中国人の群集の中に放り出された、私たち、3人の日本人駐妻。
もしかして、もしかして・・・・
とんでもないツアーに申し込んじゃったの!?
と、ワクワクが一掃され、不安で一杯になる。
だって、周りからは、英語すら聞こえてこないんだもの。
さて、なんとか、目的のバスに乗ることが出来ました。
座席は、なぜかツアコンの真後ろ。
中国語が出来ないから、お子様扱いってかんじ?
ホッとして、周りを見回せば・・・・
予想した通り、バスの中は、私たち以外全員チャイニーズ。
ツアコンもチャイニーズ。
てことで、旅行の日程表から、車内のアナウンスまで、
英語ではなくすべて容赦なく中国語。
英語の説明もしてくれるものだと思っていた私たちは、ショックを受けた。
英語だって満足に出来ないのに、すべて中国語、困り果てた私たちは、
近くにいたマジメそうな青年に通訳を頼んだ。
彼は快く引き受けてくれたのだが・・・。
コレが全ての始まりだった。←By 九死に一生スペシャル
そのことは、おいおい語っていきましょう。
スケジュール表によると、一泊目はラスベガス(賭城)泊。
だけど、夕暮れ時になってもまわりはまっくらな砂漠が延々と続く。
行ったことないけど、ラスベガスってとっても明るい街だという印象は持っていたので
いったい何事?と3人には不安が募る。
そして、そのまま砂漠の中のショボイ街に入ると、これまた、ショボイモーテルに到着。
ここ、ラスベガスなの? 百歩譲って、街のはずれ?
とあくまでスケジュール表とにらめっこの私たち。
とにかく、訳解らんまま、バスを下ろされた。
そこで、なにげに去っていく例の青年をとっつかまえると、
「予定が変更になり、まず、グランドキャニオンに行くことになった。
夕食はついていないので、適当に各自食べること、明日は4時出発だ」
ということを、悪びれる事なく教えてくれた。
そんなのあり〜?
そして青年よ!
なぜ、教えてくれない!! ( ̄□ ̄; )
と、イカリモードの私だったが、これからも世話にならねばならないので、
「おーまいがっ! あいわずべりぃさぷらいずど!」
とだけ、言ったに留まった。
その参へつづく ・・・旅はまだまだ初日なのだ |