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「怠惰放蕩徒然日記」








この方を熱愛しているのは日本でも多分数名だろうなあ…
というわけでジェイソン・フレミング知名度向上草の根運動やってます。



ぐうたらな日常の中で思ったりやらかしてもーたことなんかを書いてます。
文章が変でも不快になっても、お願いだから怒らないでくださいませ。
映画の感想とか、こっちに書いてます。良かったらどうぞ。

あたしにとっての聖地であるさんを応援させていただいております

おまけ頁(自分以外の人が読んでもなんも面白くない、自己満足すぺーす)

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-02-06 オールタイム・ベストテン 本 海外作品編 その2
2003-02-05 オールタイム・ベストテン 本 海外作品編 その1
2003-02-05 うっしゃ
2003-02-03 続きです
2003-02-03 限界を知る
2003-01-31 本屋事情
2003-01-30 血の叫び
2003-01-30 読書ネタ おまけ
2003-01-30 続きです
2003-01-30 今年に入って読んだ本


2003-02-06 オールタイム・ベストテン 本 海外作品編 その2

死のロングウォーク(スティーブン・キング)

7代目は軽く越えてると思う

何回読んでも面白いし、何回読んでも泣く(スクラム退場)。
何回読んでも、また読みたくなる。読むたびにマクヴリーズに惚れなおす。

キング読者からの評価はさほど高くないかもしれないけど、あたしはこれがキング作品の中で一番好きです。

そーいえば、高見広春さんは、この本の影響を受けて「バトル・ロワイアル」を書いたってどっかで言ってたなー。


デッド・ゾーン(スティーブン・キング)

なんでこんなに泣かせてくれるかなーってくらい、読み終わった後はもうボロボロになってます。
キング作品の中では二番目に好き。二番目かな…ロングウォークと同率首位かもしれないな。

いわゆる「娯楽」作品ではないから、人に薦めるのはちょっとためらわれるんです。


1984年(ジョージ・オーウェル)

「カタロニア」とどっちかなって思ったけど、「ビッグ・ブラザー」の勝ち。
話題になっていた年に読んだ(当然ながら1984年でした)んだけど、
【今はまだ(幸い)こんな社会になってはいないけど、いつかなってもおかしくないな】って怖くなりましたっけ。

何度も何度も読み返すには体力がいるんで、ボロボロにはなっていませんが(それでも二代目)
数年ごとに必ず読みたくなって、「あ、そういうことだったのね」っていう、自分の成長に伴った感想の変化が出て来る作品です。


チェルシー・テラスへの道(ジェフリー・アーチャー)

先日、ついに上巻中央部あたりで本が裂けてしまい、5代目を購入いたしました。
一個の物事を数方向から見るっていうのは、あたしのツボなのです。
これはチャーリー、ベッキー、ダフニ、ハミルトン中佐など、いろんな方向から見た「語り」で、物事の真実が構築されていくっていうもので、
「うをー!!この人はこんなことをやっていたのか!!…あー!!そーだったのかー!!」
ってうなりっぱなしでした。

ジャッカルの日(フレデリック・フォーサイス)

生まれて初めて読書で徹夜ってもんを経験したのがこの作品でした。高校生くらいだったかな。

大好き。ほんとに好き。ジャッカルもルベルも、出て来る人みんな好き
武器屋の爺さんが最高に好き。

鬼のように好きだから、思い入れも死ぬほどあります。
エドワード・フォックス主演の「ジャッカルの日」は凄く好きだけど、ブルース・ウィリス&リチャード・ギアの「ジャッカル」は
【この罰当たりがぁ!!!!】ってくらい許せない。

初めて読んでから20年近くたっているけど、再読しても未だ内容が色褪せないってのは、やっぱすごい本なんだろーな、と。


うん、こんなとこだな。これさえ残ってれば、無人島に流されても退屈しないで生涯を過ごせるや。

オールタイムベスト20 まで選ばせてくれると
「蹄鉄ころんだ」「下宿人が死んでいく」(シャーロット・マクラウド)、「今宵は浮かれて」(アリサ・クレイグ)、
「ニードフル・シングズ」「グリーンマイル」「IT」(スティーブン・キング)、
「ミス・メルヴィルの後悔」(イーヴリン・E・スミス)、「ママはなんでも知っている」(ジェイムズ・ヤッフェ)、
「ホロー荘の殺人」「カーテン」(アガサ・クリスティ)

ってとこですか。

えー、次回はこないだミリとやった「海外作品 児童文学編」で行こうと思います。

先頭 表紙

「うさぎ」って、ステビンズの衝撃告白のとこですよね。ベイカーとギャラティの最後の会話でも泣きます、あたし。本気でマクヴリーズにいれあげてるもんで、プリシラが目茶苦茶嫌い…馬鹿ですね、あたし。映像化は、できたらしてほしくないですね。1クールくらいのドラマとかなら。ピートは成田昭次、ステビンズはユースケサンタマリア、ギャラティはリバー・フェニックス…って、死んでるっての(馬鹿) / valkil ( 2003-02-06 11:58 )
ロングウォークは私も大好きー!「うさぎ」の章で毎回泣く。キングの最高作だと思うんだけど、あんまし知られてないんですよね。しかし映画化したら超ジミでしょう…。 / yumi@はじめまして。 ( 2003-02-06 10:54 )

2003-02-05 オールタイム・ベストテン 本 海外作品編 その1

最近友達と、いろんなジャンルについて「私のオールタイムベストテン」ってのを話して盛り上がるのがマイブーム。
(「狩人の夜」についてた帯から思い付いたんだけどね)

映画、本、ゲーム、曲、その他もろもろ。

ってなわけで、これを書いていけばしばらくネタには困らないかなって思って、書くことにした。

とりあえず最初は、【本】(海外作品)。順不同。

そして誰もいなくなった(アガサ・クリスティ)

あたしのクリスティ好きに火をつけたきっかけの作品。ベタではありますが。
小学校5年のときにこれを読んで、すごく衝撃を受けました。


ケインとアベル(ジェフリー・アーチャー)

何度も何度も読み返して、ボロボロにしちゃって、んで買い直して、今持ってるのは三代目かな。
とにかく凄い。面白いし、哀しいし、感動するし、ほんっとーに最高。
TVドラマ(アベルはサム・ニールでした)を見て感動し、原作読んでみたら、遥かにこっちのほうが凄かった。
年に数回は読み返しております。今は保存用と、それがボロボロになったとき用に「予備」をちゃんと準備してます。


アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)

これはもう説明いらないですよね。洒落にならないくらいの名作で、何度読み返して泣いたことか。
我家でこれは「貸し出し禁止」の一作となっております。すでにこれも4代目
ハードカバーをボロボロにしちゃったってのも、よく考えてみたら凄いよな

思い入れがあまりに強くて、ドラマになったものを意地でも見なかったあたしです。
熱狂的な愛読者がいる、こんだけ物凄い話を、どうして映像化しようと思うのかあたしには疑問。
どうやったって原作にかないっこないんだから、ねえ。
もしかしたら【世間の酷評】を敢えて浴びたいという、マゾっ気の多い人だとか…まさかね。


蝿の王(ウィリアム・ゴールディング)

これも既に4代目。文庫なもんだから、読み返してボロボロになっちゃって。
それこそ数十回読み直してるってのに、毎回新しい「おー!!」が出てきます。

ほんっとーに、大好き。「面白い」とかそういう感想を言っていい本かどうかわかんないけど、
読書間隔があいたときに、「これでも読むかな」ってふと手にしているのは、この本である確率が非常に高いです。


ザ・スタンド(スティーブン・キング)

長いけど、飽きない。長いけど、だれない。長いけど、長いからこそ、面白い。
翻訳されるのをずーっと待って待って待ってひたすら待ってた。
待ってた甲斐があったなってくらいの面白さ。
キング作品の中では、三番目に好きなのです。


あ、文字数が…
あとの5冊は、また次回。

先頭 表紙

あ、書き忘れた。【スタンド】は物凄く長いですよ。ハードカバー2冊なんですが、「辞書かよ」って思うくらい持ち歩くのがしんどかった。ゲイリー・シニーズ主演で映像化されてます。これがまたいいんだなー(ロブ・ロウがまたかっこいいし♪)。長いけど、ほんっとーにオススメっす、はいー / valkil ( 2003-02-06 08:59 )
「ケインとアベル」のドラマ、よかったですよー、まぢで。ジェフリーさま作品映像化した中では、一番の出来ちゃないかな。みなみさんサム・ニール好きだったんですよね、そーいえば。うちに「オーメン3 最後の闘争」のビデオありますけど、あげましょーか??? / valkil ( 2003-02-06 08:54 )
そして誰もいなくなったは確かに衝撃でした(わたしが読んだのは中1くらい)。蝿の王は友達から借りて読みました、また読みたい。アルジャーノンは……中学で読んで、ナゼか理解できなかったんですよ。今読んだら面白いかなあ。他の2作は未読です。読んでみたいな。サム・ニール好き。 / みなみ ( 2003-02-06 00:54 )
ちなみに選択基準は【10作品残して、あとは全部捨てなくてはいけないって事態になったら、どれを残すか】ってなってます(こういうくだらないことにもルール制定しちゃうのも馬鹿ですが)。 / valkil ( 2003-02-05 17:26 )

2003-02-05 うっしゃ

最近すっかり「謙也さまー♪」状態で、扱いが小さくなってしまったジェイソン・フレミングさま。
(007の作者ぢゃありませんよ。あたしがこよなく愛する英国の俳優さんです)

愛が薄れたとか、そんなこたーないんです。
あいもかわらず熱愛しております。ただ、この人、日本での「露出」度が異常に低いもんで。
(それをいったら謙也さまも同じなんですけど)
バンデラスと共演した「抹殺者」なんて、DVDがレンタルのみ。
レンタルビデオ屋さんに勤務してる方、もしこれレンタル落ちしたら教えてください。非常に観たいので。

久々にヤフオクアラートに引っ掛かった、この一品

いくぞー、落札するぞー、頑張るぞー。
(香港映画のアクターも載ってるから、そっちにもってかれたらどーしよー…でも頑張る)

ミーン・マシーンのDVDももうすぐ発売。
あの「異常に妖艶ないぢめられっこ」ジェイソンさまを堪能できると思うと…あふー。

いっやー、15日は電撃ネットワークのライブだし
(12年ごしで熱愛している「お笑い超人」ダンナ小柳さまの姿を見た瞬間に壊れたらどーしよー)
今月はウルトラ貧乏だけど、目の保養にはいい月なんだろーな、きっと。
(亭主の親戚の結婚式が相次いで、とにかく貧乏。毎日千円だけ財布に入れて、無駄遣いしないようにしてるあたし)

なにはともあれ、今はこれを落札することに集中しなくては。

10年したら「なんでこんなに金使ったんだろう」って後悔するかもしれないけど、それでもいいや、うん♪

先頭 表紙

2003-02-03 続きです

●17:35〜 「トランスポーター」

これが観たいと言いはじめたとき、周囲の一部は驚いたようです。
なぜならあたしは自他共に認める「リュック・ベッソンを生理的に受け付けない女」だから。

いや、未だにそれは変わってませんよ。
ただこれ、主演がジェイソン・ステイサムだから。
しかも共演にスー・チーだから。

うん、中身スカスカだけど、面白かったよ。
パタリロ!のようなぬらりひょん拳法には大爆笑しちゃったし。
ししょー曰く【リュック・ベッソンの映画に中身を求めちゃいけないよ】…そーかもしんないなー。嫌いだから観ないし、よくわかんないけど。

ただね、どうしてもこれは言いたい。
なんで、海からあがったばっかで速攻Hに入れるかなー

髪もカラダもくさいでしょ、完璧に。なんかべたべたじゃりじゃりしてそうでしょう。
シャワー使おうよ。そんな生臭いHして、気持ちいいのか?

どうも映画とかのH描写は、「おいおい」って点が多くてなー。ま、どうでもいいんだけど。
しかーし、ステイサムくんはいいカラダしてるよなー。胸毛あってもOKだな、うん。あふー。

ここで夕食。きのこと鶏肉の雑炊。美味なり。


●21:45〜 「ストーカー」

淡々としている映画だから、一瞬すこーんと眠りに入りそうなあたし。
さすがにちょっと疲れてきちゃいました。

期待しまくってたのが悪かったか、疲れてたのか、終わってからの感想は「なんだかなー」。

つまんなかったわけぢゃなくて、でも「面白い」って言葉使ってもいいのかどうかわかんないし、
なんてのかな、感想がうまいこと説明できない。

ロビンくん演じるサイは、どういう生い立ちだったのか、これからどうなるのか
(ずっと友達がいない、たった一人の生活を送って来たのか、どういう流れでヨーキン家を気に入ったのか)
いろんなサイドストーリーを考えてしまうような、そんな作品でした。

あたしゃロビン・ウィリアムスが堪能できただけで充分でし。


さてさて、一日4本なんて、やらかしたのは中学生んとき以来(二本立てをハシゴした)。
腰がちょっと痛くなって来たけど、あ、なんか大丈夫かもー。と、帰宅して熟睡したあたし。

…甘かった。
もう翌日の昼から、眼精疲労からくる激しい偏頭痛と、更に固さを増した肩凝り&腰痛に襲われてしまってます。

そして悟った。
あたしのカラダでは、三本が限界だなー


どーしよ、明日の「戦場のピアニスト」、2時間半もあるんだよな。死ぬかも…

親分が突然買ってくれた「マッサージ座椅子」(大方女関係での罪悪感だろうけど、ね)で今晩背中を揉み倒して
(背中と腰には結構効くけど、肩と首には弱いんだよなー。ヤフオクで20000円で落札したってーから、そんな高級品でもないし)
それで明日に挑もうと思います。

今、望むことはたった一つ。
握力が100を越える体育会系のパワフルな人が、あたしの肩をちぎれるくらいに揉みたおしてくれること。
(友人いっしゃん&クイックマッサージの新人さんを突き指させたことがある、悪名高き鉄板肩なのぢゃ)

カラダはへとへと、肩もアタマも目も痛い。でも「馬鹿なことやったなー」ってほざく口元が、ちょっと嬉しそうなのは
映画四本鑑賞の【偉業】について、自分で自分を褒めてるからなんだろーな。はっはっはー

先頭 表紙

【調子にのったらいかんな】って思い知りました。「あ、大丈夫ぢゃん。もー一本いけるな」って過信が、この全身ぼろぼろを生んでおります。たはは… / valkil ( 2003-02-03 23:21 )
すごいっすね。僕は20歳の時でも一日3本はきつかったです... / マイケル ( 2003-02-03 10:57 )

2003-02-03 限界を知る

2/1、映画千円の日だったから、ししょーとワーナーマイカル日進にいってきました。
朝9時に待ち合わせして、家に帰ったのは深夜12時。


●10:15〜 「T.R.Y.」

んー、なんてのかな、もっといくらでも面白くできたのに、掘り下げと説明が足りなくて
全体的に中途半端な映画でしたね。
松岡俊介に【配役の妙】を見た気がしました。いっやー、まさか松岡くんだとは!!
(近いうちに映画日記で解説します)


で、これが終わってからお昼ご飯。
バターコーン石焼きビビンバ。美味なり。


●13:20〜 「黄泉がえり」

ガキんちょがうじゃこらうじゃこら…やな予感。

喋ったり携帯使用したりする馬鹿は意外に少なく、比較的静かに観れたものの、
ししょーの隣のガキが、ずーっと最初から最後までガサガサ音させて物を食ってました。
威嚇しよーとなにしよーと効果なし。

アタマ悪い子に怒ってもしょーがないと思いながらも、それでも「おとなげなさ世界ランキング選手」のあたしは
怒りまくっていたのでありました。

うん、竹内さんが●●だったって展開、周囲は驚いてたけどあたし読めてたもん。
だってあれ、お約束ぢゃんー。

読めなかったのは、柴崎さん。「あー、こっちぢゃなくて、こっちがだったのねー」。

いい映画でした。哀川翔かっこよかったなー。
彼に熱愛を捧げている姪の薫の気持ちがわかった気がいたしました。

ツッコミどこは満載だけど、ま、観て損はしない映画だと思います。泣きはしなかったけども。
ただし、くさなぎつよしのアップは、絵としてかなりつらいもんがあるなって思ったけど。


イタトマでお茶休憩。2時間近く間が開くんだもんな。で、映画の話をぐだぐだと。
「死んだ人がぞろぞろ歩いてる場面とかあったらいいのになー」って言ったら
「そんな状態で戻って来た人は、生きてる人間を食っちゃうから駄目だって」ってししょーに笑われました。

ゾンビさん映画が大好きなあたしは、ついそういう方向にアタマが向いてしまう…駄目ですねー。

(続きます)

先頭 表紙

ゆややん★ちっこいころはあんなかわいかったのにー。つらいです、アップが。でも、彼のほかに誰が…ってーと思い浮かばないんですね、これが。挫折しないでくださいな、かなり良い作品でしたから。オチは読めたですけどね♪ / valkil ( 2003-02-03 23:20 )
れすたさん★渡辺さんは惚れ直しましたー!!プライド傷つけられた怒りの顔が…♪多分原作ではあの刑事さんと弟、なんかちゃんとあるんぢゃないかと。そう信じて今日買ってきました。明日から開始です。そーでないと石橋さんも今井さんももったいないですもん、使い方。めっちゃ好きな人達なんで、そう願っているのでした。 / valkil ( 2003-02-03 23:18 )
うーん。わたしもくさなぎクン受け付けれない〜。観たい映画なんだけどー・・・挫折か(笑) / ゆや ( 2003-02-03 22:52 )
自家日記でも感想書くけど…TRY…渡辺謙の軍服姿がかっこ良過ぎでした(^-^) 掘り下げ不足というよりは…渡辺謙の弟クンと過去、伊沢に一杯食わされた窓際刑事が蛇足のような… / れすた@PSO ( 2003-02-03 18:39 )

2003-01-31 本屋事情

引越して早くも3ヶ月が経過。
相変わらず本屋のショボさに泣いていたあたし。

一番近いイトーヨーカドーの本屋は、ゲーム攻略本と漫画は完璧に近いけど、海外文学に関しては【なめてんのか、こらー!!】

ペリー・ローダン揃ってても、クリスティがない…どーゆーこっちゃ、それは!!!


駅から近い本屋は、文房具屋も兼ねている。
あたしが最近はまりまくっている創元推理文庫の品揃えはかなり良い。
マクラウドを扱っていないことを差し引いても、悪くはない。
でも、ここにはグイン・サーガを置いていない。かなり致命的。


そしてあたしは昨日、今まで殆ど降りたことのない駅の反対側に出てみた。
…あ、本屋があった。それなりにちゃんとしてる。


漫画…ヨーカドーのほうがいいな。
創元推理文庫…うわ、なにこれ、しょぼー!!
その他海外文学…扶桑社ミステリーが充実してるってのもな(ちょっと苦手)

んー、駄目かな…あ!!

すっげー!!!グインが全巻揃ってる!!!!

…うれしい。
これで赤羽の本屋に行ったばかりに17:55の電車を乗り逃がしたり
大宮で途中下車しなくてもいいんだわー。
(あたしは途中下車ってもんが非常に嫌いです。理由は不明)

本当は、総てをカバーするでかい本屋があればいいんだけど、
そんなのがあったら、今度は余計なもんまで買い漁って、財政が破綻するに決まってるのだ。
(本とDVDに関しては、その時点で財布に入ってる金額全部をつぎ込む傾向あり。ボーナス時は本屋で2万3万の買物なんてあたりまえ)

来月10日は、駅のとこの本屋でグインを買って、ヨーカドーの珈琲館でお茶しながら読書、だな。

ここ二日間は、上野駅構内にある本屋さんで買物しました。
創元推理文庫がかなり充実してるんで、じっくり買物したいなーとは思うけれど、
いかんせん、ここに入るのは「あ、電車あと15分で出ちゃうから急がないと」って感じであくせくしながら。

んー、残念。
でも、ゆっくり見れる時間なんてあったら、物凄い荷物を抱えて帰ることになりそうだから、やめといたほうがいいのかな、うん。

いきなりの予定変更で、只今読んでいるのはシャーロット・マクラウド「富豪の災難」。

このシリーズは、途中まで創元推理文庫で出てて、2冊だけ扶桑社ミステリーで出ました。で、また創元推理文庫に戻ったというやつなのです。

困ったのは、訳者が違うってこと。
文体が違うのはまあ我慢しましょう。片岡しのぶさんの訳も嫌いではないし。
ただね、名前の表記が違うのは、シリーズもんとしては致命的。

アピーおばさんをアッピーおばさんってされると、
例えそれがちっこい「っ」のみの違いといえど、非常に違和感があります。
ボーディおばさんがボーディシーおばさんってのもね。

こっちぢゃなくてシャンディ教授のシリーズでも
ミセス・ムーズーカがミセス・マウズーカ…なんだかなー。

一人の作家に対しては一人の翻訳者…なんて無理なんだろうとは思うけど、
少なくともシリーズものに関しては、互いに連絡を取るなりなんなりで、街の名前や人の名前は統一していただきたいなー
…なんてこと考えてるあたしは、いらんことに神経質なのかなー。だったらごめんなさい。

つくづく、グインが翻訳物ぢゃなくてよかったなーって。
やだもん、ナリスが「ネリス」とかなったら。ありがちだけど。

先頭 表紙

2003-01-30 血の叫び

映画館に持ち込むのを法律で禁止してほしいもの

●携帯電話
●コンビニとかのポリ袋
● マック、ケンタッキーなどのファーストフード
● 都こんぶ
●たこ焼き(実話)
●納豆巻き(実話)
●牛丼(これまた実話)

…は散々書いて来ているけど、昨日、また一個増えました。

ポテチ(特にコンソメパンチ)は絶対持ち込まないでください

ガサガサうるさい、くさいのダブルパンチで、まさに悪夢です。
あんな犯罪スレスレのものを売店で売ってるってのがそもそも間違いなんですが。


昨日の「ケミカル51」、軽くて馬鹿馬鹿しくて疲れない、非常にくだらなくいたわいない、あたしの大好きなタイプの作品なんですが
(リス・エヴァンズが出てるってだけでもうアリですわ。リトル・ニッキーの兄ちゃんそのまんま。最高だったな、あのやらしい危なさが抜群に可愛い)
あの「喧嘩売ってるんか、おらー!!」っていうようなコンソメパンチの匂いで悪夢のようでした。

うしろに座った馬鹿男二人がずーっとオーバーリアクションでうるさかったのも悪夢なんですが、
これはきっとあたしの誘蛾灯体質が…しくしく

【最終絶叫計画】で、登場人物が上映中にずーっと喋りつづけ、周囲に迷惑をかけまくり、
激怒した観客全員にメッタ刺しにされて惨殺されるという場面があります。

黙って座って静かに映画観れないお馬鹿さんは、いつか自分がこういう目にあうかもしれないってことを自覚してほしいもんです。

もしそうなった場合、あたしは犯人を無罪にしてくれって運動起こすにきまってますから。
そして、映画鑑賞を邪魔した奴は、殴られても殺されたとしても、犯人に非はないって方向に考えるでしょうね。

今日の「レッド・ドラゴン」、不安だなー
食い物系のことだけぢゃなく、レクターマニアの蘊蓄たれまくりが…

「スキャナーズ」のように、気に入らないやつのアタマをいきなし爆破できるようなパワーがあったらなあ。
そしたらおまえの通った後には、常にどんなスプラッタ映画もかなわないような血の海ができてるだろーなー
って友人よっちゃん(エロザルくん)に笑われた。

いかんいかん、そんなことでは。
ししょーのように、映画に入り込んでしまえば周囲の物音をすべてシャットアウトできるような鋼の精神を手に入れなければ。

明日は「うがー!!!!」ってなっていないように、どうか神様、お願いいたします。

ってーか、世界征服したらポテチ販売禁止にしちゃうぞ、まったく…あ、映画館限定で、だけどね。

先頭 表紙

全部見せろとは言わないけど、せめてキャストクレジットくらいまでは邪魔されずにゆっくり観たいですよね。ししょーとあたしは、マイカルでこれやられるたびに【うー】って唸ってます。ええ、あたしが世界征服したときも斬り捨て御免にしてあげますわ。ってーか、どうしても帰りたい人のために、邪魔にならない出入り口を用意するとかね♪ / valkil ( 2003-01-31 13:09 )
ボクが世界征服したらスタッフロール中に目の前横切ったら無礼討ちOKという法律を…自分が映画監督になったらスタッフロールの後に一番美味しいところを持ってくる映画作ってやるのに…w(当然公開前はそのことは内緒) / れすた@PSO ( 2003-01-30 17:10 )
上映前ならいいんですよ、予告始まる前ならね。でも、どんな感動作も、マヨネーズとソースの匂いつきぢゃ、ちょっとなー。土曜、あたしもマイカルです。大宮ですが。元祖椅子の背キッカーのししょーと二人、どういうことになるだろーか、と今から不安かも(爆) / valkil ( 2003-01-30 16:59 )
たこ焼き…持ち込んだ事ありますwだってマイカルSATYの食品売り場の一角に“銀たこ”があるんですもの(^-^;;; 上映前にキチンと平らげましたけどね(^-^; あと、泣き出しそうな乳幼児とそれをしつけられない親も持ち込んで欲しくないです…w / れすた@PSO ( 2003-01-30 16:50 )

2003-01-30 読書ネタ おまけ

妹が本を珍しく薦めてくれた。
アカデミー出版のダニエル・スティール作品。

…ダニエル・スティールは苦手なんだよな。ちょっとこじゃれた、きもちドロドロっぽいハーレクインロマンスみたいで。

しかもアカデミー出版ったら、あたしが「戸田奈津子」「松浦美奈」の字幕と同じくらい苦手な超訳ぢゃないですか。

…10頁もいけませんでした。あれ、ほんとに日本人に合うように訳してるんか?
絶対文章変だよ、気持ち悪いもん。「超」とかついてるからごまかされてるだけで、ほんとはただの訳し下手なんぢゃねーのか?

とっかかった読書を挫折するのは好きぢゃないんですけど、やっぱ超訳は駄目だー。
シドニー・シェルダン「ゲームの達人」「明日があるなら」「真夜中は別の顔」「私は別人」を
どうか永井淳さんが翻訳しなおしてくれないもんでしょーか、50倍面白くなると思いますが…無理でしょーねえ。

先頭 表紙

2003-01-30 続きです

昔むかしの物語(アリサ・クレイグ)
すっげーなー。シャーロット・マクラウドってー(アリサ・クレイグは彼女の別名義)。
彼女の書くシリーズものって全部大好きなんだけど(一番好きなのはシャンディ教授シリーズ)

このジェネット&マドックのシリーズも、いいです。
重たくない、ドロドロしない。陰惨な殺人事件が起こっても、読後感は非常に良い。
温厚穏やか存在感ばっちしのサー・エムリンが、孫娘のことになると子供のようにムキになる姿に大笑いしちゃいました。

ちょっと気になるのは、ここ数年新作が出ていないこと。
…1920年生まれってーから、亡くなったんぢゃないといいんだけども。


●狩人の夜(デイヴィス・グラップ)

出ていたのか、これ!!
本屋で発見して慌てて購入。

大不況時代のオハイオ川流域。父を亡くした幼い兄妹の前に現れた伝道師は、
右手に「愛」、左手に「憎悪」の刺青をしていた。
彼に心を許していく母と妹パール。そしてジョンの悪夢が始まる。

伝道師は狩人。獲物を手に入れるためには手段を選ばない。その歪んだ意志に子供たちは追いつめられて…


映画の方を10年以上にわたって「観たい!!」と騒いでいて、一昨年やっと観ることができました。
(観たいと思ったのはキング「死の舞踏」の一文が原因)
うなじのあたりの毛が、ちりちりぞわぞわしてくるような怖さがたまりませんでした。

そして原作…凄い。映画は原作に比べたら、まだ怖くないほうだったんだ…
じわじわ忍び寄ってくる、どよーんとした恐怖。

ロバート・ミッチャムがあまりに強烈だったもんで、そのイメージで読んでいたですが
「うをををを、うわわわわわ」
言葉にならないような声を心の中であげ続け、しまいにゃ絶句。今朝、電車の中で読み終わって「ふうー」。

この感じは「鬼が来た!」を初めて観た直後に、ちょーっとだけ似てるかも。

宮部みゆきさんの「私のオールタイム・ベストテン」に入る作品らしいですが(帯にそう書いてあった)、
【彼女(あ、知合いみたいな言い方。えらそーだな)ってあたしと感性似てるのかな、ちょっと】なんて思って
無意味に嬉しくなっちゃったりしました。


2003年1月のbPは、いまんとこ「狩人の夜」です。

今現在、「読書したなー」って充足感はあるけど、すっごーく気分が重たくなってるから、ちょっと軽いものが読みたくなってます。
人に貸してた「敵」(筒井康隆)が返って来たから、これ読もうかな。
これもなんだかんだでちょっと重いけど、いきなりマクラウドとかにいくよりは、ちょうど中間ってとこでいいのかも。


んー、やっぱ翻訳物が多いなあ。
確か国内作品を読んでみるって新年の目標で決めたのに。

よし、筒井さんは多分今日中に読み終わるから、明日からは山本周五郎「樅の木は残った」を再読しよう。決定。
…後半を電車とかの公衆の面前で読んでしまわないようにしないとな。

(今朝、前に立っていた女性がいきなりしゃくりあげ状態で泣きはじめました。
持っていたのは「壬生義士伝(下)」
…大丈夫、同じ失敗をしてしまったのはあなただけぢゃないから。ちょっと嬉しかったあたしなのでした)

今年は何冊新しい本と出会えるかなー。
読書量はそう少ない方ではないと思うけど、好きな本は何度もボロボロになるまで読むから、作品数はそう多くないんですわね、あたし。

うん、ま、読書は映画やゲーム同様生活の一部だから、読んだ作品数とかこだわらずに、好きにやってればいいんだろうな、と。

先頭 表紙

2003-01-30 今年に入って読んだ本

●フェニモア先生 墓を掘る
●フェニモア先生 人形を診る
(ロビン・ハサウェイ)

かなり面白かった。シリーズものらしいんだけど、この二冊しか翻訳されてないようで、非常に残念。
どうも最近ユーモア・ミステリーってジャンルが異常に好きになってきた。疲れてるのかなー。


●老人達の生活と推理(コリン・ホルト・ソーヤー)

読むものがなくて駅の売店で買った「氷の女王が死んだ」が面白かったので、シリーズ一作目のこれを買ってみました。
高級老人ホームが舞台なんだけど、出て来るおばーちゃんおじーちゃんがみんな曲者で、可愛いし面白いし、抜群。


●青の炎(貴志佑介(字が間違ってるかも…) )

…んー、どうなんでしょうねー。
読むものがなくて、駅の売店で「とりあえず」って買ったんですけども。

「悪くはないんだけどなー」ってとこですかね。こういうのって好きぢゃないなー。
「黒い家」「クリムゾンの迷宮」が面白かったから、ちょっと期待する部分が大きかったのが敗因か。
【ま、所詮ガキんちょの考えたことですからねー】ってのは、言っちゃいけないことなのかな。

うん、貴志さんの本が全部うちの本棚に並ぶってことはどうやらないみたい。


(続きます)

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