ワイルダー)

シリーズものからは一作品のみってことで、これを選ばせていただきました。
苦労しまくりのインガルスさん一家と違い、ワイルダーさんちは裕福です。
とにかく出て来る食べ物がどれもこれもおいしそう。
読後の幸福感は天下一品。アルマンゾのお父さん、かっこいいよなー。


みどりのゆび(モーリュス・ドリュオン)

最初に読んだときは「んんん??ちょっと苦手かも」って思ったんですけど
大人になって読み返して、【参りました!!】となった作品。

【花ですべてが解決する】ってのは御手軽ではあるけど、この本はそんな「つっこみ」さえも封じてしまうくらいのパワーがあります。


ムーミン谷の11月(トーベ・ヤンソン)

シリーズから一冊っていうと、これになるなあ。
ムーミントロール一家はまったく出てこず、登場するのは
スナフキン、ミムラねえさん、ヘムレンさん、フィリフヨンカ、ホムサ=トフト、スクルッタおじさんの6人だけ。

昨日ちょっと引っ張り出して読んでみたら、やっぱり「おー」って。
これも子供のときはわかんなかったけど、大人になって読んだら、いろいろ考えさせてくれるところの多い一冊です。


ドラゴンの眼(スティーブン・キング)

キングさまが娘のために書いた児童文学。これはいいです。とんでもなくいいです。
こんな本を自分のために父親が書いてくれたら、なにがあっても一生愛しつづけるなー。
(あたしの夢の一つは、大好きな作家が「献辞」をしてくれること。間違いなく夢のまた夢ですが、いいぢゃん、ね♪ってことで)



うん、こんなとこで。
これまた20作品まで選ばせていただけるなら
「チョコレート工場の秘密」(ロアルド・ダール)、「アンの幸福」「エミリーの求めるもの」(モンゴメリー)
「ライオンと魔女」「朝びらき丸 東の海へ」(C・S・ルイス)、「ドリトル先生のサーカス」「ドリトル先生の楽しい家」(ロフティング)、
「あの女はろくでなし」(アンデルセン)、「ニュルンベルクのストーブ」(ウィーダ)、「小公子」(バーネット)ってとこですかね。

ということで、次回は国内作品をやろうと思います。
最近これにすっかりはまってて、ほぼ毎晩ミリと意見交換で楽しんでるあたしなのでした。

先頭 表紙

2003-02-07 オールタイム・ベストテン 本 海外作品児童文学編 その1

選択基準は【もしこの世から10作品だけ残して児童文学がなくなるとしたら、どれを残す?】ってことで。


森は生きている(サムイル・マルシャーク)

理由はございませんが、とにかく好きなのでし
最近再読したら、「銀の靴って、痛くないのかな」…やだな、年とるって。

余談ですが小学校三年生の学芸会で、あたしはこの劇に出たことがあります。
役は、意地悪な「むすめ」。ヒロインに意地悪して、最後は赤犬にされてしまう役。
まあ、適任だったかもしれませんな、ほっほっほ。更に余談ですが、女王を演じたのはミリでした。役柄そのまんまだな。

ドリトル先生航海記(ヒュー・ロフティング)

「シリーズは、そのうち1作品のみ」とのことで、だったらこれかな、と。
一番最初に出会ったドリトル先生なので、思い入れも深いです。


5月35日(エーリッヒ・ケストナー)

探してます
うちにある「スケートをはいた馬」というタイトルのこれは、もうボロボロになってます。
ガムテープで修理して、必死でバラけないように頑張ってます。

とにかくこれ、面白いんです。小学生のときに木馬座の舞台で見て、本を買ってもらいましたっけ。
以来児童文学(海外)の中で首位独走。未だ敗れず。

特に好きなのは
【ハンニバルがくしゃみをする】【あべこべの世界より本当の世界のほうが狂っている】の章。

ちょっとブラックで、ちょっと深くて、ちょっとくだらなくて、非常に好き。
リンゲルフートさんみたいなおじさんがいたらなー。今も昔もそう思ってるあたしなのでした。


ほらふき男爵の冒険(ヒュルガー)

クソ映画の悪評高い「バロン」、あたしはアリでした。
だってミュンヒハウゼン男爵の大砲の弾ライディング、あたしの持ってる本の挿し絵そのまんまだったから。

子供心にも「をいをいー」って思えた荒唐無稽な大法螺話。
未だに鳥が集団で飛んでいるのを見ると、ちっこい脂身一個で30羽を狩った話が浮かんでくるんだものな。

あ、今気がついた。
とんでもない大馬鹿法螺話をする男ってのが好きなのは、男爵の影響なのか。
ってことは、親分と結婚したのは、男爵みたいなとこがあるからなのかな。うーん…わかんないけども。


人形の家(ルーマー・ゴッデン)

宮部みゆきさんも絶賛している、児童文学の傑作。
「児童」ってより大人向けぢゃないかと思うけど、まあ一応。
美しく優しく、そして哀しいお話です。ことりさんが消えるとこなんて、今読んでも目頭熱くなっちゃいし。
今回挙げる10作品に順位つけるとしたら、これが2位ですね。1位とは僅差。


というわけで、残りは次回。相変わらず簡潔な文章書けなくてごめんなさい。

先頭 表紙

2003-02-07 微妙

(児童文学ベストテン、まとめるまでの中休みってことで。
シモ系のネタですんで、そーゆーの駄目な人は読んだらいけませんですよ)


ガンちゃんが、奥歯を折った。
折ったってーか、正確には「折られた」。

(この先、生々しい、シモ関係の話になると予想されますので、そういうの駄目な人はここまでで。おつかれさまでした。
あと、同居人であるミリの話と当人のガンちゃんの話を総合してのものなので、どこまで正確なのかわかりませんが)

何度か書いているように、あたしの30年以上つきあっている幼馴染は「プロ専門」。
二度の婚約破棄を経て、ついに恋愛に関して不感症になったというのがもっぱらの評判。

休みの日にどっか連れてけとかうるさいこと言わないし
誕生日とかのイベントだからなんかしてくれとかも言わないし
Hしたいときだけいてくれて、しかも終わったら帰ってくれるんだから、安上がりで最高だよ


ってのが彼の持論

トラブルは避けたいから、口コミでちゃんとしたとこを選んでプロを呼ぶ彼。
とあるプロのねーちゃんが、ガンちゃんに惚れました。

プロのねーちゃんは「プリティ・ウーマン」のように、キスはしてくれないらしい。
で、そのおねーさんはガンちゃんに惚れてるもんで【キスしていいよ】と言ったそーで。
でもガンちゃんはしない。一言【やだ
何度かそのおねーさんが【派遣】されてきて、同じことの繰り返し。

おねーさんはある日、「どうしてキスしてくれないの?」と聞いてきた。
自分の言葉が相手にどういう反応を引き起こすかなんてまったく考えていない男はほざいた。

俺のち●●咥えた口とキスなんて出来るわけねーだろ。汚ねーよ


ことが終わって、おねーさんは帰…らない。

「まだなんかあるの?金、足りなかったっけ?」と聞いたガンちゃん。

ばきっ!!!

おねーさんはふりむきざま、持っていた鞄で彼の顔面をおもいっきし殴り倒してくれました。
よりによって角のとこに金属使ってる、異常に頑丈なバッグ。

ミリが帰宅したとき見たものは、血だらけの玄関と、顔の下半分血まみれにして折れた歯を探す彼女の同居人の姿でした

この話を聞いて、思いました
「そりゃガンちゃんが悪いよ」

ミリは言った
「でも、相手はプロなんだよ。ガンのすけは相手になんかしたわけぢゃないし」

うーん、微妙。
プロの女性には「女の子が嫌がることをしたら、法的手段をとりますよ」みたいなルールがあるそうで。
この場合はどうなんだろう。「客の嫌がることをしようとして、客がそれを拒否したから殴って歯を折った」…ってことだよな。

詳しくはミリが今、彼女の父親(弁護士さんです)に聞いてみているらしい。
ミリパパは【岩本くんは悪くないよ。最低でも治療費くらいは貰ってあげるから】と言っているとのこと。

今のガンちゃんは、レッド・ドラゴンのレイフ・ファインズのような鼻の下の傷で、更に人相が悪くなっているらしい。
【こんな顔をどんちゃん(あたし。どんくさいから)に見られるわけにいかん!!】とのことで
彼には悪いが、あたしにとってはしばらく平穏な日が続きそうだったりして♪

こういうのって、ガンちゃんが悪いのかな、おねーさんが悪いのかな…「プロ」ってことを考えると、やっぱおねーさんが悪いのかな。
そう思うのは、あたしにガンちゃんを庇う気持があるからなのかな。

いやー、男と女は奥が深い。

先頭 表紙

余談・昨日聞いた話では殴られてからずっとグラグラしてた犬歯も、いっちゃったらしいです。あーあ、かわいそうになー。馬鹿だなー / valkil ( 2003-02-10 08:47 )
ゆややん★なんかねー、あたしが知ってるガンちゃんとは違うガンちゃんが存在してる気が。二重人格なのかな、彼。先日「何年も一緒に住んでるのにHしてないの?」と驚く知人に【だってミリは終っても帰ってくれねーじゃん】とほざいたそうで。人んちに何年も格安で居候してこの発言。…幸先がかなり不安です / valkil ( 2003-02-09 01:13 )
みなみさん★どうなんでしょうねー。奴は鈍いから「お金いらないから」って言われても「外で逢いたい」って言われても、全然気づかず「いーよ、めんどくさいから。そっちも商売なんだから、金は払うし」って言ってたそーで。微妙ですよね。あたしがこんなこと言われたら、噛み切りはしないけど、間違いなく噛みつきますな。 / valkil ( 2003-02-09 01:10 )
うーん。だれか、けいこちゃんに座布団一枚(爆) しかし、それは言えてるかも。いやー、しっかし、ガンさまって相変わらず、けーこさん以外には非道ですね(笑) / ゆや ( 2003-02-08 21:36 )
そそそ壮絶……。そのおねーさんの気持ちには同情の余地があると思うけれど、普通に考えたらやっぱり傷害罪かなあ? 仕事でありながら客に惚れちゃったおねーさんの負けだなという気がします。いやしかしおねーさんの気持ちを思うとなんか切ない話ですねー。 / みなみ ( 2003-02-08 01:09 )
…今、思った。ガンちゃん、良かったね、殴られるだけで済んで。もしかしたらちん●噛み切られてたかもしれないんだからさ…考え過ぎかな、さすがに。 / valkil ( 2003-02-07 09:59 )

2003-02-06 オールタイム・ベストテン 本 海外作品編 その2

死のロングウォーク(スティーブン・キング)

7代目は軽く越えてると思う

何回読んでも面白いし、何回読んでも泣く(スクラム退場)。
何回読んでも、また読みたくなる。読むたびにマクヴリーズに惚れなおす。

キング読者からの評価はさほど高くないかもしれないけど、あたしはこれがキング作品の中で一番好きです。

そーいえば、高見広春さんは、この本の影響を受けて「バトル・ロワイアル」を書いたってどっかで言ってたなー。


デッド・ゾーン(スティーブン・キング)

なんでこんなに泣かせてくれるかなーってくらい、読み終わった後はもうボロボロになってます。
キング作品の中では二番目に好き。二番目かな…ロングウォークと同率首位かもしれないな。

いわゆる「娯楽」作品ではないから、人に薦めるのはちょっとためらわれるんです。


1984年(ジョージ・オーウェル)

「カタロニア」とどっちかなって思ったけど、「ビッグ・ブラザー」の勝ち。
話題になっていた年に読んだ(当然ながら1984年でした)んだけど、
【今はまだ(幸い)こんな社会になってはいないけど、いつかなってもおかしくないな】って怖くなりましたっけ。

何度も何度も読み返すには体力がいるんで、ボロボロにはなっていませんが(それでも二代目)
数年ごとに必ず読みたくなって、「あ、そういうことだったのね」っていう、自分の成長に伴った感想の変化が出て来る作品です。


チェルシー・テラスへの道(ジェフリー・アーチャー)

先日、ついに上巻中央部あたりで本が裂けてしまい、5代目を購入いたしました。
一個の物事を数方向から見るっていうのは、あたしのツボなのです。
これはチャーリー、ベッキー、ダフニ、ハミルトン中佐など、いろんな方向から見た「語り」で、物事の真実が構築されていくっていうもので、
「うをー!!この人はこんなことをやっていたのか!!…あー!!そーだったのかー!!」
ってうなりっぱなしでした。

ジャッカルの日(フレデリック・フォーサイス)

生まれて初めて読書で徹夜ってもんを経験したのがこの作品でした。高校生くらいだったかな。

大好き。ほんとに好き。ジャッカルもルベルも、出て来る人みんな好き
武器屋の爺さんが最高に好き。

鬼のように好きだから、思い入れも死ぬほどあります。
エドワード・フォックス主演の「ジャッカルの日」は凄く好きだけど、ブルース・ウィリス&リチャード・ギアの「ジャッカル」は
【この罰当たりがぁ!!!!】ってくらい許せない。

初めて読んでから20年近くたっているけど、再読しても未だ内容が色褪せないってのは、やっぱすごい本なんだろーな、と。


うん、こんなとこだな。これさえ残ってれば、無人島に流されても退屈しないで生涯を過ごせるや。

オールタイムベスト20 まで選ばせてくれると
「蹄鉄ころんだ」「下宿人が死んでいく」(シャーロット・マクラウド)、「今宵は浮かれて」(アリサ・クレイグ)、
「ニードフル・シングズ」「グリーンマイル」「IT」(スティーブン・キング)、
「ミス・メルヴィルの後悔」(イーヴリン・E・スミス)、「ママはなんでも知っている」(ジェイムズ・ヤッフェ)、
「ホロー荘の殺人」「カーテン」(アガサ・クリスティ)

ってとこですか。

えー、次回はこないだミリとやった「海外作品 児童文学編」で行こうと思います。

先頭 表紙

「うさぎ」って、ステビンズの衝撃告白のとこですよね。ベイカーとギャラティの最後の会話でも泣きます、あたし。本気でマクヴリーズにいれあげてるもんで、プリシラが目茶苦茶嫌い…馬鹿ですね、あたし。映像化は、できたらしてほしくないですね。1クールくらいのドラマとかなら。ピートは成田昭次、ステビンズはユースケサンタマリア、ギャラティはリバー・フェニックス…って、死んでるっての(馬鹿) / valkil ( 2003-02-06 11:58 )
ロングウォークは私も大好きー!「うさぎ」の章で毎回泣く。キングの最高作だと思うんだけど、あんまし知られてないんですよね。しかし映画化したら超ジミでしょう…。 / yumi@はじめまして。 ( 2003-02-06 10:54 )

2003-02-05 オールタイム・ベストテン 本 海外作品編 その1

最近友達と、いろんなジャンルについて「私のオールタイムベストテン」ってのを話して盛り上がるのがマイブーム。
(「狩人の夜」についてた帯から思い付いたんだけどね)

映画、本、ゲーム、曲、その他もろもろ。

ってなわけで、これを書いていけばしばらくネタには困らないかなって思って、書くことにした。

とりあえず最初は、【本】(海外作品)。順不同。

そして誰もいなくなった(アガサ・クリスティ)

あたしのクリスティ好きに火をつけたきっかけの作品。ベタではありますが。
小学校5年のときにこれを読んで、すごく衝撃を受けました。


ケインとアベル(ジェフリー・アーチャー)

何度も何度も読み返して、ボロボロにしちゃって、んで買い直して、今持ってるのは三代目かな。
とにかく凄い。面白いし、哀しいし、感動するし、ほんっとーに最高。
TVドラマ(アベルはサム・ニールでした)を見て感動し、原作読んでみたら、遥かにこっちのほうが凄かった。
年に数回は読み返しております。今は保存用と、それがボロボロになったとき用に「予備」をちゃんと準備してます。


アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)

これはもう説明いらないですよね。洒落にならないくらいの名作で、何度読み返して泣いたことか。
我家でこれは「貸し出し禁止」の一作となっております。すでにこれも4代目
ハードカバーをボロボロにしちゃったってのも、よく考えてみたら凄いよな

思い入れがあまりに強くて、ドラマになったものを意地でも見なかったあたしです。
熱狂的な愛読者がいる、こんだけ物凄い話を、どうして映像化しようと思うのかあたしには疑問。
どうやったって原作にかないっこないんだから、ねえ。
もしかしたら【世間の酷評】を敢えて浴びたいという、マゾっ気の多い人だとか…まさかね。


蝿の王(ウィリアム・ゴールディング)

これも既に4代目。文庫なもんだから、読み返してボロボロになっちゃって。
それこそ数十回読み直してるってのに、毎回新しい「おー!!」が出てきます。

ほんっとーに、大好き。「面白い」とかそういう感想を言っていい本かどうかわかんないけど、
読書間隔があいたときに、「これでも読むかな」ってふと手にしているのは、この本である確率が非常に高いです。


ザ・スタンド(スティーブン・キング)

長いけど、飽きない。長いけど、だれない。長いけど、長いからこそ、面白い。
翻訳されるのをずーっと待って待って待ってひたすら待ってた。
待ってた甲斐があったなってくらいの面白さ。
キング作品の中では、三番目に好きなのです。


あ、文字数が…
あとの5冊は、また次回。

先頭 表紙

あ、書き忘れた。【スタンド】は物凄く長いですよ。ハードカバー2冊なんですが、「辞書かよ」って思うくらい持ち歩くのがしんどかった。ゲイリー・シニーズ主演で映像化されてます。これがまたいいんだなー(ロブ・ロウがまたかっこいいし♪)。長いけど、ほんっとーにオススメっす、はいー / valkil ( 2003-02-06 08:59 )
「ケインとアベル」のドラマ、よかったですよー、まぢで。ジェフリーさま作品映像化した中では、一番の出来ちゃないかな。みなみさんサム・ニール好きだったんですよね、そーいえば。うちに「オーメン3 最後の闘争」のビデオありますけど、あげましょーか??? / valkil ( 2003-02-06 08:54 )
そして誰もいなくなったは確かに衝撃でした(わたしが読んだのは中1くらい)。蝿の王は友達から借りて読みました、また読みたい。アルジャーノンは……中学で読んで、ナゼか理解できなかったんですよ。今読んだら面白いかなあ。他の2作は未読です。読んでみたいな。サム・ニール好き。 / みなみ ( 2003-02-06 00:54 )
ちなみに選択基準は【10作品残して、あとは全部捨てなくてはいけないって事態になったら、どれを残すか】ってなってます(こういうくだらないことにもルール制定しちゃうのも馬鹿ですが)。 / valkil ( 2003-02-05 17:26 )

2003-02-05 うっしゃ

最近すっかり「謙也さまー♪」状態で、扱いが小さくなってしまったジェイソン・フレミングさま。
(007の作者ぢゃありませんよ。あたしがこよなく愛する英国の俳優さんです)

愛が薄れたとか、そんなこたーないんです。
あいもかわらず熱愛しております。ただ、この人、日本での「露出」度が異常に低いもんで。
(それをいったら謙也さまも同じなんですけど)
バンデラスと共演した「抹殺者」なんて、DVDがレンタルのみ。
レンタルビデオ屋さんに勤務してる方、もしこれレンタル落ちしたら教えてください。非常に観たいので。

久々にヤフオクアラートに引っ掛かった、この一品

いくぞー、落札するぞー、頑張るぞー。
(香港映画のアクターも載ってるから、そっちにもってかれたらどーしよー…でも頑張る)

ミーン・マシーンのDVDももうすぐ発売。
あの「異常に妖艶ないぢめられっこ」ジェイソンさまを堪能できると思うと…あふー。

いっやー、15日は電撃ネットワークのライブだし
(12年ごしで熱愛している「お笑い超人」ダンナ小柳さまの姿を見た瞬間に壊れたらどーしよー)
今月はウルトラ貧乏だけど、目の保養にはいい月なんだろーな、きっと。
(亭主の親戚の結婚式が相次いで、とにかく貧乏。毎日千円だけ財布に入れて、無駄遣いしないようにしてるあたし)

なにはともあれ、今はこれを落札することに集中しなくては。

10年したら「なんでこんなに金使ったんだろう」って後悔するかもしれないけど、それでもいいや、うん♪

先頭 表紙

2003-02-03 続きです

●17:35〜 「トランスポーター」

これが観たいと言いはじめたとき、周囲の一部は驚いたようです。
なぜならあたしは自他共に認める「リュック・ベッソンを生理的に受け付けない女」だから。

いや、未だにそれは変わってませんよ。
ただこれ、主演がジェイソン・ステイサムだから。
しかも共演にスー・チーだから。

うん、中身スカスカだけど、面白かったよ。
パタリロ!のようなぬらりひょん拳法には大爆笑しちゃったし。
ししょー曰く【リュック・ベッソンの映画に中身を求めちゃいけないよ】…そーかもしんないなー。嫌いだから観ないし、よくわかんないけど。

ただね、どうしてもこれは言いたい。
なんで、海からあがったばっかで速攻Hに入れるかなー

髪もカラダもくさいでしょ、完璧に。なんかべたべたじゃりじゃりしてそうでしょう。
シャワー使おうよ。そんな生臭いHして、気持ちいいのか?

どうも映画とかのH描写は、「おいおい」って点が多くてなー。ま、どうでもいいんだけど。
しかーし、ステイサムくんはいいカラダしてるよなー。胸毛あってもOKだな、うん。あふー。

ここで夕食。きのこと鶏肉の雑炊。美味なり。


●21:45〜 「ストーカー」

淡々としている映画だから、一瞬すこーんと眠りに入りそうなあたし。
さすがにちょっと疲れてきちゃいました。

期待しまくってたのが悪かったか、疲れてたのか、終わってからの感想は「なんだかなー」。

つまんなかったわけぢゃなくて、でも「面白い」って言葉使ってもいいのかどうかわかんないし、
なんてのかな、感想がうまいこと説明できない。

ロビンくん演じるサイは、どういう生い立ちだったのか、これからどうなるのか
(ずっと友達がいない、たった一人の生活を送って来たのか、どういう流れでヨーキン家を気に入ったのか)
いろんなサイドストーリーを考えてしまうような、そんな作品でした。

あたしゃロビン・ウィリアムスが堪能できただけで充分でし。


さてさて、一日4本なんて、やらかしたのは中学生んとき以来(二本立てをハシゴした)。
腰がちょっと痛くなって来たけど、あ、なんか大丈夫かもー。と、帰宅して熟睡したあたし。

…甘かった。
もう翌日の昼から、眼精疲労からくる激しい偏頭痛と、更に固さを増した肩凝り&腰痛に襲われてしまってます。

そして悟った。
あたしのカラダでは、三本が限界だなー


どーしよ、明日の「戦場のピアニスト」、2時間半もあるんだよな。死ぬかも…

親分が突然買ってくれた「マッサージ座椅子」(大方女関係での罪悪感だろうけど、ね)で今晩背中を揉み倒して
(背中と腰には結構効くけど、肩と首には弱いんだよなー。ヤフオクで20000円で落札したってーから、そんな高級品でもないし)
それで明日に挑もうと思います。

今、望むことはたった一つ。
握力が100を越える体育会系のパワフルな人が、あたしの肩をちぎれるくらいに揉みたおしてくれること。
(友人いっしゃん&クイックマッサージの新人さんを突き指させたことがある、悪名高き鉄板肩なのぢゃ)

カラダはへとへと、肩もアタマも目も痛い。でも「馬鹿なことやったなー」ってほざく口元が、ちょっと嬉しそうなのは
映画四本鑑賞の【偉業】について、自分で自分を褒めてるからなんだろーな。はっはっはー

先頭 表紙

【調子にのったらいかんな】って思い知りました。「あ、大丈夫ぢゃん。もー一本いけるな」って過信が、この全身ぼろぼろを生んでおります。たはは… / valkil ( 2003-02-03 23:21 )
すごいっすね。僕は20歳の時でも一日3本はきつかったです... / マイケル ( 2003-02-03 10:57 )

2003-02-03 限界を知る

2/1、映画千円の日だったから、ししょーとワーナーマイカル日進にいってきました。
朝9時に待ち合わせして、家に帰ったのは深夜12時。


●10:15〜 「T.R.Y.」

んー、なんてのかな、もっといくらでも面白くできたのに、掘り下げと説明が足りなくて
全体的に中途半端な映画でしたね。
松岡俊介に【配役の妙】を見た気がしました。いっやー、まさか松岡くんだとは!!
(近いうちに映画日記で解説します)


で、これが終わってからお昼ご飯。
バターコーン石焼きビビンバ。美味なり。


●13:20〜 「黄泉がえり」

ガキんちょがうじゃこらうじゃこら…やな予感。

喋ったり携帯使用したりする馬鹿は意外に少なく、比較的静かに観れたものの、
ししょーの隣のガキが、ずーっと最初から最後までガサガサ音させて物を食ってました。
威嚇しよーとなにしよーと効果なし。

アタマ悪い子に怒ってもしょーがないと思いながらも、それでも「おとなげなさ世界ランキング選手」のあたしは
怒りまくっていたのでありました。

うん、竹内さんが●●だったって展開、周囲は驚いてたけどあたし読めてたもん。
だってあれ、お約束ぢゃんー。

読めなかったのは、柴崎さん。「あー、こっちぢゃなくて、こっちがだったのねー」。

いい映画でした。哀川翔かっこよかったなー。
彼に熱愛を捧げている姪の薫の気持ちがわかった気がいたしました。

ツッコミどこは満載だけど、ま、観て損はしない映画だと思います。泣きはしなかったけども。
ただし、くさなぎつよしのアップは、絵としてかなりつらいもんがあるなって思ったけど。


イタトマでお茶休憩。2時間近く間が開くんだもんな。で、映画の話をぐだぐだと。
「死んだ人がぞろぞろ歩いてる場面とかあったらいいのになー」って言ったら
「そんな状態で戻って来た人は、生きてる人間を食っちゃうから駄目だって」ってししょーに笑われました。

ゾンビさん映画が大好きなあたしは、ついそういう方向にアタマが向いてしまう…駄目ですねー。

(続きます)

先頭 表紙

ゆややん★ちっこいころはあんなかわいかったのにー。つらいです、アップが。でも、彼のほかに誰が…ってーと思い浮かばないんですね、これが。挫折しないでくださいな、かなり良い作品でしたから。オチは読めたですけどね♪ / valkil ( 2003-02-03 23:20 )
れすたさん★渡辺さんは惚れ直しましたー!!プライド傷つけられた怒りの顔が…♪多分原作ではあの刑事さんと弟、なんかちゃんとあるんぢゃないかと。そう信じて今日買ってきました。明日から開始です。そーでないと石橋さんも今井さんももったいないですもん、使い方。めっちゃ好きな人達なんで、そう願っているのでした。 / valkil ( 2003-02-03 23:18 )
うーん。わたしもくさなぎクン受け付けれない〜。観たい映画なんだけどー・・・挫折か(笑) / ゆや ( 2003-02-03 22:52 )
自家日記でも感想書くけど…TRY…渡辺謙の軍服姿がかっこ良過ぎでした(^-^) 掘り下げ不足というよりは…渡辺謙の弟クンと過去、伊沢に一杯食わされた窓際刑事が蛇足のような… / れすた@PSO ( 2003-02-03 18:39 )

2003-01-31 本屋事情

引越して早くも3ヶ月が経過。
相変わらず本屋のショボさに泣いていたあたし。

一番近いイトーヨーカドーの本屋は、ゲーム攻略本と漫画は完璧に近いけど、海外文学に関しては【なめてんのか、こらー!!】

ペリー・ローダン揃ってても、クリスティがない…どーゆーこっちゃ、それは!!!


駅から近い本屋は、文房具屋も兼ねている。
あたしが最近はまりまくっている創元推理文庫の品揃えはかなり良い。
マクラウドを扱っていないことを差し引いても、悪くはない。
でも、ここにはグイン・サーガを置いていない。かなり致命的。


そしてあたしは昨日、今まで殆ど降りたことのない駅の反対側に出てみた。
…あ、本屋があった。それなりにちゃんとしてる。


漫画…ヨーカドーのほうがいいな。
創元推理文庫…うわ、なにこれ、しょぼー!!
その他海外文学…扶桑社ミステリーが充実してるってのもな(ちょっと苦手)

んー、駄目かな…あ!!

すっげー!!!グインが全巻揃ってる!!!!

…うれしい。
これで赤羽の本屋に行ったばかりに17:55の電車を乗り逃がしたり
大宮で途中下車しなくてもいいんだわー。
(あたしは途中下車ってもんが非常に嫌いです。理由は不明)

本当は、総てをカバーするでかい本屋があればいいんだけど、
そんなのがあったら、今度は余計なもんまで買い漁って、財政が破綻するに決まってるのだ。
(本とDVDに関しては、その時点で財布に入ってる金額全部をつぎ込む傾向あり。ボーナス時は本屋で2万3万の買物なんてあたりまえ)

来月10日は、駅のとこの本屋でグインを買って、ヨーカドーの珈琲館でお茶しながら読書、だな。

ここ二日間は、上野駅構内にある本屋さんで買物しました。
創元推理文庫がかなり充実してるんで、じっくり買物したいなーとは思うけれど、
いかんせん、ここに入るのは「あ、電車あと15分で出ちゃうから急がないと」って感じであくせくしながら。

んー、残念。
でも、ゆっくり見れる時間なんてあったら、物凄い荷物を抱えて帰ることになりそうだから、やめといたほうがいいのかな、うん。

いきなりの予定変更で、只今読んでいるのはシャーロット・マクラウド「富豪の災難」。

このシリーズは、途中まで創元推理文庫で出てて、2冊だけ扶桑社ミステリーで出ました。で、また創元推理文庫に戻ったというやつなのです。

困ったのは、訳者が違うってこと。
文体が違うのはまあ我慢しましょう。片岡しのぶさんの訳も嫌いではないし。
ただね、名前の表記が違うのは、シリーズもんとしては致命的。

アピーおばさんをアッピーおばさんってされると、
例えそれがちっこい「っ」のみの違いといえど、非常に違和感があります。
ボーディおばさんがボーディシーおばさんってのもね。

こっちぢゃなくてシャンディ教授のシリーズでも
ミセス・ムーズーカがミセス・マウズーカ…なんだかなー。

一人の作家に対しては一人の翻訳者…なんて無理なんだろうとは思うけど、
少なくともシリーズものに関しては、互いに連絡を取るなりなんなりで、街の名前や人の名前は統一していただきたいなー
…なんてこと考えてるあたしは、いらんことに神経質なのかなー。だったらごめんなさい。

つくづく、グインが翻訳物ぢゃなくてよかったなーって。
やだもん、ナリスが「ネリス」とかなったら。ありがちだけど。

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